5月16日5月16日首位ロッテが来春からオーストラリアキャンプを検討していることが16日、分かった。鹿児島キャンプを続けているが、今年は初日に雪に見舞われるなど、悪天候と寒さに苦しめられた。またメーン球場と室内、サブ球場が離れ、車の交通量も多いなど問題点が指摘されてきた。
ロッテが2006年も鹿児島キャンプを継続することが決まった。瀬戸山代表は16日、「（2月の）前半は他の場所になるかもしれないが、鹿児島から離れることはない」と明言。鹿児島市は今季、千葉マリンの左右の両翼フェンスに広告を出してロッテに協力。主催試合ではイモ焼酎などの名産品を観客へのプレゼントとして提供し、キャンプ継続をアピールしてきた。
しかし、気候の問題は解消されていない。今春は雪、雨、低温と悪天候続き。既に豪州のジロング市を視察しており、バレンタイン監督は「暖かい方がいいトレーニングができる」と話している。瀬戸山代表は「1ヶ月全て鹿児島でやるかは決まっていない。監督の意向次第だが、前半を他の場所にする場合は豪州になる可能性が高い」と海外で第1次キャンプ、鹿児島での第2次キャンプを本線に調整を進めていく方針を明らかにした。
イースタン、ウエスタン両リーグ12球団の監督会議が16日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、フレッシュオールスターゲーム（7月24日、宮崎サンマリンスタジアム）の出場選手を決めた。
注目のダルビッシュ有投手（18）は高卒新人ながら実力と話題性が評価されて選出された。巨人と楽天からは1軍ローテーションで活躍中の野間口貴彦投手（21）、一場靖弘投手（22）が選ばれ、再び直接対決する可能性が出てきた。全イ軍の指揮を執るのは日本ハムの岡本哲司2軍監督、全ウ軍は中日の佐藤道郎2軍監督（58）。両軍のメンバーは今月下旬に発表される。