わたしはかもめ2005年鴎の便り(5月)

便

5月23日

李、上原からパ新の6戦連続弾狙う[ニッカン]

李承Y外野手が、巨人上原打ちでパ・リーグ記録の6試合連続本塁打を目指す。チームは23日、24日の巨人戦に備え長野へ移動。李は「巨人には韓国人プレーヤーもいたし、韓国でも取り上げられていた。知らない存在ではない」と意欲を燃やした。初戦先発が予想される上原は、一昨年秋の五輪アジア予選でともに母国代表として戦った。直接対決はなかったが、当時からビデオなどで詳細に研究。「コントロールがいい投手。変化球もいい」と印象を話した。

前日は中日中田のフォークをとらえた。「フォークが落ちずに、そのまま来たところを打つことができた」と5試合連発を決めた。上原もフォークが武器だけに「注意?やはりフォーク。コントロールミスを逃したくない」と表情を引き締めた。パ記録の6連発、日本記録の7連発も視野に入って来たが「頭の中に(狙う意識が)ある時点で勝負は終わり。いい投手との対戦に集中したい」と強調した。

◇交流戦弁当

ロッテが27日から千葉マリンで行われる横浜との3連戦で交流戦弁当を発売。中身はカニ詰めフライ、肉しゅうまい、サケの包み蒸しなどで1日、600個を販売する。

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李、上原失投待つ[報知]

◇「まともには打てない」

ロッテの李承Yが巨人・上原の失投狙いで6戦連発のパ・リーグ記録に挑む。23日、チームと共に長野入りした李は「まともなら打てない投手。自分のスタイルを崩さず、コントロールミスを待ちたい」と好球必打に徹する考えを明かした。

イメージはつかんでいる。昨年のアテネ五輪予選時には韓国の主砲として、上原を研究済み。当時は対戦こそなかったが、「制球がいい。フォークには気をつけようと思っていた」という。「本塁打を意識したら、そこで終わり。いい投手との対戦を楽しみたい」と対決に胸を躍らせた。

5月に入り、打率4割超と確実性も増した。年間56発を放った03年も、5月には15本塁打を量産。韓国時代の恩師でもある金星根コーディネーターは「下半身の使い方を思い出したようだ。03年より、今の方がいい」と話した。勢いそのままに、セ界のエースを打ち砕く。

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なぜ長野で…?ロッテ“パ首位”の意地見せお返しだ[サンスポ]

長野駅に到着したロッテナインの顔はどこか沈んでいるようにみえた。

貯金19でパ・リーグの首位を走るロッテと、交流戦首位・巨人の“首位攻防戦”。ところが第1戦は24日に長野でナイター。翌朝、東京に移動して東京ドームでナイターを2試合の変則日程だ。

「選手は疲れると思います。1ヶ所でやってくれればいいんですけどね。まぁ、ジャイアンツの持ちゲームなので…」と井上投手コーチがポツリ。なぜ?ロッテ相手に東京ドーム3連戦だと観客動員を見込めないから?そう言葉にはしなかったが、選手の疲労を気遣った。

甘く見られたのであれば、試合でお返しするだけ。初戦の先発はここまで4勝の小野が有力。内角をえぐるシュートが持ち味で「いつも通り自分の投球をします」と史上最強打線に宣戦布告だ。

交流戦とパ・リーグの首位、どっち(が強い)の(どう)料理(するか)ショー。今季の強いロッテをお見せしまショー。

◇狙うはパ記録!李6戦連発だ

5試合連続で本塁打を放っている李承Y。第1戦の巨人の先発は上原が濃厚。初対戦に向けて「フォークがいい投手。まともに攻められたら打てない。でも、いいピッチャーとの対戦は楽しみ」と抱負を語った。6戦連発となればパ・リーグ記録。7試合連続となるとソフトバンク・王監督(元巨人)とバース(元阪神)に並ぶ日本記録となる。

交流戦24日の見どころ
李承Yは現在5試合連続本塁打。6試合連続となれば球団&パ・リーグ記録に並ぶ。一方、巨人・清水も21試合連続安打を継続中。こちらも22試合連続となればチーム歴代3位タイに浮上。2人の記録がどこまで続くか注目だ。

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選手会“野球W杯”不参加を含め検討[スポニチ]

日本プロ野球選手会が来年3月に開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に関し、不参加を含めた対応策を検討していることが23日、明らかになった。古田敦也会長(ヤクルト)らは大会がシーズン開幕直前の3月に開催される点を懸念。選手会では米大リーグ機構(MLB)の強硬な姿勢に反発する日本プロ野球組織(NPB)と“共闘”し、MLBに開催時期などの見直しを迫ることも視野に入れている。

選手会が最も問題視しているのは大会が開幕前の3月に開催される点だ。古田会長は「3月か11月かといわれたら、それは11月の方がいいと思います」と語り、アテネ五輪日本代表の広島・黒田選手会長も「3月という時期が引っかかる。シーズンに臨む上で大事な時期ですから」と3月開催への懸念を表明している。

選手会は4月27日のNPBとの事務折衝でMLBから招待状が届いたことを伝えられた。これを受けて松原事務局長らが各球団を回った結果「調整が難しい」「W杯後に開幕では公式戦が盛り上がらない」などの声が強まり、不参加を含めた対応を協議している。

WBC開催についてはNPBが11月開催や、組織委員会を設立し大会を運営することをMLBに要望してきた。しかし、MLB側は主催権を譲らず、開催時期も3月に決定した。選手会はNPBのこれまでの交渉姿勢を支持。MLB側の横暴ともいえる大会開催に“共闘”して対抗することも検討している。

NPBは25日に開かれる実行委員会で大会参加について各球団の意見を吸い上げることになっている。選手会ではそれを前に24日、実行委あてに開催時期の見直しなどを求める文書を提出する予定だ。NPBがMLBと再交渉することを想定し、NPBをサポートすることが狙いだ。また選手会はMLB選手会との意見交換も考慮している。日米が対立するWBC参加問題は簡単には決着しそうにない。

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