わたしはかもめ2005年鴎の便り(6月)

便

6月16日

久保無念「複雑…」

久保は降雨中止に無念の表情を見せた。「さあこれから、という時に『お疲れさま』と言われてしまった。とても複雑な気持ちですね。天候には勝てない」と話した。交流戦4勝1敗と好調と維持してきた。「大事な試合だし、日本シリーズみたいなものだと思っていた」と振り返った。

久保
「投げたかったですね。特にプレッシャーは感じていません。自分のピッチングをすることだけを考えて準備していました。とにかく、言われた試合でしっかり投げるだけです。」

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清水先発!久保中継ぎ!豪華リレーでボビー決める[報知]

予想外の雨天中止に、バレンタイン監督は少々あきれ返っていた。「昨日も含めて、我々はもっとひどい雨で10試合以上を戦ってきた」。15日は強い雨の中、試合を強行。この日は前日より弱い雨だったが、ヤクルト側は中止の決断を引っ張った末、試合開始25分前に中止を発表した。

勝って賞金5000万円を獲得するはずだった。先発予定だった久保は「日本シリーズみたいな雰囲気で、色んなプレッシャーがかかるし、いい練習になると思ってたんですが…」とガックリ。強心臓ルーキーはこの大1番を「仮想・日本シリーズ」と位置づけていただけに、拍子抜けした様子だった。

ソフトバンクが勝って、単独Vはまた持ち越しとなった。しかし、雨の恩恵もある。17日は万能タイプの久保を中継ぎに回し、エース・清水を先発させる必勝態勢を敷くことが可能になった。清水は「準備はしています。勝って締めたい?そうですね」と意気込みを見せていた。

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諸積が恒例ダイブ…ビジター初敢行[サンスポ]

雨天中止が決定すると、左翼席のファンが「モロ!モロ!」と諸積に得意のパフォーマンスを要求した。それを聞いたベテランはベースランニング。一塁、二塁、三塁にスライディングし、本塁にはヘッドスライディングを見せた。「最高!!」「風邪ひくなよ」と声援がとぶなか、諸積は「ビジターでやったのは初めて…」と照れ笑い。ソフトバンクの勝利で単独Vは持ち越されたが、チームのムードは最高。17日のヤクルト戦に勝って、自力でライバルを振り切る。

データBOX
ソフトバンクが横浜に勝ち、交流戦23勝12敗1分け、勝率.657で終了。首位のロッテは、17日のヤクルト戦で勝つか引き分けで単独1位。負ければソフトバンクと同率1位となる。

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ロッテ交流戦単独首位へ清水先発[ニッカン]

既に交流戦勝率1位を決めているロッテが、17日のヤクルト戦(神宮)に勝って“完全優勝”で締めくくる。16日の同戦が、試合開始直前に雨で中止。同率1位の可能性を残すソフトバンクがこの日夜、横浜を下し23勝12敗1分けで交流戦を終えた。ロッテは23勝11敗1分けのまま。

仕切り直しとなる今日の最終戦で、賞金5000万円総取りか、折半の2500万円ずつかが決まる。エース清水が登板する見込みだが、本人は「(先発は)誰だか本当に分かりませんよ」。もっとも「いつでも投げられる準備はしてきた」と話した。

バレンタイン監督は直前での降雨中止に「今まで10回ぐらい、このような雨で戦ってきている」と不満そうだった。交流戦単独優勝か否かが注目されるが「交流戦のために戦っている訳じゃない。シーズンを通して戦っている。明日もその1つだ。全力でプレーするだけ」と話していた。

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W杯に日本側が参加拒否を示唆[スポニチ]

来年3月開催が予定される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の参加問題で日本プロ野球組織(NPB)と米大リーグ機構(MLB)、MLB選手会の代表者による話し合いが16日、都内ホテルで行われた。

NPBはこれまでMLB主導の大会運営や利益配分に反発。見直しを求めてきたが、MLB側はこの日の話し合いでも譲歩せず、事実上の“ゼロ回答”。MLB選手会のジーン・オルザ最高運営責任者は「日本が懸念していることについては解決できたと思う」と強調したが、阪神・野崎取締役連盟担当は「(条件は)全く変わっていない。不参加?それも当然ある」と語るなど参加拒否の可能性も示唆した。NPBは20日の実行委員会で同問題を議論するが、巨人・清武球団代表は「なるべく早く回答しなければいけない」と話した。

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W杯米の歩み寄りなし[報知]

米大リーグ機構(MLB)が来年3月の開催を目指しているプロ野球のW杯「第1回ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)への参加を巡り、日本プロ野球組織(NPB)の国際関係委員会(委員長=日本ハム・小嶋武士オーナー代行)など7球団が16日、東京・高輪の新高輪プリンスホテルでMLB関係者らと協議した。

来日したMLB国際業務部のポール・アーチー副代表、同選手会のジーン・オルザ最高運営責任者は「NPBの懸念が解決できた。いい方向に進んでいる」と楽天的。一方、NPB側は「(条件の)見直しはない。球団によって参加、不参加など意見が分かれるでしょう」(阪神・野崎連盟担当)などと、米国側の歩み寄りがないことを明かした。20日の実行委員会で再度検討し、MLBが参加国を発表する7月12日までに結論を出す。

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MLBが国別対抗戦でNPBに説明[ニッカン]

来年3月に初開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」を主催する米大リーグ機構(MLB)と同選手会の幹部が16日、東京都内のホテルで日本プロ野球組織(NPB)の代表者らに対し、日本側が不満としている大会運営方法などに関して説明を行った。

MLBのポール・アーチー副会長は「内容は話せないが、いくつかあった懸念事項について話し合った。いい方向に進んだと思う」と説明した。

NPB側は今後、20日の実行委員会で協議し、参加について検討する。出席した巨人の清武代表は「(20日に)結論が出るかは分からないが、なるべく早くやらないといけない」と話した。

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