わたしはかもめ2005年鴎の便り(6月)

便

6月19日

ボビー&11選手CM撮影、名演技披露[ニッカン]

ロッテがCM界でも好感度「首位」を目指す。19日、千葉マリンでロッテのグリーンガムのCM撮影を行った。バレンタイン監督と清水、渡辺俊、西岡ら選手11人が、会社員を勇気づけるという内容。約5時間の撮影で名演技を披露した。チームは今季、開幕直後から首位を走り、交流戦でも優勝を飾った。取材も殺到し、サブマリンの渡辺俊や、イケメン右腕の小林宏ら知名度も飛躍的に上がった。チーム単位でのCM出演はこれが初めて。「元気のいいイメージを生かしたい。商品とチーム、相乗効果で売り出したい」と球団関係者は説明した。

CMは7月下旬から全国一斉に放映される予定。野球に縁遠い視聴者もファンに取り込む作戦だ。バレンタイン監督は「ファンと球団が良い関係なので、それを商品に広げたい。選手の露出が多くなれば、ファンに身近な存在になる」と期待した。CMは『僕らも頑張ってます」と選手が語りかける内容。お茶の間の好感度アップで、再び勢いに乗る。

◇出産

山北茂利投手(27)の麻美布陣(27)が16日に岐阜・多治見市内の病院で第一子となる長男を出産。3426グラムで、母子共に健康。

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交流戦V賞金はボビー辞退、2軍分配も[スポニチ]

バレンタイン監督が交流戦Vで獲得した“優勝ボーナス”を辞退することが分かった。17日のヤクルト戦(神宮)を制し、ゲットした賞金5000万円。既に球団とユニホーム組で折半することは決定していたが、現場サイドの2500万円の分配方法を指揮官が決定した。

「126人全員に、うまくいき渡るようにしてある。1軍だけでなく、2軍選手、スタッフも何らかの形で1軍の勝利に貢献していると考えている」。

これには1、2軍コーチ陣はもちろんスコアラー、スカウトも含まれている。優勝への貢献度などを考慮した“ボビー査定”により「1人当たり10〜40万円程度」(球団関係者)とある程度の金額差は生まれるが、チーム全体に特別手当がしっかり支給されるように配慮されている。

ところが126人の中に指揮官が含まれていない事実も発覚した。「臨時ボーナスで何を買うか?これは(優勝して)監督の顔を立ててくれた人達のために使うんだ。監督のところには何も入ってこないよ」と分配“放棄”を明言。それでも「勝利の発奮材料となれば安いもの」とばかりに、リーグ戦再開へ向けた千葉マリンの全体練習では笑顔が絶えなかった。

◇余裕のローテ編成

21日の日本ハム戦(千葉マリン)から再開されるリーグ戦は余裕のローテーションで臨むことになった。今月は残り6試合。21日に先発するセラフィニを中6日で28日のソフトバンク戦(千葉マリン)に先発させることもできるが「先発を無理して中継ぎに回すことはない」(井上コーチ)とその後は渡辺俊、清水、久保、小林宏、小野と回していく方針だ。

◇5時間かけCM撮影

全体練習後、千葉マリンで本社の主力商品「ロッテガム」のCM撮影にバレンタイン監督以下、小林雅ら選手11人が参加した。仕事の重圧に悩む女性会社員に、ナインが「プレッシャーなんて毎日だよ」とガムを手渡してリラックスさせる内容。約5時間とハードな撮影にもバレンタイン監督は「選手の露出が増えれば、もっとファンと身近な存在になれる」と新たな効果を期待していた。

◇ダル3位以内確保へフル回転

3日ぶりに日本ハムナインは札幌ドームで約2時間の調整を行った。ヒルマン監督はプロ初先発初勝利を飾ったダルビッシュについて「個人成績は大事だがプレーオフに行くことが重要。そういうこと(新人王)は気にせず使っていく」と明言。97年には2勝を挙げた矢野に翌年の新人王の資格を残すため規定の30イニングを超えないよう2軍に落としたが、その後は未勝利。ダルビッシュに関しては戦力と考え、3位以内確保への使者として望みを託す方針だ。

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ロッテ初!ボビー&小林雅ら11選手で「グリーンガム」CM[サンスポ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督と小林雅英投手ら11選手が19日、千葉マリンスタジアムで自社製品「グリーンガム」のCM撮影に臨んだ。これまでもロッテ製品にバレンタイン監督や選手個人が起用されたことがあるが、チームで出場するのは初めて。強くなればCMのオファーも来る!これぞ首位効果だ。

まるで映画『メジャーリーグ』のワンシーン。映画では弱小球団インディアンスが快進撃を続けていく中で、成功者の象徴であるカード会社のCMにチーム全体で出演するのだが、この日のロッテがまさにそう。指揮官と11選手がシーズンさながらの元気の良さで、約5時間にも及んだ撮影を終えた。

「選手が露出すれば、ファンの皆さんにも、身近になる」と日米監督通算1300勝まであと1勝と、リーチをかけているバレンタイン監督も大歓迎。

7月末から放映されるCMは、選手が仕事に疲れたサラリーマンとOLを励ます内容。昨年もバレンタイン監督が単独で自社製品のCMに出演したが、ロッテのガムで1番歴史が古い『グリーンガム』にそれも多数の選手が出演するのは史上初だ。

映画では最後はプレーオフ進出でハッピーエンドになるのだが、今やファンはプレーオフ進出は当然、昭和49年以来のリーグ制覇を確信している。もちろんそのときにはCM依頼が殺到しているはずだ。

◇賞金はみんなで

交流戦の全日程を17日に終え、完全休養日を1日挟んで、この日から練習開始。午前10時からシートノックや打撃練習などで約3時間、選手は汗を流した。交流戦で得た5000万円は現場とフロントで折半するが、現場に与えられる2500万円の使い道についてバレンタイン監督は「2軍の選手やスコアラー、スカウトも優勝に貢献してくれた。みんなにお金がいきわたるようにしたい」と説明した。

◇黒木が2軍戦で5回3安打無失点の好投

イースタン・インボイス戦(上尾)に、黒木が先発。5回3安打無失点と好投し「久し振りの試合だったが、コントロールが良かった」と納得の表情だった。前回5月14日のヤクルト戦(ロッテ浦和)の登板で右ひじの違和感を訴え、2回2/3で降板。約1ヶ月ぶりのマウンドとなったが「あとは明日の肩、ひじの様子を見て次回の登板に備えます」と話した。

◇山北に第一子

山北茂利投手(27)の夫人の麻美さん(27)が16日、岐阜県多治見市内の病院で長男(第一子)を出産。3426グラムで、母子共に健康。

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ロッテ「黄金の6人」で余裕ローテ[報知]

ロッテは19日、交流戦後初となる全体練習を行った。首脳陣は改めて清水、渡辺俊ら好調な先発陣に対して絶大な信頼を寄せ、21日の日本ハム戦(千葉マリン)から再開されるリーグ戦は最初の10日間で6試合しかない余裕の日程だが、ローテーションは不変。この2人に、セラフィニ、小林宏、久保、小野を加えた「黄金の6人」が1試合ずつ先発する。

まずは“超余裕ローテ”でリーグ戦再開を迎える。井上投手コーチは「今はみんないい。無理して誰かを中(継ぎ)に入れることはない。7月は6枚で回さなきゃいけないしね」と先発陣の中継ぎ待機、ファーム調整を否定。6投手がそれぞれ中10日前後の間隔をあけて順序よく先発する。

「黄金の6人」が好調をキープしている上に、十分な登板間隔で先発できるため、1、2軍との“壁”がさらに厚くなった。ファームで昇格の日を待つベテラン達も簡単には1軍復帰できない状況だ。

この日、完全復活を目指す黒木がイースタンのインボイス戦(上尾)で右ひじの違和感がなくなってから約1ヶ月ぶりの実戦登板。5回無失点の内容に「ボール、コントロールは良かった」と自画自賛したが、バレンタイン監督は好投をたたえながらも昇格時期については明言しなかった。

指揮官は黒木以外にも加藤、手蔦の名をあげて「シーズンが終わる前に、1軍の試合で勝利に貢献してくれる姿があってもおかしくない」と、投手陣が手薄になりがちな夏場以降の活躍を期待した。質量とも十分すぎる投手陣を無理なく起用して、ロッテは余裕の逃げ切りをはかるつもりだ。

◇2500万円126人で分配へ

交流戦の優勝賞金5000万円のうち、現場に入る2500万円の使い道についてバレンタイン監督は「現場にいるチーム全員、126人で分配できるようにしたい」と話した。金額に若干の差は出るが、2軍、スカウト、スコアラーに対しても分配することになる。「彼らも何らかの形で1軍の勝利に貢献してきたのだから」とチーム一丸でつかんだ“初代王者”であることを改めて強調した。

◇CM撮影5時間、ナインぐったり

この日、練習後にバレンタイン監督、清水ら11選手が本社商品「グリーンガム」のCM撮影に臨んだ。選手を含め、チームが登場するのは球団初の試み。清水は「これで知名度が上がれば」と話したが、ほとんどがCM撮影の経験がない選手ばかり。内容は仕事に悩むOLをナインとボビーが励ますストーリーとなっているが、選手の方に疲労の色が…。指揮官も「こんなものだとは思っていたが」と約5時間にも及んだ撮影時間にため息だった。

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12球団実行委でW杯問題など討議[スポニチ]

プロ野球12球団は20日、都内で実行委員会を開く。来春3月のワールドベースボールクラシック(WBC)への対応問題は主催の大リーグ機構、同選手会からの回答期限が今月30日と迫り、結論が急がれる。日本側は運営方法や収益分配で異議を唱えており、不参加も含め12球団で協議する。構造改革問題では自由獲得枠・完全ウエーバー制などのドラフト制度改革や、史上初めて導入した交流戦の成否、改善案などで意見交換を行う。

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