わたしはかもめ2005年鴎の便り(6月)

便

6月25日

オリックス9−2千葉ロッテ(スカイマーク)

オリックスが15安打で9点を奪い、ロッテ戦の連敗を3で止めた。オリックスは2回に先制すると、北川の12号3ラン、13号ソロや、ガルシアの3安打2打点の活躍などで着実にリードを広げた。投げては先発・吉井が7回途中まで2失点に抑え、1988年以来の開幕4連勝をマーク。チームも連勝で借金を5に減らした。ロッテは、先発・小林宏が今季ワーストの6失点と崩れ、自身の連勝は7でストップ。打線も散発7安打で2点に抑えられ、チームはレギュラーシーズン初の3連敗を喫した。

123456789R
千葉ロッテ0000011002
オリックス01410021x9
小林宏
「野手の間にボールが飛ぶということは、勝負球が甘いということです。きっちり投げないといけないですね。オリックスへの苦手意識はないです。ボールはいつもと同じくらいでした。ただ、勝負どころで甘く入ってしまいました。」
井上コーチ
「小林宏の調子は悪くなかったが、粘り強く投げられなかった。この暑さがあったのかもしれないね。特に苦手意識はないでしょう。メンバーも代わっているからね。まあ勝負にもいっているから、勝ち負けは仕方がないでしょう。」
川井
「状態は悪くないけれど、ここ1番の勝負球が甘く入っています。ここというところで今1つ力がない…。結果が欲しいけれど、焦らず、自分の力を信じて頑張るだけです…。」

ページトップ

ロッテ3連敗、今季最多の15被安打[ニッカン]

今季2度目の3連敗を喫した。交流戦MVPの小林宏が3回に6連打で4失点、オリックスに昨年から白星なしの4連敗。今季最短5回で降板した。投手陣は今季最多タイの15安打を許した。打線もメッツ時代のバレンタイン監督、ベニー、フランコの同僚・吉井に抑えられた。ヒット性の打球が野手の正面を突き、逆に相手の詰まった打球が野手の間に落ちる不運な展開が続いている。バレンタイン監督は「たまたまそういうことが重なっただけ。吉井は球種が多彩で緩急もつけていた」と冷静に振り返った。

小林宏
「野手の間に打球が飛ぶということは、勝負球が甘いということ。オリックスに苦手意識?それはない。」

ページトップ

ロッテ3連敗で首位陥落のピンチ…小林宏5回6失点[サンスポ]

7連勝中の小林宏が連打を浴び、今季最短の5回6失点で降板。右腕の乱調が、そのままチームの3連敗につながった。「調子は悪くなかった」と小林。井上投手コーチは「粘りがない。暑さもあったのかな」と首をひねった。リーグ戦再開後に勝てないチームに、野手からは「うちは負け癖がある。早く気持ちを切り替えないと」の声も…。首位陥落のピンチだ。

「負けたらどれだけ打っても駄目。進塁打が必要なら打つし、スライディングもする。自分の体を犠牲にしても、チームを引っ張りたい。」

ページトップ

小林宏、最短5回KOロッテ3連敗[報知]

◇3回6連打最多6失点

オリックスが2回に1点を先行、3回にはガルシアの適時打、北川の3ランで4点を追加。終盤にもガルシア3号に続き北川のこの日2本目となる13号ソロなどで加点した。吉井は6回0/3を2失点で4連勝。ロッテは今季2度目の3連敗。

鮮明だったVロードがかすんで見えた。サングラス越しに敗戦を見届けると、バレンタイン監督は静かに切り出した。「相手の打ち取った打球がヒットになり、こちらのいい当たりは野手の正面にいった」。4点差に迫った7回1死一、二塁。西岡、堀のライナーが続けて外野の正面を突き、反撃は断たれた。今季2度目の3連敗。無類の強さを誇った交流戦とは一転、連敗ロードに迷い込んだ。

勝ち運の強さは、相性の悪さにかき消された。交流戦のMVP、7連勝中の先発・小林宏は、最速147キロをマークするなどキレ味十分だったが、不思議と勝負球だけが真ん中に入った。3回に6連打を浴びるなど今季最多の6失点で今季最短5回KO。オリックスには昨年から勝ち星なしの4連敗となり「調子はいつもと同じだけど、勝負所で甘くいった」と首をかしげた。

打線も5回まで2安打と吉井を打ちあぐねた。メッツ時代の恩師、バレンタイン監督も「多彩な球種を使い分けて緩急をつけていた」と脱帽するしかなかった。

この日、球場にはホラー映画「ザ・リング2」の貞子がイベントに登場して、ファンを沸かせていた。“貞子の呪い”ではないだろうが不運続きの敗戦で、リーグ戦再開後の3連敗。実力と強運が噛み合って首位を走ってきたロッテが修羅場を迎えた。

ページトップ

古田WBC参加 回答保留を強調[報知]

労組・日本プロ野球選手会の古田敦也会長(ヤクルト)は25日、野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC=来年3月開催)の参加について、改めて7月22日の選手会臨時大会まで回答を保留することを明かした。24日に選手会は日本プロ野球組織(NPB)と事務折衝を行い、米大リーグ機構(MLB)が設定した30日の回答期限内での結論の見送りを訴えたが「とりあえず始めなきゃいけないという訳じゃない。締め切りと言われても、こっちにだって都合がある」ときっぱり。NPBは選手会に大会参加のメリットを文書化し、提出する予定だが「求めるメリット?向こう(NPB)が言ってないなら、そこまでだよ」と明言を避けた。

ページトップ

西武球団買収の意向変わらず…インボイス・木村社長[サンスポ]

西武の2軍などのネーミングライツ(命名権)を持つインボイスの木村育生社長は25日、同社の株主総会で、あらためて西武球団の買収に前向きな姿勢を示した。

新球団の楽天がプロ野球参入を表明した際、またインボイスの球団買収の意向が報道された後に株価が下がったことがあるためか「チャンスが与えられれば是非やってみたいが、すごく大変なことだと思う」と、控えめに話した。

ページトップ

インボイス株主総会で西武買収意欲[報知]

西武の2軍とドームのネーミングライツ(命名権)を取得している情報通信サービス業・インボイスの株主総会が25日、都内で行われ、木村育生社長が株主を前に改めて球団買収に前向きな姿勢を示した。楽天・三木谷オーナーやソフトバンク・孫オーナーとも親交がある同社長は「プロ野球経営は本当に大変らしい」と前置きをした上で、「株主の皆様に賛成をいただいてできること。チャンスが与えられればやってみたい」と意欲を示した。しかし現在、プレーオフ圏内の3位争いをするチームを考慮し「まずは今季、日本一になってから」とシーズン中の買収話は封印した。

ページトップ

7・22選手総会で野球W杯意思決定

日本プロ野球組織(NPB)が参加の方向を示した来年3月開催予定のワールト・ベースボール・クラシックに関して、労組選手会の古田敦也会長は、あくまで7月22日の選手総会で選手会としての意思決定をする構えを示した。大リーグ機構と同選手会からは、今月30日までの返答を求められているが25日、横浜5回戦(秋田)の試合前に「細かいことはまだ聞いてない」としながら「締め切りがあると言われても、こちら側も都合がありますから」と話した。

ページトップ