7月3日7月3日西武が松坂大輔の今季2度目の無四球完投勝利で3位に浮上した。西武は1回に和田の14号2ランで先制すると、その後も着実に追加点を挙げロッテの追い上げを振り切った。先発松坂は被安打11ながらも04年4月9日近鉄戦以来となる先発全員奪三振となる12奪三振。自身32度目の2ケタ奪三振で村山実氏と並んだ。なお西武は今季3度目の先発全員安打。ロッテ先発小林宏は7回途中まで自身ワーストタイの被安打12、5失点で今季4敗目。ロッテは連敗で首位ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の3.5となった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 西武 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 |
| 千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ロッテは不安定な松坂から11安打を放っても、9残塁でわずか2得点。好機で一打を欠いて敗れ、リーグ戦再開後9試合で2勝7敗となった。バレンタイン監督は「あと一打という試合が続いている」と嘆いたが「起爆剤は必要ない。今、必要なのはポテンヒット1本だけだ」。打線が完全に湿っている訳ではなく、一時的な現象との見方を示した。首位ソフトバンクと3.5ゲーム差に離されたことにも、慌てる素振りはない。「どのチームも、9試合を切り取ったときに2勝7敗になることはある。我々は、今経験しているだけだ」と、取り合わなかった。
今季初対戦の松坂から11安打を放ったが、好機にあと1本が出なかった。リーグ戦再開後2勝7敗で、黒星は全て先制された試合。交流戦MVPの小林宏も2連敗となった。バレンタイン監督は「起爆剤は必要ない。ポテンと落ちてくれるヒットが出れば、それで十分。今迄通りチームの力を信じる」と焦りを見せなかった。
ロッテの来春のオーヅトラリアキャンプが決定し、3日、千葉マリンで調印した。1次、2次キャンプと分けて1次をビクトリア州ジーロング市、2次を従来通り鹿児島でそれぞれ2週間程度行う。ジーロング市のシェーン・ダウリング市長と瀬戸山代表らが契約書を交わした。ロッテの海外キャンプは米アリゾナ以来8年ぶり。同市はメルボルンから車で約1時間の海沿いにあり、サーフィンの世界大会が行われることで有名だ。2月は約30度の気温で、雨も少ない。キャンプ地は天然芝のグラウンドが3面あり、ブルペンなども建設中。バレンタイン監督は「気候、施設も素晴らしいという印象をもった。日照時間が長いし、十分練習できる」と説明した。
不安定な松坂から11安打を放っても、9残塁でわずか2得点。好機で一打を欠いて敗れ、リーグ戦再開後9試合で2勝7敗となった。首位ソフトバンクと3.5ゲーム差となったが、バレンタイン監督は「どのチームも、9試合を切り取ったときに2勝7敗になることはある。我々は、今経験しているだけだ」と、取り合わなかった。
ロッテは3日、来春のキャンプ前半をオーストラリア南部、メルボルン近郊のジーロングで実施することを正式発表した。この日、瀬戸山球団代表が千葉マリンスタジアム内でジーロング市長と1年の施設使用の契約を交わした。期間は2月1日から約2週間で、後半は鹿児島市で行う。
平成11年からキャンプ地は鹿児島市だけで行っていたが、天候不良などの問題があり、温暖なジーロングでの実施を決めた。バレンタイン監督は「鹿児島もいい場所だが、野球は暖かいところでやるもの。施設は素晴らしいし、日照時間も長いので十分な練習ができるだろう」と話した。
豪州でのキャンプ実施は中日、ソフトバンク（当時ダイエー）に続く3球団目。ロッテの海外キャンプは8年ぶりとなる。
ロッテは3日、来春キャンプを2部制に分け、1次キャンプを豪州ビクトリア州のジーロング市で実施すると発表。千葉マリンで瀬戸山球団代表、シェーン・ダウイング市長らが正式調印を行った。2月の気温が朝晩20度前後、日中30度強という温暖な気候、内野天然芝のグラウンドが3面そろうなど、施設面の充実がキャンプ地選定の決め手となった。豪州キャンプは中日、ダイエー（当時）に次いで3球団目。ロッテの海外キャンプは1993〜98年までの米アリゾナ州以来8年ぶり。2月1日のキャンプインから約2週間をジーロング市、その後は従来通り鹿児島で行う予定だ。
打線は松坂に11安打を浴びせながらも2得点。交流戦のMVP腕・小林宏も6回0/3を12安打5失点。投打が噛み合わず、交流戦後の成績は2勝7敗と“最下位”に沈んでいる。それでも「どのチームでも長いシーズンを切り取ればこんな結果の時はある」とバレンタイン監督。2日、イースタンのヤクルト戦で完全試合を達成した加藤らが2軍に控えるが「必要なのは起爆剤よりポテンヒット」と我慢の姿勢だった。
ロッテは3日、来春のキャンプ前半をオーストラリア南部ジーロングで実施することを正式発表した。期間は2月1日から約2週間で、後半は鹿児島市で行う。瀬戸山球団代表は「今年のキャンプは寒かった。その後は（第2次キャンプの）鹿児島で仕上げたい」と2月平均気温が30度という温暖な地を選んだ理由を説明。バレンタイン監督も「天然芝のグラウンドが3面。日照時間も長いようなので夜間練習も外でできる」と歓迎した。期間中には豪州代表との対戦や代表選手の練習参加も検討されている。