わたしはかもめ2005年鴎の便り(7月)

便

7月13日

期間限定ロッテ首脳陣配転[報知]

◇古賀2軍監督→1軍コーチ、佐野巡回コーチ→2軍監督

ロッテは13日、7日間の期間限定で首脳陣の配置換えを行うことが決めた。14日から20日まで、古賀英彦2軍監督(65)が1軍コーチ、佐野嘉幸巡回コーチ(61)が2軍監督を務める。黄金時代を作るため、異例のシフトチェンジを断行した。バレンタイン監督は「古賀監督に間近で1軍の状態を見てもらい、さらに詳しく1軍の現状を把握してもらいたいと思った」と話し、今後、2軍から適材適所の登用を実現することが目的と説明した。

これまでロッテは1日ごとに2軍からの報告を受けてきたが、今回の措置でいっそう綿密なコミュニケーションが可能となる。後半戦からは現体制に戻る予定で、バレンタイン監督は「後半戦以後はまた2軍から才能ある若手を送り込んでもらいたいと思っている」と期待していた。

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ロッテが期間限定でコーチを入れ替え…14〜20日まで[サンスポ]

ロッテが期間限定で、コーチの入れ替えを行う。古賀2軍監督が1軍コーチに昇格し、佐野1、2軍巡回コーチが2軍監督を務める。14〜20日までの間で、球宴後は通常の体制に戻る。バレンタイン監督は「古賀監督にはこれまで若く、素晴らしい選手を送ってもらっている。今回の決定は間近で1軍の状態を見て、現状を把握してもらいたいと思ったから」と説明した。

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古賀2軍監督を1軍コーチに昇格[スポニチ]

ロッテは、古賀英彦2軍監督(65)を1軍コーチに昇格させると発表した。1軍合流は14日から20日までで、チーム状態を詳細に把握し、2軍から適材を有効に送り込むための時限的な措置。バレンタイン監督は「古賀監督には1軍の状態を間近で見てもらい、後半戦は2軍から才能ある選手を1人でも多く送り込んでもらいたいと思っている」と説明した。この間、2軍監督は佐野嘉幸1、2軍巡回コーチ(61)が務める。

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古賀2軍監督が1軍コーチに昇格[ニッカン]

ロッテは13日、古賀英彦2軍監督を1軍コーチに昇格させると発表した。1軍合流は14日から20日までで、チーム状態を詳細に把握し、2軍から適材を有効に送り込むための時限的な措置。バレンタイン監督は「古賀監督には1軍の状態を間近で見てもらい、後半戦は2軍から才能ある選手を1人でも送り込んでもらいたいと思っている」とコメントした。この間、2軍監督は佐野嘉幸1・2軍巡回コーチが務める。

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ドラフト改革、1本化できず[ニッカン]

◇議論5時間も堂々巡り…時間切れ

ドラフト改革は方向性すら出なかった。13日、12球団代表者会議が東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、ドラフト、FA改革を中心として議論された。巨人清武代表を中心としたワーキングチーム(作業部会)が作成した案を土台として議論を重ねたが、意見は割れたままで堂々巡り。1本化するには至らなかった。19日のオーナー会議までに方向性を出す予定もギブアップ。まとまらない現状を報告する。時が進むほどに大きな改革は不可能になっていく。

◇「分離」提示も

約5時間の議論は結局、堂々巡りだった。作業部会は自由枠を1つに減らし、複数年かけて変則的にせよウエーバーを導入していく案などを示した。高校生と大学、社会人を分離するドラフト方法も提示した。しかし、他球団からは反対意見が出た。分離ドラフトについては反対意見も多く紛糾。高校生のドラフトを変えるには甲子園大会の開幕(8月6日)までがリミットとみられ、今年は時間切れといっていい。

今秋のドラフトは自由枠を1つに減らすだけで、ほぼ現状維持という点についても「それで改革と呼べるのか。ファンにどう思われるか」という反論が出た。それぞれFAとリンクするため、とても1本化には至らなかった。19日のオーナー会議で1本化した案の報告を目指してきたが、予定を遅らせるしかない。当日の午前中に実行委員会を開き、ギリギリまで議論を重ねる予定もある。しかし、基本的には意見がまとまらない現状を、そのままオーナー会議に報告する。

唯一、12球団の意思が統一されたのが報道陣の取材に対して「ノーコメント」を貫くこと。巨人清武代表は「断片的に立ち話で言う内容ではない。基本的に(各球団で)誤解を避けるために言うのはやめようということ」と説明した。

1月の実行委員会から構造改革について議論してきたが、各球団の利害が異なり、まとまらなかった。そうした状況を打破するため人数を絞って作業部会を作り、様々な角度から研究を重ねた。その結果、枝葉の部分で様々な理想論や案は出たが、根本の議論に進展はなかった。作業部会の活動は精力的だったが、3月以降、部会に改革問題を委任していた方法は失敗だったといえる。しかし、時間切れへの突入は当初から多くの代表が予想していた。自由枠を減らすだけの落としどころも早くから描かれていた。その意味では予定通りに進んでいるのかもしれない。

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ドラフト改革案1本化できず[報知]

◇19日オーナー会議前に再議論

プロ野球12球団代表者会議が13日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われた。日本ハムを除くパ・リーグ5球団と巨人で構成する作業部会が用意したドラフト改革案(1)自由獲得枠を1つ残して、段階的に完全ウエーバーなどの他の方法に移行していく(2)自由獲得枠を1つ残して2、3年後に再検討する−を柱として、社会人及び大学生と高校生の分離ドラフト、支配下選手70人枠のほかに20人の準支配下選手枠を設ける拡大案、FA権取得期間などを検討した。

5時間を超える議論の結果、改革案の1本化はできなかった。実行委員会の議長を務める小池唯夫パ・リーグ会長は「作業部会の報告を受けて意見を述べ合った。具体案?まとまっていない。まだ時間がかかりそうだ」と説明。作業部会の中心的役割を務めるロッテの瀬戸山隆三球団代表も「1本化?されてない」と話したものの、その他の具体的なことは「一切しゃべらないと、みんなで決めた」と口を閉ざした。

関係者の話を総合すると、19日のオーナー会議の前に実行委員会を招集し、再度議論する方向。各球団の利害関係一致には、もう少し時間がかかりそうだ。

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今秋ドラフト自由獲得枠「1」へ…12球団代表者会議[サンスポ]

プロ野球の12球団代表者会議が13日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、ドラフトとFAの制度改革について徹底議論した。約5時間の会議では、作業部会が示した高校生と大学・社会人の分離、自由獲得枠の1枠への削減などのドラフト改革とFA取得期間の短縮などの叩き台について議論。改革するという方向性については意見の一致をみたが、細部で意見が分かれた。19日のオーナー会議の前に実行委員会を開く予定もあるが、現状報告にとどまる見通し。今秋のドラフトは、自由獲得枠を現行の2から1へと削減する方向だが、オーナー会議後も議論が続けられる。

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ファン離れ加速しかねない議論の長期化[サンスポ]

約5時間の議論で、結論は出なかった。ドラフトとFAに関する構造改革の議論は、この日の12球団代表者会議から、19日のオーナー会議に送られた。会議室を出てきた各球団代表者には、出席者には厳重な緘口令がしかれた。

「まだ、中身は一切言えない。(会議が)終わって報告できると思っていたが、申し訳ない」と、作業部会の中心メンバーのロッテ・瀬戸山球団代表は詰めかけた報道陣に頭を下げた。

簡単に結論が出る問題でないことは、十分に理解できる。球界に蓄積した70年分の構造的欠陥にメスを入れているのだ。十分に議論を尽くす必要があるのは当然だ。

しかし今回、段階的なウエーバー移行とFA取得期間短縮を連動させた原案が、作業部会で巨人・清武球団代表らから提示されたのは5日のことだったという。4ヶ月にわたって中長期ビジョンを作成してきたメンバーでさえ、驚きをもって迎えられたものだった。「中間報告」と位置づけたオーナー会議までの短い時間で、ある程度まで一気に議論をまとめあげるつもりで、根回しも続いていたが、いかにも時間が短すぎる。

実行委員会の構成メンバーが、球団の最終意思決定権を持っている訳ではない。しかも球史にあってこれまでの決議は全会一致をもってしてきた。オーナー会議を直前に、利害に絡む問題で「全会一致」などできようもない。さらにいえば、オーナー会議の出席者でさえ、最終決定権を持たない代行者や親会社の最高経営者でない者が名を連ねている。二重、三重の意思決定の「構造」も改革しなければスピード感は得られない。

中日・伊藤球団代表は「19日で結論が出るか分からない。詰めなければいけないことがいっぱいあって、まだまだ決まらない」と話した。だが長期化の理由が明示されずに議論が長引けば、プロ野球への興味はさらに失われる。

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ドラフト改革、結論出ず[スポニチ]

ドラフト改革案のl本化が難航している。12球団代表者会議が13日、都内で開かれ、プロ野球の中長期ビジョンを策定するワーキンググループ(作業部会)がまとめたドラフト改革案を集中討議した。改革案は高校生と社会人・大学生を分離ドラフトとし

(1)
自由獲得枠「1」を残し、2、3年後にウエーバー制に移行、FA取得期限の段階的短縮
(2)
自由獲得枠を「1」とし、2、3年後に見直し

の2通り。

作業部会の主導的な役割を担った巨人は1案を推している。代表者会議では阪神、中日などが(1)案への支持を表明した。中日・伊藤球団代表は「今まで通りの考えを言いました。完全ウエーバー制でと主張しました。近い将来、最終的に完全ウエーバーを目指すというのなら歩み寄るのはやぶさかではない」と話した。その一方で、オリックス、楽天など、かねてウエーバー制移行を求めていた球団が、年俸高騰を懸念しFA取得期限の短縮に強い難色を示して事実上の改革先送りとなる2案を支持している。「10対2とか8対4とか多数決で決める問題ではない」(中日・伊藤代表)と約5時間の話し合いでも結論は出ず、19日のオーナー会議直前に開かれる実行委員会で再度協議されることになった。

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分離ドラフト、自由枠1に削減などを提案[ニッカン]

プロ野球のドラフト制度改革などを集中討議するための12球団代表者会議が13日、都内で行われ、構造改革を検討するワーキンググループ(作業部会)が詰めた改革案について協議した。作業部会からは、高校生と社会人、大学生を分ける分離ドラフトとし、高校生は入札抽選方式を実施。社会人、大学生については現行の自由獲得枠を2から1に削減するなどの方法が提案された。ともにフリーエージェント(FA)取得期間の短縮も連動している。約5時間かけて各球団が意見を出し合ったが、「まとまったか、まとまってないかといわれれば、まとまっていない」(ロッテ・瀬戸山球団代表)との状況にとどまり、合意までは至らなかったとみられる。

今回の会議内容を含めた現状は19日のオーナー会議へ報告され、その場でさらに協議する方針。

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米コミッショナー、IOCとの対決姿勢示す[スポニチ]

大リーグのセリグ・コミッショナーが12日、デトロイト市内で全米記者協会主催の定例会見に出席し、国際オリンピック委員会(IOC)との対決色を鮮明に打ち出した。12年のロンドン五輪で野球が消滅したことに対して初めて言及。「IOCの決定は悲しいこと」としながらも「そのことによって野球は何ら影響は受けない」と断言した。IOCのロゲ会長は16年以降の大会で野球が復活する条件として、大リーグのトップ選手派遣と薬物使用(ドーピング)検査の強化を挙げているが、コミッショナーは「(五輪のために)シーズンを途中で中断するつもりはない」と反論。08年の北京五輪にも協力する考えがないことを強調した。

大リーグはあくまでも来年3月に開催するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を“世界一決定戦”と位置付けている。前日の会見では第2回を09年に、その後は4年に1回、定期的に開催していくプランを披露。「現時点ではこの大会がどこまで大きなイベントに成長していくか想像できる人はいないと思う」と将来的な発展に自信をのぞかせた。

◇IOCも“受けて立つ”

IOCのデービス広報は13日、12年のロンドン五輪で野球が除外されたことについて「大リーグ機構はなぜ外されたか考えるべきだ」と指摘。また16年以降の大会についても「彼らが変わらなければ野球の競技復活はない」と語った。大リーグ機構のセリグ・コミッショナーは球宴が行われているデトロイトでIOCを批判。これを受けた発言とみられ“全面戦争”の様相も呈してきた。

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五輪復帰は「野球次第」とIOC広報部長[ニッカン]

国際オリンピック委員会(IOC)のデービス広報部長は13日、2012年ロンドン五輪の実施競技から外れた野球が、将来、復帰する見通しについて「IOCから野球に要求することはない。全ては野球次第だ」と語った。大リーグのトップ選手の五輪不参加が、野球除外の最大の理由に挙げられている。この点について、大リーグのセリグ・コミッショナーは12日に「(五輪のために)シーズンを中断することはない」と話し、大リーグ選手の五輪出場が事実上不可能との見解を示していた。

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