わたしはかもめ2005年鴎の便り(7月)

便

7月14日

李にロッテ残留要請へ[ニッカン]

ロッテが李承Y内野手に残留要請する方針が14日、明らかになった。李は昨年の不振から立ち直り、好調を維持。チームトップの20本塁打を放ち、46打点、打率2割7分2厘をマークしている。「残留して欲しいと考えていますよ。しかるべき時期に(残留への)話をしたい。そういう時がくるでしょう」と球団幹部は語った。

李はこの日、千葉マリンで打撃練習に汗を流した。11日の西武戦では右足に投球を受けたがボールと判定され、審判に猛抗議する闘争心を見せた。12日の同カードでは発奮して20号を放ち、劇的な9回の逆転勝利につなげた。球団の引き留め方針に「そういう話を聞いて素直に嬉しい」と前向きな姿勢を見せた。

ファンに強烈な印象を与える働きも見せている。5月20日の交流戦では8回2死から中日川上の完全試合を阻止する本塁打。5戦連発も記録。7月3日の日本ハム戦では、ダルビッシュから、長嶋茂雄氏をモデルにした右翼席の広告看板を直撃する150メートル弾。球宴初出場も決め、「印象深い活躍をしている」と同幹部は評価している。今季推定年俸は2億円だが、来季は今後詰める。李は「これから、もっと頑張らなくてはいけない」。優勝へ、03年に韓国で56本塁打のアジア新をマークした実力を発揮する。

◇野球教室

ロッテのボビー・バレンタイン監督が千葉マリン球場で、米アリゾナ州から日本を訪問した中学生に、野球教室を行った。

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セラフィニを二刀流で起用へ[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督が、セラフィニを先発と中継ぎの二刀流で起用する。基本的には中6日の先発ローテーションだが「彼にとって先発の間隔は長いようだ。先発した2、3日後は中継ぎに回った方が調整にもなる」と話した。12日の西武戦(インボイス西武)は8回途中から今季初の中継ぎ登板で5勝目。150キロ左腕をフル回転させて、交流戦後5勝10敗1分けと下降気味のチームにカツを入れる。

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バレンタイン監督がオールスター第2戦の応援に[サンスポ]

応援、イキマース!!ロッテ・バレンタイン監督が23日のオールスター第2戦(甲子園)の応援に駆けつけることになった。当日は甲子園近くのホテルで開かれる12球団監督会議に参加するが、その後球場で観戦予定。快進撃を続けるロッテからは今季、球団史上最多の10選手が出場するとあって、バレンタイン監督は「たくさん出場するし、初めての選手もいる。楽しみだ」。後半戦とプレーオフの頑張り次第では、日本シリーズの舞台となる可能性が高い甲子園で、ロッテ戦士の雄姿に声援を送る。

◇感謝状

来春の第1次キャンプ地を豪州・ジーロングに決めたロッテ・瀬戸山隆三球団代表(51)は14日、同国の政府観光局から感謝状を授与された。

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残って欲し「李」!ロッテ用意2年5億円[報知]

◇本人も歓迎「ありがたい」

ロッテが今オフ、今季で2年契約が切れる李承Y内野手(28)に対し、来季以降の残留を要請する方針であることが14日、分かった。球団幹部は「成績も残しているし、残留させますよ」と明言した。李は現在、チームトップの20本塁打と昨年の不振から脱出。大砲不足のロッテに不可欠な存在となった助っ人を、全力をあげて引き留めにかかる。

李は03年オフ、メジャー移籍を断念して年俸2億円の2年契約でロッテに入団。打率2割4分、14本塁打と苦しんだ1年目から生まれ変わり、今季は現時点で打率2割7分2厘、20本塁打と復活した。一昨年は米移籍を目指したように、メジャー志向の強い李だが、チームへの愛着も深く、条件次第で残留を決意する可能性は高い。

戦力面以外でも効果は大きい。韓国テレビ局がロッテ戦の放映権を買い取れば、球団には約1億円の収入が舞い込む。ロッテは昨年、ベニーと2年契約を結んでおり、李に対して1年2億円をベースに、最大で2年5億円程度の複数年契約を提示するとみられる。

現在、代理人不在の李は「今後も結果を出し続けなければいけないが(残留を望まれるのは)ありがたいこと」と歓迎した。球団幹部は「しかるべきときが来たら話をする」としており、李の代理人が確定するシーズン終了を待って、引き留め交渉に入ることになる。

李承Y(イ・スンヨプ)
1976年8月18日、韓国生まれ。28歳。慶北高から94年サムスン入団。2003年にアジア新のシーズン56本塁打をマークするなど、在籍10年間で本塁打王5度、打点王4度、MVP5度獲得。03年オフにロッテ入りするも、打率2割4分、14本塁打と不振。05年から外野にコンバート。家族は松静(ソンジョン)夫人。183センチ、85キロ。左投左打。

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来季以降も交流戦は一括開催!?[サンスポ]

7月に入り、各球団の営業担当者は来季日程の調整に着手した。既にセ・パの連盟では営業担当者が本拠地や地方球場の予約状況の確認に入っている。交流戦は今季と同様に36試合で実施されることが4日の実行委員会で決まったが、分割開催については営業レベルでの検討を経て改めて協議される予定だが、来季以降も一括開催となる可能性が高くなった。

既にセ・リーグでは営業担当者会議が開かれた。巨人戦を失い、営業的に苦戦した球団には分割を望む声もあったが、厳しい検討結果が相次いだ。「7月中旬までズレ込むと夏に高校野球の地方予選もあり日程調整が難しい。また、3連戦と予備日程がキツいので地方球場で開催できない」と、来季も一括して開催すべきという空気が大勢を占めたという。

分割では冠スポンサー(日本生命)が納得しにくい、夏休みは“稼ぎどき”だけにリーグ戦を行いたいという意見もある。逆に交流戦を地方開催にして興行権を売ってしまいたくても、3連戦がネックで売れない。巨人戦視聴率も低迷し、頼みの放映権料も下がる可能性が高い。となると、本拠地での入場料収入に賭けるしかない状況は来季も変わらない。

来季を実施して、交流戦を見直す方向だが、現状の実施方法では先細りの印象は否めない。19日のオーナー会議は構造改革などを中心に話し合われるが、交流戦を含めた経営改善の打開策へ各オーナーの積極的な議論があってもいい。

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キューバ、WBC参加は懐疑的[スポニチ]

キューバのロドリゲス・スポーツ大臣が13日、来年3月に開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に関し「キューバは大会の参加に懐疑的である。いまだ大会の趣旨など明らかになっていない」との見解を示した。さらに「商業主義的な野球大会であるなら、参加には同意できない」とした。大リーグ機構は11日にWBCに参加する16ヶ国・地域にキューバを含めて発表したが、同大臣は参加するかどうかについては、12月までに決定すると語った。

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キューバ、WBC参加懐疑的

キューバのスポーツ界首脳は13日、来年3月に行われるWBCの参加に関し、商業的な側面が強いとして参加に懐疑的な見解を示した。大リーグ機構は11日にキューバを含めた16ヶ国・地域の参加を発表している。同首脳によると、最終的な判断は12月までに行われる予定。

◇「五輪復帰は野球次第だ」

国際オリンピック委員会(IOC)のデービス広報部長は13日、2012年ロンドン五輪の実施競技から外れた野球が、将来的に五輪競技に復帰する見通しについて「IOCから野球に要求することはない。全ては野球次第だ」。米大リーグのトップ選手の五輪不参加が、野球除外の最大の理由に挙げられている。この点について、大リーグのセリグ・コミッショナーは12日に「(五輪のために)シーズンを中断することはない」と話し、大リーグ選手の五輪出場が事実上不可能との見解を示していた。

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