西武が投手陣の継投でリードを守り、連敗を3で止めた。西武は2回、高波の適時打で2点を先制。4回には片岡の6月16日以来となる3号2ラン。7回にはカブレラの適時打で1点を追加した。先発・松坂が、7回96球を投げ被安打4の無失点で8勝目。その後は、星野−大沼−三井−森とつないで逃げ切った。ロッテは、5月5日以来の先発・加藤が6回2/3で5失点。打線は8回のベニーの適時打での1点のみで連勝が4でストップ。チームの貯金は24となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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西武 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
「完全試合男」加藤が白星を飾れなかった。2、4回はいずれも2死から長打を浴び2失点。7回途中5失点で降板した。2日イースタン・リーグ、ヤクルト戦で完全試合を達成、5月5日以来の1軍登板だった。「やってはいけない点の取られ方だった」と反省していた。
加藤が6回2/3を6安打5失点で2敗目。今月2日にイースタン史上3人目の完全試合を達成、満を持してのマウンドだったが、約3ヶ月ぶりの1軍登板に緊張を隠せず「大事な試合を任されたのに…」とチームの連勝を4で止めたことにガックリ。バレンタイン監督は「ミスはあったが、内容はよかった。まだチャンスはある」と次回の先発の可能性を示唆した。
ロッテはイースタン・リーグの巨人11回戦(ロッテ浦和)で1試合47塁打のイースタン新、7本塁打の同タイ記録をマークした。また大松尚逸外野手(23)は同タイ記録の1イニング5打点を挙げた。
ロッテ2軍は27日、イースタン・リーグ、巨人11回戦で1試合47安打のイースタン新、7本塁打の同タイ記録をマークした。また大松はタイ記録の1イニング5打点を挙げた。ロッテは5回に一挙10点を奪うなど、23−3で圧勝した。