わたしはかもめ2005年鴎の便り(8月)

便

8月4日

千葉ロッテ8−3東北楽天(千葉マリン)

ロッテが逆転勝利で今季7度目の4連勝。今季9度目の同一カード3連勝で、貯金を27とした。1点を追う5回、今江の6号ソロで同点。さらに小坂のスクイズで勝ち越しに成功するなど3点のリードを奪った。1点を返された6回、サブローの5号ソロで加点すると、8回にもサブローの自身初となる2打席連続6号3ランで楽天を突き放した。先発・セラフィニは、来日初完投で6勝目。楽天は4回に先制するが、打線が繋がらず今季11度目の3連敗で、借金は今季ワーストの36。先発・紀藤は一昨年から勝ち星なく自身の連敗は7となった。

123456789R
東北楽天0001010013
千葉ロッテ00004103x8
セラフィニの話
「調子は良かったよ。先行されたが、必ずひっくり返してくれると思った。完投できると思っていなかったので、完投できて良かった。チームの勝利に貢献できて良かった。」
サブローの話
「2本とも完璧な当たり。いい感触でした。あまり状態が良くなくて、結果も出ていなかったのですが、起用してくれていたので、何とか結果を出したかった。結果が出て良かったです。(明日は3打席を狙うと聞かれて)明日考えます。」
今江の話
「エラーのことを考えても仕方がないので、思い切りいきました。第1打席でバットの先っぽに引っ掛かった打球だったので、今度はセンター中心に打ち返そうと思っていました。好調の要因ですか?分かりません。疲れているから力が抜けているんですかね(笑)。去年は不安の中だったけれど、今年は自信もついています。汗っかきなので夏は嫌い。アイスクリームを毎日食べて体温下げています(笑)。」

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ロッテ今江で4連勝!アイスで疲労回復[ニッカン]

若きミスター・ロッテ、今江が守りのミスをすぐに取り返した。1点を追う5回。先頭で打席に入り、楽天紀藤の4球目の真ん中直球を振り抜いた。左中間スタンドへ6号同点弾だ。

「完璧に打てた。前の回にエラーをして失点につながってしまったので、何とか取り返したい気持ちでいっぱいでした」。4回無死一塁、吉岡の平凡な三塁ゴロを二塁に悪送球。今江は「考えても仕方ない。思い切っていこうと切り替えた」と言う。

プロ4年目、21歳の1発に沈黙していたマリンガン打線が目覚めた。小坂の鮮やかな初球スクイズで勝ち越し。4番里崎の適時打などで一気に4点を入れた。さらにサブローの2打席連発でダメ押しだ。今江は背番号8になった今季、三塁に定着。ここ4試合で18打数12安打の活躍で、打率も3割2分4厘に急上昇だ。

自宅の冷蔵庫に大量のアイスクリームがあり、毎日食べて疲労回復を図る。それで「リラックスしている」という。バレンタイン監督も「開幕から1番安定している」と称えた。4連勝でソフトバンクに3.5差と詰め寄った。フレッシュな力が、夏場もロッテを後押しする。

サブローの話
「最高です。2日が結婚記念日だったので、2日遅れのいいプレゼントになった。」(プロ初の2打席連続本塁打)

◇黒木、今季最速146キロで4勝

右ひじ手術から1軍復帰を目指す黒木がイースタン・リーグの湘南戦で今季最速の146キロを記録した。先発して5回を5安打2失点に抑え、4勝目を挙げた。キレのある直球を主体に5三振を奪った。「肩、ひじは全く問題ない。状態はいいですね。ストレートも走っていたと思う」と笑顔を見せた。

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ロッテ、今江から猛攻[スポニチ]

ロッテは日本タイ記録の4戦連続2ケタ得点は逃したが、集中打は変わらない。火付け役は今江だ。5回、先頭打者として左中間席へ同点の6号ソロを運ぶと、これを合図に打者9人で4点。「(4回の守備で)悪送球が点に絡んだので、とにかく集中した」と胸をなで下ろした。ここ4試合で18打数12安打。打率も.324でチームトップ。バレンタイン監督も「1球1球、真剣に取り組む姿勢が好調の要因」と伸び盛りの21歳を絶賛した。

◇一場久々登板も

楽天は7月を10勝9敗1分けで勝ち越しながら、今月に入って3連敗。借金は今季ワーストの36に膨らんだ。6月7日の中日戦(フルスタ宮城)以来の1軍マウンドとなった一場もサブローに2発を浴びるなど3回1/3を4失点。「直球も変化球も高めに浮いてしまった。よくない時にどう頑張るかです」と神妙な一場に、田尾監督は「これからの野球人生でやっていくための課題になる」と当面は中継ぎで起用する方針を明かした。

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ロッテ4連勝!サブローがプロ初の2打席連続本塁打[サンスポ]

サブローがプロ初の2打席連続本塁打をマーク。第3打席はカーブ、第4打席はスライダーをジャストミートし「最高です。両方完璧な当たりでした」。2日は結婚記念日だったが、5打数1安打と納得のいく結果を残せず、悔しい思いをした。それだけに2日遅れの活躍にニッコリ。チームはこれで4連勝。首位・ソフトバンクとのゲーム差を3.5とした。

セラフィニの話
「非常に嬉しく思っている。今日はストレートがいいところに決まっていたね。」(2年目で初完投)
バレンタイン監督の話
「文句のつけようがない内容。今後もたくさんの勝利に貢献してくれるだろう。」(6勝目のセラフィニについて)

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今江が同点弾!ロッテ4連勝[報知]

ロッテは1点を追う5回、今江の左中間への6号ソロで同点とすると、小坂の勝ち越しスクイズなどでこの回4点。6、8回にはサブローの連続アーチで突き放して4連勝。セラフィニは来日初完投で6勝目。

今江がまたもロッテの猛爆を呼び込んだ。5回、楽天・紀藤の138キロ直球を左中間席へ運ぶ6号同点ソロ。「前の回(4回)にエラーして失点につながったので、何とか取り返したかった。最高のホームラン」自らのミスを帳消しにすると、攻撃陣が一気に畳みかける。1発の後、エンドラン、スクイズと小技を絡ませて、この回だけで4点を奪った。

楽天3連戦で脅威の起爆剤と化した。2日の2回の8得点、3日の5回の5得点は、いずれも今江が先頭で出塁してから始まった。「集中打が出るのはいいこと。今はタイミングが合ってますね」とニンマリ。プロ野球記録の4戦連続2ケタ得点は惜しくも逃したが、ロッテは今季7度目の4連勝。その4戦で18打数12安打8打点と猛打を奮った若武者に導かれて、首位・ソフトバンクとは1ヶ月ぶりに3.5差に迫った。

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今江きっかけ弾!ロッテ4連勝で3.5差[ニッカン]

1点を追う5回、ロッテ打線が一気に攻めた。1発に小技も絡めて4点。好投していた先発紀藤をマウンドから引きずり降ろした。反撃のきっかけをつくったのは打撃好調の6番今江。疲れの見え始めた40歳・紀藤の高め直球を狙い澄まし、同点弾を左翼席へ運んだ。最近3試合連続で3安打以上と当たっている21歳は「前の回に失策をしたので、取り返したい気持ちでいっぱいだった。最高の本塁打」と、打線を勢いづかせる1発にほおを緩ませた。

今のロッテは、これだけでは終わらない。1死後、小坂のスクイズと堀の犠飛で加点し、最後は里崎の左前打で4点目。その後もサブローの2打席連続本塁打が飛び出し、4連勝を飾った。プロ野球記録に並ぶ4試合連続の2けた得点はならなかったが、首位ソフトバンクとは3.5ゲーム差。ロッテが再び上昇気流をつかんだ。

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