わたしはかもめ2005年鴎の便り(8月)

便

8月5日

千葉ロッテ3−2オリックス(千葉マリン)

ロッテが2試合連続の逆転勝利で、今季5度目の5連勝を飾った。ロッテは2点リードされた3回、堀の適時打などで同点。さらに5回には、相手のセンター・谷の悪送球で勝ち越し。先発の小野が、2回にオリックス・塩崎の頭部に死球を与え、パリーグでは今季5人目の危険球退場となるも、その後高木−山ア-薮田-小林雅とつないで、3回以降を無失点。2人目の高木が昨年6/29以来の白星、小林雅が22セーブ目をマーク。オリックスは、ブランボー、日高の連続適時打で2回に2点を先制するが、この得点のみで借金は2。

123456789R
オリックス0200000002
千葉ロッテ00201000x3
小野
「自分にとってもチームにとっても本当に痛い1球になってしましました。チームに迷惑を掛けてしまい本当に申し訳ないです。とにかくチームの勝利を願っています。」
高木
「ブルペンでモニターを見ていました。審判から『ゆっくりでいい』と言われたけれど、周囲からは『早くしろ』という雰囲気があったので、急がざるを得なかったけれど(笑)。こういう経験はなかったですよ。ただ、まだ序盤だったし、チームが好調だから、最低限の失点に抑えておけば何とかなると思っていました。準備不足ということはないです。できていない訳ではなかったです。何とか抑えようと思ったけれど…。最初から全力でした。結果的にこうなっただけで、途中から何かを変えたということもなかったです。とにかく、与えられたところで自分の仕事をするだけですから。」
「とにかく、ピッチャーが踏ん張ってくれていたので、1点ずつ返せば何とかなるとは思っていました。西岡選手が良く走ってくれましたよ。まあ、チームの調子がいいので、その勝ちに貢献できるように頑張ってます、ハイ。」

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全得点で堀!!

打線では18年目、36歳の堀が西岡と共に全得点に絡む活躍だった。3回に1点目の適時打を放った。5回の中前打は相手の守りのミスが絡み、勝ち越し点につながった。「投手がいいので逆転できると思って、必死にいった。(高木は)数少ない先輩なので、頑張って欲しい」とエールを送った。

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高木、スクランブル1年ぶり白星[ニッカン]

◇先発小野わずか19球で危険球退場

試合終了後、千葉マリン正面の特設ステージにプロ19年目、37歳のロッテ高木が上がった。すると夏休みで家族連れの同年代の「お父さん」達から、拍手が起こった。「何とか自分の仕事をしようと思った」。チームの危機を救い、昨年6月29日以来の白星を手にした。

まだ2回だった。先発小野がまさかの危険球退場。1死一塁からシュートがオリックス塩崎の左頭頂部を直撃した。わずか19球で降板の非常事態だ。高木は「ブルペンでモニターを見ていた」。投球練習しているはずもない。20球弱で肩をつくると、マウンドへ。いきなり連打で2点を許すも、危機はそこまで。6回1死まで、今季最長の4イニングを無失点で踏ん張り、打線の逆転を呼び込んだ。「こんな状況はめったにない。バタバタして、夢中だった。最高です」と安堵の表情を浮かべた。

先発からワンポイントまでこなす。投手陣が好調な今季は2軍落ちもしたが、腐らず黙々と練習を続けてきた。バレンタイン監督は「予期しない状況で素晴らしい仕事をして勝利を呼び込んだ」とたたえた。チームは今季5度目の5連勝。ソフトバンクを追撃するロッテを、こんな左腕も支えている。

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緊急登板・高木「夢中」で1勝[スポニチ]

ピンチを救ったのは高木だった。先発小野が危険球退場となり、2回1死一、二塁で急遽救援。登板直後こそ連打されたが、6回1死まで4回を無失点、今季初勝利を手にした。ブルペンのモニター画面で試合を眺めていた時、呼び出し電話がかかり「肩は全くつくっていなかった。夢中だった」。それでも19年目の左腕は「プロは球速より制球」が信条の冷静な投球。救援投手陣の無失点リレーを呼んだ。

◇オリックス、仰木監督乱投に「オレが投げる」

投手陣が乱れ、逆転負け。厳しい表情の仰木監督は「ウチの先発投手を見てみい。ヘッヘッヘ。オレが投げたいくらいや」と自嘲気味のコメントで約1ヶ月ぶりの連敗を振り返った。2回、小野が塩崎への頭部死球で危険球退場。相手の混乱に乗じ、2点を先行したが先発・ケビンが誤算だった。四球からピンチを招き、ボークで同点とされるなど4回0/3を3失点で降板。10敗目を喫したが、それでも代わりがいないのが現状だ。

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ロッテ5度目の5連勝!高木が4回無失点で1年ぶり勝利[サンスポ]

19年目の高木が昨年6月29日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、約1年ぶりの勝利を挙げた。2回、先発・小野が塩崎への頭部死球により退場。ブルペンで座って試合を見ていた高木が、急遽マウンドにあがり、4回を無失点に抑えた。「とにかく夢中でした。(小野)晋吾のために、なんとかしたかった」と頼もしいセリフ。ベテラン左腕がチームの今季5度目の5連勝を演出した。

バレンタイン監督
「先制されても諦めず、全員が力を発揮してくれた。」
「得点圏にランナーがいたから、何としても得点に結び付けたかった。」(3回に適時打)

◇小野が危険球退場

ロッテの小野晋吾投手(30)はオリックス10回戦(千葉マリン)で危険球により退場処分を受けた。今季7人目。小野は2回1死一塁から、塩崎の頭部への死球が危険球と判断された。

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ロッテ5連勝!小野退場も高木今季初勝利[報知]

ロッテは2回、先発の小野が危険球で退場となるアクシデント。3回に堀の適時打などで同点とすると、5回にも再び堀の中前安打と三塁への悪送球で逆転に成功。好救援の高木が今季初勝利を挙げ、5度目の5連勝。

絶体絶命のロッテには、百戦錬磨の“レスキュー隊員”がスタンバイしていた。2回1死一塁、先発の小野が危険球で1発退場すると、ベテラン・高木が緊急出動。4回を無失点で切り抜けて逆転劇を呼び込み、「座って試合を見てましたんで、慌てて肩をつくった」とお立ち台で余裕の笑みを浮かべた。

非常事態への対策は万全だった。バレンタイン監督は今季、先発が序盤に崩れた際の救援要員として、39歳の小宮山と37歳の高木を準備してきた。「左打者が多いから高木を選択した」とボビー。通常では敗戦処理の役回りになりがちだが、ここ1番で本来の役目を果たした。

高木と同様、非常時に備える小宮山は「若い投手がやってもプラスにならないし、壊れるだろう」という。若手には2軍でローテを守ることで経験を積ませ、ベテラン2人で“レスキュー部隊”を組んだボビーは「予期しない状況で素晴らしい仕事をした」と左腕を褒めちぎった。

緊急出動した高木の表彰モノの力投で、チームは今季5度目の5連勝。昨年6月以来の白星を挙げ、「やっぱりお立ち台は最高です」と笑った。負け試合をも勝利に変え、再び輝きを取り戻したロッテ。迫る足音は、確実に鷹の耳にも届いている。

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37歳ロッテ高木がロング救援で今季初勝利[ニッカン]

危険球退場のロッテ先発小野を2回から救援した高木が今季初勝利を挙げた。37歳のベテランは「肩をつくっていなくて慌てたけど、自分の投球をしようと思った。最高です」と喜びを噛み締めた。

代わりばなに連続適時打を浴びたが、「何とか粘れば、打線が逆転してくれる」と6回途中で降板するまで追加点を許さなかった。チームの窮地を救った左腕に、バレンタイン監督も「素晴らしい仕事をしてくれた」と手放しの褒めようだった。

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高野連が分離ドラフト承認[報知]

日本高野連(脇村春夫会長)は5日、大阪・西区の中沢佐伯記念野球会館で定例の全国理事会を行い、7月19日のプロ野球オーナー会議で決定した高校生のドラフトを大学、社会人と分離し、10月3日に開催する変更を承認。昨年から導入されたプロ野球志望届の提出日を、選手権大会決勝の翌日から9月20日までとすることを決定した。9月1日から日本高野連のホームページに掲載される。

また、10月22日からの岡山国体に出場する選手ならびに関係者は、閉会式が行われる同27日までプロ球団と交渉することはできないとする特別措置を追加。NPBを除くプロ球団との入団交渉やテストを受験する場合は、9月20日の締め切り日以降も所属の都道府県高野連に届を提出しなければいけない。

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プロ志望届提出を1ヶ月早く…全国理事会で決定[サンスポ]

日本高野連は5日、大阪市内で定例の全国理事会を開き、昨年から実施したプロ野球志望届の提出日を全国高校野球選手権大会終了の翌日から9月20日までに変更することを決めた。5月の全国理事会で決定した10月31日の最終提出期限が1ヶ月以上も早まったのは、プロ野球側が高校生のドラフトを大学生、社会人と分離させて10月3日に開催したいという変更を受けての改正。

また、10月22日から開催される国体に出場する選手については、大会の終了する10月27日までは保護者、野球部関係者を含めて交渉ができない特別措置を追加した。

◇監督交代

日本高野連は9月2日から韓国で開催される第6回アジアAAA選手権大会に派遣する全日本選抜チームの監督の委嘱を、明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督から如水館(広島)の迫田穆成監督に変更することを承認した。

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プロ志望期限、大幅に繰り上げ[スポニチ]

日本高野連は5日、大阪市内で定例の全国理事会を開き、昨年から実施したプロ志望届の提出日を夏の甲子園終了の翌日から9月20日までに変更することを決定。プロ側が高校生のドラフトを大学生、社会人と分離させて10月3日に開催したいとする変更を受けての改正で、10月31日の最終提出期限が1ヶ月以上も早まった。

また、10月22日から開催される国体に出場する選手については、大会終了の10月27日までは保護者、野球部関係者を含めて交渉ができない特別措置を追加。米大リーグや四国独立リーグなどのテストを受ける場合は9月20日以降でも志望届の提出が必要とした。

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