わたしはかもめ2005年鴎の便り(8月)

便

8月10日

千葉ロッテ1−7北海道日本ハム(千葉マリン)

日本ハムが連勝でロッテを下し、借金を15に減らした。日本ハムは4回、セギノールの20号2ラン、金子の適時打で3点を先制すると、5回には代打田中幸の通算1000打点にあと1と迫る犠飛などで4点を追加し逃げ切った。先発・金村は7回1失点に抑え、4年連続4度目の2ケタ勝利。ロッテは2ケタ安打を放つが、李の適時二塁打による1点のみ。先発・久保は自己ワーストタイの7失点を喫し5月14日以来の2敗目。連敗で、首位・ソフトバンクとのゲーム差は6に開いた。

123456789R
北海道日本ハム0003400007
千葉ロッテ0001000001
久保
「今日は調子自体は良かったのですが、追い込んでからの勝負球が甘く入ってしまいました。前回の試合は四球を出しリズムが悪かったので、今日は打たれるのはOKで四球を出さないように心がけたのですが、打たれすぎですね。打たれると言うことは自分の力が足りないという事なので、これからどんどん自分に力を付けて行きたいです。」
井上コーチ
「いつもと変わらなかったと思うが勝負どころで甘かった。疲れもあると思う。今のところ、これまで通りローテでと思っています。」

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久保連勝止まる

久保の連勝は7で止まった。4回にセギノールに2ランを浴びるなど3失点。5回にもセギノールに適時打を放たれ、計7失点で降板した。「四球を出さないように心掛けたのですが…。打たれるということは自分の力が足りないということなので、これから力を付けていきたい」。球団新人タイ記録の8連勝を逃し、10勝目もお預けとなった。

バレンタイン監督
「ずっと全力で戦ってきているし、昨日も長い試合で多少、疲れがあったかも知れない。しっかり休養して明後日(12日)の試合に臨みたいと思う。」

◇表彰

ロッテ今江敏晃内野手(21)の7月月間MVPの表彰式が、日本ハム16回戦(千葉マリン)の試合前に行われた。

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久保7連勝でストップ[スポニチ]

ルーキー久保が4回0/3を9安打7失点で2敗目。5月19日の広島戦(広島)からの連勝は7で止まった。勝てば毎日時代の50年に荒巻、榎原が達成した球団新人記録に並んだが「打たれたということは自分の力が足りないこと」と反省した。これで首位ソフトバンクと今季最大タイの6ゲーム差。それでも本拠地9連戦を5勝4敗で乗り切ったバレンタイン監督は「疲れもあったが勝ち越しができた」と前向きにとらえていた。

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久保7失点KO…55年ぶり新人8連勝ならず[サンスポ]

まさかのKO劇だった。ここまで9勝をあげ、新人王の最有力候補の先発・久保が大乱調だ。

4回0/3を9安打7失点で降板。自身の連勝も「7」でストップした。これまでの新人の球団記録は昭和25年の荒巻、榎原(毎日)の8連勝。55年ぶり、球団史上3人目の快挙を達成する絶好のチャンスをモノにできなかった。

「追い込んでからの勝負球が甘くなってしまった。打たれるということは自分の力が足りないということ」と反省しきり。しかし、久保はすぐに気持ちを切り替えた。

球団で2ケタ勝利をマークしたルーキーは、荒巻、榎原以来、出ていない。「これからどんどん力をつけていかないと」。まずは“リベンジ”の10勝を目指す。

首位・ソフトバンクが勝ったため、ゲーム差は今季最大タイの「6」に広がったバレンタイン監督。「(9連戦で選手に)疲れはあるかもしれないが、明日はゲームがない。充電して次のゲームに臨みたい」と、こちらも気持ちをすぐに切り替えた。

12日からは、唯一負け越しているオリックスとの3連戦(スカイマーク)。これ以上は引き下がれない。

◇10安打10残塁で結果は1得点

打線は10安打を放ちながら、わずか1得点。10残塁と拙攻が目立った。4回に右翼線へ適時二塁打を放った李承Yは「相手の失投を見逃さずに打つことができた」と話したが、これが唯一の得点。今江が連続試合安打を「17」に伸ばした一方で、ベニーの代わりに4番に入ったパスクチは無安打。どうにもチグハグだ。

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