わたしはかもめ2005年鴎の便り(8月)

便

8月14日

オリックス4−5千葉ロッテ(スカイマーク)

ロッテが今季8度目の先発全員安打で今季10度目の3連勝、10度目の同一カード3連勝をマーク。ロッテは1回堀の3試合連続4号ソロで先制。1点を追う4回、フランコの3試合連続となる17号ソロで同点に追いつくと、さらに1点を追う8回サブローの8号ソロで再び同点とし、9回1死満塁から相手のミスで1点を勝ち越し。9回裏を小林雅が締めて逃げ切った。4人目薮田が6勝目、小林雅が24セーブ目をマーク。オリックスは、今季9度目の3連敗。4人目の大久保が2002年7月23日ロッテ戦以来となる今季初黒星を喫した。

123456789R
千葉ロッテ4002000115
オリックス1020010004
サブロー
「ファーストストライクから狙っていかないと自分はダメだと思っているので、いつも積極的にいくようにしています。今日のホームランは、思い切り振ったということに尽きます。4番は学生時代もなかったですね。でも気にしないで、いつも通りにやりました。夏場はきついけれど、相手もバテていますからね。調子がいいシーズンは、夏場に体重が増えるんです。今年は2キロぐらい増えていますね。」
小野
「調子自体は良かったです。でも、先頭打者にホームランを打たれたことと、2死から失点してしまったことは悔しいです。反省点ですね。内野手の間を抜けるヒットはOKという気持ちでした。そういうヒットはしょうがないけれど、その後を踏ん張らないといけなかった。でも、チームが勝って良かったです。次頑張ります。」
「芯で捉えていたけれど入るとは思わなかったですよ。3試合連続は記憶にない。多分初めてだと思います。いつも先制点をとるという気持ちで打席に入っています。それよりも、今日はチームが勝ったことが嬉しいですね。(4試合連続期待していいですか?との質問に)僕はホームランバッターじゃないから(笑)。」

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155キロ小林雅24S

先発小野が6回途中降板も、4投手が無失点で継投した。高木が6回1死満塁を併殺でしのいだ。藤田、薮田とつなぎ、最後は小林雅。小林雅は9日の日本ハム戦でリードを守れず、チームは延長で敗戦。この日は直球が最速155キロを記録。「スピードより勝つことが大事。3連勝は大きい」と振り返った。

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ロッテ4番サブロー千金同点8号ソロ[ニッカン]

ロッテの4番サブローが値千金の1発を放った。1点を追う8回2死。敗戦ムードが漂う中、諦めてはいなかった。オリックス菊地原の初球を狙った。「思いっきり振った。少し泳いだが、その分全体重が乗った」。外角高め直球を豪快にたたいた。打球は左中間最前列に飛び込む同点8号ソロだ。この一撃でチームが息を吹き返した。9回1死満塁から堀の一ゴロが敵失を呼び、勝ち越した。9回裏は、最後の中飛をガッチリ捕って3連勝だ。

前日13日はプロ初の4番に抜擢され、第1打席で本塁打。この日も任され「ええ、また?」と驚いたが2日連続4番弾だ。PL学園時代は俊足強打の外野手で1、3番が多かった。「高校でも4番は記憶にない」という。昨年までプロ10年で30本塁打。勝負強さにかけたボビー・マジックに応え、不敗の相手継投に初めて土をつけた。バレンタイン監督も「あのホームランが大きかった」と語った。

高校野球の季節になると好調になる。「きついけど、相手投手もバテてくるから」と説明した。夏場は1日4、5回食事を取り、スタミナを維持。現在も体重は2キロ増の82キロだ。残り30試合。「全部勝つつもりでやる」と首位追撃を続ける。

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連夜のサブロー、ロッテオリに3連勝[スポニチ]

8回2死、サブローが菊地原の初球、外角144キロを左中間に運んだ。「初球からいくように心がけている。泳いだ分、全体重が乗った」。前夜「野球人生で記憶にない」4番で本塁打。連夜の抜擢に29歳は身上の「思い切り」でチームを救った。新4番がつけた勢いは9回1死満塁から敵失で決勝点を呼んだ。今季10度目、対オリックス初の3連戦3連勝。加藤、菊地原、大久保の必勝リレーを崩したバレンタイン監督は「相手の救援陣に負けをつけたことが大きい」と話した。

◇「連敗お手の物」

プレーオフ進出へ1つでも勝ち星を重ねたい大事な時期に痛い3連敗。それでもオリックス・仰木監督は「内容が悪すぎることはない。連勝をしばらく続けていたし、連敗はお手のもの」と明るく振る舞った。15連勝中だった加藤、菊地原、大久保の継投で負けたのは今季初めてで、守護神・大久保は今季初黒星。それについても「責められるはずはない。これまでよくやってくれているのに」とかばった。

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サブロー2戦連発!体調管理の成功で結果[サンスポ]

前日プロ初の4番を任され1発を放ったサブローが、この日も1点を追う8回に貴重な同点ソロ。外角直球に体が泳いだが「その分、全体重が乗った。勝ちにつながって嬉しい」と、笑顔をほころばせた。細身のサブローは、夏場に体重を落とさないことが例年の課題で、この時期は1日に4、5食をとることもあるという。「成績のいい年は逆に増える。ことしも2キロ増」と、体調管理の成功を強調した。

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サブロー同点弾、新4番が2戦連発[報知]

ロッテが逆転勝ちでオリックスに3連勝。8回にサブローが菊地原から同点8号ソロを放つと、9回、日高の一塁への悪送球の間に勝ち越した。薮田は6勝目を挙げ、小林雅は24セーブ目。大久保は今季30試合目で初黒星を喫し、勝率5割に逆戻り。

最大の難関を突破した。重い扉をこじ開けたのは新4番のサブローだ。1点を追う8回2死。菊地原の外角直球を黒一色の左翼席へほうり込んだ。「4番」として2試合連発となる同点弾。9回に敵失で勝ち越し、オリックスが誇るリリーフ陣「KKO」(加藤−菊地原−大久保)に初めて土をつけた。

夏男を中核に据えるボビーマジックだ。サブロー自身が、少年時代から「記憶がない」という4番抜擢。「いつもやられていたんで、いい勝ち方ができました」。1日5食をとって体重増に努めてきた成果が出て、サブローは充実の表情を浮かべた。今季、加藤、菊地原、大久保が揃って登板した試合は1分けを挟み無傷の15連勝中だったオリックス。プレーオフで立ちはだかるであろう厚い壁を、ついに崩した。

バレンタイン監督は「サブローのホームランが素晴らしい一打。相手の救援陣に負けをつけたのは大きい」と“主砲”の一打を褒めたたえた。10月に待ち受けるプレーオフ。最強投手陣を打ち砕いた今、恐れるものはなくなった。

◇不敗神話が崩壊

“不敗神話”が崩壊して3連敗、勝率5割に逆戻りした。同点の9回、守護神・大久保が1死満塁のピンチを招くと、堀の一ゴロで本塁封殺後、併殺を焦った捕手の日高が一塁悪送球し、決勝点を失った。加藤、菊地原、大久保が揃って登板した試合は1分けを挟んで15連勝だっただけに、今季初黒星を喫した守護神は「結果が全てです」と言葉少な。それでも、仰木監督は「これだけやってくれてるのに、責められるはずがないでしょう」とかばっていた。

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4番サブローが2試合連続弾![ニッカン]

サブローが2試合連続本塁打を放った。13日にプロ初の4番で1発。この日も4番に座り、8回に同点ソロと3連勝に貢献する一打だった。外角直球に体が泳いだが「その分、全体重が乗った。勝ちにつながって嬉しい」と笑顔をみせた。

181センチ、76キロと細身のサブローの課題は、夏場の体重維持。この時期は1日に4、5食をとることもあるという。「成績のいい年は逆に増える。ことしも2キロ増」と、体調管理の成功を強調した。

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