わたしはかもめ2005年鴎の便り(8月)

便

8月18日

西武5x−4千葉ロッテ(インボイス)

フェルナンデスのサヨナラ本塁打で、西武が今季6度目のサヨナラ勝ちを決め、連敗を2で止めた。逆転を許した西武は直後の7回、6試合ぶりのスタメンとなる中島がこの試合2本目となる8号2ランを放ち同点に追いつくと、そのまま延長戦へ。8回以降を3人の継投で無失点に抑えると、12回先頭の代打フェルナンデスがロッテ5人目小林雅から、自身2本目となる17号サヨナラ本塁打を放ち試合を決めた。ロッテは、8回以降チャンスを生かすことができず今季6度目のサヨナラ負け。今江の連続安打は22試合でストップ。

123456789101112R
千葉ロッテ0000103000004
西武010001200001x5x

◇雅か!

小林雅の失投だった。延長12回から登板し、先頭の代打フェルナンデスにカウント0−2からサヨナラ被弾。「シュートが甘く入った。もったいない。投げミスです」と振り返った。バレンタイン監督は「最初の2球、際どいところで外れてしまって、その後の真っ直ぐがいいところに入ってしまった」と守護神を責めることはなかった。

久保
「リズムよく投げられましたけど、結果が結果なので…。結果が全てですから。仕方がないですね。(中島から打たれた2本塁打はそれぞれカウント1−3、2−3から。ストライクが欲しかった?との質問に)あの場面は何も考えていなかったです。」
今江
「1打席目のレフト線の当たりがファールになってしまいましたからね。これで『今日はついてないな』と思いました。12回にも打席が回ってきたのでついてるかなと思ったのですが、ボールが当たりました(笑)。昨日がヤマ場だと思っていて、それを乗り越えたので良かったと思っていたのですが、昨日で運を使い果たしてしまったみたいですね。でも、色々な面で、ものすごくいい勉強になりました。この経験をこれからに生かしていかないとダメですね。また、チャンスがあれば狙ってみます。」
小林雅
「シュートが甘く入りました。もったいなかったです…。(際どいコースに外れたが)ボールはボールですから…。」
井上コーチ
「最後は小林雅投手しかいないから。ゲームが終わったばかりだから…。本人とも話してみますよ。」

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ロッテ連勝5で止まる…小林雅がサヨナラ被弾[サンスポ]

10回以降、毎回走者を出しながら勝ち越せず、12回にリリーフエースの小林雅が代打のフェルナンデスにサヨナラ本塁打を浴びた。「最後はマサ(小林雅)のストライクがいいところに入ってしまった」とバレンタイン監督。チームの連勝が5で止まり、西武戦の今季勝ち越しもお預けとなった。「もったいなかったですね」と声を掛けられると、日本語で「そうですね」と悔しさを滲ませた。

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「投げミス…」小林雅まさか[報知]

小林雅が延長12回、フェルナンデスにサヨナラ弾を献上。チームの連勝は5で止まった。久保が7回に同点弾を浴びて以降は救援陣が粘っていたが、守護神が痛恨の被弾。「1発はもちろん警戒していたけど、僕の投げミス。みんなに申し訳ない」とうつむいた。7回には敵失絡みで3点を奪い逆転しただけに、バレンタイン監督は「勝ち試合を落とした?ソウデスネ」と日本語で静かに話した。

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ロッテ、投手陣がっくり[スポニチ]

最後は守護神・小林雅が被弾して無念のサヨナラ負け。チームの連勝は5でストップした。「1、2球目でストライクを取れなかった僕のミス。シュートが甘く入ってしまった。もったいない」と小林雅。また球団史上55年ぶりとなる新人での2ケタ勝利を目指した先発・久保も全て2死から3本塁打を浴び「試合の流れを壊してしまい申し訳ない。あとは何も言いようがない」とうな垂れた。

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選手会、クロスウエーバー方式提案へ[ニッカン]

労組日本プロ野球選手会が19日、NPBとの事務折衝で独自の球界改革案を提示する。選手会案は「中長期を見据えた改革の方向」をテーマとし、ドラフト、FA制だけでなくポストシーズンゲームの創設やユース組織の確立、球団数の拡大など多岐にわたっている。

ドラフトはクロスウエーバー方式を提案。候補選手を年齢などで「即戦力」「育成」に分け、前者は前シーズン下位球団から、後者は上位球団から指名する方法を示している。また、スカウト活動における不正防止についても「罰則規定の制度化」を求める。FAは国内外へのレンタル制度とリンクさせ、移籍の活性化を訴える。

31日には選手も参加する構造改革協議会が行われ、NPBと徹底討論される。選手会とNPBは昨年9月に2度目のストライキを回避する際、同協議会で諸問題を議論すると確約している。

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3月予選、7月本戦案は拒絶…WBC参加問題の交渉団帰国[サンスポ]

来年3月に開催される国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の参加問題について、主催のMLB(米大リーグ機構)と同選手会との交渉にあたった日本プロ野球選手会の松原徹事務局長(47)、NPB(日本プロ野球組織)のオリックス・小泉隆司球団社長(64)らが18日、米ニューヨークから帰国した。

選手会は7月22日の臨時大会で開催時期や運営方式について「現段階では参加できない」と決議。NPBもオーナー会議が再交渉を決め、オリックス・宮内、ソフトバンク・孫の両オーナーが交渉に当たることになっていた。今回は現地時間15、16日の両日、個別にMLB側との交渉を行った。選手会は3月予選、7月本戦案を文書にして提案。「来年は無理」と拒絶されたが、次回以降の検討と日韓の選手会が運営委員会に議席を持つなどの打診を受けたという。

松原事務局長は「7月のほうがいい選手が参加しやすいと提案した。今後はNPBと一緒に行動しないといけない」と話した。今後、12球団の選手会に説明を行うが、19日の構造改革小委員会でも、労使間の意見交換を行う。

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日本のWBC参加、8月中にも決定[ニッカン]

◇第2回以降の運営委議席など改善へ、NY交渉で成果も

来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への日本の出場が、今月中に正式決定する可能性が高くなった。ニューヨークの大リーグ機構で交渉を行っていた日本プロ野球組織(NPB)、労組日本プロ野球選手会のメンバーが18日に帰国した。NPBと選手会は別々に交渉したため、19日に互いの成果を報告し合う。選手会の松原事務局長は「NPBと方向性を同じくしてやっていきたい。選手にも説明に回ります」と、慎重なコメントに終始した。

ただ、実際には米国側からWBC運営委員会の議席などに関し、改善する提案がなされている。実現すれば来年の第1回大会は米国主導だが、第2回以降は出場各国で開催方法を合議できる。選手会が希望する3月予選、7月本戦という開催時期を正式議題にすることも可能になる。今後もNPB、選手会とも交渉を続けていくが、今回の交渉は大きな進歩ととらえられる。選手会は来週から各球団を回って、選手らの意見を集約。31日の構造改革協議会で出場を表明する可能性が高くなった。

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WBC、2回大会以降は分離開催案を検討も[スポニチ]

来年3月開催予定の国別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加問題について米大リーグ機構(MLB)と協議するため渡米していた日本プロ野球選手会の松原事務局長が18日帰国した。

選手会が求める来年3月アジア予選、7月本大会の分離開催案はあらためて拒否されたが、次回09年の第2回大会以降に分離開催案などを検討し、MLB側が過半数を占めている運営委員会の構成見直しなどの回答を得たという。松原事務局長は「2回目以降は検討するということで優遇されてきたという感触はある。自分としては出て欲しいと思っている」と参加に前向きな姿勢を示した。19日の日本プロ野球組織(NPB)との事務折衝であらためて同問題を協議する。また、MLBと再交渉を行ったオリックス・小泉球団社長、ソフトバンク・小林球団取締役も同日帰国した。

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