8月23日8月23日雨天中止が決まると、右翼席に陣取っていたファンから「モロ・コール」が巻き起こった。ベンチから飛び出した諸積はベースを1周して本塁にヘッドスライディング。西岡も続いた。「僕の本業ですから」と笑いを誘った諸積と西岡の2人が、雨天中止でがっかりするファンを満足げに帰路に就かせた。
ロッテがNTTドコモのFOMA向けに、主催試合を携帯公式サイトでのライブ配信を開始。プレーオフを除く、残り全14試合行われる。
ジョニーが“Xデー”に帰ってくる。黒木知宏投手（31）が、28日のオリックス戦（千葉マリン）に先発することが決まった。1軍登板は昨年8月16日の西武戦以来で、377日ぶりの復活マウンド。シーズン3位以内が確定するのは最短で26日だが、他球団の勝敗もかかわるため、28日は“Xデー”として有力視されている。
昨オフに右ひじの手術を受けた黒木は、ファームで5勝1敗3セーブ、防御率2.31と好調をキープ。17日のインボイス戦では、6回5安打無失点。球数は100球以内に制限されたが、最速144キロの直球に加えてカーブ、フォークも決まり、9三振を奪った。
ソフトバンク戦が雨天中止となった23日、バレンタイン監督は「順調ならば次の日曜日に投げる」と明言。25日に1軍に合流する黒木は「自分も何とかチームの勝利に貢献したい」と意欲をにじませた。かつてのエースがチームを悲願のプレーオフへと導くのか。夏休み最後の日曜日。ジョニーとロッテ、双方のドラマがクライマックスを迎える。
ジョニーがついに復活だ。ロッテのジョニーこと黒木知宏投手（31）が28日のオリックス戦（千葉マリン）に先発することが23日、明らかになった。ソフトバンクとの直接対決が雨天中止となったロッテだが、プレーオフに向けてジョニーの仕上がりは順調。31年ぶりの日本一を目指すロッテにとって“秘密兵器”となる。
始球式は終えたものの激しい雨で午後6時45分に中止決定。ベンチ裏に姿を見せたバレンタイン監督が突然口を開いた。
昨年8月16日の西武戦（西武ドーム）以来の1軍マウンド。4本塁打を浴び4イニングで降板して以来、2軍暮らしが続いていた。同10月には右ひじを手術。春季キャンプでは若い選手に加わるなどここまで地道にトレーニングを続けてきた。
今季、好調なチームで出番こそなかったが、イースタンでは18試合に登板し、5勝1敗3S、防御率2.31（2位）。前回17日の楽天戦でも6回5安打無失点で勝利投手になるなど、万全の状態だ。
マリーンズファンにとってジョニーの人気はいまだ絶大。昨年5月以来の本拠地での登板に黒木も興奮気味で「チーム状況がいいので、チームの勝利に貢献したい」と楽しみにしている。
快進撃を続けるロッテに、苦しい時代を支えた“エース”が復活。31年ぶりの日本一を目指すチームに、ファン待望の男が戻ってくる。
首位攻防第1Rは雨天中止となった。『ハワイアンナイト』と題し、ハワイ出身のKONISHIKIや武蔵丸親方を招待。試合前にはグラウンドでフラダンスも披露されたが、その途中に突然の雨。そのまま中止が決定した。先発予定だった小野は「大事な1戦だったので、楽しみにしていました。残念です」とポツリ。残り2試合の先発はローテ通り、渡辺俊、小林宏で臨む。
イースタン・リーグは23日、4位ながら自力優勝の可能性があった日本ハムがインボイスに敗れたため、首位のロッテに優勝へのマジックナンバー「17」が点灯した。マジック対象チームはインボイス。
ロッテのバレンタイン監督は23日、右ひじ手術からの再起を目指す黒木知宏投手（31）を、28日のオリックス戦（千葉マリン）で先発させる意向を明かした。昨年8月16日の西武戦（西武ドーム）以来の1軍マウンドは、2軍で5勝1敗3セーブ、防御率2.31と結果を残しての昇格。現在、チームのプレーオフ進出マジックは4とあり、ジョニーで節目の1戦を飾る可能性も出てきた。
背番号54が千葉マリンに帰ってくる。黒木の熱い雄叫びが、28日のオリックス戦でこだますることになりそうだ。首位ソフトバンクとの初戦が雨天中止となったこの日、バレンタイン監督は「明日（24日）から地元で5連戦となる。順当にいけば5日目は黒木が投げることになるだろう。今季に入ってから、現在が1番いい時期だと思う」と明言した。
昨年10月に右ひじ関節内の骨棘除去手術を受け、今季は開幕から2軍で過ごしてきた。それでも4月中はクローザー、5月から先発で調整。右ひじに違和感を覚え、5月末に10日間ほど投球を控えた時期もあったが、夏場に入り、急ピッチで調子を上げてきた。前回登板の日本ハム戦は先発として6回を投げ、5安打無失点。直球はMAX144キロを計測し、毎回の9奪三振と全盛期を彷彿させる内容を披露した。
そこで指揮官はジョニー登板を日曜日、しかもプレーオフ進出が決定する絶好のタイミングに合わせようと、イキなプランを示したのだ。「昨年出せなかった、思い描いていたボールの軌道が出ている。いつ上に呼ばれてもいい準備はできている。1軍マウンドでも自分の投球ができるように頑張りたい」と黒木も意欲満々。昨季1勝ながら“完全復活”といえなかったジョニーが、今度こそファンの前で雄姿を見せつける。
総勢100人のフラダンスショーが雨の球場を彩った。「ハワイアンデー」と銘打ったイベントで、ハワイ出身の武蔵丸親方（元横綱・武蔵丸）の投球セレモニーやタレント・KONISHIKI夫人の千絵さんの国歌独唱も行われた。試合は中止となったがバレンタイン監督も「素晴らしいパフォーマンスは楽しんでもらえたでしょう」と話していた。
ロッテ戦が雨天中止となり、この日先発予定だった斉藤が24日に先発することになった。開幕から13連勝中の右腕は、ドーム球場を本拠とするだけに慣れないスライド登板。それでも斉藤は「雨ならしようがない。ここまで来たらどこででも投げる」と意欲は十分。王監督も「こういう条件でケガしてもらっても困るからね」と史上3人目の開幕14連勝を狙うエースを気遣っていた。
ジョニーが帰ってくる！ロッテのボビー・バレンタイン監督（55）が23日、黒木知宏投手（31）を28日のオリックス戦（千葉マリン）に今季初先発させることを発表した。「明日（24日）から5連戦。最後の日曜日に黒木を投げさせる」と明言した。この日の首位ソフトバンクとの直接対決は激しい雷雨のため中止となったが、同監督はファンに嬉しいプレゼントを用意していた。
黒木は昨年6月2日ダイエー戦で、右肩痛から約3年ぶりの勝利を挙げたが、同8月16日の西武戦で4回を投げたのを最後に右ひじを痛め離脱。10月に手術を受けた。今季は2軍で18試合に登板。5勝1敗3セーブ、防御率2.31の成績を残している。バレンタイン監督は「今年1番の状態だし、ほかの投手に休みを与える意味でもタイミングがいいと思った」と説明した。
熱い男黒木が燃えないはずがない。「1軍の状況がいいので何とか勝利に貢献したい。ここ何試合かはいい内容の投球ができていたので、1軍でも自分の投球ができるように頑張りたい」と快投を誓った。
交流戦時も「ファンが自分の好きな投手を確実に見られるように予告先発を徹底するべきだ」と話していたバレンタイン監督のちょっぴり早めの予告先発に応え、黒木は1軍での居場所を確保したいところだ。
選手会、WBC参加へ−。労組・日本プロ野球選手会（古田敦也会長＝ヤクルト）の松原徹事務局長は23日、来年3月開催予定の国別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）への参加問題について、日本ハム、西武の選手会幹部と相次いで話し合いを行った。選手会は7月22日の総会でWBCの開催時期や、米大リーグ機構（MLB）主導の大会運営に問題があるとして不参加を決議。その後、松原事務局長が渡米し今月15、16の両日MLB側と交渉。要求していた来年7月の本大会開催は拒否されたものの、09年第2回大会の本大会7月開催の検討や、日本選手会がWBCの運営委員会の構成メンバーに加わることなどの譲歩を引き出した。
松原事務局長は日本ハム、西武選手会に対し交渉の経緯を説明するとともに選手会本部として参加への前向きな方針を伝えた。西武・和田選手会長は「今まではメジャーのいいなりだったけど、だいぶ譲歩もあったようだし、基本的に参加の方向で進めていくのでいいと思う」と参加の意向を固めた。選手会本部では今後、残る10球団に説明を行うが、早ければ今月中にもWBC参加を正式表明する可能性が高い。
試合開始前に雨が激しくなり、パ・リーグの首位攻防戦は中止となった。ソフトバンクとの直接対決が流れたバレンタイン監督だが「天気はどうすることもできない。3連戦が2連戦になっただけだ」と涼しい顔だった。斉藤がスライド登板するソフトバンクとは対照的に24日の試合は、当初の予定通り渡辺俊が先発する。渡辺俊は今季ソフトバンク戦3勝負けなしと相性がいいこともあり、指揮官は「明日は試合をやりたいね」と気負いなく話した。両チームのゲーム差は4.5。今季の対戦成績はロッテが7勝6敗とリードしている。
ロッテのボビー・バレンタイン監督（55）は23日、右ひじ手術からの再起を目指す黒木知宏投手（31）を、28日のオリックス戦（千葉）で先発させることを明らかにした。黒木は昨季、右肩痛を克服して3年ぶりの勝利を挙げたが、その後、右ひじを痛めて8月16日の先発を最後に戦列を離脱し、10月に手術を受けた。今季は2軍で18試合に登板して5勝1敗3セーブ、防御率2.31。バレンタイン監督は「この時期は投手に疲れが出るので、登板間隔を空けた方がいい選手もいる。そういう意味もある」と、先発陣に休養を与えることが狙いとした。黒木は「チーム状況がいいので、その中に自分も入り、何とかチームの勝利に貢献したい」とコメントした。
イースタン・リーグは23日、4位ながら自力優勝の可能性があった日本ハムがインボイスに3−8で敗れたため、首位ロッテに優勝へのマジックナンバー「17」が点灯した。マジック対象チームはインボイス。