わたしはかもめ2005年鴎の便り(8月)

便

8月25日

黒木復活投、50発花火で祝福[スポニチ]

28日のオリックス戦(千葉マリン)で今季初先発する黒木知宏投手(31)が25日、千葉マリンで50球を投げ込んだ。台風11号による雨の影響でソフトバンク戦は中止となり、1軍合流は見送られたが、377日ぶりの1軍マウンドへ向け、調整は万全だ。また球団側は黒木の復帰を祝い、28日の試合後に約50発の花火を打ち上げることを計画中だ。

ブルペンへと続く球場通路に乾いた音が響き渡った。ソフトバンク戦中止が決定した1時間後の午後2時。ストライプのユニホーム姿で黒木が投球練習を行った。報道陣をシャットアウトして約50球。直球に変化球を交え、約20分間にわたって投げ込んだ。「調子はいつも通りです。台風がどうなるか分からないし(登板は)天気の関係もある。ただ28日に投げられたら頑張るだけ」。

黒木は慎重だが、今季初めて投球を見守った井上投手コーチの顔は満足そうだ。「昨年1軍で投げていた時よりも直球、変化球の切れがいい。やってもらわないと困るし、それなりの球を投げている」。

また黒木の投球を受けたのは3月以来という松井ブルペン捕手も「スピンの効いたジョニーらしい球だった。手元で伸びている」。当時130キロ台前半だった球速は4日のイースタン湘南戦で146キロを記録するまでに復活した。右手の握力は右ひじ手術後は30キロまで落ち込んだが、キャンプ時には60キロとなった。「最近は測っていない」と笑うが、自身最高だった80キロに近づいている。

球団側は28日の試合後に球場内花火を50発打ち上げることも検討中。球団関係者は「夏休みも最後だし、黒木も復活するから」と1軍復帰を派手に祝いたい考えだ。あえて黒木の投球を視察しなかったバレンタイン監督は「どんな投手かはもう十分知っているから」。高まる期待。みんながジョニーを待っている。

◇小野、山崎の代役でセットアッパーに

右肩痛で2軍調整となったセットアッパー山崎の代役を、今季先発で7勝を挙げている小野が務めることになった。「前日(24日)監督から直接言われた。これからは大事な戦いが続く。昨年も前半は中継ぎを経験しているので戸惑いは少ない」と意欲的。バレンタイン監督も「小野はどの役割でも投げられる。できる限りのことをして欲しい」と期待していた。

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黒木が1軍合流…28日復帰登板へブルペン50球[サンスポ]

黒木が25日、28日のオリックス戦(千葉マリン)の復帰登板を控え、1軍に合流。予定されていたソフトバンク戦が中止となったため、ブルペンで50球投げ込んだ。「一生懸命やってきたから、それをやるだけです」。イースタンで5勝1敗3S、防御率2.31。7勝している小野を中継ぎ降格させてまでの先発マウンドで、ジョニーがチームのカンフル剤になる。

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黒木が1軍合流、ブルペンで50球[ニッカン]

28日のオリックス戦(千葉マリン)で今季初先発する予定の黒木知宏投手が25日、1軍に合流した。この日のソフトバンク戦が中止となったが、バレンタイン監督は「明日(26日)は小林宏、土曜日はセラフィニ、日曜日は、当然ジョニーでいく」とあらためて予告。黒木の登板日に現時点で変更がないことを示した。

昨年10月の右ひじ手術からの復活を目指す黒木はこの日、千葉マリンのブルペンで変化球を交えながら約50球を投げ込んだ。練習後、「明日の天気も僕の登板日に関係あるだろうし。でも28日に投げることができれば、変わらずに一生懸命やってきたことを出すだけです」と慎重に言葉を選びながらも、昨年8月以来の登板に意欲を見せた。

球を受けた松井ブルペン捕手も、復活に太鼓判を押す1人。今季2軍で5勝を挙げていることについて「プロだから、2軍だってごまかしでは成績は残せない。去年より腕の振りもずっといい」という。バレンタイン監督はブルペンで視察こそしなかったが「見なくてもどういう投手かは分かっているから」と、かつてのエースへの信頼を込めた。

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