わたしはかもめ2005年鴎の便り(8月)

便

8月27日

千葉ロッテ6−2オリックス(千葉マリン)

セラフィニが11安打、2失点で今季2度目の完投勝利、来日初の5連勝をマーク。ロッテの貯金は今季最多32とし、ソフトバンクとのゲーム差は4に縮まる。プレーオフマジックも1に減らした。ロッテは1点を追う2回、今江の適時二塁打、サブローの2点適時打で逆転。7回には、李の24号3ランでリードを広げた。オリックスは2回、相川が今季初安打となる適時打で先制をするが、4回以降毎回走者を出すも9回の代打的山の犠飛による得点のみに終わり、ロッテ戦5連敗。借金も1ヶ月ぶりの3となった。

123456789R
オリックス0100000012
千葉ロッテ03000030x6
セラフィニ
「四球が少ないのは、多分初球にストライクが取れているラッキーと、相手バッターが早いカウントから打ってきているからだと思う。スピードは開幕時から変わっていないと思う。球場によってガンの表示が違うだけ。左バッターに対しては手の位置を少し変えている。左には今まで打たれていたので、目先を変えようと工夫している。違ったものを見せようとしているよ。日本の夏は暑すぎるね。湿度が高い。8キロぐらい体重は落ちているよ。」
「ワンストライクを取られたので、配球は関係なく、自分のスイングをすることだけを考えて、ピッチャーのボールに対応した。極端に外れたボールじゃなかったので当たった(笑)。練習ではセンターから左を意識して練習しています。そして、打席では楽な気持ちで打席に立っています。数字やノルマは考えていなません。今日をきっかけにして、大事なゲームが続くので自分の持ち味である、チャンスに強いバッティングをしていきたいですね。頑張ります。」

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3位以内あと1勝

3位以内確保まであと1勝となった。2点リードの7回裏には、2死走者なしから一、二塁として李が3ラン。バレンタイン監督は「併殺でチャンスを潰してから点を取っていく形に力強さを感じた。優勝を目指すチームらしい戦い方だった」と目を細めた。「明日(28日)の試合に全力を込めるだけ。順位はシーズン終了時でいいよ」と強調した。

◇ジョニー花火54発

28日、ロッテ黒木が約1年ぶりに1軍マウンドに帰ってくる。約時間半の前日調整。バレンタイン監督は「満員のお客さんに応える投球をしてくれるだろう」と期待を寄せた。ヒーローインタビュー後は、黒木の背番号と同じ54発の花火を打ち上げる予定。

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ロッテ、プレーオフマジック「1」[スポニチ]

投打が噛み合っての快勝に、バレンタイン監督は「力強さを感じさせる勝利。優勝を目指すチームらしい戦い方だった」と振り返った。打の主役はベニーが復帰後も4番を守るサブロー。2回2死満塁で右前に決勝の2点適時打を放ち「絶好のチャンスをつぶさなくてよかった」と安堵の表情を浮かべた。投げては先発セラフィニが今季2度目の完投勝利。「日本の夏は暑すぎるね。おかげで体重が8キロも減ったよ」とボヤきながら8月に入って4連勝だ。

これでロッテの上位3位マジックは1。プレーオフ進出に王手をかけた。28日の先発は昨年8月16日の西武戦以来377日ぶりとなる黒木。その右腕でプレーオフを決める。

◇借金3、西武と2差

投打共に覇気のない敗戦に、オリックスの仰木監督は怒り心頭だった。特に先制点を挙げた直後に逆転を許した先発・ケビン、そして1−3の7回、李に決定的な3ランを浴びた3番手・萩原に怒りの矛先は向けられた。「ケビンは相変わらず投球がヘタ。(萩原は)何のためにリリーフに出ていっとるのか分からん!」。3連敗で借金は1ヶ月ぶりの3となり4位西武とは2ゲーム差。プレーオフ進出にやや暗雲が立ち込めてきた。

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セラフィニ完投9勝目…猛暑で8キロ減も大丈夫[サンスポ]

2度目の完投で9勝目を挙げたセラフィニは、8月は4試合に登板し、4勝と好調。この日は11安打されても集中力を切らさず、2失点で投げ切った。猛暑で体重は8キロ落ちたそうだが、四球も1つと制球も抜群。「ストライクを先行させることを心掛けているのがいいのかもしれない。8月は暑すぎるけど、いい月だ」と上機嫌だった。

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ロッテ、プレーオフ王手[報知]

1点を追うロッテは2回、今江の適時二塁打で追いつくと、サブローの2点タイムリーで勝ち越し。7回には李の24号3ランで加点。セラフィニが完投で9勝目を挙げた。オリックスは2ケタ安打を放ったが、打線のつながりが悪く3連敗。

ロッテの悲願は、復活をかける黒木に託されることになった。投打が噛み合っての快勝で、3位以内のマジックはついに「1」。28日のオリックス戦(千葉マリン)に勝てば、プレーオフ圏内の座を自力でたぐり寄せることができる。

6回表終了後、28日の予告先発投手の発表で「黒木」の名前が告げられると、球場全体が割れんばかりの大歓声に包み込まれた。かつてのエースの復帰を球団も盛大に祝福する。当日の試合後には、チームの勝敗にかかわらず、球界としては前代未聞の球場内での打ち上げ花火を敢行。ジョニーの背番号と同じ54発を二塁ベース後方から打ち上げる予定だ。

この日は、ランニングと遠投で“最終調整”を行った黒木。スタンドの子供達から送られる声援に、笑顔で手を振って応えるなど、復帰登板へのプレッシャーは感じさせない。「頑張るだけですよ」夏休み最後の日曜日、ジョニーの右腕から新たなドラマが起きる。

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8キロ激ヤセ!セラフィニ9勝目[ニッカン]

先発のセラフィニが2度目の完投で9勝目を挙げた。8月は4試合に登板し、4勝と絶好調。この日は11安打されたが、集中力を切らさず、2失点で投げ切った。猛暑で体重は8キロ落ちたが、練習量を落として体力の消耗を抑えているのが好調の要因という。左腕は「ストライクを先行させることを心掛けているのがいいのかもしれない。8月は暑すぎるけど、いい月だね」と快投に上機嫌だった。

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