わたしはかもめ2005年鴎の便り(9月)

便

9月11日

西武6−4千葉ロッテ(インボイス)

西武が3本塁打でロッテに逆転勝ち。西武は3点を追う2回、中村の自身2本目となる20号満塁HRで逆転に成功するが、先発・帆足が粘れずにすぐにロッテに追いつかれ降板。しかし直後の3回、カブレラの36号ソロ、さらに2者連続となる和田の26号ソロで勝ち越しに成功し、このリードを4人の継投で守り切りった。3回途中から3回1/3を無失点で抑えた2人目の宮越が4勝目を挙げた。ロッテは大塚の2試合連続となる6号ソロなどで3点のリードを奪ったが、先発・黒木が3回0/3を投げ、3本の本塁打を浴び6失点と誤算だった。

123456789R
千葉ロッテ2110000004
西武04200000x6
黒木
「まめは関係ない。相手が失投を見逃してくれなかっただけです。チームの勝ちたい気持ちに応えられない自分が腹立たしいですね。この悔しさはどこかで倍返しにします。」
加藤
「今日はボールが走っていました。球種的にはスライダーとチェンジアップが良かったですね。カーブはそんなに投げていないです。ここのところ調子が悪かったので、今日はいいピッチングができたと実感しています。回の途中からの登板は、いつも準備はしていますが、慣れていないとつらいところがあります。とにかく、どこでも任されたところで自分のピッチングをするだけですが、先発のアピールはできたかな(笑)。」
「ホームランは完璧な当たりでした。バッティングの調子はいいですけど、ものすごくいいというほどではないです(笑)。規定打席は到達したいことはしたいけれど、チームの方針だから、欠場しても仕方がないです。とにかく、残り少ないですから、チームに貢献することだけを考えてます。」

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黒木3被弾KO、12日登録抹消[ニッカン]

◇3発食らい撃沈

観客が帰った後の球場を、ロッテ黒木がダッシュする。悔しさを体に刻むかのように、左翼付近で約20メートルの距離を何本も駆け抜けた。

復活勝利を飾った前回登板から、2週間ぶりの先発だった。だが甘いカーブを狙われ、3被弾6失点、4回途中で降板。グラブをベンチにたたきつけた。自ら課した“罰走”には「クールダウンみたいなものです」と説明。敗戦には「勝ちたいというチームメートの気持ちが伝わってきたにもかかわらず、士気を下げる投球をしてしまった。ここ1番のコントロールですね」と厳しい表情を見せた。

昨季8月に右ひじの違和感を感じた因縁の西武ドームだったが、無念は晴らせなかった。バレンタイン監督は「指にマメがあったから、思ったようなコントロールができなかった」とかばったが、本人は言い訳なし。12日に1軍登録を抹消され、再起を図る。

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黒木あわれ3被弾…プレーオフの“刺客”候補は失格[サンスポ]

屈辱のKO劇だった。交代を告げられると、黒木はゆっくりとマウンドをおり、ベンチにグラブを叩きつけた。3回0/3で3本塁打を含む5安打、6点を失った。

黒木
「みんなの勝ちたいという気持ちが伝わってきたにもかかわらず、士気を下げる投球をしてしまった。」

2回、四死球が絡み1死満塁。そこで中村に、カーブを強振されるグランドスラムを被弾。3回には、カブレラ、和田に2者連続弾を浴びた。

前回の登板ではオリックス相手に、452日ぶりの勝利。続けざまに西武打線を抑えれば、プレーオフで対戦する可能性の高い両チームに苦手意識を植え付けることができた。シーズン終盤での1軍合流。大一番での秘密兵器になるはずが、結果を残せなかった。

敵地の左翼席がわずか10分で“札止め”になるほど、ファンの注目を集めたジョニー復活第2戦。しかし、期待に応えることはできなかった。

登板機会がないため、再び登録抹消される見込み。13日からのオリックス2連戦(スカイマーク)にも帯同しない。ジョニーの視界から完全復活への青写真が薄れてしまった。

◇ソフトバンクとのゲーム差は「5」に

ロッテ打線は先発の帆足を3回途中で降板させる猛攻を見せたが、4回以降は沈黙した。バレンタイン監督は「ヒットにならない、いい当たりはあった。スイングはできている」と話すのが精一杯。リリーフした加藤が5回1安打無失点と好投したが、逆転できなかった。首位・ソフトバンクとのゲーム差は「5」に開いた。

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ソフトバンク・王監督に就任要請へ…WBC日本代表監督[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)がソフトバンクの王貞治監督(65)に対し、来年3月に初開催される国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の日本代表監督就任を要請する方針を固めたことが11日、分かった。近日中にも正式な就任要請が行われる見通し。

NPBは、WBC参加に関し補償問題などで難色を示す選手会と協議する一方、監督の人選についても検討。王監督を候補に推す意見が多く一本化した。今後は本人を含めたソフトバンク側に了承を得る。

米国で行われるWBCの決勝は3月20日。来季のパ・リーグ開幕日は同25日。開幕前までチームを離れることになるが、ソフトバンクの角田球団代表は「オーナーは元々『野球界のためになることならば』という方だから、『監督がやりたいとおっしゃるなら』と思われているのではないか」と球団としては就任要請を受け入れる姿勢を示した。

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黒木「この悔しさを倍返しにする」[ニッカン]

今季2度目の登板となったロッテ黒木は、4回途中6失点と散々の内容で2軍での再調整が決まった。

3−0とリードした2回、甘いカーブを中村に満塁本塁打されて逆転を許した。チームが同点にした直後の3回には、カブレラ、和田に2連続ソロ本塁打を浴びた。バレンタイン監督は「指のまめで思い通りの制球ができなかった」とかばったが、黒木は「まめは関係ない。相手が失投を見逃してくれなかった」。

試合後、外野を黙々と走って気持ちを静めた右腕は「チームの勝ちたい気持ちに応えられない自分が腹立たしい。この悔しさはどこかで倍返しにする」と雪辱を誓った。

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