わたしはかもめ2005年鴎の便り(9月)

便

9月13日

オリックス2−3千葉ロッテ(スカイマーク)

ロッテが今季5度目の延長戦勝利を収めた。1点を追うロッテは4回、堀の2試合連続となる6号ソロで追いつくと、阿部真の適時打で再びオリックスにリードを奪われるが、7回李の27号ソロで同点とし、そのまま延長戦に突入。2−2で迎えた11回、1死一、三塁から、里崎の中犠飛で1点を奪いこの試合初めてリードを奪う。最後は小林雅が締めて、27セーブ目をマーク。オリックスは2度リードを奪い、7人の投手を継ぎ込んだものの逆転負けで今季3度目の延長戦黒星。西武と入れ替わり4位に転落した。

1234567891011R
千葉ロッテ000100100013
オリックス001100000002
渡辺俊
「ブルペンではどうなるかと思ったのですが、悪いなりに何とかゲームを作る事ができたと思います。しかし、無駄な四球や2死から連打で失点をしてしまったのは、反省しています。スンちゃんが同点ホームランを打ってくれて感謝しています。何よりチームの勝利が1番です。」
里崎
「打った瞬間に1点入ると思いました。(本塁打の)感じは良かったんだけど…(笑)。萩原投手からは、ここ最近ちょこちょこ打ってる感じはしていましたけれど、気にはしていませんでした。堀、西岡、サブローの3選手がいいチャンスを作ってくれたので、僕はちょこんとやっただけです。とにかく明日が大事。明日につながると思います。」

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里崎延長V犠飛

◇オリックスに7連勝

ロッテが、オリックスを延長で下し、意義ある白星をつかんだ。4時間15分の接戦を、最後は守護神・小林雅が締めて、殊勲の捕手里崎とガッチリ握手した。11回1死一、三塁の好機で里崎が、悠々の中犠飛で決勝点を奪った。「チャンスをつぶさないように最低限の仕事をした」と声を弾ませた。9回には代打で二塁打を放ち、勝負強さを発揮した。

途中出場も懸命のリードで藤田、薮田、小林雅と無失点継投を見せた。プレーオフで対戦する可能性もあるオリックスに、大詰めで7連勝した意味は大きい。このまま得意意識を持って短期決戦に臨める。バレンタイン監督は7連勝に「いいプレーが出た。相手も良かったが、決勝点がこちらに入った。いいところで得点しているので、勝っている」と振り返った。14日にオリックスとの最終戦を迎える。里崎は「最後が大事。残り12試合、12連勝するつもりで戦う」と誓った。

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里崎が決勝犠飛!ソフトバンクとの5差キープ[サンスポ]

延長11回1死一、三塁で途中出場の里崎が中堅に決勝犠飛。「おいしい場面。最低限の仕事ができました」とニッコリ。守備や走塁でミスが目立ったが、バレンタイン監督は「どの選手もガッツを持って、お互いのミスを補っていた」と結果に満足。これでオリックスに7連勝。首位ソフトバンクとの5差をがっちりキープ。

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ロッテ、対オリックス7連勝![報知]

◇4時間15分死闘

ロッテが延長戦を制してオリックス戦7連勝。7回に李承Yが同点27号ソロで同点とし、11回1死一、三塁から里崎の中犠飛で勝ち越した。10回のピンチをしのいだ薮田は7勝目。オリックスは7投手の継投も実らず、4位に転落した。

4時間15分の大激戦を制したロッテ・ナインに疲れの色はあまり感じられない。その表情はどこか自信にあふれていた。8月12日から始まったオリックス戦の連勝はこれで「7」に伸びた。延長11回1死一、三塁で決勝の犠飛を放った里崎は「おいしい場面が回ってきた。入ったと思ったんですが、力不足でしたね」と笑みを浮かべた。

対オリックスの死角がいよいよなくなってきた。1点ビハインドの7回2死。加藤から李が143キロ直球を弾丸ライナーで右翼席に叩き込む値千金の同点弾。加藤には今季それまで計33打者が挑んで、わずかに1安打と完璧に封じられていた。その天敵から11イニング目にして初得点を記録したアジアの大砲は「嫌な流れから同点に追いつくことができてよかった」と興奮気味にまくし立てた。

あとは自慢の救援陣の独壇場だ。8回途中で降板した渡辺俊の後を受けた藤田、薮田、そして守護神・小林雅が無失点リレー。「どの選手もガッツをもってプレーして、自分達のミスを補え合えた」。バレンタイン監督は、味方の拙守にもめげずにピンチを耐え抜いたことを高く評価した。10月のプレーオフ。オリックス相手ならば、気後れするものは何もない。

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ロッテ延長戦制し対オリックス7連勝[ニッカン]

ロッテは延長戦を制し、これでオリックス戦7連勝。バレンタイン監督は「いいところで、いい安打が出ているからだろう」と勝因に打線の勝負強さを挙げた。その強さが出たのが11回。10回までは細かい継投に苦しんだが、この回先頭の堀が右前打し、1死後のサブローも中前打。最後は里崎の中堅への当たりが犠飛になって勝ち越した。里崎は「本塁打かと思った。最低限の仕事」と物足りなそうだったが、指揮官は「どの選手もガッツを見せてくれた」と、選手の粘りに満足顔だった。

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