わたしはかもめ2005年鴎の便り(9月)

便

9月14日

オリックス4−6千葉ロッテ(スカイマーク)

ロッテがオリックスとの最終戦に勝利し、貯金を今季最多タイの33とした。ロッテは1回、橋本の7号3ランで先制。2回には相手のエラーなどで2点を加え有利に試合を進めた。先発セラフィニは今季4人目となる10勝目を挙げた。なおロッテで4人が2ケタ勝利をマークするのは、1988年以来6度目となり、球団タイ記録。オリックスは3回、下山の4号ソロ、6回には3連続適時打で2点差まで詰め寄るが、ロッテ中継ぎ陣を打ち崩せず連敗。これで対ロッテ8連敗となり、3位西武とのゲーム差が1に広がった。

123456789R
千葉ロッテ3200010006
オリックス0010030004
セラフィニ
「前半からいい形でいけたけれど、6回は集中力が欠けてしまった…。その後、投げてくれたピッチャーがしっかり抑えてくれた。感謝したいね。今日は前半良かったけど、もっと良くなると思うよ。次の登板では、そのもっといい状態で投げたいね。オリックスに4連勝だけれど、オリックスはいい選手が揃っているからね。その相手に4連勝できたことは大きいよ。チームとしても最終戦をいい終わり方が出来たと思う。(10勝に)チームから期待がかかっていたからベリーハッピー。プレーオフにむけて1位通過したいけど、1位でなくてもしっかり投げたいね。」
橋本
「変化球が3球続いてボール。次がストレートだということは誰でも分かるでしょ(笑)。DHよりもキャッチャーの方が楽ですよ。だって打てなくても守備で取り返せるから。でも、ホームランは完璧に打つ事ができました。今シーズン1番の当たりでした。5番を意識していないと言ったら嘘になります。ただ、チャンスが多いので、打点を稼ぎたいですね。とにかく、負けられない試合が続くけれど、しっかり勝っていくだけです。」
小野
「一、二塁だったので、開き直って内角を攻めていきました。セラフィニの10勝を消したくなかったですから。あのピンチだから、開き直るしかないですから。ただ、次の7回に先頭打者を四球で歩かせたのは反省です。」

ページトップ

ロッテ17年ぶり4投手2ケタ勝利[ニッカン]

◇セラフィニ10勝まだまだ増える

ロッテのセラフィニが来日2年目で初の10勝を飾り「2ケタカルテット」を誕生させた。力で押した。圧巻は2回。先頭の北川から空振り三振を奪うと、続く相川を152キロの速球で見逃し三振。さらに大西も空振りで、3者三振。3回に下山にソロ、6回に5連打で3点を失い降板も、リリーフ陣がリードを守った。「後を抑えてくれた投手にも感謝したい」と笑顔を見せた。

これで14勝の渡辺俊、12勝の小林宏、10勝の清水に続き4人目の2ケタ勝利だ。88年(荘、村田、園川、小川)以来、17年ぶりに球団記録に並ぶ快挙。「いい投手が揃っているからね。チーム全体の結果だよ」とセラフィニ。さらに新人の久保も9勝、小野8勝、中継ぎの薮田も7勝と、まだ増える可能性もある。

セラフィニはオリックス戦無傷の4勝目だ。サーフィン好きでニックネームは「サーフ」。左腕から右足を素早く高々と上げるフォームで、まさに青波を悠々と乗り切った。チームもオリックスに8連勝で、このカード最終戦を締めくくった。「いい形でプレーオフに行きたい」と17日から西武、ソフトバンクと続く9連戦に臨む。

ページトップ

セラフィニ、ラッキー10勝[スポニチ]

セラフィニが5回0/3を7安打4失点。6回に5連打を浴びて降板となったが「小野、薮田、小林雅のリリーフに助けてもらった」と10勝目を喜んだ。これで清水、渡辺俊、小林宏に続く4人目の2ケタ勝利。球団としては88年の村田、荘、園川、小川以来、17年ぶり。バレンタイン監督は「素晴らしい投手陣だ。同様にリードする捕手も評価している」と里崎に加え、DHで初回に7号3ランを放った橋本も称えた。

ページトップ

セラフィニ10勝目!17年ぶり2ケタ勝利4投手[サンスポ]

セラフィニがMAX152キロでグイグイ攻めるパワフルピッチング。6回、オリックス打線に捕まったものの、リリーフ陣がきっちり抑えて、渡辺俊、小林宏、清水に次いで、チーム4人目の2ケタ到達した。4投手の2ケタ勝利は、昭和63年以来、17年ぶり6度目の球団タイ記録だ。

セラフィニ
「リリーフがしっかり抑えてくれたことに感謝したい。4人目?みんな防御率もいいし、投手陣がよくがんばっているね。」

オリックスに、チームが8連勝、セラフィニ自身も4連勝しているだけに笑顔だ。

筋骨隆々の左腕は、登板が開くと調子が出ない。しかし先発陣の豊富なチームとあって、間隔は自然と空いてしまう。そこで「必要なら、ブルペンに入ります」と度々中継ぎを志願している。

首位ソフトバンクの3人を上回る4投手の2ケタ勝利。しかし、ただ上回っただけではない。現在久保が9勝、小野が8勝。2ケタ投手が6人になっても不思議はない。

「投手が素晴らしい仕事をしているが、もちろん捕手も同様に評価している」とバレンタイン監督。現在、5ゲーム差離されているソフトバンクとのプレーオフも投手勝負に持ち込めば勝機は出てくる。

◇橋本が先制弾!DH起用ズバリ

橋本が1回、右中間に先制弾。2死一、二塁でカウント0−3から直球をジャストミート。橋本は「今年1番の完璧な当たり。チャンスで打てていなかったので嬉しいです」。本来は捕手の橋本がDHで出場したのは今季3度目。起用がズバリ的中したバレンタイン監督は「彼のホームランが大きなリードになった」と満足顔。

ページトップ

ロッテ球団タイ4人目2ケタ勝利[報知]

◇セラフィニ10勝

ロッテが対オリックス戦8連勝をマークした。初回に橋本の7号3ランで先制すると、2、6回に追加点。セラフィニは10勝目。ユウキの乱調が誤算のオリックスは、6回に5連打で3点を返したが、後続を断たれた。

区切りの勝利を飾るには、相応しい内容ではなかった。最後は5連打を浴び、5回0/3を4失点で降板。救援陣が踏ん張って手にした初の2ケタ、10勝目に、セラフィニは「期待がかかっていたからね。とてもハッピーだよ」と笑顔でナイン、首脳陣と拳をぶつけ合った。

渡辺俊、小林宏、清水に続き、4人目の2ケタ勝利投手の誕生。1988年以来6度目の球団タイ記録だ。豊富な先発陣ゆえにローテーションを最大7人で回すこともあった。登板間隔はあき、登板数は減ったが、先発投手は全員、勝率5割以上をマーク。“ゆとり登板”が見事に実を結んだ。

セラフィニ自身がオリックス戦4連勝なら、チームは8連勝。17年前は最下位に終わったが、今年はここまで2位。リーグトップのチーム防御率が示す通り「投手陣は素晴らしい人材が揃っている」とバレンタイン監督は称賛した。ルーキー・久保も9勝。ロッテ史上最高の“投手王国”誕生は目前だ。

ページトップ

W杯参加の可否を16日に回答…NPBの最終条件受け選手会[サンスポ]

来年3月に米国で開催されるプロ野球の国別対抗戦、「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の参加問題で、NPB(日本プロ野球組織)と労組・プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト)が14日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で事務折衝を行った。

NPBは席上、参加報酬や故障の際の補償内容についての最終条件を提示。ソフトバンク・王監督に代表監督を要請した件なども伝えたようだ。選手会は一両日中に12球団の選手会長らから意見を集約し、16日に参加の可否をNPBに連絡することで合意した。

選手会の松原事務局長は「あとは選手達が意思決定すること」と説明した。NPB選手関係委員会の野崎委員長(阪神取締役)は「選手会も大会をつぶそうとは思っていない」と参加の手応えを感じていたが、選手会が不参加の結論を出せばNPBが選手と個別交渉して代表を編成する準備があることも示唆した。

ページトップ

ロッテ17年ぶり快挙、2けたカルテット[ニッカン]

ロッテは6回途中4失点のセラフィニが10勝目をマークした。これで2けたの勝ち星を挙げた投手はチーム4人目となり、球団では88年以来17年ぶりの快挙となった。セラフィニは6回に5連打を浴びるなど満点の出来ではなく「集中力を欠いた。次の試合ではもっといい状態で投げたい」と反省していたが、救援陣の奮起で逃げ切った展開にバレンタイン監督は上機嫌だった。「いい投手が揃っているし、捕手も高い評価を受けるべきだろう」と、安定感のあるバッテリーの働きぶりを高く評価していた。

ページトップ

WBC参加問題、選手会が週内に回答[ニッカン]

来年3月に初開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)参加問題で、日本プロ野球組織(NPB)は14日、都内で日本プロ野球選手会と事務折衝を行った。選手会側は結論を持ち越し、16日までに最終的な回答をすることになった。WBCに対する両者の方向性は「出場するに値する大会というのは共通認識」(巨人・清武球団代表)だが、選手会側は故障した場合の補償や出場手当などを不満として交渉を続けてきた。選手会の松原事務局長は「いただいた条件をまとめ、今日と明日で各選手会長や役員に連絡して意思決定します」と話した。

ページトップ