わたしはかもめ2005年鴎の便り(9月)

便

9月24日

東北楽天8−1千葉ロッテ(フルキャスト)

楽天が14安打8得点で連敗を8で止めた。楽天は3回川口の適時二塁打などで3点を先制。さらに4回高須の適時打、7回吉岡の犠飛、8回佐竹、高須の適時打で点差を広げた。先発・一場は、9回を113球4安打4三振2四球で、9月3日以来自身2度目の完投勝利で今季2勝目。ロッテは8回、代打井上の自身5本目の代打HRとなる2号ソロの1点のみで首位ソフトバンクとのゲーム差は変わらず3。先発・久保は、3回2/3を4失点で自身最短降板。なお、ソフトバンクが負けたためプレーオフ1位通過への望みを繋げた。

123456789R
千葉ロッテ0000000101
東北楽天00310013x8
久保
「調子は良くもなく悪くもなく普通でした。ただ、決め球の変化球が甘く入ってしまいました。フォークもそうだし、簡単に外野に持っていかれてしまいました。プレーオフでの登板はどうなるか分からないけど、チャンスがあれば頑張ります。」
バレンタイン監督
「9連戦の8戦目で、しかもデーゲームだったので疲れがあったのかもしれない。明日、気持ちを持ち直していい形で臨みたいと思う。」

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宮城コンビ奮戦

小坂と井上の宮城出身コンビが地元で奮起し、チームの全4安打を放った。小坂は3安打と気を吐いた。井上も8回に代打で2号ソロを右翼席へ放ち、完封負けを阻止。両親が観戦に訪れていた小坂は「積極的にいこうと思っていた」と振り返った。

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ロッテの単独首位が消滅…新人王候補・久保が4失点KO[サンスポ]

久保が4回途中7安打4失点とKO。ソフトバンクも敗れたため、同率首位の可能性は首の皮1枚残されたが、ロッテの単独首位は消滅した。「いい投球をしたいと思っていたのに残念です」と悔しがった久保だが、1年目で10勝を挙げ、新人王有力候補となっている。「良いときと、悪いときの波が激しかった。7回2失点くらいで抑えられる投手になりたい」と振り返った。

◇バレンタイン監督が義援金

ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が募っていたハリケーン「カトリーナ」の義援金が、62万1100円集まった。これに同額を加えた124万2200円を、知人が世話する被災者の4家族に送る。バレンタイン監督は、17日からの6連戦(千葉マリン)で、募金を呼び掛けていた。

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ロッテ、4失策で単独1位消えた[スポニチ]

今季最多の4失策。打線も一場の前に4安打で単独1位の可能性は消えた。バレンタイン監督は「なるべく近い点差にとどめたかった」と先発・久保を4回途中で交代させると計6投手をつぎ込んだ。そんな執念も実らず「選手に疲れもあったようだ。気持ちを切り替えるしかない」と指揮官。首位ソフトバンクが西武に敗れたため、同率1位の可能性は辛うじて残った。

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ロッテ4安打4失策完敗も同率1位ある?[ニッカン]

ロッテは楽天に完敗したが、ソフトバンクも敗れたことで、わずかながらレギュラーシーズン同率1位の可能性を残した。既に10勝を挙げ、新人王最有力候補のルーキー久保が、一場との初対決に敗れた。先発し3回2/3を4失点とプロ最短で降板。「ボール球を生かしきれなかった。レギュラーシーズン最後の登板になると思うので、いい投球をしたかった。残念です」と振り返った。

打線も4安打と振るわず。さらに今季最多4失策と守備も乱れた。8回にはパスクチが平凡な右飛を落球するというタイムリーエラーも出た。今後ロッテ3連勝、ソフトバンク3連敗で同率首位となる。バレンタイン監督は「守り?疲れが出たのかも知れない。気持ちを取り直して、また臨みたい」と話した。一場については「いい投手だ。チェンジアップ、カーブが切れていた。若くてイキのいい投手だ」と話した。

◇米被災者に124万円

ロッテのバレンタイン監督が、17日からの千葉マリン6連戦で集まった米国を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」の募金62万1100円に自ら同額を寄付し、計124万2200円を被災者家族に送ることを明かした。同監督は「協力してくれたファンに心から感謝の気持ちを伝えたい」と語った。また新たに発生したハリケーン「リタ」についても「異常な事態だと思う。心配だ」と漏らしていた。

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バレンタイン監督「一場がよかった」[ニッカン]

先発の久保が4回途中4失点で降板すると、もうロッテには盛り返すだけの力はなかった。バレンタイン監督は「9連戦の8試合目。疲れもあったのだろう」。最下位の楽天に喫した1敗で、レギュラー・シーズン単独首位の夢がついえた。

前日12得点の打線は楽天の先発一場の前にわずか4安打で1点。バレンタイン監督も「一場は若くて生きのいい投手。最後まで速球が衰えなかった」と脱帽するしかなかった。

首位ソフトバンクとの3ゲーム差は変わらないまま、残りは3試合。同率首位の可能性はまだあるが、逆にゲーム差が5に広がれば、第2ステージでアドバンテージの1勝を与えてしまう。指揮官は「また気を取り直して、いい形で残り試合に臨みたい」と最後の戦いに向け、決意を語った。

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ルール変更訴える

ソフトバンク角田球団代表が、26日のパ・リーグ理事会で来季プレーオフについてシーズン1位チームがアドバンテージを確保するためのルール変更を訴える。現在は2位以下のチームを5ゲーム差以上離せば、プレーオフ第2ステージで1勝分のアドバンテージを得る。角田代表は「シーズン1位の価値を考えると、もっとアドバンテージがないといけない。シーズン1位になった時点で1勝分のアドバンテージがあるか、最低でも2位に1.5ゲーム差つければ1勝分がないと」と話した。

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