わたしはかもめ2005年鴎の便り(9月)

便

9月30日

ボビー挑発

◇「松坂に打撃投手をお願いしたのに返事がない」

西武を本拠地で迎え撃つロッテ・バレンタイン監督は9月30日、挑発スレスレの言葉で対抗心をむき出しにした。ロッテはプレーオフ初体験だが「現行のシステムでいえば西武だって出場は昨年の1回だけ。大した差ではない」と反発。「大切なのはこれからケガ人を出さないことだ」と、むしろカブレラが戦線離脱した西武を皮肉るように話した。松坂についても「松坂に電話して『打撃練習で投げてくれ』とお願いしたのだがまだ返事がない」と人を食ったジョークで笑いをとり、「どういった球を投げるか、ビデオを見ながら研究する」と本番までに徹底対策を行うとした。メッツ監督時代には00年にワイルドカードからワールドシリーズに導いており、プレーオフの戦い方は熟知している。

◇渡辺俊、和田をマーク

サブマリン渡辺俊がカブレラ抜きの西武打線を警戒した。主砲不在でくみしやすいと思いきや「その分、嫌らしいバッターが多い。短期決戦はどうなるか分からない」と油断を戒めた。代わって要注意マークをつけたのが和田。「その人が打つとチームも乗っていく人だから」と、まずは有力視される第1戦先発でキーマン封じに乗り出す。

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ロッテと広島、希望枠使わず

コミッショナー事務局は9月30日、今秋ドラフト会議にかかわる入札抽選参加、希望入団枠使用について公示した。希望入団枠を使用しない球団は広島、ロッテだけ。他の10球団は希望枠を使用する。これにより広島、ロッテの2球団は10月3日の高校生ドラフトで2巡目の指名権を得た。高校生ドラフトでの入札抽選に不参加の球団はなかった。高校生ドラフトでのウエーバー順は9月26日時点での順位により広島、楽天、巨人、日本ハム、ヤクルト、オリックス、横浜、西武、中日、ロッテ、阪神、ソフトバンクの順に決まっている。

◇ロッテ秘密主義

ロッテは大学・社会人ドラフトでの希望枠行使を見送った。宮田編成部長は「高校生の2巡目と比較したら、こちらの(指名の)方がベターと判断した」と、高校生ドラフトで人材確保に乗り出す。しかし候補者どころか補強ポイント、指名人数まで秘密主義で「当日のお楽しみ」と詳細は明かさなかった。大阪桐蔭・辻内を最有力に、当日まで他球団の動向をにらみながら判断する。

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ロッテ大祝勝会、福岡の宿舎変更[報知]

◇31年ぶり優勝へ準備はバッチリ

ロッテが大祝勝会のスタンバイを完了した。球団は30日、ビールかけを盛大に行うため、プレーオフ第2ステージが行われる福岡の宿舎を、シーズン中に使用したホテルからヤフードーム隣接のホテルに変更。テレビ各局のブース、カメラ位置なども早々と決定しており、31年ぶりの優勝を大々的に露出させる考えだ。

シーズン中の常宿は福岡の繁華街・天神に位置する。祝勝会場のスペースは限られ、テレビ各局の中継車を駐車する場所もない。さらにロッテが優勝すれば、ソフトバンクは2年連続でレギュラーシーズン1位からのV逸。球団関係者は「繁華街でのビールかけは危険ですから」と福岡のファンの暴徒化を危惧していることもあり、宿舎の変更が決まった。

また、ロッテは阪神との日本シリーズを想定して神戸市内の宿舎を確保。今後はシリーズ制覇時の祝勝会の打ち合わせも行う。優勝、そして日本一に向け、準備は着々と進んでいる。

◇偉大なOB登場タッグポスター

ロッテが1日からJR海浜幕張駅などで“タッグポスター”を展開する。テーマはリーグ制覇した74年の「乗り移り」。金田正一元監督とバレンタイン監督、有藤通世氏と打撃陣、村田兆治氏と投手陣などのバージョンがある。球団関係者は「偉大なOBの力を借りてプレーオフを勝ち抜いて欲しい」とその効果に期待を寄せた。

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渡辺俊、和田封じヤル気満々[スポニチ]

ロッテは30日、西武と対戦するプレーオフ第1ステージに向けて千葉マリンで練習再開。8日の初戦先発が有力視される渡辺俊は、キャッチボールとランニングで調整した。西武打線は左手首有鉤骨骨折でカブレラの欠場が決定的だが「ほかにもいやらしい打者はたくさんいる。特に和田さんが打つと勢いが出る」と今季の首位打者を最重要ポイントに挙げた。

和田とは今季10打数2安打。本塁打、打点共になしと抑え込んでいるが、油断はない。今季最終戦となった9月28日の日本ハム戦(札幌ドーム)では同じ右のパワーヒッターである新庄を“仮想和田”に見立てて、3打数無安打の2奪三振。投球時に上げる左足のタイミングを変えて、早くも大一番に備えた。サブマリンは「短期決戦なのでとにかく勝つだけ」と意気込んでいた。

◇松坂、初戦先発&第3戦中継ぎも

プレーオフ第1ステージ初戦先発予定の松坂が1勝1敗のタイにもつれ込んだ場合、中1日で第3戦の中継ぎで待機する。第1ステージを勝ち上がれば中4日で第2ステージ第2戦(13日)の先発に回る松坂は「フル回転は当然」ときっぱり。荒木投手コーチも「第3戦で負けたら終わり。後のことを考えずいってもらう」と第1ステージからエースのフル回転を示唆した。

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ボビーが西武に対抗心、皮肉に挑発も[ニッカン]

西武を本拠地で迎え撃つロッテ・バレンタイン監督は9月30日、挑発スレスレの言葉で対抗心をむき出しにした。ロッテはプレーオフ初体験だが「現行のシステムでいえば西武だって出場は昨年の1回だけ。大した差ではない」と反発。「大切なのはこれからケガ人を出さないことだ」と、むしろカブレラが戦線離脱した西武を皮肉るように話した。松坂についても「松坂に電話して『打撃練習で投げてくれ』とお願いしたのだがまだ返事がない」と人を食ったジョークで笑いをとり、「どういった球を投げるか、ビデオを見ながら研究する」と本番までに徹底対策を行うとした。メッツ監督時代には00年にワイルドカードからワールドシリーズに導いており、プレーオフの戦い方は熟知している。

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広島、ロッテが希望入団枠を回避…大学・社会人ドラフト[サンスポ]

プロ野球コミッショナー事務局は9月30日、大学・社会人ドラフト(11月18日)で希望入団枠(昨年までの自由獲得枠から名称変更)を行使する球団を公示し、広島とロッテは同枠を回避することが決まった。この2球団には10月3日の高校生ドラフトで2巡目指名の権利を与えられる。

新ドラフトでは高校生の1巡目指名(入札抽選)か、大学・社会人の希望枠を回避した場合、もう一方のドラフトで2巡目指名権を得る優遇措置があり、30日が申請の締め切りだった。高校生の1巡目指名を回避する球団はなかった。

現時点で希望枠の動向は別表の通りで、巨人の福田聡志投手(22)=東北福祉大、ヤクルトの武内晋一内野手(21)=早大、西武の松永浩典投手(21)=三菱重工長崎=らの入団が確実になっている。

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ドラフト、ロッテ、広島は希望枠使わず[ニッカン]

コミッショナー事務局は9月30日、今秋ドラフト会議にかかわる入札抽選参加、希望入団枠使用について公示した。希望入団枠を使用しない球団は広島、ロッテだけ。他の10球団は希望枠を使用する。これにより広島、ロッテの2球団は10月3日の高校生ドラフトで2巡目の指名権を得た。高校生ドラフトでの入札抽選に不参加の球団はなかった。高校生ドラフトでのウエーバー順は9月26日時点での順位により広島、楽天、巨人、日本ハム、ヤクルト、オリックス、横浜、西武、中日、ロッテ、阪神、ソフトバンクの順に決まっている。

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ドラフト、広島、ロッテは希望枠回避[ニッカン]

プロ野球コミッショナー事務局は30日、大学・社会人ドラフト(11月18日)で希望入団枠(昨年までは自由獲得枠)を行使する球団を公示し、広島とロッテは同枠を回避することが決まった。この2球団には10月3日の高校生ドラフトで2巡目指名の権利を与えられる。新ドラフトでは高校生の1巡目指名(入札抽選)か、大学・社会人の希望枠を回避した場合、もう一方のドラフトで2巡目指名権を得る優遇措置があり、30日が申請の締め切りだった。高校生の1巡目指名を回避する球団はなかった。

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