わたしはかもめ2005年鴎の便り(10月)

便

10月2日

万全!!先発陣

プレーオフ第1ステージの先発投手陣が万全の状態で大一番に臨む。第1戦が濃厚な渡辺俊はブルペンで70球を投げ「原点に戻り、体の軸、バランスを重視した。後半戦で1番良かった」と話した。2戦目が予想される小林宏はシート打撃に登板、打者13人を2安打に抑えた。「ブルペンと同じように投げた。いいですよ」とキレのあるスライダーに手応えを感じていた。

小林宏
「最後の登板と感触に変わりはなかったですね。前回からいい状態はキープできています。ただ、バッターは対戦したことない自分のチームのバッターですからね。ピッチング自体はブルペンと同じ。自チームとはいえ、バッターがいると多少力は入りましたね。」
小野
「シーズンが終わってから初めてブルペンに入りました。68球です。疲れが大分あって体も最後はきつかったので、休んで疲れが取れて感じは良かったです。いい調整ができると思います。中継ぎと言われていませんが、間違いなくそうでしょう(笑)。やるだけですが、楽しみにはしていますよ。マウンドを楽しんで来ます。」

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ボビーが引き当てる!!

◇吉兆!!球場に蛇

ロッテのバレンタイン監督が初体験のドラフト抽選で辻内を引き当てる。2日、千葉マリンで編成会議が行われ、宮田編成部長は「名前を出さない方針は最後まで同じ」としたが、今年早々から徹底マークしている辻内で固まったとみられる。同監督は「(くじを引くのはウエーバー順で)最後になるかも知れないね」と話した。残りクジでも「監督が引くことになっているから」と覚悟を決めた。

吉兆もあった。練習中、ロッカー室裏の通路にアオダイショウが出現。球団関係者が捕獲して外に逃がしたが、バレンタイン監督は「幸運をもたらしてくれるでしょう。ヘビが球場に来ると、幸運を持ってきてくれる」と笑顔を見せた。今季は久保が新人王確実の10勝を挙げ、大阪桐蔭出身の3年目・西岡が盗塁王に輝いたが、ドラフトでも金の卵を獲得する。

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ロッテ、青森山田・柳田の1本釣り狙い[スポニチ]

高校生ドラフトは3日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで行われる。豊作と言われる今年の高校生の獲得をめぐり各球団は最終的な戦略を煮詰めたが、ロッテが直前で方向転換することが分かった。抽選が確実となっている大阪桐蔭・辻内崇伸投手(17)の1巡目入札を回避し、青森山田・柳田将利投手(18)の1本釣りを狙う。

大胆な選手起用でリーグを盛り上げたバレンタイン監督が、ドラフトでは「みちのくの剛腕」を1本釣りすることになった。この日、指揮官を含めたスカウト会議で検討した結果、149キロ左腕・柳田を1巡目指名する方針に切り替えた。

当初は156キロ左腕・辻内の1巡目指名を予定し、柳田は外れ1巡目の最有力候補だった。だが辻内は巨人、西武、オリックスとの競合は必至。抽選で外れた場合、パ・リーグ2位のロッテはウエーバー順が10番目のため、柳田を含め上位にリストアップしている投手は全て消える可能性が高い。会議を終えたバレンタイン監督は「このギャンブルは球団の未来がかかってくるもの。(自分の)性格上、いかにリスクが低くなるかを考える」と辻内回避を示唆。エースの可能性を秘める柳田の素質に懸けた。

柳田は2年夏から3季連続で甲子園に出場。今夏は2回戦の国士舘戦で3安打完封、打ってはバックスクリーンに特大の1発を放ち、辻内にも負けない潜在能力の高さをアピールした。

「戦略上のメリットがないから、今回のドラフトは名前を一切明かさない」と“隠密ドラフト”を公言してきた宮田編成部長はこの日も「ここまできたら最後まで…」と口を閉ざした。しかし、関係者の話を総合すると柳田指名は確実な情勢。シーズン同様、ドラフトにも臨機応変のスタイルで臨む。

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ロッテ、ヘビが出て「吉兆」[サンスポ]

競合覚悟で辻内を指名するだけにバレンタイン監督は「球団の未来がかかっている」と重要性を説明した。もっともこの日の千葉マリンでの練習後、ロッカールーム前に体長約30センチのヘビが突如出現。「アメリカでも、ヘビは幸運をもたらすよ」と吉兆に笑顔だった。“幸運のスネーク”の甲斐なく外した場合、他球団のマークの薄い市和歌山商の川端を指名する公算が大だ。

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