わたしはかもめ2005年鴎の便り(10月)

便

10月6日

ボビー「瞑想トレ」全員で自然体[ニッカン]

パ・リーグのプレーオフ第1ステージがいよいよ8日、開幕する。千葉マリンで西武を迎え撃つロッテは6日、「瞑想トレーニング」を実施した。勝利へ、全選手が目を閉じて精神を集中させた。

午後1時、練習開始直前だった。バレンタイン監督は外野に全選手を集合させた。「15秒間、目を閉じて今シーズン、考えてきたことを思い出して欲しい」。決戦の舞台、千葉マリンを沈黙が包んだ。輪が解けると、普段と同じ練習を続けた。

バレンタイン監督はチームの様子に「落ち着いていて自信に溢れていた。良い心構えだと思う」と手応えを口にした。今春キャンプでも選手に先になにもない「空イヤホン」をつけさせた。「聞こうという姿勢があれば、やがて聞こえてきます」と。シーズンの最初も最後も「心の中」をのぞくことを望んだ。

4番が濃厚なサブローは「松坂、西口さんからヒットを打つイメージをつくった」と気持ちを高めた。バレンタイン監督は「プレーオフも同じ気持ちで戦ってくれればいい」。自然体で短期決戦に挑む。

ベニー
「準備はできているよ。(プレーオフは)メジャーでも1度経験しているからね。楽しみだよ。」
小林雅
「いい調整ができています。調子は悪くないですよ。疲れもあったけれど、この1週間で完全に取れました。昨日シートで投げたので、残りはノースロー。ランニング、ウェイトで仕上げていきます。とにかくやるだけ。頑張ります。」

◇練習無料見学

プレーオフ開幕前日の7日、千葉マリンで午後2時から同4時まで予定している打撃練習をファンに無料開放する。正面広場で午後5時から前夜祭、同7時からは決起集会も開催。「その前に見学してもらってはどうか」とバレンタイン監督が提案。第2ステージの場合、千葉マリンを開放し福岡ドームの全試合を放送することも検討中だ。

◇里崎静養

ロッテ里崎智也捕手(29)が発熱のため、大事を取って、練習を休み、静養した。

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“つなぐ4番”サブローが引っ張る[スポニチ]

8日に千葉マリンで開幕するプレーオフ第1ステージで、ロッテ打線のカギを握る4番・サブロー外野手(29)がシーズン同様、つなぎ役に徹する。4番でも右打ちをすれば、送りバントもこなす“ニュータイプ”の4番。この日の打撃練習ではいつも通り中堅から右方向へ、鋭い打球を連発した。

「打順に意識はない。3番からの流れをつなげていくだけだから…」と42スイングで安打性の打球は17本。右翼ポールを直撃したのが、唯一のサク越えだった。

今季は8月13日のオリックス戦(スカイマーク)から4番に抜てきされると31試合で“大役”を務め、打率.388、8本塁打、22打点。それまでの76試合でマークした打率.274、6本、28打点をしのぐ成績を残した。今季73試合で4番を務めたベニーが5日から1軍に合流。右太腿痛も癒えての復帰だが、ロブソン打撃コーチは「プレーオフでもサブローが4番として活躍してくれることに疑いはない」と信頼は厚く、サブローは「最も大事なのは第1試合。1打席目の初球から集中していく」と、初戦先発の松坂攻略を誓った。

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優勝へ“ボビーの洗脳”…8日からパ・プレーオフ第1ステージ[サンスポ]

ロッテが6日、8日からのプレーオフ第1ステージ(千葉マリン)に備え、本拠地で調整。練習前には、バレンタイン監督が選手全員を集め、「いつも通りやれば大丈夫。目を閉じてポジティブなイメージをしてください」と今季2度目の“イメトレ”を指示した。「ビールかけで音頭をとっていることが思い浮かんだよ」とは小林雅。ポジティブ・シンキングは、今季好調の要因の1つ。大事な試合を前に、再び“ボビーの洗脳”だ。

◇先発ローテ決定

西武との第1Sの先発ローテが渡辺俊、小林宏、セラフィニの順番に決まった。セラフィニは「第3戦で投げるといわれている。でも、2連勝したら福岡かな」。18.5ゲーム引き離した3位・西武との短期決戦。絶対に負けられない試合で、10勝投手6人の強力投手陣から、この3投手が指名された。

◇里崎が発熱

里崎智也捕手(29)が発熱の症状を訴え、6日の全体練習(千葉マリン)には参加せず、休養した。7日の練習は、当日の様子を見て決める。

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ロッテVイメージトレーニング[報知]

8日からのプレーオフ第1ステージに臨むロッテが6日、選手全員でイメージトレーニングを行った。千葉マリンでの練習前、バレンタイン監督が選手に“瞑想”を指示。超プラス思考を植え付け、第1ステージ突破への準備を整えた。

練習前の外野グラウンド。円陣を組んだ選手に、ボビーが目を閉じるよう促した。「シーズンが始まってから考えてきたことを、もう1度思い出してもらった」。選手はそれぞれ、最高のシチュエーションをイメージした。

楽観的“ボビー・イズム”が染みついている。選手会長の小林雅は「ビールかけの音頭を取っているところですね」。福浦は「胴上げの光景」を思い浮かべ、4番に座るサブローは「松坂や西口さんからヒットを打つ場面をイメージしました」と前向きな発言が相次いだ。

先発は渡辺俊、小林宏、セラフィニに決定。重圧のかかる初戦を任された渡辺俊も「ビールかけしか想像してませんよ」と超楽観的。開幕前日の7日には千葉マリンでの打撃練習をファンに公開する予定になっている。ボビー・ロッテはプラス思考で大一番に向う。

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