わたしはかもめ2005年鴎の便り(10月)

便

10月31日

メジャー阻止!ボビー残ってくれ[報知]

◇ロッテ重光オー内代行11・1直談判

ボビー流出を全力で阻止する。ロッテ・重光昭夫オーナー代行(50)が、米複数球団が招聘に動いているボビー・バレンタイン監督(55)と1日に会談し、残留を直談判することが31日、分かった。同監督はドジャース、デビルレイズに加え、ナショナルズの来季監督候補に浮上。米3球団との争奪戦を制するため、条件を上乗せして流出阻止を図る可能性もある。

太平洋を挟んで繰り広げられる“ボビー狂騒曲”にストップをかける。名将のメジャー流出を阻止するため、重光オーナー代行が残留要請に動く。トップ会談が行われるのは1日。2億5000万円といわれる年俸の上積みも視野に入れ、ボビーの来季続投を決定させる考えだ。

バレンタイン監督には、メジャーから待望論が挙がっている。恩師のラソーダ氏がオーナー特別顧問を務め、ボビー招聘反対派のデポデスタGMを解任したド軍。ピネラ監督の後任として期待を寄せるデ軍。さらに、バレンタイン監督は「2チーム以外に、ワシントンが面談許可を(ロッテに)申請すると思う」と話し、ワシントンDC移転1年目で人気上昇中のナショナルズの次期監督候補に浮上していることを示唆した。

04年に結んだロッテとの3年契約は06年まで残る。球団が容認しない限りはメジャーとの面談は実現しない。「このチームを愛している。とんでもない状況が起こらない限り、離れることはない。ファンの皆さんは心配しないで欲しい」とボビー。だが、残留を基本線としながらも、球団が面談を許可した場合は「他のオファーに耳を傾けないのはおかしい」と面談に応じる姿勢を見せた。

ロッテは引き留めに全力を注ぐ。瀬戸山球団代表は「契約は残っているし、来年も指揮を執ってもらう」と改めて続投を熱望。米球団からの面談要請を固辞すれば続投は確定するが、ボビーを拘束することで「来年指揮に影響があってはいけない」(同代表)との懸念もあることも事実だ。

そこで、招聘時にも尽力した球団トップが立ち上がる。英語に堪能な重光オーナー代行は1日、通訳をシャットアウトしてバレンタイン監督との“タイマン交渉”を予定。優勝、日本一を達成した手腕も評価し、条件を上積みする可能性もある。誠意を尽くして引き留める。続投か、日米4球団の争奪戦に発展するのか。1日のトップ会談に注目が集まる。

◇10日からアジアシリーズ セラフィニ、福浦欠場

アジア制覇を目指すロッテに暗雲が立ち込めた。10日からのアジアシリーズで、ダン・セラフィニ投手(31)と福浦和也内野手(29)の欠場が決定。堀、小坂の復帰も微妙で、大幅な戦力ダウンは避けられない状況になった。

アジアシリーズに向けて再始動した31日。ロッテには激闘のつめ跡が残されていた。「セラフィニ、福浦、堀、小坂は出られないかもしれない」とバレンタイン監督。セラフィニはシーズン中に左足首2ヶ所の骨折に加え、靭帯を損傷していたことが判明。内視鏡手術を受けるため、29日に米国に帰国した。また、福浦は1日に「鼠径ヘルニア」の手術を予定。10日開幕のアジアシリーズ出場は見合わせることになった。

腰痛の堀、右太もも痛の小坂もこの日の練習には不参加。「各ポジションにいい選手がいるから問題ない」と話したバレンタイン監督だが、主力4選手を欠き、オーダーに頭を悩ませることになりそうだ。

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ボビーの本音はどっち?残留強調も3球団からのオファー示唆[サンスポ]

ボビー、やっぱり!?ロッテを31年ぶりの日本一に導いたボビー・バレンタイン監督(55)は31日、メジャー3球団が同監督の招聘に動いていることを明かした。同監督は既に報じられているドジャース、デビルレイズに加え、ナショナルズからもオファーがあることを示し「耳を傾けないのはバカげている」と注目発言。自らメジャー復帰の可能性を示唆したことで、去就問題は一気に混沌としてきた。

残留か、メジャー復帰か。ロッテを31年ぶりの日本一に導き、内外で手腕が高く評価されているバレンタイン監督。アジアシリーズに向けて練習が再開されたこの日、ボビーはメジャーからのラブコールについて、正直に胸の内を明かした。

「このチームを愛しているし、自分の仕事を気に入っている。とんでもない事態でも起きない限り、そういうことはない。ファンの皆さん、ご心配なく」とまずは笑顔で一言。ロッテとは来季まで3年契約を結んでおり、残留で一件落着かと誰もが思った直後、不意をついてドッキリ発言が飛び出した。

バレンタイン監督
「これまで(報道などで)言われているデビルレイズ、ドジャース。そして、間もなくオーナーが代わるワシントン(ナショナルズ)。この3球団は近く(ロッテ)球団に対して面接(交渉)を認めて欲しいという許可を求めてくるだろう。」

既に報じられている2球団に加え、自らナショナルズの名を挙げたボビー。ドッキリ発言はさらに過激さを増す。

「多くの球団から求められるのは、悪い気はしない」。さらに「他からのオファーに耳を傾けないのはバカげている」とまで…。今にもメジャー球団と交渉の席につきかねない勢いだ。

ド軍はトミー・ラソーダ特別顧問が獲得に積極的。バレンタイン監督自身もメジャーデビューした球団で愛着は強い。まさに大本命だが、今季低迷を続けたデ軍、ナ軍の再建もまた、レンジャーズやロッテを上位に押しあげてきたボビーにとって、やりがいがある仕事と言える。

アジアシリーズに向けて、チームは5日ぶりに練習を開始。「私自身もしっかりと休めた。交流戦、パ・リーグ、日本シリーズに続いて、もう1つの優勝が目の前にきている」と4つめのタイトルに意気込む。アジア王者の看板を得て、メジャー監督として凱旋!?ボビーの動向からさらに目が離せなくなってきた。

◇ボビーに聞く

≫最近の報道について知っているか?
バレンタイン監督
「色々と聞いている。もちろん、多くの球団から求められるのは、悪い気はしない。ロッテから残って欲しいと言われることも、いいことだ。」
≫ファンは残留を望んでいるが。
バレンタイン監督
「私はこのチームを愛しているし、自分の仕事を気に入っている。とんでもない事態でも起きないかぎり、そういうこと(メジャー復帰)はない。ファンの皆さん、ご心配なく。」
≫現時点でメジャー球団との面接の予定は?
バレンタイン監督
「これまで(報道などで)言われているデビルレイズ、ドジャース。そして、間もなくオーナーが代わるワシントン(ナショナルズ)。この3球団は近く球団(ロッテ)に対して面接(交渉)を認めて欲しいという許可を求めてくるだろう。」
≫もし球団を通して面接を求めてきたら?
バレンタイン監督
「他からきたオファーに耳を傾けないのは、バカげている。」

◇既にデビルレイズが接触

デビルレイズの本拠地タンパの地元紙「セントピーターズバーグ・タイムズ」紙は31日付で、デ軍側が30日(日本時間31日)、バレンタイン監督に接触。国際電話で約2時間余り、非公式ながら監督就任問題について会談したと報じた。既にデ軍は8人の監督候補と面接をしており、バレンタイン監督が正式に9人目の候補になったとしている。一方で同紙は、ドジャースもバレンタイン監督に強い関心を示していると報道。デ軍監督就任は、ド軍とロッテ次第と指摘している。

◇瀬戸山球団代表「答えようがない」

メジャーからの相次ぐラブコールに球団は戸惑いを隠せない。瀬戸山球団代表は「そういう話が実際に来ていないので、答えようがない」と困惑顔。3年契約の2年目と来季も契約は残っており、球団はさらに2年のオプションを持っている。また、メジャーの監督に復帰する場合の選択権が、監督にあるという報道について「そういう具体的な話はありません」と否定。「ボビーとは来季のことについて、色々と話しあっています。契約は来年まであります」と来季もバレンタイン監督が指揮することを強調した。

◇セラフィニ骨折してた

今季2ケタ勝利のセラフィニが、シーズン中盤から故障に苦しんでいたことが分かった。バレンタイン監督が明かしたもので、左足首の2ヶ所を疲労骨折。靭帯も損傷していた。交流戦の期間にひねったもので、痛み止めの注射を打ちながらの出場。「とても痛い日もあったはず。ものすごいガッツだ。ゆっくり休養して欲しい」と監督。現在は米国に一時帰国しており、アジアシリーズには出場しない予定。

◇福浦が手術

ロッテ・福浦和也内野手(29)が11月1日、千葉市内の病院で、鼠径ヘルニアの手術を受ける。

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続投表明も、揺れるバレンタイン監督[スポニチ]

ロッテを31年ぶりの日本一に導いたボビー・バレンタイン監督(55)は31日、大リーグのデビルレイズ、ドジャース、ナショナルズの監督候補に挙がっていることを明らかにした。ロッテとは来季まで3年契約を結んでおり、球団側は続投は既定路線との考えを強調。バレンタイン監督も続投へ意欲を示しているが、球団の許可があればメジャー球団と面談を行う可能性を示唆するなど揺れる心境を明かした。

10日開幕のアジアシリーズ(東京ドーム)へ向けてこの日からチームは練習を再開。練習後、バレンタイン監督は来季の去就についてファンへメッセージを送った。

バレンタイン監督
「このチームを愛している。好きなことをさせてもらっているし、仕事も気に入っている。とんでもない状況が起こらない限り、ファンの皆さんは心配する必要はない。」

ロッテ側は来季までの3年契約を結んでおり、続投は既定路線と強調しているが、メジャー側の評価が日に日に高まっているのは事実。指揮官はファンサービスについて球団首脳と会議を繰り返し、来春は希望していた豪州キャンプも決定するなど続投に意欲を示しているが、同時に「タンパベイ、ロサンゼルスに加え、ワシントンもいずれはロッテに正式なオファーを求めてくるだろう」と初めてメジャーの具体的な球団名を挙げた。

来季まで契約を残していたピネラ監督を解任したデビルレイズ、デポデスタGMの解任に伴い、バレンタイン監督と親密関係にあるオーナー付顧問のラソーダ氏の復権が濃厚なドジャース、そしてナショナルズの3球団が獲得に興味を示していることを明かしたのだ。

「色んな球団から求められることは、とても喜ばしい。もちろんロッテから残って欲しいと言われることは何よりもいい気持ちだ」と話す一方、仮にロッテがメジャー側との交渉を容認すれば「他の球団がオファーをしてくれるのに、耳を傾けないことはない」と面接に応じる構えも見せた。「何よりも家族のために最善の契約をしたい」と話すバレンタイン監督の心は日米の間で大きく揺れている。

◇ロッテ「続投は既定路線」

ロッテの瀬戸山球団代表はドジャース、デビルレイズ、ナショナルズがバレンタイン監督に関心を示していることに「メジャーから現時点で話が来ていることはないし、仮定の話もできない」と戸惑いの表情を浮かべた。バレンタイン監督とは来季までの3年契約を結んでおり「少なくとも来年の契約は残っている。その後もプロテクトといっていいのか分からないが(オプションの)契約も残っている」と続投は既定路線であると主張。「もう来年のことを含めた話も監督と進めている。不安は一切ない」と話した。

◇セラフィニ、福浦もアジアシリーズ欠場

左足首捻挫の堀、右太腿裏痛の小坂に加え、セラフィニ、福浦もアジアシリーズを欠場する見通しになった。セラフィニは交流戦中に疲労骨折した左足首の回復が思わしくないためで、渡米して内視鏡検査を受けることも検討されている。福浦は鼠径ヘルニアのため、1日に千葉市内の病院で手術。バレンタイン監督は「今後は休養に充てて来季に備えて欲しい」と説明した。

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メジャー復帰か残留か、ボビーが揺れる[ニッカン]

ロッテを31年ぶり日本一に導いたボビー・バレンタイン監督(55)が10月31日、米球界復帰の可能性があることを自ら示唆した。米メディアが、ドジャースとデビルレイズが招聘に動くと報じていることに言及。千葉マリンで「ロッテを愛している」としながらも「感情を抑えきれなくなったら分からない」などとメジャー監督復帰へ含みをもたせた。ナショナルズからオファーがある可能性も明かした。ロッテ側は続投を信じて疑わないが、バレンタイン監督自身の発言だけに気になる状況になってきた。

日本一ロッテに似合わないストーブリーグが、にわかに勃発した。バレンタイン監督の母国・米国で盛り上がる去就報道。この日初めて、自らの来季について踏み込んだ発言をした。「このチームを愛している。今の仕事を大好きでやっている」と続投に意欲的な一方で、揺れる胸の内も明かした。

バレンタイン監督
「とんでもないことが起きて、感情を抑えきれなくなったら分からないが、今は心配しなくていい。もちろん、色々な球団から求められるのは好ましいことだ。」

発言は、報道陣を驚かせる内容にまで発展した。「オーナーが代わるワシントン(ナショナルズ)のチームからも話があるだろう」と明かしたのだ。ドジャースとデビルレイズが動いていることは周知の事実だが、ナショナルズの存在は米メディアもまだ報じていない。球団に正式オファーはなく、関係者を通じて何らかの打診があった可能性がある。ナ軍は現在、大リーグ機構の管轄下にありオーナー不在。現在も買い手を探しており、新オーナーが決まれば新しい体制で船出することになる。00年にメッツ監督としてワールドシリーズに導いた米監督時代の実績に加え、日本での大成功で、米国内でも評価は高まっている。

55歳。日本一を達成し、メジャー復帰への思いが募っても不思議ではない。ワールドシリーズ制覇の夢を成し遂げていない。とりわけ、ここにきてバレンタイン監督がドラフト1巡目指名を受け、プロの第一歩を踏み出した古巣ドジャースの動きが慌ただしい。現役時代から太い師弟関係で結ばれ、仲人でもあるトミー・ラソーダ氏(ド軍オーナー特別顧問)が、マッコート・オーナーにバレンタイン監督招聘を進言。前日、デポデスタGMを3年の契約期間を残して解任したのは、反対派を一掃し、バレンタイン体制に向けた布石との見方が強い。

ロッテとバレンタイン監督は来季までの3年契約を結んでいる。しかし来季については“メジャーから監督要請があれば破棄できる”という、バレンタイン監督に選択権のあるオプションが付いているとされる。

会見では、色めき立つ報道陣に対し、球団関係者が「球団の許可がなければ(米球団と面談は)できない。誤報のないように」とクギを刺す一幕も。ただバレンタイン監督はその言葉を制するように「他の人がオファーしてくれるのに、耳を傾けないのはバカな話だ」と声のトーンを高めて言った。流動的な部分はあるが、電撃退団の可能性は否定しなかった。球団だけでなく、ファンにとっても枕を高くして寝られそうにないオフになった。

◇ロッテ代表「V2を目指して頑張ってもらう」

ロッテ瀬戸山球団代表はバレンタイン監督の米国での去就報道に戸惑いを隠せなかった。「何も話がきていないから答えようがない」と困惑しながらも「仮にアメリカから話があればきっちり対応しないといけないが、来年も(ロッテと)契約が残ることを伝える」と米球団から面談の申し込みがあっても断るとした。同監督が示唆した3球団の存在についても「監督とは毎日のように話をするが、そのような話は聞いたことがない。V2目指して頑張ってもらう」と来季残留に自信を見せた。

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渡辺俊、アジアシリーズに“難敵”[ニッカン]

◇打者の表情読む“静止”奪われる…

10日開幕のアジアシリーズ(東京ドーム)で初代王者を目指すロッテに、思わぬ難敵が現れた。ロッテは31日、同シリーズに向けた練習を千葉マリンで開始したが、解釈をめぐって問題になっている「反則投球」の影響を受ける可能性が出てきたのだ。

この日、パ・リーグ審判団が千葉マリンを訪れ、ロッテ投手陣に新ルールを説明すると共に、前川審判部長は「直前では混乱が起きる。親善試合と公式戦では違う」と、アジアシリーズで早速、いわゆる「2段モーション」や投球動作に入ってからの静止を厳格に禁じる「新ルール」が適用されることを伝えた。

ロッテには「2段モーション」の該当者がなく首脳陣は安心する一方で、勝ち頭であるサブマリン渡辺俊は釈然としなかった。「(五輪など)国際大会を経験したけど、フォームを注意されたのは初めてです」。抵触したのは、ノーワインドアップ時の静止。「表情を観察したりする」という渡辺俊にとって、この一瞬の駆け引きはいわば打者封じの生命線。貴重な策を奪われた格好となり「投手はどんどん不利になりますね」とため息だった。

アジアシリーズで日本人審判がロッテの試合を裁くことはないが「韓国と台湾は元々、厳しく(フォームを)チェックする」(前川部長)と、同様のルール適用を他国審判にも求めるという。来季適用へ最初が肝心なだけに、戸惑う投手が続出するかもしれない。

◇セラフィニが左足首にヒビ

ロッテの左腕ダン・セラフィニ投手がケガのため、アジアシリーズを欠場することが31日、分かった。バレンタイン監督が明かしたもので、左足首2ヶ所にヒビが入り、腱も1本切れているという。「交流戦で足をひねって痛めたらしい。オールスター明けから折れた状態だった」と2週間に1度、痛み止め注射を打ちながらマウンドに立ち続けていた。既に帰国し、内視鏡手術を検討中している。ロッテは同投手と来季も契約予定でオフは治療に専念だせる方針。また、福浦和也一塁手は11月1日に「鼠径ヘルニア」の手術を受ける。こちらも同シリーズの欠場が決まった。

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プロの秋季練習見学が可能に…高校生の入団内定者[サンスポ]

10月3日の高校生ドラフトで指名され、入団が内定した選手のプロ球団秋季練習見学が31日、可能になった。この日、日本高野連が一定の条件を満たした上で許可したことを、コミッショナー事務局が発表した。 秋季練習見学は今年から高校生を対象としたドラフトの開催時期が前倒しされたため、球団側が高野連に要望を出していた。高野連側が出した

(1)
保護者から学校長に事前了解を得る
(2)
練習見学は授業に支障がないときに限る
(3)
宿泊を伴うときは保護者など責任者が同行する
(4)
練習参加はさせない

の4項目が満たされれば、制服着用でスタンドやベンチやブルペンなどでの見学が認められる。

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入団内定選手の秋季練習見学が可能に[スポニチ]

10月3日の高校生ドラフトで指名された入団内定選手のプロ球団秋季練習の見学が可能になったと31日、コミッショナー事務局が発表した。プロ側が出していた要望に対し日本高野連が一定の条件を満たした上で許可したもので、巨人の1巡目指名の大阪桐蔭・辻内崇伸投手(17)が宮崎での秋季キャンプを見学できることになった。

指名選手の練習見学については、これまで学生野球憲章に抵触する恐れがあるため自粛されていた。今年から高校生対象のドラフトの開催時期が前倒しされて時期的に秋季練習の見学が可能となり、各球団が高野連に要望を出していた。

高野連側は

(1)
保護者から学校長に事前了解を得る
(2)
練習見学は授業に支障がないときに限る
(3)
宿泊を伴うときは責任者が同行
(4)
練習参加はさせない

の4条件を提示。これが満たされれば、制服着用でベンチやブルペンなどでの見学が認められる。

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ロッテがアジアシリーズへ練習再開[ニッカン]

日本シリーズ優勝のロッテは31日、日本代表として出場するアジアシリーズ(10日開幕・東京ドーム)に向けての練習を千葉マリンで再開した。バレンタイン監督は福浦とセラフィニが故障で同シリーズを欠場することを明らかにした。福浦はヘルニアの手術を受ける予定で、セラフィニはシーズン中に疲労骨折した左足首が完治していないため。

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ボビーにメジャー3球団が興味[ニッカン]

ロッテを31年ぶりの日本一に導いたボビー・バレンタイン監督(55)は31日、ドジャースなど米大リーグ3球団が同監督の招聘に興味を示していることを明らかにした。ロッテは来季までの3年契約を結んでおり、瀬戸山隆三球団代表は「(米球団から)話がきたら、来年も契約が残っていることを伝える。来季も当然残ってもらう」と、続投は既定路線との考えを強調した。バレンタイン監督は「チームを愛しているし、今の仕事が気に入っている」と続投に意欲を示した。同時に「ナショナルズ、デビルレイズ、ドジャースが近く球団に対して面談(交渉)の許可を求めてくるだろう。多くの球団から求められるのは悪い気はしない」と話し、続投でも面談を受けるのかの質問には「他の人の申し出に耳を傾けないのはおかしい」と語った。

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