わたしはかもめ2005年鴎の便り(11月)

便

11月14日

ロッテ6冠大慌て!Vパレード20万人計画[ニッカン]

ロッテが優勝パレードでも阪神に圧勝?アジア王者になったロッテの優勝パレードは、20日に千葉市の中心市街地と幕張新都心の2ヶ所で行われるが、計13万人の観衆予想を大幅に上方修正。20万人が集まることを見越して準備を進めることになった。

パレード実行委員会の関係者は14日、「昨日(13日)のアジアシリーズでも優勝しましたし、見込みがつきません。(6日の)阪神のパレードが雨の中で18万人集まっていますから、それ以上になるのでは…」と話した。31年ぶりのパ・リーグ制覇から日本一、さらにアジアの頂点まで登り詰めた勢いは、千葉県内では初の20万人パレードで最高潮を迎えることになりそうだ。

悩んでいるのは運営側だけではない。警備を担当する千葉県警察本部も、当初のプランを1から練り直すことにした。実行委員会は先月、13万人の人出を予想し、それに合わせて2000人の警備態勢を予定していたが、上方修正は確実。同本部の関係者は「16日午後までには最終決定しますが、周辺の市から援軍を頼むような状況になると思います」と話し、船橋市、浦安市、市原市などからも警察官を動員する意向を示唆した。

千葉市内の球団事務所にはこの日、取引先などから花輪や日本酒、ビールなどのお祝いの品が続々と運び込まれた。アジア初代王者への祝福ムードは、さらに高まりそうな気配だ。

◇久々は燃える

38年ぶりに優勝した横浜は98年、横浜スタジアムまでの約2.2キロのコースに約40万人を集めた。03年に日本一に輝いたダイエー(現ソフトバンク)は36万人が沿道を埋めた。日本シリーズで敗れた阪神は、大阪・御堂筋と神戸・三宮で同日開催。計65万人が勇退する星野前監督(現阪神SD)の姿を目に焼き付けた。今年の阪神は6日、御堂筋で実施。雨の中、沿道には約18万人のファンが詰め掛けた。

◇ギネスも狙う?

アジア王者の次は、ギネスブックの申請?ロッテ本社が、背番号26の入った白地の特大ユニホームを製作。20日の優勝パレードの後のセレモニーでバレンタイン監督が選手やサイン、ファンがメッセージを書き込む記念イベントをすることになった。縦27メートル、横25メートルのこのユニホームは「ビッグ26」と名付けられた。企画担当者は「おそらく世界最大級の大きさです」と胸を張っていた。

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清水、今オフの大リーグ移籍を封印[スポニチ]

清水直行投手(29)が今オフのポスティング・システム(入札制度)による大リーグ移籍を断念したことが14日、分かった。昨オフ、球団にメジャー挑戦を直訴していたが、今季は10勝11敗と不本意な成績に終わったことで一時凍結することを決断した。

31年ぶりの日本一、初代アジア王者に輝いたが「だからといってメジャーへ行くという訳にはいかない。球団とケンカするつもりはないし、自分だけの問題ではない。来年は残る」と話した。

それでもメジャーのマウンドを諦めた訳ではない。FA権取得は早くても09年。その時は34歳となるため、今後は「契約更改前にも球団側と話し合いたい」と来オフ以降のメジャー挑戦を訴える考えだ。

アジアシリーズ開幕前の9日には、東京ドームに訪れたホワイトソックス・井口と談笑。「来年1年で米球界の情報を集めて準備したい。(メジャー挑戦が決まったら)井口さんにでも相談します」と話しており、球団との話し合いに注目が集まる。

◇瀬戸山代表、李引き止めへ全力

今月末で2年契約が切れる李承Yに関し、瀬戸山球団代表は「何としても残って欲しい」と全力で引き留める方針を示した。高津、石井一らをメジャーへ送り込んだ弁護士・水戸重之氏(48)と代理人契約を交わした李は「将来的にはメジャーの夢がある。そのためには打つだけでなく守備もしたい」と、DHではない出場機会を争点に挙げていた。

◇“アジア1記念”に巨大ユニホーム製作

日本シリーズ、アジアシリーズを制したことを記念して、縦27メートル、横26メートルの巨大ユニホーム「ビッグ・26」を製作することになった。「世界最大級のユニホームになると思う」と荒木企画広報部長。20日に開催される優勝パレードの終着点である千葉マリンで行われる「05年日本チャンピオン・ファンフェスタ」でバックスクリーンから掲出し、監督、選手がサインと共にファンのメッセージを集める予定だ。

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ロッテが巨大ユニホーム製作!20日に『ビッグ・26』お披露目[サンスポ]

初代アジア王者に輝いたロッテが、ギネス級の巨大ユニホームを製作していることが14日、分かった。交流戦、リーグ制覇、日本一など今季のタイトルを総ナメにし、プロ野球改革元年の主役を演じた“象徴”として、20日のファン感謝イベント(千葉マリン)での優勝報告とともに披露される。

最後の最後まで今季の日本プロ野球界を盛り上げた“ヒーロー達”に、ロッテ本社が“特大”のプレゼントを贈る。31年ぶりの日本一、初代アジア王者を記念して、巨大ユニホームを製作していた。

大きさはおよそ縦27メートル、横25メートルの『ビッグ・26』。製作費は推定100万円とみられ、ファンのための欠番「26」が描かれている。球団関係者は「世界最大級の大きさだと思う」と胸を張った。

20日の優勝パレード後に行われるファン感謝イベント(千葉マリン)でお披露目予定。当日はバレンタイン監督や選手がサインし、その後、ファンにメッセージを記入してもらうことになっている。 歓喜から一夜明け、選手、スタッフらは20日まで完全休養。ファン感謝イベント当日は、巨大ユニホームと共に、今季の快進撃を地元サポーターに報告する。

◇ボビーと鷹・王監督がブッシュ大統領をお出迎え

京都で行われる日米首脳会談のため、15日にブッシュ米大統領が来日。その『エアポート・グリーティング』に、ロッテ・バレンタイン監督と、ソフトバンク・王監督が招待された。大阪・伊丹空港での歓迎セレモニーに参加する。ボビーにとってブッシュ大統領は、レンジャーズ監督時代の球団オーナー。王監督も来年3月のWBCで日本代表を指揮するだけに、野球好きの大統領にとっては最高の顔合わせとなった。ボビーと孫オーナーが提唱する「クラブチーム世界一決定戦」開催を訴える場面もありそうだ。

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清水ロッテ残留07年メジャー[報知]

◇昨オフポスティング志願も今回は封印

ロッテの清水直行投手(29)が2007年のメジャー移籍を目指し、球団と交渉していくことが14日、分かった。清水は昨オフ、球団にポスティングシステムを利用しての米移籍を志願。球団も肯定的な見解を示していたが、清水は「1000投球回という目標を達成して、納得できる成績を残してからにしたい」と来季残留を決意。その一方で、再来年のメジャー挑戦を視野に、球団と交渉を重ねていく方針を示した。

最強投手陣の大黒柱が、来季の残留を決断。同時に、再来年はメジャーに挑戦する決意を改めて固めた。シーズン中は沈黙を守ってきた自らの去就について、清水は「来年は契約させていただきます」と明言。連覇を目指す06年もロッテのユニホームを着てプレーすることになった。

昨オフの契約更改。清水は「できるだけ早く行きたい」と球団にポスティング移籍の希望を伝え、球団側も「肯定的に考えたい」(瀬戸山代表)と柔軟な反応を示していた。今季は2年連続開幕投手を任されるなど、1年間ローテーを守り抜き、4年連続2ケタ勝利を達成。ポストシーズンも3連勝でエース健在を知らしめた。チームがアジア王者に輝いたこともあり、移籍の下地は整ったかに見えたが、胸の内は残留で固まっていた。

「今年の成績には満足していません。もっとやれる、という気持ちがある」。最終成績は10勝11敗と黒星先行。責任感の強いエースは「1000投球回という目標もあるし、納得する数字を残して、快く送り出される形で行きたい」と雪辱を誓い、今オフの移籍を封印する考えを示した。

来季、万人が認める成績を残せば、06年オフに再びメジャーを目指す。FA権取得は早くて09年中。その時は34歳となるため、再来年の移籍を理想としている。「自分1人の問題ではなく家族もいる。来年1年で情報を集めたい」と、親交のある井口(ホワイトソックス)らに助言を求めながら、理想の球団を探していく。

07年の移籍を想定して、清水は契約交渉前に球団と話し合いを持つ。防御率、勝利数などにより、米移籍を認めるか否かの“条件”が具体的に決められる可能性もある。来季はエースの責任を果たし、再来年こそメジャーへ。チームの連覇と自らの夢実現がかかる06年シーズン。清水にとって勝負の年になる。

清水直行(しみず・なおゆき)
1975年11月24日、京都府生まれ。29歳。報徳学園から日大、東芝府中、東芝を経て、99年ドラフト2位(逆指名)でロッテ入団。02年から4年連続2ケタ勝利を挙げ、不動のエースに成長。04年アテネ五輪日本代表。180センチ、80キロ。右投右打。

◇アジアシリーズ決勝、視聴率15.4%

日本テレビ系で13日に生中継された「アジアシリーズ決勝 ロッテ−サムスン」が15.4%の高視聴率をマークしたことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。瞬間最高視聴率はゲームセット直後の21時29分で、23.8%だった。今季は巨人戦平均が10.2%と低迷するなど、野球人気の陰りが指摘されていたが、今年から始まったアジアシリーズに注目が集まったことで、野球人気復活の兆しが見えてきた。(数字は関東地区)

◇「ビッグ・26」ファンフェスタで披露

アジアシリーズを制覇、4冠を達成したロッテが、本社マネーを投入して世界最大級のユニホーム「ビッグ・26」を製作する。長さ27メートル、幅25メートルで、千葉マリンのバックスクリーンが隠れるほどの超巨大ユニホーム。荒木企画広報部長は「ファンの皆さんの熱い声援に対する感謝を込めました」と話した。リーグV、日本一、初代アジア一を祝って本社が資金を調達したもので、製作費100万円は下らないとみられる。巨大ユニホームは20日、千葉マリンのファンフェスタで披露予定。当日は「ビッグ・26」に、バレンタイン監督、選手のサインや、ファンのメッセージを書き込むプランを検討している。

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王監督、ボビーと一緒にブッシュ大統領出迎え[報知]

ソフトバンク・王貞治監督(65)が、15日に来日するジョージ・ブッシュ米大統領を空港で直接出迎えることが14日、分かった。来年3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の日本代表監督も務める指揮官は、米国トップとの初顔合わせを前に、WBCの開催を通じて将来的な日米野球界の「対等化」を目指していく考えを明らかにした。

王監督が出席するのは、大阪空港で開かれる歓迎セレモニー。親交のある日本政府関係者から打診されたもので、同じく招待を受けたロッテのボビー・バレンタイン監督(55)らと共に「滅多にあることじゃないからね」と握手で出迎える役目を引き受けた。かつてテキサス・レンジャーズのオーナーを務めたほどの野球好きである同大統領との野球談議については「そんな時間はないんじゃないかな」と実現は難しそうだが、訴えかけたい思いは胸の内にある。

愛弟子の城島ら日本の超一流選手のメジャー流出が続く現状に「まだ(日米の野球レベルは)対等だとは思わない」と言い切る指揮官が、格差是正の第1歩としたのが初の試みとなる野球の国別対抗戦。「時間はかかっても、将来的には対等にしていかないと。そのためにもWBCをやるのは大切」と、日本球界発展への意を強くしていた。

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来季から組織応援団に許可証携行を義務付け[サンスポ]

球場から暴力団や悪質応援団を排除し、ファンのために平穏な観戦環境を確保することを目的とした、プロ野球暴力団等排除対策協議会(会長・根来泰周コミッショナー)の中央幹事会が14日、都内で開かれた。

応援団について定めた「特別応援許可規定」に基づく、12球団共通の申請手続きの内容、方法などの細則を承認。来季、球場で組織化された応援を行おうとする応援団は、12球団統一された申請用紙に団員全員の氏名、住所、連絡先、顔写真を添付して12月末までに各球団に提出。1月の球団の個別審査、2月の12球団合同審査を経て各応援団に対して許可証が交付され、応援団は試合での許可証携行を義務付けられる。

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プロ野球の応援団許可に顔写真も[ニッカン]

球場などから暴力団や悪質な応援団の排除を目指すプロ野球暴力団等排除対策協議会が14日、都内で行われ、来季から導入する12球団統一ルールの1つ、応援団に関する「特別応援許可規程」の申請手続きなどの運用方法を決定した。

許可を求める応援団は球団に対し、メンバー全員の名前、住所、顔写真を添付した申請書などを12月末までに提出。1月中に各球団が審査し、2月の12球団合同審査会議で最終判断する。熊崎コミッショナー顧問は「悪質な応援団などを仕分けして規制していく」と説明した。

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地元紙でボビー残留表明

バレンタイン監督が14日、米地元紙でロッテ残留を表明した。自宅のあるコネティカット州のスタンフォード・アドバキット紙に語ったもので「多くの人々が来年の私が戻ってくるのを望んでいる。(ロッテと)サインして日本一連覇を目指す」と続投を宣言した。新契約では、同監督が希望すれば最長で09年シーズンまで指揮を執ることができるという。「真の世界一決定戦はそう遠い先の話ではない。対戦できるように働き掛けていく」と、在任中に真のワールドシリーズ実現を目指す。

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ブッシュ大統領に15日アジアV報告

バレンタイン監督は15日は大阪・伊丹空港へ移動し、来日するブッシュ米大統領を出迎える予定。2人は89〜92年に大リーグ・レンジャーズのオーナーと監督の関係で、昨年もホワイトハウスでの再選祝賀パーティーに招待されている。アジア王者の報告や世界一決定戦の実現を目指すボビー構想などの話に花を咲かせることになりそうだ。

◇王監督も面会

王監督も15日に来日するブッシュ米大統領と面会する。政府関係者から大統領との面会を打診されたもので、15日にキャンプ地宮崎から空路、大阪・伊丹空港に移動し待ち受ける予定。「忙しい方だから話す時間もないかも知れないが、(機会が)滅多にあることじゃないからね」。

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「応援団申請」15日から受け付け

プロ野球暴力団排除対策協議会が14日、都内のホテルで行われ、特別応援許可規程の具体的な運用が確認された。観客が平穏で安全に試合を観戦するため、暴力団や悪質応援団の排除を目的とした試合観戦契約約款、特別応援許可規程が来季から執行される。これによって応援団方式で方円するためには、12球団の合同審査による許可が必要となった。15日から日本プロ野球組織(NPB)と12球団のホームページで申請の手続き方法や申請書を掲載する。

申請は各球団にも出すもので、団体メンバーの名前、連絡先だけでなく顔写真も必要となる。またアンケートに答える必要もある。12月末まで申請を受け付け、1月中に各球団で審査を行う。さらに来年2月9日に行う12球団合同審査を通った団体には、許可証が発行される。団体で応援する場合は許可証を球場に持参する義務を負う。許可証を持たずに、旗や鳴り物を使うなど応援団式の応援はできなくなる。熊崎コミッショナー顧問は「善良な応援を推し進めたい」と話していた。

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