わたしはかもめ2005年鴎の便り(11月)

便

11月17日

王者ロッテは根元ら4〜5人[ニッカン]

ロッテは17日、都内でドラフトの最終編成会議が行った。日本一らしく宮田編成部長は「今年の1軍戦力は充実している。割って入るのはたやすくない」と、即戦力というよりも競争を活性化してくれる存在となることを望んだ。指名は4〜5人で、3巡目候補の東北福祉大・根元内野手や日本通運・古谷投手のほか、富士大・相原投手や東京情報大の西村内野手ら15人程度をリストアップしているとみられる。

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ロッテ、下位でNOMOク・柳田獲り[スポニチ]

ロッテがNOMOベースボールクラブの柳田殖生遊撃手(23=1メートル78、77キロ、右投げ右打ち)を下位指名することが17日、明らかになった。柳田は50メートル6秒0、遠投120メートルと身体能力の高さを生かした俊足強打の内野手。福知山商3年夏に甲子園出場し、社会人のデュプロでは藤本(阪神)らと共に2年間プレーした。一時、野球から離れたが周囲の説得もあり、NOMOベースボールクラブで再開し、1番打者として今夏の都市対抗出場に貢献。初戦のJR東日本戦では敗戦の中、今ドラフト上位候補の右腕・松井から左翼線二塁打を放った。「体に力があって面白い」とロッテ関係者も話しており“雑草男”が、アジア王者に新たな風を吹き込みそうだ。

◇3巡目は福祉大・根元

都内のホテルで編成会議を行い、大学・社会人ドラフト3巡目で東北福祉大・根元の指名を確認した。“隠密ドラフト”の方針を打ち出している宮田編成部長は選手名を伏せた上で「(根元は)競争を激しくしてくれる存在だと思う。それにしても巨人の動きが気になる」と警戒。巨人など数球団が獲得に動いているとあって、次世代を担う俊足好打の二塁手をチームとしては最上位で指名する考えだ。

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ボビー&ミスターがチャリティー出品[スポニチ]

ボビーとミスターがタッグを組んで子供達を救う。「ボビー・バレンタインさんを祝うチャリティーフォーラム」が東京ドームシティーで21日に開催されることが分かった。98年からバレンタイン監督とともにイベント開催するなど交流を深めてきた秋沢志篤am/pm会長が発起人。当初はロッテを初代アジア王者に導いたバレンタイン監督の「お祝いの会」だったが、バレンタイン監督の意向でチャリティー形式での開催となる。

目玉はチャリティーオークション。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督が03年のアテネ五輪アジア最終予選で着用したジャンパーの左胸下に「長嶋茂雄3」のサインを書き込んだものが出品される。これには日本シリーズで着たジャンパーを出品したバレンタイン監督も「私も参加したい」と自ら落札しようと意気込んでいるという。

発起人幹事の秋沢志篤会長は「ボビーはチャリティーに本当に関心をもっている。それは長嶋さんも同じ」。集まった全額は千葉県内の養護施設に寄付される。

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ロッテの狙いは日本通運・古谷[サンスポ]

ロッテはウエーバーで指名順は最後。他球団の影響を受けやすいため「他球団の動向を中心にシミュレーションした。気になるのは巨人、西武」と宮田編成部長。左の先発要員として、本格派の古谷(日本通運)、また堀、小坂のベテラン二遊間コンビの補強として俊足巧打の根元(東北福祉大)を上位で指名する方針だ。

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ボビー“祝う会”21日開催[報知]

外国人監督として初めて日本一に輝くと同時に、プロ野球人の優れた社会貢献活動を表彰する第7回の「ゴールデンスピリット賞」を受賞したロッテ・バレンタイン監督(55)を祝う会が、21日午後6時から東京ドームシティ内プリズムホールで行われる。

数々の災害被災者を支援している同監督は、日本の児童養護施設の子供達にも貢献したいという気持ちを持っていた。その意向を知ったミュージシャンの松山千春さん、日野皓正さんをはじめ長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督らが発起人となり、お祝いの会を「チャリティーフォーラム」として開催、オークションの売り上げなどを養護施設に贈ることになった。

当日はボビーやミスターのジャンパーなどがオークションにかけられるほか、ミニライブも予定されている。会費は1人1万5000円。

◇アジアV賞金ファンに還元

アジアシリーズ優勝賞金の5000万円は、チームと球団で等分割されることになった。「球団に入る2500万円はファンのために使います」と瀬戸山代表。交流戦優勝時はラッピング・バスに2500万円全額を投入したが、「今回もファンフェスタなど、ファンサービスに全額を使う」と宣言。球団職員のアジア一による臨時ボーナスは0円とし、再びファンへの大盤振る舞いを決めた。

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王監督、WBC捕手は白紙[ニッカン]

ソフトバンクからFA宣言した城島のメジャー移籍が確実視されることを受け、来年3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表監督を務めるソフトバンク王貞治監督(65)が17日、捕手人選の「白紙」を明言した。城島が18日に帰国することに「破談か?(ソフトバンクに)残留か?違うの?何だつまんないな。FAは個人の権利だし、最後は彼の意思だから」と残留への望みを残しながらも、諦めムードを漂わせた。

城島のメジャー入りは、王ジャパンにも影響を及ぼすことになった。王監督は、捕手は城島のフル起用を基本に考えていた。「五輪にも出てるし、城島で、と考えていたが、仮に向こう(メジャー)に行くとなれば自分だけでなく、投手にも慣れなきゃいけないし、難しい」と方針を撤回。城島と共に有力候補だったヤクルト古田も「兼任監督だから、チームを抜けるのは無理だろう。そこ(捕手)のところは見直しだね。3人は必要だろう」と再考を示唆した。

18日の大学・社会人ドラフト会議後にコミッショナー関係者と会談する予定で「人選は11月中にということだったが、途中の状況も分からないし、全体的に話をする」と、他のメンバーの招集状況も含め、人選の見直しに入る。

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王監督、コミッショナー事務局と協議へ[報知]

◇WBC選手選考で

野球の国別対抗「ワールドベースボールクラシック(WBC)」の日本代表監督を務めるソフトバンク・王貞治監督(65)は17日、出場登録30選手の最終選考のため、18日に都内でコミッショナー事務局サイドと協議する考えを明かした。

既に同事務局を通じて出場を要請している選手からの返答を確認するほか、捕手の人選について再検討。当初はアテネ五輪でも4番を務めたソフトバンク・城島健司捕手(29)をフル起用する予定だったが「米国へ行くとなれば、向こうの投手のことなど色々覚えないといけないだろう。古田も(兼任)監督になったばかりだし、捕手は練り直しだ」と、最強JAPANを引っ張る新たな司令塔について調整作業を行う。

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