順位 | 名前 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
希望枠 | 行使せず | ||
1巡目 | 指名権なし | ||
2巡目 | 指名権なし | ||
3巡目 | 根元俊一 | 内野手 | 東北福祉大 |
4巡目 | 川崎雄介 | 投手 | ホンダ熊本 |
5巡目 | 古谷拓哉 | 投手 | 日本通運 |
6巡目 | 相原勝幸 | 投手 | 富士大 |
ロッテが5巡目で指名した古谷拓哉投手(24=日本通運)が、ドラフト当日に「いの1番」で契約した。契約金6000万円、年俸1000万円(金額は推定)。都内の日通本社で会見し、来季の目標を「新人王になりたい」と定めた。
アジア王者となったロッテ。今季6人が10勝を挙げたように、投手陣の競争は12球団随一だ。その中で古谷は「1年目から先発でやりたい」と言う。「実はハンコを用意していたんです」という即サインは、先発争いを勝ち抜く気持ちの表れだった。
担当した山下スカウトは「入団当初の河本(楽天)に似ている」。切れのある直球にスライダー、空振りの取れるチェンジアップが持ち味だ。本人は「憧れは野茂投手。野球に対するひたむきさに惹かれます」とも話し、河本の技術+野茂の精神のミックスが理想像。バレンタイン監督は「Be a champion(チャンピオンになれ!)」と書いた色紙をプレゼントした。
作業部会の中心的役割を果たした巨人清武球団代表は、新ドラフトについて「下位球団には厚すぎたという人もいた」としながらも「まずまずうまくいっている。混乱を招かないように来年も続ける。基本ラインは崩しちゃいけない」と感想を述べた。今回の形に至るまでの間に、高校生指名はウエーバー順の下位球団から、大学、社会人は上位球団から指名するクロスウエーバー方式とFAの段階的短縮を絡めた案も議論されたが、「今、それを言っても仕方ない。その同意が得られなくて妥協の産物できている。それが分離ドラフトになって、比較的好評なので、さらに議論は続けないといけない」と、問題点の改善などに取り組んでいく意向を明かした。
12月1日に予定されている育成枠選手は、全球団で24人まで指名できることになった。高校生ドラフトで38人が指名され、希望枠9人、この日の大学・社会人ドラフトで49人が指名され、合計96人になった。野球協約では新人選手の選択可能数は1年に120人までと定められている。育成枠選手は70人の支配化枠には入らず、戦力ではなく、育成を目的として球団が保有する選手を指す。
残留が基本線の李が、その条件を「常時、守備に就きたい」としていることに、瀬戸山代表は「左翼のレギュラーをとってくれるといいですね」と、実力で定位置を確保して欲しいとの見解を示した。本人は守備での起用を契約条項に盛り込みたい意向だが、一塁には福浦がおり、戦術的にはDHと左翼の併用になる。同代表は「李の気持ちは分かるけど、調子が悪ければ、とかあるから」と条項化は否定。金銭面で誠意を見せて残留させる構えだ。
来年3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック」の日本代表監督を務めるソフトバンク王貞治監督が18日、大学・社会人ドラフト終了後に、コミッショナー事務局の長谷川事務局長と会談し、選考メンバーの追加を決定した。王監督は「前回は60人くらいに声を掛けたが、出られないという人もいるし、全体的な輪を広げようと。40〜50人くらい返事はきているが、60人くらいにしたいので、あと10人は声を掛けたい」と会談の中身を説明した。ソフトバンクからFA宣言し、メジャー移籍が決定的な城島を選考メンバーから除外したこともあり、捕手部門を含め、人選の見直しを決めた模様だ。またヤンキース松井ら日本人メジャーの動向については「正式な返事はないらしい。彼らの返事待ちの部分もある。こちらとしては早く返事が欲しい」と早い回答を求めた。王監督は11月中にメンバーの絞込みを終えたい意向で、コーチ会議も行う予定。
今季限りで2年契約が切れ、移籍も視野に入れる李承Yに対し、ロッテは1年契約で現状維持の年俸2億円を提示する方針であることが分かった。瀬戸山球団代表が、代理人である水戸重之弁護士と22日にも残留交渉を行う。将来のメジャー移籍を希望する李側は来季残留の条件としてDH出場ではなく、より多くの守備機会を希望し、交渉のポイントに挙げている。瀬戸山代表は「何としても残って欲しい。守備位置に関しては打撃の調子も関係してくる。左翼のレギュラーを獲得してくれればいいけれど」と話していた。
5巡目指名の即戦力左腕・古谷が12球団契約第1号となった。指名からわずか約2時間半後の午後5時半、都内にある日本通運本社で契約金6000万円、年俸1000万円でスピード契約。バレンタイン監督から「Be a champion」と書かれた色紙を宮田編成部長を通じて手渡されると「やるからには高い目標を持ってやりたい。新人王を狙います」と誓っていた。
今季で2年契約が切れる李承Y内野手(29)に対し、球団は単年2億円を提示する方針であることが18日、分かった。22日に李の代理人・水戸重之氏と瀬戸山球団代表が第1回交渉を行い、条件提示を行う。
先手必勝で大砲の引き留めに動く。この日、ドラフト会議に出席した瀬戸山代表は「来週の火曜日(22日)に水戸先生と電話で話をします。条件も決めています」と話した。年俸は現状維持の2億円となる見込み。再来年以降のメジャー挑戦をにらむ李の意向も考慮して、1年契約を提示する方針を固めた。
残る問題は李が望む守備位置の確約。瀬戸山代表は「その点は監督と話し合わないといけない」と明言を避けた。現時点では国内で獲得に名乗りを上げる球団は見当たらず、守備位置について妥結点を見いだせれば、残留の運びとなる。
ロッテは古谷(日本通運)とドラフト会議終了後に都内の日本通運本社で入団交渉。契約金6000万円、年俸1000万円で契約し、このドラフトの“契約第1号”となった。会議終了から、わずか2時間後というスピード契約に「誠意を感じました。目標は新人王です」と笑顔の古谷。宮田編成部長からは、バレンタイン監督の直筆で日本一を決めた10月26日の日付入りのサインボールと「チャンピオンになりなさい」のメッセージが書かれた色紙が手渡された。
ロッテは18日、大学・社会人ドラフトで5巡目指名した日本通運の古谷拓哉投手(24)と入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸1000万円で契約した。同ドラフトの契約第1号となった。古谷はドラフト終了後、都内の日本通運本社でロッテ宮田編成部長らと交渉。「すぐに来てくれて誠意を感じた。先発でやりたい。自信はある」と話し、目標に新人王を掲げた。
ロッテの4巡目ホンダ熊本の川崎雄介投手(23)は「アジア一のロッテに指名いただいて光栄に思う。1年目から先発、中継ぎ、抑え。どこでもやれるようにしたい」と抱負を語った。九州東海大2年秋から投手に転向し、社会人2年目の今年に開花。チームには同じ宮崎出身の黒木がいるが「打者に向かっていく姿勢を勉強したい」と早くも弟子入り志願もしていた。
12月1日のプロ野球実行委員会で、支配下選手枠拡大のための「育成選手・研修生制度」が承認され、同日中に「育成選手ドラフト(仮称)」が行われる。
支配下選手に故障者がある場合に、その人数分だけ2軍公式戦に出場することが可能な育成選手は、このドラフトを経なければ契約できない。今季は日本高野連に加盟する高校生選手は指名できず、大学生・社会人に限定される。指名人数はドラフトで指名可能な総人数120人から、高校生、大学生・社会人の指名合計96人を引いた「最大24人」まで。
大学・社会人ドラフトが18日、都内のホテルで行われた。希望枠を使用しなかった楽天だけが1巡目指名に参加し、東北福祉大の松崎伸吾投手を指名した。
ドラフト前に9球団が希望枠を採用し、阪神は岩田稔投手(関大)、中日は吉見一起投手(トヨタ自動車)、横浜は高宮和也投手(ホンダ鈴鹿)、巨人は福田聡志投手(東北福祉大)、ヤクルトは武内晋一内野手(早大)、ソフトバンクは松田宣浩内野手(亜大)、西武は松永浩典投手(三菱重工長崎)、オリックスは平野佳寿投手(京産大)、日本ハムは八木智哉投手(創価大)とそれぞれ合意。ロッテと広島は同枠を回避し10月の高校生ドラフトで2巡目指名を得ていた。
米大リーグで活躍する野茂が設立したNOMOベースボールクラブの柳田殖生内野手は中日の5巡目で指名されたが、今年発足した四国アイランドリーグの選手は指名されなかった。楽天が最多の8人を指名し、全体では49選手(希望枠除く)が指名された。
西武鉄道の後藤高志社長が18日、西武ライオンズのチーム名の変更を検討していることを明らかにした。地域密着した球団経営を目指しているだけに、本拠地がある「埼玉ライオンズ」や「所沢ライオンズ」と地名をチーム名に盛り込むプランがあることを話した。
既に再建を目指す西武グループのシンボルとして、球団の存続も決定。来年以降は球場も改築し、ユニホームの変更も内定している。さらに地域密着した経営を目指すため、西武鉄道の沿線である埼玉県の地名を入れ、地域密着した球団経営を進めていく方針が確定している。星野球団社長は「後藤社長がテレビでお話ししたとは聞いていますが、直接聞いていないし、今の時点でコメントはできません」と慎重なコメントだった。それでも来季以降は球場、ユニホームと共に、チーム名の変更も濃厚となっている。
西武がチーム名の変更を検討していることが18日、分かった。西武グループ再編を進める西武鉄道・後藤高志社長(56)が、出演した民放のテレビ番組で「これからは地元に密着していかなくてはダメ。“埼玉西武ライオンズ”“所沢西武ライオンズ”とかいいかなと思う」と話した。
同グループでは来季以降も球団の継続保有を決めているが、今季の観客動員数は6年連続で減少し、前年比33.1%減でリーグ5位。シーズン中は地元市町村とタイアップした「応援デー」を積極的に実施したが、集客には結びついていないのが現状だ。
チーム名に地域名を盛り込むことで地域に根ざした球団であることを強調。“おらがチーム”として観客動員増を目指すのが狙いで、星野オーナー代行兼球団社長も「以前からそういう話もあった。色々考えなくてはいけない」と前向きに話した。
西武鉄道の後藤高志社長(56)は18日、民放テレビ番組に出演し、早ければ来季から「西武ライオンズ」の球団名を、地元の埼玉・所沢に密着した名前に変更する考えがあることを明かした。
同社長は番組で「埼玉で唯一のプロ球団としてアピールするチーム名を考えたい。来季から“埼玉ライオンズ”や“埼京ライオンズ”など地元に密着した名前がいいと思う」などと話した。
西武グループの経営再建を進める上で、西武鉄道の沿線である埼玉県の地名を入れることで、地域に根差した球団であることを強調。利用客の増加などを目指す狙いがあると共に、将来的な球団売却の可能性を示しているとの指摘もある。
西武鉄道が「西武ライオンズ」のチーム名の変更を検討していることが18日、分かった。同社の後藤高志社長が民放のテレビ番組で明らかにした。チームの本拠地がある埼玉県や所沢市の地名をチーム名に盛り込む方向という。西武グループの経営再建を進める上で、西武鉄道の沿線である埼玉県の地名を入れることで、地域に根差した球団であることを強調。利用客の増加などを目指す狙いがあるとみられる。西武ライオンズは、1978年に西武が買収して誕生。2004年には12年ぶりに日本一に輝いている。
来年3月開催の「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で日本代表の監督を務めるソフトバンクの王貞治監督(65)が18日、ドラフト会議後に長谷川一雄コミッショナー事務局長とメンバー選考について意見交換を行った。ここまで約60人の選手に参加を打診し、40人前後の選手が参加に前向きであることを確認。故障などに備えて新たな代表候補を選出し、来年1月17日締め切りの1次登録(1ヶ国60人)までに60人を登録する方針を固めた。
今後は日本人メジャーリーガーの参加が焦点になる。王監督は既にマリナーズ・イチロー、ヤンキース・松井秀、ホワイトソックス・井口、パドレス・大塚の4選手に参加を要請。チーム編成を早い段階で進める上で「彼らの返事を待っている部分が大きい。早く返事が欲しい」と強調した。現在、コミッショナー事務局が大リーグ機構(MLB)、同選手会と折衝している。
95年にキューバから亡命したナショナルズのエース右腕ヘルナンデスが、来年3月の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」にプエルトリコ代表としての出場資格を大リーグ機構に求めていることを明らかにした。同大会は永住権を持っている国の代表としても出場可能となる見込みで、同投手はプエルトリコに自宅を構える。キューバとは同組に入っており「相手がどこであろうと100%の力で投げる」と対戦を希望した。
来年3月に開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で日本代表監督のソフトバンク・王貞治監督(65)は18日、出場辞退者の続出を受け、新たに10人程度の追加メンバーを選ぶ考えを明かした。
王監督はこの日のドラフト会議終了後、長谷川コミッショナー事務局長と協議。予備メンバーも含め、既に出場を要請している60選手の回答状況について報告を受けたが「出場するだけの人数(登録枠30選手)はいるが、出られないという人も多い」と難航していることを明かした上で「全体的に輪を広げて、あと10人くらいに声をかけたい」との方針を示した。メジャー移籍が決まった場合に要請を断念するソフトバンク・城島に代わる捕手についても改めて検討する。
また、出場を打診しているヤンキース・松井秀、マリナーズ・イチロー、ホワイトソックス・井口、パドレス・大塚からの返答も出揃っておらず「こちらとしては早く返答が欲しい」と気をもんでいた。
来年3月に初開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の日本代表を指揮するソフトバンクの王貞治監督(65)が18日、ドラフト会議終了後に長谷川一雄コミッショナー事務局長らと代表編成などを協議した。
代表は来年1月17日までに候補の60選手を1次登録した後、最終的に代表30選手を絞り込む。開幕日が3月3日と普段のシーズンより早く、選手は困難な調整が予想されるだけに、1次登録する60選手には主力なのか控えなのかも伝える。
王監督は約60人の選手に代表入りの打診をしたそうで「出られないという人もいた。あと10人ぐらいに声を掛けたい。選手のためにも早く決めたい」と話した。また米大リーグでプレーする日本人選手にも出場を打診しているが、返事が揃っていない状態という。
来年3月の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の日本代表を指揮するソフトバンクの王貞治監督が18日、ドラフト会議後に長谷川一雄コミッショナー事務局長らと代表編成などを協議した。
代表は来年1月17日までに候補の60選手を1次登録した後、最終的に代表30選手を絞り込む。開幕日が3月3日と普段のシーズンより早く、選手は困難な調整が予想されるだけに、1次登録する60選手には「主力なのか控えなのか」も伝える。
王監督は約60選手に代表入りの打診をしたそうで「出られないという人もいた。あと10人ぐらいに声を掛けたい。選手のためにも早く決めたい」と話した。また大リーグでプレーする日本人選手にも出場を打診しているが、返事が揃っていない状態という。