11月24日11月24日ロッテの勝ち頭、渡辺俊介投手（29）が24日、李承燁内野手（29）に弟子入りすることを誓った。この日、ナインは納会が行われる韓国・済州島に到着。ロッテホテルでの美しい景色に感動した渡辺俊は「来年はスンヨプに韓国語を教わってから来ます。1年間、韓国語を猛勉強します」と宣言した。この日は李東勲通訳がナインのガイド役を買って出ていたが、渡辺俊は再び同国を訪れた際には、自らがナインを観光名所に引率することを誓った。
そんな渡辺俊を始め、ナインは李の残留を当然のことと予想している。この2年間、選手達が李の母国語を覚えることで、アジアの大砲をリラックスさせてもきた。日本人選手のさらなる韓国語の上達は、李の成績上昇ともつながる。「今年も結構、韓国語を覚えたんですよ。『スゴハシャスミダ（お疲れさま）』とか、よく使う言葉はね」と渡辺俊。周囲の気遣いが李を残留へと傾かせる。
ロッテのボビー・バレンタイン監督がマリナーズ入りを決めた城島の活躍に太鼓判を押した。23日付のニューヨーク・タイムズ紙が城島を特集した。バレンタイン監督も取材に応じて、正確な送球を誇る強肩を絶賛した。捕手として不可欠とされる英語力についても「形容詞と副詞の使い分けができなくても、意図した球種を狙ったコースへ投げさせることはできる」と心配はないとした。またロッテのセラフィニは「日本に彼を抑えることができる投手はいない。井口（ホワイトソックス）より上」と打者として高く評価している。
ロッテは24日、球団納会を行うため、成田空港発のチャーター機で韓国・済州島入りした。重光オーナーが31年ぶりの日本一を祝してバレンタイン監督をはじめ選手、球団職員、報道陣の計150人を招待した“総額1億円以上”の球団納会。球界初という海外納会にバレンタイン監督は「とても素晴らしい。ここでもホテルを2つ持っているロッテは知られた存在。選手達は楽しんでくれるだろう」と民族衣装姿の女性から花束を受け取り、ご機嫌だった。2泊3日の日程で、ナインは25日夜に納会を行い、26日に帰国する。
瀬戸山球団代表が李承燁の代理人の水戸弁護士と12月1日に第1回残留交渉を行うことを明らかにした。李側は残留条件として守備位置の確約を求めているが「それは無理。競い合って勝ち獲るのが原則」と瀬戸山代表。それでも日本シリーズ終了後の会食で「恥ずかしくない額を伝えた。何としても残って欲しい」と2年4億円を提示したことも示唆。なお、李は左ひざの精密検査のため納会を欠席した。
今季で2年契約が切れるロッテ・李承燁内野手（29）に対して、球団が異例のVIP条件で引き留めを図ることになった。瀬戸山隆三球団代表（52）は24日、交渉経過について「こちらは複数年を用意すると伝えました。何年（契約）がいいかは相手に任せてます」と明言。契約年数を李サイドに主導権を持たせる仰天内容で、残留を勝ち取りにいく。
ロッテは近年、外国人選手とは単年契約を基本にしてきた。昨季、3割30本100打点をマークしたベニーと2年契約を結んだ例外はあるが、3年以上の契約は前代未聞。瀬戸山代表は「全力を尽くすタイプで、リスクは少ないと判断しています」と長期契約打診に踏み切った理由を明かした。
当初、メジャー移籍をにらむ李の意向をくみ、単数年契約を検討した。が、既にシーズン終了直後、年俸2億円（推定）の複数年契約を打診。「契約年数は李の希望に沿う」という超厚待遇で、返答を待っている状態だ。李が熱望するWBC参加も容認。さらに、御法度”の個人成績による出来高も「考える必要がある」（同代表）と一層、譲歩する可能性を示唆した。VIP待遇を用意した理由は、メジャー挑戦をにらみ、守備機会を求める李に対して「ポジションの保証は無理。競争で勝ち取って欲しい」（瀬戸山代表）と相手の要望に応えられない部分を補うためでもある。
左ひざの治療のため、李は25日に予定されている済州島での球団納会を欠席。12月1日に代理人の水戸弁護士が交渉に臨む。07年の米球界挑戦を李が決意すれば、単年契約を希望するだろう。一方、4年以上の長期契約を申し出た場合、球団は3年契約プラスオプションの形で対応する予定。事実上の終身雇用も視野に、大砲の引き留めに全力を挙げる構えだ。
ロッテはこの日、納会の行われる韓国・済州島に到着。現地の歓迎を受けたバレンタイン監督は「早く（25日の）納会がやりたいね」と笑顔を振りまいた。球界初の「海外納会」は、往復の飛行機がチャーター機で、宿泊先のロッテホテルは1泊2万円は下らない五つ星ホテル。ホテル内にはカジノ、免税店があり、日中にはゴルフも楽しみ放題。チーム関係者、マスコミ総勢150人の料金総額1億円は全てロッテ本社が負担する。瀬戸山代表は「重光オーナーの計らいで今回の企画が実現しました」と話した。
今月で契約が切れる李承燁とロッテの第1回交渉が、来月1日に行われることが24日、分かった。日本シリーズ終了後、球団は本人に条件を提示。現状維持の年俸2億円で、複数年契約を打診している。瀬戸山球団代表は「既に気持ちは伝えている」と話しており、代理人との交渉に自信を見せた。納会のため、この日チームは韓国入りしたが、李は左ひざの検査で欠席。同代表は「会って話したかったね。どうしても残ってもらいたいから」と残念そうだった。
31年ぶりのリーグ優勝、日本シリーズ制覇を成し遂げ、アジアシリーズでも初代王者に輝いたロッテのバレンタイン監督や選手らは24日、球団納会を行うため、成田空港発のチャーター機で韓国・済州島入りした。バレンタイン監督は「海外での納会は初めてだし、いいことではないか」とリラックスした表情で話した。この日は自由行動で、選手らは宿舎周辺を散歩するなど、韓国屈指のリゾート地を満喫した。25日に納会を行い、26日に帰国する。
ロッテ瀬戸山代表が、あらためて李の残留を希望した。この日、宿泊先のロッテホテルの自室に記者団を招いて熱弁をふるった。「代理人の水戸弁護士と都合がつかず、交渉は12月に入ってしまう。保留者名簿に載せられなくなってしまうけれど、それは仕方がない。でもどうしても残ってもらいたい。来年は韓国のメディアにももっともっと露出して欲しい」。既に残留後の韓国のテレビ局との契約も視野に入れていた。
ロッテの福浦和也、大塚明、小坂誠の3選手が千葉市内のホテルで行われた財界主催のパーティー「かもめ会 会員の集い」に出席。同会は、昨年8月に球界再編で球団存続が危ぶまれたことから、千葉県の財界186社が支援目的で結成されたもの。濱本球団社長、堂本千葉県知事、鶴岡啓一千葉市長も出席。
ロッテ李承燁内野手が韓国トヨタ自動車から高級車レクサスの広報大使に任命された。