わたしはかもめ2005年鴎の便り(11月)

便

11月30日

バレンタイン監督が歯医者ポスター[ニッカン]

ボビーは歯が命?ロッテのバレンタイン監督が11月30日、千葉歯科医師会のキャンペーンキャラクターに選ばれた。リーグ制覇、日本一、アジア制覇と、3度の胴上げの時にも白い歯に満面の笑みはファンの心に焼き付いている。4000枚刷られたポスターでは「定期健診へ行キマショー!」と笑顔でアピール。来年3月まで、千葉県内の歯科医院や小学校、企業などでボビースマイルに会えることになる。

通常はポスター撮影のために、歯を白く見せるための処置などを行うことが多いというが、バレンタイン監督は全て自前。入れ歯、差し歯はもちろん虫歯も1本もないという。メアリー夫人が歯科関連の仕事をしていたことを明かし、「磨き方を習っている?はい、いつもそう」と満面の笑みを浮かべた。1日2回朝と夜に5分ずつ入念に磨き上げて、白い歯を保ってきたという。

歯を食いしばることが多いスポーツ界は、歯を重要視するアスリートは多い。歯医者嫌いの子供達のためにも、絶大な人気を誇るバレンタイン監督に白羽の矢が立ったのだ。こうなれば連覇を達成し、来季も白い歯をキラリと光らせるしかない。

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千葉マリン、VIP室を豪華に改装[スポニチ]

千葉マリンのVIP室が大幅改修される。現在、バックネット裏の内野席後方に約30室あるが、これを両翼のポールまで広げ、1番高い部屋を年間1000万円程度で販売することを検討している。高級ホテルのスイートルームをイメージしつつマリーンズカラーである白に黒、赤で統一したり、床に人工芝を敷いてグラウンドをイメージした部屋などが候補に挙がっている。室内にはスポーツバーも設置する。荒木事業部長は「観戦しながらパーティーもできる。バラエティーに富んだものを造りたい」と話した。来春完成を目指し、年内にも着工する。

◇バレンタイン監督、千葉県歯科医師会のキャラクターに

バレンタイン監督が千葉県歯科医師会のキャンペーンキャラクターを務めることになった。今月中旬から3月まで千葉県内の歯科医院で計4000枚のポスターが張り出される。メアリー夫人が元歯科衛生士とあり「虫歯になったことはない。1日2回、約5分ほど磨く」と指揮官。「通常、この手のポスターは歯の部分を修整することが多い」(歯科医師会関係者)が、ボビーは修整いらずの白い歯を浮かべて「歯の定期検診」をPRする。

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千葉マリンに1000万円VIPルーム[報知]

千葉マリンに超豪華VIPルームが出現する。ロッテが年間使用料1000万円クラスのスイートルーム創設を検討していることが30日、分かった。2006年の開幕前に約40部屋が完成予定で、おしゃれなスポーツバーも併設。優雅で高級感あふれる新球場へと生まれ変わる。

新ルームは、ネット裏を中心に一、三塁側の3階部分に総工費2〜3億円で造られる。ソファやテーブルにもこだわった至極のスイートルーム。眼下ではアジア一軍団の試合が繰り広げられ、視線を上げれば純白の名物応援が広がる最高のロケーションだ。

VIPルームは「ラグジュアリー・スウィート」「パーティー・ルーム」「マリーンズ・ルーム」(全て仮称)など5種類で計約40部屋。最高ランクの「ラグジュアリー・スウィート」は、約1000万円の年間使用料が設定される。部屋ごとにイメージを変える方針で「バラエティーに富んだものにしたい」と荒木事業部長と話した。

瀬戸山代表は「ぜひ買わせてもらいたい、という声を多くいただいています」と、既に財界を中心に申し込みが殺到していることを明かした。VIPルームの横には万人が利用可能なスポーツバーを併設する予定。2006年、千葉マリンが魅惑のスタジアムへと変身する。

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口元キラリ!ボビーが千葉県歯科医師会キャンペーンキャラに[サンスポ]

監督だって歯が命!!ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が千葉県歯科医師会「歯の定期健診を推進するキャンペーン」のメーンキャラクターを務めることが11月30日、発表された。12月中旬から3月まで、千葉県内にポスター4000枚が掲示される予定。オフシーズンもボビースマイルがはじける。

チームを31年ぶりの日本一、そして初代アジア王者に導いたバレンタイン監督。メディアでは連日、ボビーの笑顔が露出し、口元からはキラリと輝く白い歯がこぼれていた。それを見た歯医者さんが見逃す訳がない。当然のように、ボビーに白羽の矢が立った。

千葉県歯科医師会・阿部広報担当
「バレンタイン監督の笑顔はみんなを明るくしてくれます。白い歯がきれいですしね。それに今、千葉県で最も人気のある方ですから。」

千葉県歯科医師会の阿部広報担当は「歯の定期健診を推進するキャンペーン」のメーンキャラクター起用についてこう説明。同協会が有名人を起用するのは初めてのことだ。

アイドルなどのポスター撮影では、写真の歯の部分に修正を入れることもある。しかし今回、ボビーの輝く白い歯にはまったく修正の必要なし。「虫歯になったことがないらしいですよ」と、球団関係者も驚きを隠せなかった。

その秘密は愛妻にある。夫人のメアリーさんが、歯科衛生士の資格を持っていて「いつも診てもらっているんだよ」とボビー。奥さんの勧めもあって、1日に2度ずつ歯を磨いている監督は「非常に光栄なことですね。妻も喜んでくれると思うよ」と奥さん孝行できて満足顔だ。

最近はスポーツに熱中する中学生が、健診を怠る傾向にあるという。理由はクラブ活動を優先させて、健診の時間がとれないため。阿部広報担当は「若いうちからしっかりケアをしないと、あとあと大変なことになる」と警鐘を鳴らす。“スポーツマンも歯が命”。千葉に住む未来のアスリートのためにも、ボビーの啓蒙活動が力を発揮することだろう。

12月1日には帰国する予定のバレンタイン監督だが、日本を離れてもオフの主役は不動。千葉の街を席巻し、あちらこちらでその笑顔を弾けさせる。

今後の予定は
バレンタイン監督は1日に帰国予定。12月13日〜18日のV旅行(ハワイ)には参加するが、それ以外の予定は未定となっている。米大リーグのウインターミーティング(テキサス州ダラス)の期間中に、チャリティーイベントのため、同市を訪れる予定だが「自分の(経営する)レストランには立ち寄るかもね」と、会議には出席しない模様。豪州・ジーロングで行われる来年の第1次春季キャンプまで、ゆっくり家族と過ごす。

◇大統領をお待ちしてます

ロッテは、千葉マリンスタジアムのVIPルーム(現在34室)のリニューアルを検討中。総面積を2倍に増やす方向だ。パーティールーム、人工芝の部屋などの新設が候補に挙がっており、スポーツバーの併設も考えられている。VIPといえば、ボビーは日米首脳会談で来日時に、ブッシュ米大統領の招待をうけた。いつの日か、大統領が今度は千葉マリンにやってくるかも!?

◇米ウインターミーティング参加でファンサービス向上

米テキサス州・ダラスで開かれる米大リーグのウインターミーティング(4日開幕)に荒木事業部長らが参加する。同ミーティングは、メジャー30チーム、マイナーから176チームが出席、300を超えるブースが出展。ファンサービスの向上を目指し、マーケティングやグッズ戦略などについて情報交換をする。同部長は「来年もストップせずにチャレンジしつづけたい」と出席の理由を説明した。

◇大学生・社会人D3巡目・根元と契約

ロッテは、大学生・社会人ドラフトで3巡目指名した東北福祉大の根元俊一内野手(22)=1メートル77、75キロ、右投げ左打ち=と契約した。この日、宮田編成部長らが仙台市内で交渉し、契約金8000万円、年俸1300万円で合意。背番号は「32」。

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1日に実行委員会…最大のテーマは『育成選手・研修生制度』[サンスポ]

プロ野球の実行委員会が12月1日、都内で開かれる。最大のテーマは選手枠の拡大を目指す「育成選手・研修生制度」の導入で、制度が承認されれば同日中に育成選手選択会議(2次ドラフト)が開かれる。育成選手は2軍戦に制限つきで出場でき、年俸は最低保障240万円、最高標準額440万円とされる。しかし、承認即ドラフトでは周知期間が足りないとし、ドラフト実施は見送るべきとする球団もある。

現時点で制度の活用に積極的なのは巨人、広島、ソフトバンクなど。また中日が名商大・竹下哲史投手(21)と法大出身の加藤光教打撃投手(23)の指名をめざしていることが11月30日、分かった。

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TBS・楽天問題はオーナー会議と実行委で判断…根来コミ[サンスポ]

横浜球団の親会社であるTBSと楽天が経営統合問題で和解交渉入りすることで合意したことに関し、プロ野球の根来泰周コミッショナー(73)は11月30日、1企業体が複数の球団株を保有することなどを禁じた野球協約との整合性について「両方から説明を受け、オーナー会議と実行委員会がどう判断するか」との見解を示した。

横浜の峰岸球団社長はこの日「(楽天保有のTBS株が)19%から10%になっても、何も解決していない。野球協約からいえば、楽天のTBS株がゼロにならない限り状況は何も変わらない」と語り、完全な形での楽天“撤退”を望んでいる。

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ロッテ黒木、巨人上原らが池田小訪問[ニッカン]

ロッテ黒木、オリックス北川、阪神安藤、横浜佐伯、西武から巨人にFA移籍した豊田、巨人上原の6選手が30日、大阪府池田市の大教大付池田小を訪れた。児童殺傷事件が起きた2001年からプロ野球選手会が交流を続けている。校内にある「祈りと誓いの塔」に献花。5年連続5度目の訪問となった巨人豊田が「短い時間ですが、一緒に遊んで楽しみましょう」と代表で挨拶した。質問コーナーやティー打撃対決などで盛り上がった。

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VIP室構想

選手獲得のために渡米するケースが多い米ウインターミーティングに、事業部の荒木部長ら編成担当ではない4人を派遣する。5〜9日までダラスでマーケティングやファンサービスなどの情報交換を行う。荒木部長は「来年のファンサービスの充実のため」と説明した。さらにボールパーク化を目指す千葉マリンの改革第1弾として、来季から球場のVIPルームを増築する構想もある。バーやラグジュアリールームなど5種類ほどの部屋をつくり、床にグラウンドと同じ人工芝を敷くなど数多くのアイデアがある。

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李、ウィン高で損

ロッテと残留交渉中の李承Y内野手が30日、ウォン高による大幅「減俸」を被っていたことが分かった。2年4億円でサインした03年12月の当時レートは、100円=1100ウォンだった。ところが、ウォン高が進行し現在は同870ウォン。2年間で9億2000万ウォン(1億580万円)も目減りした計算となる。ロッテは再契約として2年5億円(出来高含む)を提示しているが、ウォン換算では実質的に2年前より微減。李の心を動かすには、もう一押し?が必要になりそうだ。

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ゴールデングラブ表彰式

12球団最多の5人が受賞したロッテはゴールデン・グラブの内野手部門を総なめにした。ベストナインは遊撃手で受賞した西岡は二塁手で獲得。壇上では「プロに入った時から1度は取ってみたかった。二塁でもらえて光栄です」と感激した。今江も「すごい選手の中にいられるだけで幸せ」と謙虚に喜びを表現していた。

◇2005年ゴールデン・グラブ賞受賞者

位置パ・リーグセ・リーグ
投手松坂大輔(6)西武黒田博樹(1)広島
捕手城島健司(7)福岡ソフトバンク矢野輝弘(2)阪神
一塁手福浦和也(2)千葉ロッテシーツ(1)阪神
二塁手西岡剛(1)千葉ロッテ荒木雅博(2)中日
三塁手今江敏晃(1)千葉ロッテ岩村明憲(5)ヤクルト
遊撃手小坂誠(4)千葉ロッテ井端弘和(2)中日
外野手SHINJO(2)北海道日本ハム福留孝介(3)中日
サブロー(1)千葉ロッテ赤星憲広(4)阪神
大村直之(3)福岡ソフトバンク金城龍彦(1)横浜

[注]かっこ数字は受賞回数。SHINJOはセで7度、パで2度。

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契約更改

選手名年俸前年比
山北3050▼750
代田850△150
戸部1300▼200
田中雅950±0
大松1200±0
成瀬480△30
金澤470△10
三島470△20
藤井460△10
青松460△10
竹原1300±0
山北
「ダウンです。(約1時間の交渉中)沈黙が20分ぐらいありました(笑)。金額の話し自体はあまりしていないです。今年は1軍であまり貢献できなかったので、仕方がないです。来年は背番号を51に変えてもらうので、心機一転頑張るだけです。」
代田
「アップです。僕の場合、ロッテで契約更改は初めてなので、聞くこともありました。自分で思っていたアップ幅よりも少なかったのですが、言える材料はありませんから。高望みもできないです。それよりも、また来年も野球ができることが嬉しいし幸せです。」
大松
「(40分の交渉に)初めての交渉なので金額よりも査定内容などを球団に聞きました。評価的には1軍に出られなかったので…。ただ、チャンスも少なかったので、結果を出す、出さないということよりも、その部分を評価してもらいました。とにかく、1年通して野球をすることの厳しさを痛感しました。この経験を生かして、来季は1軍でできるように頑張ります。」
竹原
「金額には納得してサインしました。結果が出ていないのでしょうがないです。これで気持ち良く練習に入れます。来年は1軍でしっかり結果を出して、契約更改で胸を張ってサインしたいですね(笑)。1軍に出ていないのでダウンもあるかなと思っていたので、ファームの数字を評価してくれました。」

◇3巡目根元、愛される選手に

指名挨拶後直後に、契約金8000万円、年俸1300万円で契約を交わした。背番号は32。同ドラフトで1、2巡目の指名権がなかった見矢田編成部長は「うちにとっては大学・社会人では最上位指名選手。(バレンタイン監督に)いい素材が提供できた」と日米大学野球2年連続出場の大学NO.1二塁手獲得に自信を見せた。同監督のサインボールと色紙を手渡された根元は「自分の全てをアピールしてファンからも愛される選手になりたい」と意欲を見せた。

根元
「入団が決まり、新たに頑張ろうという気持ちになりました。走攻守に持っている力を発揮し、小さい子に夢を与えられる大きな選手に、そして、ファンからも愛される選手になりたいです。(背番号32については)まず自分の番号として定着させたいですね。英会話も徐々に勉強したいと思います。」

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根来コミッショナー、楽天とTBSの説明後ただし書き適用論議

根来泰周コミッショナーは30日、楽天とTBSの覚書締結を受け、球界として、あらためて両社からの説明を受ける必要性を口にした。11月4日のオーナー会議で両社の株の持ち合いについて議論したが、結論は出ず、経緯を見てから球界としての判断を下すことになっている。

同コミッショナーは「まだ両社からの報告を待っている段階で、具体的なことは言えない」と前置きしながら「業務提携であっても、楽天がTBS株を保有していくのであれば、野球協約183条の本文に違反することは明白。認めるとすれば、ただし書きの適用となる。これはオーナー会議と実行委員会による判断事項ですから、説明をもらわないければならない。その上で適用するかどうかを議論することになる」と、今後の見通しを語った。

ただ、ただし書きは適用しないと判断された場合、どのように対処するかは見えてこない。フジテレビがヤクルト球団株を、子会社のニッポン放送が横浜株を保有している事態も問題視されているが、球界は解消を求める文書を手渡す対応しかできない。根来コミッショナーも「そもそも親会社での議決権と、183条にある支配権の関係も不明確で、研究していかなければならない」と、協約改正の必要性を繰り返した。今回の覚書締結により、球界として株問題に対する基本姿勢を明確にしていく段階に入った。

◇何も変わらない、しっかりして!!

横浜峰岸球団社長は30日、TBS、楽天両社の資本・業務提携に関する協議が進んだとしても、楽天の野球協約違反については変わりがないことを強調した。「本社同士では前進かもしれないが、球団としては何も変わっていない。しっかりしてくれよ、という感じ。(楽天の持つTBS株が)10%になろうが、何も解消されていない。これで片が付いた、とはならない」と強い口調で話した。

両本社間の業務提携協議は来年3月までを目安に話し合われるが、同社長は「3月になれば野球が始まってしまう。問題が先送りされる感じ。親会社は別として、早く(解決)して欲しい」と話し、協議が長期化することを危惧した。

今後、楽天が主張する協約改正の話が進み、今回の株式2重保有が認めら得ることは「どんな法でも、改正になったからといって、改正前にさかのぼって適用…って、聞いたことがあるか」と断固として拒否する姿勢。1日にTBSに出向き、この日の会見について本社幹部から説明を受ける。

◇三木谷オーナー「協約に問題」

楽天三木谷浩史オーナーが30日、TBSとの覚書締結の会見で野球協約183条(他球団の株式所有)の問題に触れ、「協約自体に問題があると思ってます。協約の当事者は球団と理解している。楽天(本社)は協約の範囲の中にはない。親会社同士の戦略で問題が出てくることが不合理だと思います」と持論を主張した。

10月初旬に楽天は横浜オーナー企業となるTBSに経営統合を提案、TBS株の20%弱を所有した。それによって各球団から協約183条に抵触する問題を指摘され、11月4日のオーナー会議では両企業の推移を見ながらの継続審議となっていた。今季の覚書の中で楽天は「共同持株会社設立による経営統合」といったんは取り下げ、TBSの持株比率を10%未満まで低下させる。だが株は所有したままの状況で協約上の問題解決にはならなかった。

さらに三木谷オーナーは協約の問題に関し、「横浜に役員を派遣したりしている訳ではない。そもそも(協約は)不正をしないためのものであって、楽天と横浜が八百長するとか、影響を及ぼすとは考えていない。形式論ではなく、実質論で議論すべきだ」と協約改正を訴えた。

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