わたしはかもめ2005年鴎の便り(12月)

便

12月8日

世界一もロッテパワー!代表8選手占める[ニッカン]

世界一もロッテのパワーで!来年3月に開催される国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の代表選手が9日、都内のホテルで発表される。栄えある代表30人の中、ロッテ選手が8人を占めることが分かった。投手5人、捕手1人、内野手2人。31年ぶりの日本一、初のアジアリーグを制覇した勢いで、世界へも進出していく。出場を迷っているヤンキース松井秀喜外野手(31)をのぞいた29選手が発表される。いよいよ「王ジャパン」が本格的に発進する。

渡辺俊介投手(29)、小林宏之投手(27)、清水直行投手(30)、藪田安彦投手(32)、藤田宗一投手(33)、里崎智也捕手(29)、今江敏晃内野手(22)、西岡剛内野手(21)。9日に発表される王ジャパンには、ロッテから総勢8人が選ばれることになった。12球団で最多選出で、メンバー30人のうち4分の1を超える。31年ぶりの日本一、そして初のアジアシリーズを制したナインが大勢を占め、今度は世界に挑戦する。

選考は難航した。10月9日に第1回スタッフ会議を行い、60人を選考した。だが、故障の治療や調整を理由として出場を辞退する選手もいた。そのため11月27日に再度スタッフ会議をして、あらためて選考した。最強チーム結成を目的としてスタートした王ジャパンだが、開幕前の3月という開催時期、制約の多いルールでの大会への意義など諸問題は完全にクリアできなかった。

そんな中で頼るべきはロッテ勢の存在だった。接戦のプレーオフを制し、日本シリーズは完勝。さらにアジアシリーズでも日本代表として強さを見せつけた。勢いは申し分ない。また、球団も世界大会の意義を尊重して、積極的に送り出す方針を固めている。王監督は投手5人に加え、実績は浅いが伸び盛りの今江や西岡ら若き野手を選んだ。また重要な捕手も中日谷繁、巨人阿部と共に里崎を選んだ。彼らの粋の良さ、素材の良さが大リーグ関係者の目を引くに違いない。

もちろんロッテ勢だけではない。大リーグからはマリナーズ・イチロー、ホワイトソックス井口、パドレス大塚の3人が代表に名を連ねる。西武松坂、ソフトバンク和田、巨人上原、広島黒田らアテネ戦士も入った。先行き不透明な部分も多い大会だが、勝利が何よりも重要なことは変わりない。世界一へ。「世界の王」が率いる日本代表が、いよいよ動き始める。

◇参加が決まったロッテ以外の主な選手

投手
杉内(ソ)、和田(ソ)、松坂(西)、藤川(神)、上原(巨)、黒田(広)、大塚(パドレス)
捕手
谷繁(中)、阿部(巨)
内野手
松中(ソ)、岩村(ヤ)、二岡(巨)、井口(Wソックス)
外野手
和田(西)、多村(横)、金城(横)、青木(ヤ)、イチロー(マリナーズ)

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WBCにロッテから8人選出[報知]

WBCアジアラウンドの日本代表会見が9日、都内のホテルで行われる。日本代表・王貞治監督、大島康徳打撃コーチ、MLBジャパンのジム・スモール代表、日本プロ野球組織(NPB)の小池唯夫実行委員会議長(パ・リーグ会長)が出席する。

NPBは詳細を明らかにしていないが、代表選手(30人)は、ヤンキース・松井秀喜外野手ら参加の返答を保留している選手を除き、発表される見込み。王監督は投手13人、捕手3人、野手14人と構想を明かしており、選出された候補選手の一部は会見に同席する。

注目は日本一・ロッテから8選手が入っていること。最強投手陣から清水、渡辺俊、小林宏の3本柱、救援陣から藤田、薮田、その他、里崎、西岡、今江が名前を連ねている。他球団の参加選手の動向により、流動的ではあるが、王ジャパンをロッテ勢が席巻することになる。

今季、プレーオフ、日本シリーズ、アジアシリーズと短期決戦で力を発揮してきたV戦士達は代表にとって心強い存在。キャンプ後半に中心選手が大挙、離脱することになるが、バレンタイン監督は快く送り出すつもりだ。

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小野倍増8000万円、ボビー魔術[ニッカン]

危険球退場が災い転じて福となした。ロッテ小野晋吾投手(30)が8日、ほぼ倍増となる8000万円で契約更改した。提示額に本人が1番驚いた。「予想以上に上げてもらった」。今季チーム6人目の10勝投手となったが、先発では7勝止まり。8月下旬からローテーションを外れた。突出した成績もなく査定材料に欠けると思えたが「(投手陣では)トップクラスの評価」(瀬戸山代表)と大幅昇給。アップ額としては小林宏の4000万円(保留)に迫るものだった。

“転機”は8月7日のオリックス戦。頭部死球を与えて危険球退場となった。内角を攻められずスランプに陥りかけたとき、バレンタイン監督から中継ぎ転向を打診された。小野は「厳しい場面ばかりで勝負に集中できた」と復調。救援登板では9試合で無失点。100イニング以上投げた投手ではチーム2位2.81の防御率を残した。ボビー・マジックがここでも発揮され、結果的に査定アップにつながった。小野は「大台(1億円)も見えてきた。激しい競争になるけど、先発目指して調整する」と誓った。

小野
「サインしました。自分の中では十分な評価をしてもらえたと思っています。自分が想像していた額よりも多かったです。見えない部分もしっかり見てもらえました。先発での失敗は1、2回。勝ちの権利を持ってマウンドを下りてから逆転されたことや、勝敗がつかなかったところも見てもらえました。先発として10勝以上の評価と判断してもらえました。中継ぎとしても1点も取られなかったところなど、本当に評価してもらいました。来季は先発と球団から言われました。競争は激しいですが、ローテに入れるようにしっかりやっていくだけです。」

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小野が3800万円増!2ケタ勝利で日本一に貢献[サンスポ]

4年ぶりの2ケタ勝利(10勝)をマークした、ロッテ“先発6本柱”の小野が8日、3800万円増の8000万円でサイン。シーズン終盤は、バレンタイン監督の提案で中継ぎに転向し、31年ぶりの日本一に貢献した。「先発、中継ぎとよくやってくれたと言われたので、気持ちよくサインしました」と満足顔。先発だけなら、大幅アップもなかっただけに、これもボビーマジック!?

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小野「いい人」査定で倍増[スポニチ]

ロッテの小野晋吾投手(30)が8日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み3800万円増の年俸8000万円で1発サインした。

今季は主に先発として24試合で10勝、防御率2.81。8月下旬からは故障した山崎の代役で中継ぎに回されたが、不満を漏らさずにチームを支えた。チーム事情で先発、中継ぎとしてフル回転した右腕の貢献度を球団側も高く評価。瀬戸山球団代表は「とにかく性格が素晴らしい」と人間性も査定に反映したことを明かした。

会見の席で小野は「どんな評価でもサインするつもりでした」と優等生ぶりを披露。バレンタイン監督からは「来年は先発1本で」と期待されているだけに、気持ちは早くも来季。小野は「実力でもぎ取ります」と先発定着に燃えていた。

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オリ、セラフィニに1億5000万円提示[スポニチ]

オリックスがロッテから自由契約選手公示されたダン・セラフィニ投手(31)に対し、年俸130万ドル(約1億5730万円)の単年契約を提示し、獲得に乗り出していることが8日明らかになった。5日に同投手が自由契約選手公示されたことを受け、オリックスは米国滞在中の鈴木渉外担当が接触。今季年俸6000万円の倍以上の好条件を提示した。交渉の経過次第では複数年契約も用意する方針だ。

既にセラフィニに対してはロッテが再契約を強く希望していることに加え、巨人、ソフトバンク、日本ハム、楽天が獲得に意欲を見せている。しかし、今季プレーオフ進出を逃したオリックスにとって信頼できる先発投手の補強は急務。11勝を挙げた左腕獲得に全力を注ぐ考えだ。

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ボビー、城島に「語学力より情報収集」[スポニチ]

ダラスで開かれているウインターミーティングに参加しているロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が7日、マリナーズ入りした城島に語学力より大リーガーの情報収集の方が大事だと説いた。「もし、彼が英語の授業を受けるようなことで時間の無駄をするなら、私はがっかりだね。英語と(打者としての)対戦投手に関する情報は後回しだ。自チームの投手と相手打者の知識が問題だ」と話した。「私が監督なら、自軍投手、他チームの打者の映像と情報を集め、説明できる人間とともに城島に送る」と球団側の対応策にも言及した。

初めてロッテの監督に就任した95年に自軍の戦力把握に時間を費やし、その後のチームを軌道に乗せた。「ジョーは才能ある素晴らしい選手。ジョーのリードはメジャーの捕手に近い」と城島の能力を評価しているからこその助言だった。

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1月中にも臨時オーナー会議を[デイリー]

横浜の若林貴世志オーナー(TBS副社長)は8日、TBSと楽天の和解交渉入り合意を受けての臨時オーナー会議を来年2月1日のキャンプインまでに開催するように働き掛ける意向を明らかにした。若林オーナーは楽天が全てのTBS株を手放さない限り1企業の複数球団保有を禁じた野球協約違反は変わらないと強調した上で「1つの区切りをつけたい」と話し、オーナー会議では現状が協約違反か否かを問う採決を取ることも希望した。

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楽天問題2月までに会議を…横浜オーナー「採決で判断して」[サンスポ]

横浜の若林貴世志オーナー(63)は8日、株式の2重支配を禁止する野球協約183条に違反する楽天に対し、キャンプインまでにオ−ナー会議を開いて結論を出して欲しいと改めて訴えた。前回のオーナー会議(11月4日)の議長判断でTBSと楽天の統合問題の結論が出るまで推移を見守るとしたが、11月30日にTBSと楽天の間で覚書を交わしたことから1つの区切りと判断。「オーナー会議で違反かどうか改めて採決で判断して欲しい。(その上で)制裁は何種類もある訳でないから、コミッショナーが判断することでしょう」と語った。

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横浜2・1までにオーナー会議開催要請[ニッカン]

横浜若林貴世志オーナー(63)が8日、あらためて来年2月1日のキャンプインまでに臨時オーナー会議の開催を求めていくことを明らかにした。同オーナーはこの日、神奈川・厚木市内で行われたゴルフコンペに出席。楽天が、親会社のTBS株を現在も所有する状況が野球協約違反であることをあらためて強調した。「コミッショナーにも相談してみないといけない。シーズンが始まる前に1度オーナー会議で結論を出してほしい」と訴えた。前回11月のオーナー会議では、経営統合問題の行方が決着後、再びオーナー会議を招集することが確認された。野球協約では、オーナー会議の招集権はオーナー会議議長および、実行委員会議長と定められている。

また、同オーナーは、巨人渡辺球団会長が、フジサンケイグループの株の2重保有が解決に向かっていることを示唆したことに「何も聞いていません」と語り、現状でTBS側にはニッポン放送が保有する横浜株の行方についての話がないことを示した。

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小野は本人も驚きのアップ[ニッカン]

4年ぶりの2ケタ勝利を挙げたロッテ小野晋吾投手(30)が本人も驚きの大幅アップを勝ち取った。4200万円から「自分の予想より上げてもらった」と、ほぼ倍増となる8000万円で契約更改。8月に危険球退場から自信を失い掛けたとき、中継ぎへの配置転換が吉と出た。救援登板9試合で失点0。「大台(1億円)が見えてきた。来年はまたローテーションに入れるように頑張る」と目を輝かせた。(金額は推定)

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李残留へ自信

ロッテ瀬戸山球団代表は、残留交渉が難航する李について、ハワイV旅行に出発する13日までにまとめたい意向を明らかにした。前日も2度、代理人を務める水戸弁護士と電話交渉。出場機会を求める李の希望があり進展はなかったが「V旅行には来ると効いている」と残留に自信を見せた。また、再契約を希望しながら自由契約となったセラフィニ、フランコについてはバレンタイン監督に編成権を委ねているとした。

◇ゲスト

里崎智也捕手が、来年1月3日に徳島市で行われる阪神ドラフト4巡目渡辺亮投手(23=日本生命)の劇例会にゲスト参加。同じ鳴門工出身で、同2日には里崎の日本一祝賀会に渡辺が出席。

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西武、セラフィニ興味

西武黒岩代表はロッテを退団したセラフィニについて「確かに魅力はあるし、気になる選手ではある」と興味を示した。しかし、1度は保留者名簿に載りながら自由契約となった経緯もあり「すぐに飛び付くのはちょっとね」と、慎重な姿勢も崩さなかった。

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