わたしはかもめ2005年鴎の便り(12月)

便

12月13日

柳田に“大台キープ”指令[デイリー]

大台キープでもオッケーです!体重107キロのロッテの大型新人・柳田将利投手(18)=青森山田高=に13日、異例とも言える100キロ維持指令が出された。

身体測定で身長176センチにしては重過ぎる体重が判明した柳田だが、高橋コンディショニング担当は、その肉体を高評価した。「外見とは違う。足も速いし身体能力は高校生の中でもトップクラス。中の筋肉の付き方は良さそう」。さらに「減量してもパワーが落ちるだけ」と“現状維持”を勧めた。

この日の新人選手の施設見学に同行した青森山田高の関係者は「あの体でバック転ができる。野球以外にも器械体操や水泳もやっていた」と柳田の特技を披露。西武のおかわり君・中村似の巨漢君は、やはり優れた身体能力の持ち主だった。

「自主トレでベスト体重の103キロまで落として、キャンプインは万全の状態で臨みたい」。これからは、ただのデブじゃないところを証明する。

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ロッテ・柳田、3ケタ体重OK[報知]

◇現在107キロ、ベストでも103キロ

ロッテの高校生ドラフト1巡目指名、柳田将利投手(18)が13日、球団から3ケタ体重の維持を容認された。

12日の入団発表では、公称99キロの体重を指摘され「今は107キロあります」とカミングアウトした左腕。回転ずしなら軽く50皿は平らげてしまう大食漢で、早くも西武・中村に続く“おかわり君”の愛称も定着しつつある。が、その規格外の巨体がMAX149キロの速球と高校通算36本塁打の長打力を生み出したのも、紛れもない事実。宮田編成部長からは「大切なのは体重じゃない。体のキレや、体脂肪率だよ」と3ケタ体重キープの容認発言が飛び出した。

体脂肪率について柳田は「今は分からない」と話したが「バック転だけじゃなくて、バック宙もできますよ」と運動神経の良さを強調。現在は、ベストの103キロに向けて1時間の走り込みを敢行する毎日だが「体重を落とすんじゃなくて、体を絞るイメージでやっていきたい」と必要以上の減量を否定した。

この日は、新人8選手で千葉マリンとロッテ浦和寮の施設を見学。初めて目にした本拠地に「早くここでプレーして、応援してもらえるようになりたい」と力を込めた。

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ロッテ新人柳田、アイス1年分おねだり君[ニッカン]

「おかわり」ならぬ「おねだり君」になる。投打二刀流に挑むロッテの高校生1巡目の柳田将利投手(18=青森山田)が看板アーチにご褒美をおねだりした。施設見学に訪れた千葉マリンで左翼席のロッテ広告看板に目が留まった。「あそこに当てたらアイス1年分もらえませんか?」。父平三郎さん(58)によれば「小さい頃は毎日のように食べていた」という大のアイス好き。看板に当てるには推定140メートル級の大アーチが必要だが「狙ってみたい」と夢を膨らませる。丸っこい体形は西武中村に似るが、こちらは体重100キロでバック転もこなすという見た目には想像できない運動神経の持ち主。チームでも異彩を放つキャラになりそうだ。

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ロッテ・柳田“幕張のおかわりクン”…アイス看板に興味津々[サンスポ]

ロッテの新人8選手が13日、千葉マリンスタジアムと浦和寮の施設を見学した。高校生ドラフト1巡目の柳田将利投手(18)=青森山田=の目はキラキラ。現在、体重は107キロで減量中だが、球場のアイスクリームやハンバーガーの看板広告に興味津々。来季、幕張にも“おかわりクン”が誕生しそうな気配で…。

初めて見る千葉マリンスタジアム。プロの世界を肌で感じたルーキーの目はキラキラ。その中で1人、目の付け所が違う“大物”がいた。

「あそこに当たれば、1年分もらえるのかな?」。柳田がニンマリとしながら見つめたのは、左翼席後方にあるアイスクリームの看板広告。さらに、バックスクリーンの大型ビジョン上にあるハンバーガーの広告を見つけると「いいですね〜」と表情を崩した。大食漢には球場さえおいしそうに見えていた。

投手として指名された柳田だが、MAX149キロの直球はもちろん、高校通算36本塁打の長打力も魅力。「素晴らしい投手と野手を1度に獲得した気分だ」とバレンタイン監督がいうように、球団はしばらく「投手」と「野手」の両面で育てていく方針だ。打者として大成すれば、看板直撃アーチも夢じゃない。現在、看板に当てても“ご褒美”はないが、柳田の成長次第では…。

ベスト体重の103キロまであと4キロ。「もう少し絞りたい」といいながら、球場の看板が気になる大物クンだった。

◇ハワイV旅行へ出発…福浦「子供と海で遊びたい」

選手、スタッフとその家族ら約130人が、全日空機でハワイの優勝旅行に出発した。福浦は「ゆっくり過ごしたい。子供と海で遊びたいです」と笑顔。瀬戸山球団代表は「選手達には羽を伸ばしてもらって、来季も頑張ってもらいたい」。18日に帰国する予定。

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日本一ロッテが優勝旅行でハワイへ[ニッカン]

31年ぶりの日本一に輝いたロッテナインが13日、優勝旅行のためハワイへと旅立った。渡辺俊、今江、里崎らの一部主力選手は不参加ながら、選手14人に加え、家族、関係者も含めて総勢約150人が、笑顔でチャーター機に乗り込んだ。総費用は4000万円を見込む豪華版。瀬戸山球団代表は「ここで羽を伸ばして、帰ってから来年に向けて頑張って欲しい」と話した。去就が注目される李は既にハワイ入り。現地では瀬戸山球団代表と、直接話し合いを行う予定だ。また前日に「15日が返答期限」と明言したセラフィニ、フランコについても「もう少し早く報告できるかも」と14日にも結論が出ることを示唆した。バレンタイン監督も現地で合流する。

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ロッテ初芝「最初で最後」V旅行[スポニチ]

31年ぶりの日本一に輝いたロッテが13日夜、成田空港から全日空機のチャーター便で優勝旅行先の米ハワイに向けて出発した。一行は瀬戸山隆三球団代表(52)以下、選手13人、スタッフらとその家族の約100人。今季限りで引退した初芝は「最初で最後の優勝旅行。シーズン中は家族サービスできなかったので思い切り楽しみたい」と笑顔。瀬戸山代表も「ハワイでは野球を忘れ、帰国してから来季に向けて頑張って欲しい」と話した。バレンタイン監督は帰国中の米国から直接、現地に合流する。

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松井秀WBC辞退へ…趣旨に疑問[スポニチ]

来年3月に開催される国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)への出場要請を受けているヤンキース・松井秀喜外野手(31)が、出場を辞退する意向を固めていることが13日分かった。大会趣旨に全面的に賛同できないことに加え、開催時期が公式戦に及ぼす影響を憂慮している。日本代表・王貞治監督(65)には、同監督が台湾から帰国する24日以降に最終回答する。

2日に王監督からWBCへの出場要請を受けて以来、その決断が注目されていた松井はこの日、東京・丸の内で行われた「ニッポン放送ショウアップナイター」のイベントに出席。「まだ結論は出ていない。色々なことを考慮して結論を出したい」と話すにとどまったが、既に辞退する方向で最終検討に入っている。

松井は当初から出場に強い難色を示してきた。その背景にあるのがWBCの大会趣旨と開催時期の問題だった。WBCは野球の国際的普及を謳っているが、一部からは、MLBが新たに見いだした収益源との指摘がある。ヤ軍の主砲シェフィールドらからは「WBCは無理やりつくり上げられたイベントだ」との声も上がっていた。野球を純粋に愛するがゆえ、商業主義が見え隠れするWBCの大会趣旨に全面的に賛同する訳にはいかなかった。

さらにプレーヤーとして大きな問題が3月という開催時期だった。調整に1ヶ月以上の前倒しを強いられることに加え、日本から米国への移動の問題もある。メジャーリーガー、ヤンキースの一員としてワールドチャンピオンを最大の目標に掲げる松井にとって、公式戦開幕に万全の状態で臨むことこそが最優先事項との信念がある。それは今オフに4年総額62億円の大型契約を結び「助っ人」から名実ともにチームの中心選手になったことで、その思いはさらに強くなった。

それに加え、チームへの忠誠心。ポサダ、リベラが球団からWBCへの出場を拒否されていることが明らかになったが、松井も「最終的に球団に選手派遣に対する拘束力はなくても、球団の方針というものはある。ヤンキースの一員である限りは基本的にその方針に従うべきだと思う」とも語っている。

総合的な判断により辞退の意向を固めた松井だが、王監督からの熱い出場要請もあり、最終的な決断まではもうしばらく時間を要する見込み。ただ「出場するにせよ、しないにせよ、なるべく早く返事をしないと失礼にあたる」と話し、年内に最終回答を出すことを決意。今後は王監督が帰国する24日以降に、正式に「辞退」の意思を伝えることになる。

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来季オープン戦は2月25日から…3月26日まで107試合[サンスポ]

来春のプロ野球オープン戦日程が13日、発表され、開幕は2月25日(土)でロッテ−楽天(鹿児島)、阪神−オリックス(安芸)など5試合を行う。19日のヤクルト−楽天(神宮)では、野村、古田両新監督の初の“師弟対決”が実現する。3月26日までに今年より4試合少ない107試合を予定。今年は全てビジターだった楽天は倉敷、高松、静岡で計4試合を主催する。試合数が1番多いのは中日、横浜の21試合、最少はロッテ、巨人の15試合。公式戦はパ・リーグが3月25日、セは31日に開幕する。試合開始時間入りの詳細な日程は1月19日に発表予定。

◇巨人・清武代表が日本&中国と練習試合を計画

巨人・清武英利球団代表は13日、来年3月に開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に出場する日本と中国の両代表チームと練習試合を行う計画があることを明らかにした。この日、来春に行われるオープン戦の日程が発表されたが、巨人のオープン戦初戦は例年より遅い3月4日。両代表チームとの練習試合はそれ以前に行われるとみられる。

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