わたしはかもめ2005年鴎の便り(12月)

便

12月24日

ロッテ大荒れ…藤田も怒りの保留[デイリー]

ロッテ・藤田宗一投手(33)が24日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、4000万増の1億2000万円提示を保留した。

入団以来、中継ぎ一筋に徹し、今季“YFK”の一員として日本一に導いた藤田は「中継ぎと先発の差が出ている。8年間この場所(中継ぎ)でやってきたプライドもある。先発で2、3年やった人に抜かれるのは納得いかない」と、30分足らずで席を立った。毎年保留が恒例となっている藤田だが、今季は45試合に登板、1勝4敗24ホールド、防御率2.56で優勝に貢献した自負がある。

次回交渉は27日にも持たれる予定だが、例年以上に強気だ。「今年は折れない。キャンプ?海外に自費で行くくらいだったら、鹿児島に自費で行きます」。これで保留者は4人目。日本一ロッテのオフが、荒れ模様を呈してきた。

ページトップ

ロッテ藤田4000万円増保留、20分で退席[ニッカン]

ロッテ救援陣「YFK」(薮田、藤田、小林雅)のトップを切って藤田宗一投手(33)が24日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み4000万円増の推定1億2000万円を保留した。「2、3年先発でやった人に抜かれるのは納得できない。中継ぎと先発の差が出ている」と不満をあらわにした。前日23日には渡辺俊が7900万円増を勝ち取ったばかり。例年ロング交渉を行ってきたが、この日はわずか20分で退席した。

阪神「JFK」の交渉が難航したことにも「中継ぎの選手はそれだけしんどい思いをしている」と話す。今季は45試合に登板し、防御率2.56と活躍。400試合連続救援登板の記録も達成した。希望額とは1000万円以上の開きがあり「8年間ちゃんとした場所で仕事をしたプライドがある」と徹底抗戦の構えだ。

瀬戸山球団代表は「先発、中継ぎの評価は平等。きっちりとした査定をしていると思う」と話す。今季はアジアシリーズや優勝旅行で契約交渉の開始が遅れ、来年2月のオーストラリアキャンプまで時間は少ない。次回交渉は年内に行う予定だが「今年は折れるつもりはない。海外に自費でいくなら、鹿児島(2軍キャンプ)に行きます」と最悪の事態まで想定した。

藤田
「サインはしていません。言いたいことは毎年言っていますが、優勝をどう評価してくれるかと思っていたのですが…。今まで以上の評価はしてもらえたんですが…。ハンコはちゃんと持ってきました(笑)。先発と中継ぎの違いですね。この場所で8年やってきたプライドもあります。先発と違って毎試合ブルペンで肩を作っていますからね。中継ぎはそれだけしんどいですから。早く契約は終わらせたいけれど、今年は絶対に折れないですよ。」

ページトップ

藤田保留、1軍キャンプ拒否も[スポニチ]

ロッテ・藤田宗一投手(33)が24日、契約更改交渉を行ったが4000万円増の年俸1億2000万円の球団提示を保留した。02年オフの交渉で6時間“篭城”した経歴を持つ藤田だが今回はわずか20分。「先発で2、3年活躍した投手にすぐ抜かれる。先発投手の全員が年間50、60試合投げられる訳でない。でも多くの中継ぎ投手は先発もできる」とぶちまけた。

今季15勝の渡辺俊が6100万円から1億4000万円。12勝の小林宏はサインにこそ至っていないが8000万円から1億2000万円を提示されている。先発陣が軒並みに大幅昇給する現状に、プロ8年間で436試合に登板した左腕はあらためて中継ぎの地位向上を訴えた。

昨オフは4度の交渉の末にサインしたが「今年は折れません」と宣言。「(1軍キャンプ地の)オーストラリアに自費で行くぐらいなら(2軍の)鹿児島に行く」と1軍キャンプ拒否まで打ち出した。日本一ロッテを支えた「YFK」の一角の強硬姿勢。今後予定される小林雅、薮田の契約更改交渉にも影響が出そうだ。

ページトップ

ロッテ・藤田が1億2000万円を保留…中継ぎ低評価に怒り[サンスポ]

ロッテの藤田宗一投手(33)が24日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸1億2000万円を保留した。今季はチームをアジア初代王者に導いた最強のリリーフ陣『YFK』の一角として活躍したが、中継ぎの低評価に怒りのクリスマスイブとなった。

わずか20分で交渉の席を立った。『YFK』の先頭を切って交渉に臨んだ藤田だったが、希望額には、程遠かった。

藤田
「中継ぎと先発の差が出ている。2、3年先発した投手に抜かれるのは納得できない。」

今季、快進撃を続けるなかで45試合に登板しただけでなく、8年間、安定した中継ぎを務めてきた自負がある。「決して先発ができなくて中継ぎをやっている訳じゃない」。自分の役割にプライドを持っている。

それだけに、今季にわかに注目を集めた先発の渡辺俊や小林宏より評価が低いことは、受け入れがたい。来春のキャンプは前半が豪州ジーロングで、後半が鹿児島で行われるが、このまま交渉が合意しない場合は「(最初から)自費で鹿児島に行きます」と、徹底抗戦の構えも見せた。

「早くサインはしたいけど、今年は自分からは折れません」。来春3月の国別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補に選ばれたため、既に来季のために例年より約3週間早く始動している左腕。1歩も譲る気はない。

ページトップ

藤田が保留、救援陣低評価に激怒[報知]

“最強投手陣”に亀裂が入った。ロッテのセットアッパー・藤田宗一投手(33)が24日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、4000万円増の1億2000万円を保留。「8年間、この場所(中継ぎ)で仕事をしてきたプライドがある」と、先発との評価の差に激怒した。

交渉わずか20分。怒りで席を立つと「リリーフと先発の差が出ている。中継ぎの人は10人中、8人が先発もできるけど、先発は10人中、2人しか(リリーフが)できない」とまくし立てた。前日(23日)、渡辺俊が7900万円増の1億4000万円で更改。小林宏も保留はしているが4000万円増とあって、藤田は「先発で2、3年頑張った人に抜かれるのは納得がいかない」と救援陣の低評価に反発した。

今季は薮田、小林雅と救援トリオ「YFK」を形成し、防御率2.56をマーク。入団以来、8年間中継ぎでチームに貢献してきた左腕は「今年は優勝したし、絶対に折れない」と渡辺俊と同額の1億4000万円を最低ラインとして、徹底抗戦する構えだ。

チームは1月下旬にはキャンプ地・豪州に入る。交渉がまとまらなければ、自費参加となる可能性もあるが、「海外に自費で行くくらいなら、(2軍キャンプ地の)鹿児島に行く」と1軍拒否、2軍合流の構えも見せている。「中継ぎ1本で野球人生を終わろうと思っている」と言う日本代表左腕。マウンド同様、強気の姿勢で交渉に臨むつもりだ。

ページトップ

藤田1億2000万円を保留[ニッカン]

ロッテ藤田宗一投手(33)が24日、千葉マリンで契約更改交渉を行い、4000万円増の1億2000万円を保留した。31年ぶりの日本一を支えたロッテ中継ぎ陣「YFK」の1番手として交渉に臨んだが「中継ぎと先発の差が出ている。2、3年先発でやった人に抜かれるのは納得できない。8年間ちゃんとした場所で仕事をしてきたプライドがある」と不満顔。今季は45試合に登板し、1勝4敗24ホールド、防御率2.56と活躍。WBC日本代表にも選出された。「今年は折れません」と徹底抗戦する構えだ。(金額は推定)

◇薮田は26日交渉へ

YFKの「Y」薮田はこの日、千葉マリンで練習を行った。藤田の交渉については「どうなったんですか?怒ってましたか?」と報道陣に逆取材。今季は藤田を上回るチーム最多の51試合に登板。自身の契約交渉は26日に控え「期待したいですね」と、今季の6300万円から大幅アップを狙っている。

ページトップ

ふるさと球団意欲

ロッテ瀬戸山球団代表が、ニッポン放送の「キャプテン川淵の行こうぜ!オレ達のニッポン」(31日放送予定)の収録に参加した。川淵キャプテンを相手に、小坂の移籍裏話などを披露。かねて希望している千葉マリンのボールパーク化構想については、現在浦和にある2軍グラウンドを千葉に移転させる案を出し「ふるさと球団をつくりたい。いずれは野球以外のスポーツも含めて色々な人が利用できる施設に発展させたい」と語った。

ページトップ