わたしはかもめ2005年鴎の便り(12月)

便

12月25日

渡辺俊宣言「公式戦1位、最高勝率、世界一」[報知]

ロッテが25日、千葉県内のホテルでファン参加型の「千葉ロッテマリーンズ 祝勝大忘年会」を行った。31年ぶりの日本一を達成した今季は、昨年の3倍となる830人が集結。渡辺俊介投手(29)ら6選手と共に、2005年の快進撃を祝った。

私服のV戦士と杯を交わし、日本一のロッテ・ファンが歓喜に酔いしれた。選手との“飲み会”に参加できる千載一遇のチャンス。シーズン中の秘話あり、歌ありのクリスマス大忘年会で、フィーバーに沸いた05年を締めくくった。

子供達と触れ合い、カラオケでは美声も披露した渡辺俊は「年の最後にファンの方に直接、感謝を言えてよかった」とご満悦。ファンに向けて

(1)
レギュラーシーズン1位通過でV2
(2)
最優秀投手(勝率1位)
(3)
WBCで世界一

という「06年3大目標」を掲げた。

この日の忘年会で今季のイベントも終了。「来年は今年よりいい年にしたい」と気持ちを入れ替えたサブマリンは、早くも26日から埼玉県内のトレーニングジムで本格始動する。

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ロッテ、ファンと忘年会で1年締めくくり[ニッカン]

31年ぶりの日本一、初代アジア王者に輝いたロッテが、ファンとの大忘年会で最高の1年を締めくくった。25日、千葉県浦安市のサンルートプラザ東京で「千葉ロッテマリーンズ祝勝大忘年会」を開催。渡辺俊、大塚、渡辺正ら6選手が参加し、歌あり笑いありで会場は大いに盛り上がった。開催決定直後から昨年の約4倍に当たる異例の1000人以上の申し込みがあり、2部構成で開催。選手達も連覇に向けて、これ以上ないパワーを受け取っていた。

◇球界異例企画

ロッテの勢いは、オフシーズンになってもとどまることを知らない。大忘年会会場となったホテルは、開始の3時間以上前からファンの熱気でムンムン。4位に終わった昨年は280人参加の1部構成で粛々と行われたが、今季はその約4倍の1000人以上から申し込みがあり、1、2部に分けての開催になった。

食事付き8000円で約3時間選手とふれ合える、球界でも異例の選手、ファン合同忘年会企画。3日間で完売し、当日は厳選された830人のファンが詰め掛けた。ホテル関係者も「来年は2日間に分けなくちゃいけないですね」と嬉しい悲鳴を上げた。

選手6人は私服姿で登場し、普段は見せない一面を次々と披露。想像以上の熱気に、渡辺俊も「場所が足りない位たくさん入ってくれた」と驚いた。今季、勝利のあとの千葉マリンで恒例になった「カラオケタイム」では、6人でチームソング「WE LOVE MARINES」を熱唱。渡辺俊が「1人で歌った方が気持ちいいですね」と冗談めかすとすぐにアンコールが沸き起こり、ソロで再び歌い上げた。ファンと盛り上がっての1年の締めくくりに「最後にファンの方々に感謝できて良かった」と感激の面持ちだった。

クリスマスにちなんで100個限定で販売された選手のサイン入りケーキも、即完売。30代の女性ファンは「私服姿が格好良くてますます好きになりました。最高のクリスマスプレゼント」と話し、小学生のちびっ子ファンも「あんな選手になりたい」と感激。質問タイムではデートしたい女優などプライベートな質問も次々と浴びせていた。

最後には再び渡辺俊がマイクを握り「アジア1位にはなりましたが、シーズンは2位通過なので引っ掛かるものがある。来年の1位にかけて1本締めでお願いします」。完全優勝でのV2に向け、ファンと過ごした時間が来季への活力になったに違いない。

◇大塚は乾杯の音頭

選手は渡辺俊、大塚、渡辺正、内、早坂、代田の6人が参加。大塚の乾杯の挨拶で始まり、サイン抽選会、ダンスタイムを経て、合唱タイムでは選手とファンが一緒に赤鼻のトナカイを歌った。最後の大抽選会ではサイン入りのボールや球団グッズ、ホテル宿泊券など豪華景品が当たる。食事は和洋中のバイキング形式で50種類以上。デザートも10種類以上、飲み物はビール、ワイン、カクテルにソフトドリンクも取り揃えていた。

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1発サインするけれど…ロッテ・清水はメジャー移籍話し合いへ[サンスポ]

ロッテ・清水直行投手(30)は25日、サブロー外野手(29)と共に、中山競馬場『有馬記念』のプレゼンターで登場。26日の契約更改交渉では1発サインして、来オフ以降のメジャー移籍について話し合うことを明かした。

レース後の中山競馬場。熱闘さめやらぬ芝生を踏みしめながら、清水は今季を振り返った。

「今年の成績には納得していません。金額に関わらず1発で(判を)押します」。31年ぶりの日本一に輝いたロッテのエースとして表彰式に出席。しかし個人的には、晴れの舞台に相応しい成績を残していなかった。10勝11敗、防御率3.83。被本塁打王になるなど歯痒さが残った。

それだけに、兼ねてから希望していたメジャー移籍も封印。今オフは意見交換にとどめる。球団はポスティング(入札制度)での移籍を認めない方針。そのため「FAで3年後になるか、自由契約にしてもらうか。しっかり話し合いたい」。目標を定めるつもりだ。

この日の有馬記念では馬単(6)(10)で惜しくも逆目。ただ、これで「来年に向けて気持ちを切り替えたい」と、むしろサッパリできた。気持ちよくサインし、満足のいく成績を残した上で、将来はメジャー移籍。清水が自分の手で視界を開く。

◇里崎は越年決定

交渉せずに越年へ。里崎がこの日予定されていた契約交渉をキャンセル。27日から1月7日まで徳島の実家に帰るため、越年が決まった。正捕手として日本一に貢献。今季年俸2200万円からの大幅アップを狙って下交渉しているが「お金の話はまだしてません。キャンプまでにサインすればいいんでしょ」。越年決定にもケロッとしていた。

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渡辺俊、830人ファンに3つの誓い[スポニチ]

ロッテの渡辺俊介投手(29)ら6選手が参加した「千葉ロッテマリーンズ 日本一祝勝!大忘年会」が25日、千葉・浦安市内で開催され、1、2部制の立食パーティーに計830人のファンが駆けつけた。

ジーンズにパーカ姿でトークショーに参加した渡辺俊は

(1)
シーズン1位通過での日本一連覇
(2)
最優秀投手賞(勝率1位)獲得
(3)
WBCで世界一

と来季の3つの目標を掲げた。その中でも「アジア王者になったが2位通過だった。心に引っかかるものがある」と今季達成できなかった“完全優勝”へ強い意欲を見せた。

昨年は280人を集めた同イベントだが「今年はわずか3日で1000人以上の応募があった」と球団関係者。予想以上の盛況ぶりに渡辺俊は「スペースが足りないくらい。でもファンと交流できてよかった」と笑顔。会場では箱に選手のサインが入ったクリスマスケーキ(3800円)を限定100個発売し、ものの数分で売り切れるなど、日本一パワーはオフシーズンも健在だった。

◇清水&サブローが「有馬記念」プレゼンター

エースと4番が「有馬記念」でプレゼンターを務めた。清水はスタンドを埋め尽くした16万人以上の大観衆にビックリ。「この半分でも千葉マリンに入ってくれればいいのに…」と興奮気味。また21日に美浦トレセンを訪れ、レース研究を重ねたサブローは「ゼンノロブロイを本命にしたけれど外してしまった。でもレース自体は凄かった」と笑顔だった。

◇未交渉で里崎の越年が決定

契約更改交渉を1度もせず里崎の越年が決定した。当初はこの日午後に第1回交渉を予定していたが、球団側がスケジュール調整できず、急遽延期。里崎が27日から実家の徳島へ帰省するため、日本一ナインでは自動的に越年第1号となった。ただ「未交渉で越年なんて記憶がない」(球団関係者)との珍事にも、里崎は「キャンプまでにサインすればいい」と動じていなかった。

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サブロー馬券涙

競馬好きのサブローと清水が、有馬記念のプレゼンターを務めた。今季のロッテナインは中山競馬場でトークショーや野球教室を行うなど、競馬界との連携も密にしてきた。サブローは契約交渉後の会見でも「有馬記念を当てたい」と話していたが、2人とも馬券を当てることはできなかった。

◇里崎の交渉は越年

里崎の契約更改交渉の越年が決まった。25日に第1回交渉を予定していたが、所用のため変更。今後は故郷の徳島県に戻るため、第1回交渉は早くても来年1月7日以降になる。この日は、東武船橋百貨店でトークショーを行い、集まったファンを沸かせた。このオフ、契約交渉で越年が決まったのはチームでは初めてだが「キャンプまでにサインできればいいと思っている」と冷静に話していた。

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