わたしはかもめ2006年鴎の便り(1月)

便

1月15日

ロッテCは大所帯で“生き残り合戦”[デイリー]

ロッテ・豪州キャンプが、バレンタイン監督の意向で選手、スタッフ合わせて70人以上の大所帯となることが15日、分かった。

チーム関係者によると、13日までにバレンタイン監督が1軍、2軍を振り分け、各選手に通告。豪州キャンプには黒木、小林雅ら主力投手に加え、野手は1、2軍ほぼ全員が参加。選手40人以上が豪州キャンプに参加するため、2軍の鹿児島キャンプは、渡辺俊らWBC組を含め20人程度の少数部隊となる。

昨年のキャンプでも「自分の目で実力を確かめたい」という指揮官の意向で1軍には47人が選ばれ、開幕1軍への生き残りをかけて激しい争いを繰り広げた。結果的に効果抜群だったことから、今年も大所帯キャンプとなった。

新人で唯一、豪州キャンプをもぎ取った柳田は「練習についていけるように頑張りたい」と意気込んでいた。

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ロッテまた大所帯キャンプ[報知]

ロッテが再び大所帯キャンプを敢行する。ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)は15日、豪州・ジーロングでの第1次春季キャンプに40選手以上を帯同させる方針を固めた。練習では同一ポジションに3人以上を配置。昨年、西岡や今江のブレークを生んだ育成法で、若手の素質開花を図る。

昨年は47人がしのぎを削った鹿児島キャンプ。今年は海外開催に加え、渡辺俊らWBC日本代表の6選手が鹿児島で調整するため、当初は30人規模の少数精鋭になるとみられていた。だが、バレンタイン監督は「できるだけ多くの選手を見たい」と要望。この日までに40人超のメンバーを選考した。

特に野手陣の競争が激化する。野手は2軍スタートが6人のみ。26人が1軍に帯同し、1ポジションに3人を配置する。昨年は遊撃で西岡が小坂と競い、三塁では今江が初芝と切磋琢磨。熾烈な競争が若手の成長を促した成功例があり、今回も同様の手法をとる。

今季は内野では俊足巧打の早坂、塀内。外野では大松、竹原の両大砲のブレークに期待がかかる。「ウチには能力のある若手がたくさんいる」と自負するボビー。サバイバル・キャンプで、連覇への土台を築き上げる。

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西武松坂が志願、ロッテ戦先発したい[ニッカン]

西武松坂大輔投手(25)が「ロッテ退治」に本腰を入れる。昨季はソフトバンク戦を中心にしたローテーションが組まれたが、今季は日本一ロッテ相手の登板数を増やしたい意向を示した。狙うのは「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の世界一だけではない。日本一奪回へかける思いも半端ではない。

ハワイにいても優勝を逃した昨年の悔しさが頭から離れることはない。雪辱を期して臨む06年。松坂はソフトバンク以上に、ロッテに対する警戒を強めている。「元々投手力のあったチームですから、打線がよくなれば強くなるのは当然。去年の結果はまぐれでも何でもないと思います」。昨季途中に「僕がロッテ戦に行きましょうか」と首脳陣に登板を“志願”したエピソードも明かし、昨年の二の舞は演じない決意をにじませた。

伊東監督はソフトバンク、ロッテの2強の戦力は「抜けている」と分析し、残り3チームに勝ち越すことでプレーオフに進出する青写真を描いている。エースには、より高い確率で白星を計算できる下位チームの試合を多く任せる可能性もある。「もちろんチームの方針に従います」という松坂だが、燃える相手が増えることで、チームに好影響を与えることは間違いない。

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松坂、今季ロッテ料理任せて[報知]

西武・松坂大輔投手(25)が15日、今季はロッテ戦の先発を“志願”する考えを明かした。米ハワイで自主トレを続けている松坂は、昨季のロッテの強さを「勢いだけではない」と警戒。自らがロッテ戦に臨むことで、昨年の日本一軍団の進撃を阻止する考えだ。

「僕はソフトバンクとオリックスの先発が多いんです。ロッテはあまりない。昨年も『(自分が投げなくて)いいんですか?』と聞いたんですが…」昨季の松坂は、ソフトバンク戦6試合、オリックス戦5試合に対し、ロッテ戦先発は3試合(2勝1敗)。

シーズン中に荒木投手コーチらに先発を志願したが、首脳陣はローテーションを優先。チーム自体が春先に苦しんだこともあり、結果的にソフトバンクとロッテの2強態勢を許してしまった。

松坂がロッテとの対決を望むのには理由がある。相性は抜群で、右腕にとってロッテは“お得意様”。プロ7年間で26試合に登板し、17勝5敗で勝率7割7分3厘、防御率2.50という圧倒的数字を誇る。昨年も22回1/3を投げ8失点で、防御率は3.22。被本塁打は僅か1本だ。

「自分が投げていれば」という思いがあっても不思議ではない。かといって、ナメている訳じゃない。「あれだけの投手陣で、そこに強い打線が加わればそうなるのは当然」と語気を強めた。昨季はプレーオフ第1ステージで苦杯をなめさせられた相手。エースの右腕が、雪辱を狙っている。

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実行委でレンタル移籍初の本格討議へ[スポニチ]

実行委員会は16日、選手関係委員会・国際関係委員会合同会議を開き、レンタル移籍制度、ポスティング・システム(入札制度)再考の討議に入る。昨年12月19日の実行委員会で懸案として挙がっていた。労組選手会が主張、サッカー界が採用するレンタル(期限付き)移籍が本格討議されるのは初めて。巨人・清武球団代表は「各球団が提出した文書が叩き台になる」と肯定的で、中日・伊藤球団代表は「移籍活性化につながるのか」、横浜・山中球団専務は「情報漏洩の問題もある」と否定的な姿勢を見せる。廃止論が伝えられるポスティング・システムは日米選手契約協定の見直しや、近年目立つ外国人選手の国内移籍とも連関して討議される。

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米国救済、ボビー案

ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が、常識破りの「大リーグ救済プラン」をぶち上げた。野球選手やコーチらが出席してコネティカット州で12〜14日に行われたイベント「世界コーチ会議」に、同監督も講師として参加。15日付のニューズデー紙が、その公演内容を報じた。大リーグではデビルレイズ、ロイヤルズ、パイレーツ、マーリンズなどの観客動員が低迷。同監督は「大リーグが生き残るには、壁をぶち壊さないといけない」と、これらのチームをアジアに誘致し、新たにアジア地区を構成するプランを披露した。しかしセリグ・コミッショナーは「僕の在任期間にはあり得ないね」と一蹴していたという。

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