わたしはかもめ2006年鴎の便り(1月)

便

1月24日

渡辺俊“無視”して勝負に専念[報知]

球数無視の勝利至上主義で米国戦に挑む。WBC日本代表のエース、ロッテ・渡辺俊介投手(29)は24日、「球数制限を気にして投げることは絶対にしません」と宣言。勝ち進んだ場合、先発が濃厚な準決勝では投球数が95球に制限されるが、短いイニングでも無失点に抑えることを優先する考えを示した。

王監督が絶大な信頼を寄せるサブマリンは、最大の難関と言われる準決勝・米国戦での先発が有力視される。準決勝以降の球数制限は95球。「少ないですね」と不満の色をのぞかせたが、すぐに切り替えた。「点を取られて負けたら意味がない。制限を考えず勝負していくしかない」球数にとらわれず、無失点投球を目指す意欲を見せた。

女房役の里崎も、渡辺俊の考えに同調。「制限があってもリードは変えません。球数を減らそうとして初球でドッカーン、とホームラン打たれたらシャレになりませんから」と話した。

もちろん“球数無視”の方針は、チームメートへの信頼があるからだ。「リリーフにも素晴らしい投手が控えてますから」と渡辺俊が言えば、里崎も「いい投手を4、5人つないでも勝てばいい」と意気込んだ。1発勝負の国際大会。ルールの壁を破り、JAPANのエースが世界に力を見せつける。

◇投球制限数確定

WBCの運営委員会が23日、米ニューヨークで開催され、懸案となっていた投球数の制限など特別ルールがほぼ固まった。委員会に出席した関係者によると、投球数は1次リーグが65球、2次リーグが80球、準決勝と決勝は95球に制限されることになった。投球中、制限数を迎えた投手は、その対戦打者の打席が終わるまで続投が認められる。

また、登板間隔は50球以上投げた場合は中4日、30球以上50球未満の場合と30球未満でも連投した場合には中1日、空けることが義務付けられる。

米国では通常、公式戦は引き分けを想定していないが、今回は投球数、登板間隔との兼ね合いで、延長戦が長引いた場合、投手の人数が足りなくなる可能性があるため、引き分け規定が導入される可能性がある。

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ロッテ・加藤が日サロ通い…豪州キャンプの紫外線対策に[サンスポ]

日焼けサロンで、紫外線対策は万全!?先発ローテ入りが期待されるロッテ・加藤が24日、豪州キャンプについて「心配なのは紫外線。顔がパンパンに腫れたことがあるんですよ」と不安を吐露した。そこで思いついたのが、日焼けサロンに通うこと。照りつける“日光”に少しずつ慣れ、免疫をつける考えで「今日も行ってきます」。セラフィニが移籍し、2ケタ勝利の先発5人は、全員が右腕。6年目の左腕にかかる期待は大きい。一足早く小麦色になって、勝負の年をスタートするつもりだ。

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パ予告先発、存続確定[報知]

◇25日、注目のセ・パ監督会議

西武・伊東勤(43)、日本ハムのトレイ・ヒルマン(43)、ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)の3監督が24日、予告先発の廃止に反対する考えを示した。楽天・野村監督が同制度の撤廃を提唱し、25日のセ・パ監督会議で訴える考えを明かしているが、「反野村包囲網」が形成されたことで存続が確実となった。

まず伊東監督は「(廃止したら)何のために始めたのか分からなくなってしまう」と説明。さらに「予告先発によって集客につながる部分もある」と続け、戦略面よりむしろファンサービスに重点を置いている。

また、この日来日したヒルマン監督も「個人的な意見だが、予告先発は残すべきだと思う。両チームが分かる訳だし、平等だ。監督会議で話す機会があれば意見は言うつもりです」と話した。昨年は、交流戦でも予告先発を主張。実際、交流戦期間中にダルビッシュのデビュー戦を発表するなど、ファン優先を打ち出した。

さらにこの日、日本プロスポーツ大賞の表彰式に出席したバレンタイン監督も「野村さんのことは心から尊敬している」と前置きした上で「現時点で予告先発廃止の理由は見当たらない」と力説。「ファンには、廃止して有利な点はない」締めくくり、監督会議開始前から結論は出た形だ。

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野村楽天に強烈カウンター!伊東監督がコールド試合採用を逆提案[サンスポ]

西武・伊東勤監督(43)が、楽天・野村克也監督(70)に強烈なカウンターを繰り出した。25日に行われる監督会議で、野村監督が予告先発の廃止など“パ特別ルール”の改訂を提案するが、野村案全てに反対した上に、コールド試合の採用を逆提案することを明かした。表向きの理由は時間短縮だが、昨季、大敗が続いた楽天には厳しいルール。日本球界史を代表する捕手出身の両監督に新遺恨が生まれそうだ。

野村監督の先制口撃に伊東監督が、急所(?)を狙って反撃した。

伊東監督
「予告先発廃止?野村さんは何のために始めたのか分かっておられないのではないか。予告先発が集客につながっている。監督会議では、大差が付いた場合のコールド試合の採用を話したいと思っているんだ。」

コールドゲームの提案。採用されればもっとも辛いのが、昨年大敗が続いた楽天だ。

大義名分はあくまでも時間短縮。伊東監督は昨年の開幕2戦目、楽天が0−26で敗れたロッテ戦を挙げ「ああなると、試合の後半はやる方も見ている方(ファン)も辛い。コールドがあれば、時間短縮になる」と指摘。昨年楽天が7回時点で10点差つけられたのは7試合もあり、導入されればリリーフ陣をはじめ戦力で劣る楽天は、序盤から大量失点が許されない重圧を背負わされることになる。

伊東監督は予告先発の必要性についても「先発が分からないと、3人ぐらいの投手を想定することになり、アテ馬を使ったりミーティングで大変な労力を要する」と説明する。またメガホンの持ち込み許可にも「メガホンがあれば球種を打者に伝えられる」と野村監督と正反対の主張を展開。25日の監督会議では全面対決が予想される。

現役時代は頭脳派捕手として一時代を築いた両監督に早くも遺恨ムードが充満。いや、25日の監督会議の前に、早くも得意の心理戦が開始された、と見るほうが正解かも?

伊東監督から“逆挑発”を受けた楽天・松井2軍監督
「どんな経緯で出てきた話かわからない。(楽天が主張する)予告先発の廃止提案に関しては、我々にとって(事前に)シミュレーションする楽しみがあるし、お客さんもそこを楽しみにしているはず。」

◇野村監督の異議アリ!VTR

今月21日のテレビ番組収録後、楽天・野村監督が25日の監督会議で、パ・リーグのアグリーメントのみに定められている特別ルール

(1)
予告先発
(2)
メガホンの持ち込み禁止
(3)
外部からの情報伝達行為の禁止

の3点に異議を唱える考えを明かした。このルール下では、力任せの勝負に頼らざるを得ず、「それでは単に技術の見せ合いでしかない」と主張。得意の頭脳、情報戦に持ち込むと共に、奥深い野球をファンに提供すべきとの考えを示した。

楽天が昨季、7回終了時点で10点差以上つけられた試合
月日相手H/V7回終了時最終
03-27ロッテV0−190−26
07-06ソフトバンクV2−143−14
08-02ロッテV1−151−15
08-03ロッテV4−146−14
08-11オリックスV0−110−13
09-13西武H0−101−10
09-18日本ハムV0−120−12

[注]Hはホーム、Vはビジター

◇ヒルマン監督ら“反野村派”多数

成田着の航空機で再来日した日本ハム・ヒルマン監督も野村監督と対決する姿勢を示した。「予告先発はどちらのチームにも有利、不利になるような制度ではない」と現状を支持。またロッテ・バレンタイン監督が「(撤廃は)ファンにとって有利な点が見当たらない」とキッパリ。オリックス・中村監督も「予告先発を撤廃するなら偵察メンバーも禁止にすることやな。昔はおれが(偵察メンバーを)1人使って、野村さんが2人使ったことがあった」と発言。野村監督にとっては厳しい会議になりそうだ。

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伊東監督、ノムさん案のめん![スポニチ]

会議室では先輩も後輩もない!25日、都内で行われる12球団監督・代表者合同会議を前に西武・伊東勤監督(43)が24日、楽天の野村克也監督(70)にかみついた。野村監督が展開している「予告先発廃止」、「ベンチでのメガホン使用解禁」の持論に猛反発。他球団も巻き込んで紛糾必至の監督会議を前に27歳年上のベテラン監督に強烈な“牽制球”をお見舞いした。

相手は同じ捕手出身の大先輩。球界最年長監督を相手にしても、勝負の3年目を迎える熱血漢は黙っていられなかった。伊東監督は野村監督が強く訴える「予告先発廃止論」に断固拒否の姿勢を鮮明に打ち出した。

伊東監督
「(予告先発を廃止したら)なんで予告先発という制度ができたのか分からなくなる。それによって集客につながっている面もあるんだから。」

パ・リーグの予告先発はファンサービスの一環として83年に導入された。94年から全試合で適用されるようになっているが野村監督は「パ・リーグにはおかしなルールが多い。(予告先発は)誰が投げるのか楽しみで来るお客さんに悪い」と撤廃論を唱えている。これに対して伊東監督の持論は対照的。チームでは松坂や西口ら人気投手の登板日に合わせて球場を訪れるファンのために、同制度の継続を声高に訴えた。さらに、野村監督が解禁を訴えている「ベンチでのメガホン使用」についても伊東監督は「ベンチで投手のクセを見つけて、打者に声でサインを送れるから、スパイ行為につながる」と一刀両断。グラウンド上での正々堂々とした勝負の徹底を訴えた。

昨年のシーズン前、伊東監督は新規参入1年目で戦力不足ながらパ・リーグの話題を独占していた楽天を連日のように挑発。ところが開幕直後の3連戦で負け越すなど、結果的に前半戦で楽天に喫した黒星がシーズンでの低迷(3位)につながった。それだけに今年の年頭は「楽天だけじゃなく、どのチームも一緒のつもりで戦う」と控えめな発言に終始。それでも野村監督の発言に、再び楽天への敵対心がメラメラと燃え上がった。

25日の監督会議で展開される“野村の考え”に対して、伊東監督も1歩も引くつもりはない。年齢差は27歳だがおくすることはない。パ・リーグ一筋24年の青年監督が、“反野村”の急先鋒となる。

◇バレンタイン監督も予告存続派

ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)も予告先発の“存続”を強く支持した。「野村監督に対しては心より尊敬の念を持っているが、現時点で(予告先発を)廃止しなければならない理由は私の中で見当たらない」。連覇を狙う同監督にとって、同制度は“生命線”ともいえる。昨季は公式戦、ポストシーズンを含めた計147試合で何と139通りのオーダーを組み替えた。“ボビー・マジック”と称されたこの猫の目打線が31年ぶりの日本一を呼び込んだといっても過言ではない。つまりロッテは予告先発の最大の恩恵を受けたチームともいえる。

それだけに同監督は「ピッチャーたちにしても、登板日がはっきりする方が真のプロとして適切な準備をすることができる」と言及。さらに野村監督の「勝負事は読み合い。試合前から試合は始まっている」との持論にも「そこには選手に対して有利な点はないし、何より試合前からファンの楽しみが生まれて来ない」と反論した。

4連勝と圧倒的な強さを見せた昨年の日本シリーズも、阪神・岡田監督から巧みに予告先発の提案を引き出した背景がある。だからこそ譲れない。

◇ヒルマン監督 予告先発「残すべき」

日本ハム・ヒルマン監督は、楽天・野村監督が廃止を訴える予告先発に関して「個人としては残すべきだと思う。その方がどちらかに有利ということがない」と存続を唱えた。野村監督には以前から「年上なのでやり方を学べる楽しみがある」と敬意を表しているものの「会議中に発言を求められればそう言う」と自身の主張を曲げるつもりはない。

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ボビーがノムさんに反論、予告先発賛成[ニッカン]

05年度日本プロスポーツ大賞の表彰式が24日、都内で行われた。野球界では、昨季日本一のロッテと、ホワイトソックスでWシリーズを制した井口が殊勲賞、史上2人目のシーズン200安打を達成したヤクルト青木が新人賞、昨季MVPの阪神金本が功労賞を受賞した。ロッテからはバレンタイン監督が出席。25日の監督会議で、楽天野村監督が「強者が有利になる」として予告先発撤廃を求める意向があることに「予告先発の有無は、野球のプレーには関係ない。だったら、ファンのために良いことをする方がいい」と反論。ファンサービスを理由に継続を希望した。

◇伊東監督、予告先発継続派

伊東監督は25日の監督会議を前に、予告先発継続を訴えた。24日、西武第2球場で自主トレを視察した際に、楽天野村監督が撤廃を望んでいることについて「何のために(予告先発を)始めたか分からなくなる」と、集客などの理由を挙げた。

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ボビー、予告先発は続けマショー[デイリー]

予告先発は続けマショー!!ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が24日、東京都内のホテルで開かれた日本プロスポーツ大賞の授賞式に出席。楽天・野村克也監督(70)の提案している予告先発廃止に反対の姿勢を示し、25日の12球団監督会議では野村監督との徹底討論を予告した。また西武第2球場で自主トレを視察した西武の伊東勤監督(43)も、野村監督案に異を唱えるなど、パ・リーグで“ノムさん包囲網”がつくられつつある。

顔を紅潮させ、大きく見開いたボビーの目。表彰式後の懇親会でビールを口にした後でも、表情は真剣そのものだった。予告先発の廃止を訴えている楽天の野村監督を「これまでファンのために様々なアイデアを提言してきた素晴しい人。とても尊敬している」と前置きした上で、「私の中に予告先発を廃止する理由は見当たらない」と言い切った。

予告先発支持の理由は、ファンを考えてのもの。前日に先発投手が分かれば、ファンは好きな投手を確実に見ることができる。また、相手投手に対してしっかり準備し、最高の試合をすることが、プロの務めだという意識がある。

「野球の試合をやる以上は、ファンのためにより良いことをするのが当たり前だ」と言い切る。野村監督はファンが先発を予想するのも楽しみだと話していることには、「ファンが本当に望んでいるのは、そういうものではない」と反論。あくまで最高の試合を見せることこそ、ファンが1番喜ぶという考えだ。

一方的に反対するつもりはない。「野村監督には新しい意見を聞かせていただきたい。新しい考え方を教えてもらえれば」。25日の監督会議では、十分に議論を尽くすつもりではいる。ただ、持論を曲げるつもりも、決してない。

日米の名将同士が繰り広げるシーズンの前哨戦。早くも激しい“舌戦”が始まった。

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伊東監督、予告先発やめないよ[デイリー]

自主トレ視察のため西武第2球場を訪れた西武・伊東監督は、野村監督の予告先発廃止案に「やめないよ。1人の方がそんなこと言い出したって」と強い口調で反論した。

予告先発はパ・リーグが人気向上へ試行錯誤しながら、94年から本格導入した。選手、監督としてその真っただ中にいた伊東監督とすれば、野村監督の意見は納得できない。戦術面でも「先発投手が分からないと、いわゆる“当て馬”で無駄な選手を使う」とデメリットを強調した。

さらに野村監督が提案するメガホンのベンチ持ち込み解禁にも「サイン盗みやクセの指摘にまで使われる」と反発。「パ・リーグがどういう経緯でこういう制度にしてきたかを、もう少し考えて欲しい」と訴えた。

逆に伊東監督は、コールド制の導入を提案。昨年、楽天が開幕2戦目でロッテに0−26で敗れた試合を例に出し、「7回で10点も20点も開いてたら、逆転できないよ」と皮肉たっぷりに話した。

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ヒルマン監督「何が困るのか」[デイリー]

日本ハム・ヒルマン監督も、予告先発撤廃案に反対の姿勢だ。米国でオフを過ごし、この日、成田着の航空機で来日。野村案に対し「両軍とも同じ条件なのに、何が困るのか」と反論した。昨季は予告先発がない交流戦で12勝22敗2分けと苦戦し、一方で予告先発があるパ・リーグ同士の試合は勝ち越しただけに「予告先発がない意味が分からない」と話した。

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パ日程を発表、秋田で初のナイター[スポニチ]

パ・リーグは24日、今季の公式戦日程を発表した。昨年11月9日発表分に試合開始時刻を盛り込んだ詳細版。

8月8、9日、秋田県で初のナイター開催となる楽天−ロッテ戦(こまちスタジアム)が組まれているほか、西武は7〜9月のインボイス西武ドームで球団史上初めて午後5時試合開始の9試合行う。また、専用球場以外の地方開催は59試合だった昨年並みの58試合。オリックスは大阪ドームで34試合を主催予定。各球団のレギュラーシーズン試合数は136試合(リーグ内対戦100、交流戦36)となる。

◇西武“薄暮試合”の集客に期待

西武の星野オーナー代行兼球団社長は球団初となる9試合の“薄暮試合”について「(時間的に)帰りやすくなれば、来やすくもなり、集客が見込めるから」と説明。昨年に巨人が導入しながら、僅か1年で廃止となったが「うちと東京ドームはアクセスが違う。うまくいけば日曜の試合を全て夕方5時からにしてもいい」と観客増の起爆剤として期待していた。

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パリーグは3・25に開幕[デイリー]

パ・リーグは24日、試合開始時間を加えた今季の詳細日程を発表した。

セ・リーグより1週早い3月25日に開幕し、ソフトバンク−ロッテ(ヤフードーム)日本ハム−楽天(札幌ドーム)西武−オリックス(インボイス西武)が全てデーゲームで行われる。

西武は主催試合で初めて午後5時開始を採用し、7月1日と8月5日から9月3日までの土、日の計9試合で実施。8月8、9日の楽天―ロッテは共に午後6時プレーボール予定でパでは秋田県内で初のナイター開催となる。アドバンテージが変更されたプレーオフは第1ステージが10月7日、第2ステージは同11日から始まる。

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パ・リーグ今季日程詳細発表[報知]

◇8月8、9日、秋田で初ナイター

パ・リーグは24日、今季日程の詳細を発表した。レギュラーシーズンは各球団とも昨季同様136試合(交流戦36試合)で、各球団の主催試合数はリーグ内50、交流戦18の計68試合。ロッテは主催試合のすべてを千葉マリンスタジアムで行う。また、8月8、9日の楽天・ロッテ戦(後6時)が、パ公式戦として初めて秋田県立野球場(こまちスタジアム)で行われる。同県内でパ・リーグのナイトゲームが行われるのも初。西武は球団史上初めて午後5時開始の主催ゲームを9試合組んだ。4月25日のソフトバンク・楽天戦は、長崎県営野球場での午後6時開催がパ・リーグ初のことになる。

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国内レンタル移籍を再協議[報知]

◇25日、実行委員会

プロ野球は25日、都内ホテルでセ・パ監督会議および12球団代表らが集まる実行委員会を開催する。16日の選手関係委員会で討議された球界初の国内レンタル移籍制度について改めて協議される。今季からの導入に向けて、各球団の足並みがそろうかどうか注目される。ポスティングシステム(入札制度)についても再び討議されることになる。

また、実行委の前にセ・パ両リーグがともに理事会を開き、セ・リーグはポストシーズンゲーム(プレーオフ)について再協議。また、ヤクルト・古田敦也選手兼任監督について、投手交代の際のマウンドに行く回数など、試合中の選手と監督の役割分担についても再確認される。

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「期限付き移籍」最終提案…25日の実行委員会で[サンスポ]

プロ野球実行委員会は25日、都内で開かれ、楽天が今季からの暫定実施をめざして調整している「期限付き移籍」(レンタル移籍)の最終提案を行う。

楽天案によれば、移籍対象となるのは高卒は入団8年目以上、大学・社会人は同6年目以上、外国人は4年目以上の選手で、各球団のレンタル可能人数は2人まで。移籍金として契約金の9分の1相当額を支払い、期間中の年俸は移籍先が負担。次年度の年俸査定も移籍先が行い、シーズン後に復帰か完全移籍かを話し合う。

楽天・米田球団代表は「今季は暫定的に実施して問題点などが出れば、来季までに再検討したい」と話した。各球団からは概ね賛同を得ているが、細部では反対意見も出ている。25日の実行委員会で承認を得られれば、さらにオーナー会議の承認を経て、開幕前には期限付き移籍が可能になる。

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レンタル獲得は各球団2人まで[デイリー]

今季からの導入を検討している国内レンタル(期限付き)移籍制度に関して、楽天が取りまとめた案の骨子が24日、明らかになった。レンタルで獲得可能な選手は各球団2人まで。移籍可能期間は通常のトレード期間よりも1ヶ月遅い、7月31日に設定されている。

レンタル期間は1年。ただしシーズン終了後の前所属球団との話し合い次第では期間延長、完全移籍も可能としている。また入団7年未満の高卒選手、同5年未満の大学・社会人選手、同3年未満の外国人選手はレンタル対象から除かれる。

国内レンタルを議論した16日の選手関係、国際関係合同委員会では、各球団から楽天案に前向きな意見が相次いだ。25日の実行委員会で査定方法、故障者の取り扱いなど細目が決まれば、今季から導入される可能性も十分ある。

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WBC投球数制限は5球ずつ増加[スポニチ]

WBCの運営委員会が23日、米ニューヨークで行われ、投球数制限など特別ルールがほぼ固まった。日本からは長谷川コミッショナー事務局長が参加した。投球数は同制限に反対していた日本の要望を受け入れ、当初の案から5球ずつ増やすことになった。委員会に出席した日本の関係者によると、投球数は1次リーグが65球、2次リーグが80球、準決勝と決勝は95球に制限される。投球中に制限数を迎えた投手は、その対戦打者が打席を終えるまでは投球が認められる。

登板間隔は、50球以上投げた場合は中4日、30球以上または30球未満でも連投した場合は中1日が義務付けられる。日本は2次リーグの最終戦が15日に予定されており、ここで50球以上投げた投手は18日の準決勝に投げられない。そのほか特別ルールが内定したが、延長戦と引き分けの規定は結論が先送りされた。

◇渡辺俊、最大65球に困惑顔

WBCに出場するロッテ・渡辺俊、小林宏、里崎が揃って千葉マリンで自主トレ。1次リーグの球数制限が最大65球に“内定”したことに渡辺俊は「これじゃ絶対に完投できないね。やっぱり大リーグの選手にとっては(WBCは)オープン戦みたいな感覚なのかなあ?」と困惑顔だ。小林宏も「先発しても5回までも行かないね」と苦笑。ただ里崎は「勝利が最優先。だから球数は気にせず、打たれないリードをしたい」と語っていた。

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WBCルール投球数制限など固まる[ニッカン]

野球の国別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の運営委員会が23日、米ニューヨークで開かれ、投球数制限など特別ルールがほぼ固まった。

投球数は1次リーグが65球、2次リーグが80球、準決勝と決勝は95球に制限される。投球中に制限数を迎えた投手は、その対戦打者が打席を終えるまでは投球が認められる。登板間隔は、50球以上投げた場合は中4日、30球以上50球未満の場合と30球未満でも連投した場合には中1日が義務付けられる。

また、2次リーグまでのコールドゲーム規定(5回15点差、7回10点差)と同勝率チームの順位決定法などが決まった。延長戦と引き分けについては引き続き検討することとなった。

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球数制限など特別ルール内定

WBC運営委員会が23日、ニューヨークで開かれ、投手の球数制限など特別ルールがほぼ固まった。投球数は、日本の要望で緩和された1次リーグ65球、2次リーグ80球、準決勝と決勝95球となる。投球中に制限数を迎えた投手は、その対戦打者が打席を終えるまでは投球が認められる。

登板間隔の義務や、2次リーグまでのコールドゲーム規定、同勝率チームの順位確定法などが決まった。延長戦と引き分けについては引き続き検討する。

主な特別ルールは次の通り。

登板間隔の義務
(1)
50球以上を投げた場合は中4日
(2)
30球以上50球未満の場合は中1日
(3)
30球未満でも連投した場合は中1日。
同率チームの順位決定
上位になるのは
(1)
直接対決で勝ったチーム、
(2)
失点が少ないチーム、
(3)
自責点が少ないチーム、
(4)
打率の高いチーム、
(5)
くじ引きで勝ったチームの順。
コールドゲームの成立(適用は1次、2次リーグのみ)
5回以降は15点差、7回以降は10点差。

◇球数制限戸惑う

WBC日本代表5人を含むロッテ投手陣にも、球数制限に不安が広がった。この日はロッテ主力選手の一部が千葉マリンスタジアムで自主トレを行い、WBC代表組も参加。渡辺俊は「知らない選手に投げれば、球数は多くなる。絶対に完投できない」と複雑な表情を見せた。小林宏も「先発して、5回まで投げられないかも」と不安そうだった。正捕手候補の里崎は「仕方がない。球数に関係なく、気にせず放らせた方がいい」と話した。

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