わたしはかもめ2006年鴎の便り(2月)

便

2月2日

WBC司令塔・里崎はリード回帰、データは二の次[夕刊フジ]

鹿児島での2軍キャンプに、世界大会へのハイペース調整中の渡辺俊ら5投手に帯同した里崎。ブルペンでリードすると同時に、代表各国の攻略データをインプット中かと思いきや、「WBC用のデータはまだもらってないんです。(20日からの)合宿からになると思う。でもあまりデータにこだわるのはやめようかと思って…」。

「日の丸戦士」の苦い経験を踏まえての考えだ。アテネ五輪に出場した「長嶋ジャパン」は、銅メダルこそ獲得したが、各国のデータが思うように揃わず混乱モードに陥った事実があった。同じテツは踏めない。ならば“原点回帰”のリードが肝要−と主張するのだ。

「もちろんデータが基礎となっての話。でも、データに固執しすぎるよりは、投手の持ってる最高の球を引き出して勝負すれば抑えられると思ってるんです。打者のポイントにハマッても、それを超える球がいけばいい。何たって日本で最高の投手が14人いるんですよ」と、理由を説明。

「だから、代表の投手陣の球を受けたい。慣れないWBC球で変化球の曲がりが違ってるし。早くみんなの特徴をつかまないとね」。心は世界一モードだ。

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ボビー「日本一なのにNHKなぜ来ない」[ニッカン]

ロッテ・ボビー・バレンタイン監督(55)が、1軍キャンプに、NHKのテレビクルーが来ていないことに、思わぬ怒りをみせた。練習後に行う記者会見の最後に「もう1つ言いたいことがある」と自ら切り出した。

「日本一になった我々のキャンプに公共放送であるNHKが来ていないのは非常に残念。日本中の皆さんが我々がどうしているか知りたいはず」とまくし立てた。今キャンプには、NHK以外の民放全局が集結。新聞記者など約40人の報道陣が詰め掛けていた。

チームが宿泊する宿舎では、日本のテレビはNHKだけ見ることができる。しかしキャンプ初日を終えた前夜、同監督の目に飛び込んだのは他球団の情報ばかりだった。「キヨハラ、フルタ、ノムラさん…映ってました!」。アジア王者として迎える今シーズン。キャンプ初日にロッテの映像がないことが、ボビーのプライドに火を付けた。

この日は、前日の雨がうそのような快晴で順調にメニューを消化。「今日は完璧な1日だった。この後もいい天候が続くと聞いている」と終始ご機嫌だっただけに、NHKに投げた言葉だけが厳しいものだった。

◇途中から行きます

NHK・スポーツ報道センター部の石神卓朗部長
「ロッテが前年度のアジアチャンピオンであることは、十分に理解していますが、1人で複数球団を担当しており、人数の都合上、12球団に1度に人員を配置することはできなかった。ただ、キャンプの途中から、必ず取材にうかがうことになります。」

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ボビー、NHKに怒った![デイリー]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が2日、キャンプ地のジーロングに取材に訪れていないNHKに対し、「ここにチャンピオンフラッグがあるのに、なぜ来てくれない」と不満を爆発させた。宿舎で1日のNHK・BSニュースのスポーツコーナーを視聴したが、ロッテの映像は1秒もなし。ボビーの初カミナリは選手でなく、NHKに落ちてしまった。

練習後のインタビュー終了間際。バレンタイン監督が「1つ聞いて欲しいことがある」と自ら切り出した。驚きの表情を浮かべるチーム関係者に報道陣。次の瞬間、ボビーの口から発せられたのは「なぜ、NHKが取材に来てないんだ!?」。両手を広げてまくし立てた。

怒りの発端は前夜宿舎で見たテレビだった。キャンプ初日を無事に終え、大好物のビールを片手にNHK・BSニュースのスポーツコーナーをチェックした。番組では球春到来を告げるキャンプインを大々的に取り上げていたが、登場するのは他球団ばかり。「ウ〜ン、キヨハラ〜、ナカムラ〜、フル〜タ、ノム〜ラ…チガウ!!」。結局、王者ロッテのニュースが流れることなく番組は終了。これにボビーは怒った。

「ここにはチャンピオンフラッグもある。ファンも気になるはず。日本で唯一の公共放送・NHKが来ないのは非常に残念だ…」。昨年はチームを31年ぶりの日本一に導き、流行語大賞にもノミネートされた。野球ファンの興味を独占したロッテが、日本を代表する放送局・NHKにむげに扱われたと、ボビーは納得がいかない様子。

NHK関係者は「1人の記者が複数球団を担当しており、海外ということでロッテには行けなかった。また鹿児島に戻られるということなので、そのときに取材に伺います」と説明したが…。

今年初めて落ちたボビーのカミナリ。NHKが避雷針となって、選手を守った?のかもしれない。

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柳田いきなりサク越え!二刀流いける[スポニチ]

こりゃ、本物だ−。ロッテの高校生ドラフト1巡目ルーキー・柳田将利投手(18)が2日、オーストラリア・ジーロングキャンプで緊急フリー打撃を敢行。借り物バットで初球をいきなり右翼フェンス越えに運ぶパワーでボビー・バレンタイン監督(55)ら首脳陣のド肝を抜いた。体重103キロの“大物ルーキー”による二刀流挑戦は日を追うごとに現実味が高まってきた。

戸惑いはバットを手にした瞬間に消えていた。指揮官から突然の打撃練習指令。直後の初球。柳田がフルスイングした打球は高く、綺麗な放物線を描くと右翼フェンスの向こうへと消えた。

柳田
「聞いていなかったのでびっくりしました。バットもホテルに置いてありました。でも、やっぱり人が投げたボールの方が打ちやすいですね。」

18歳の巨漢ルーキーは丸刈りのまん丸い顔をほころばせた。

昼の打撃練習は当初、練習スケジュールにはなかった。投手陣の守備練習からサブグラウンドのバント練習へ移動中、バレンタイン監督から「バント練習が終わったら、メーン球場で打撃練習をしなさい」の指令が下った。キャンプ初日に「朝は投手、夜は打撃練習をしてもらう」と伝えられたばかり。ところが、前日の夜間練習のマシン打撃は74スイングで3本のサク越えを見た指揮官は「まるでベーブ・ルースだ」と絶賛。“打撃は夜”の前言を僅か1日で撤回することになった。

予期せぬ事態に柳田は急遽、バント練習で使用した黒木のバットを手に打撃ケージへ。それでも福嶋打撃投手を相手に21スイングで3発のサク越え。ケージ裏から見守ったバレンタイン監督も「パワーが素晴らしいし、大きな可能性のある打者だ」とあらためて満足そうな表情を浮かべた。

今キャンプには高卒ながら新人として唯一、1軍に抜擢された。心身ともに疲労感はあるが「初めてのことばかりで、練習についていくことだけで必死。でも、ダイエットにはちょうどいい」と大阪出身らしくユーモア精神も忘れていない。もはや冗談ではなくなった二刀流。1メートル76、103キロの巨体が真夏の南半球で存在感を示している。

柳田将利(やなぎだ・まさとし)
1987年(昭62)9月2日、大阪・藤井寺市生まれの18歳。小1から「惣社ブルース」で投手、外野手として野球を始め、中学時代はダルビッシュ(日本ハム)と同じボーイズリーグ「全羽曳野」に所属。青森山田では2年夏から3季連続で甲子園出場。最速149キロを誇り、打者でも高校通算36本塁打。家族は両親と姉2人。1メートル76、103キロ。左投げ左打ち。

◇清水直、開幕「オレが」

WBCに向け2軍の鹿児島キャンプで調整中の清水直がバレンタイン構想に“待った”を掛けた。オーストラリア・キャンプでバレンタイン監督が「開幕1、2戦目の先発はこっち(ジーロング)から選ぶかもしれない」と発言。登板間隔の短さを危惧したものだったが、3年連続の開幕投手を狙う清水直は「中2日でも3日でも行きたい。絶対にオレがやるという気持ちでいる」と熱く話した。

◇NHKに“クレーム”

選手宿舎ではNHK・BS放送が見られるとあってバレンタイン監督は各球団のニュースをしっかりとチェック。「キヨハラ、フルタにノムラ。でもロッテはなかった。日本一のフラッグも掲げられている。日本の公共放送が来ないのは寂しい」と訴えた。これに対し、NHK関係者は「担当は複数の球団を抱えているので12球団全てに回せない。16日からの鹿児島には行きます」と対応していた。

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ボビーがNHKにキレた!!取材に来てない「日本一なのに」[サンスポ]

ドカーンと大噴火!!豪州キャンプ2日目、早くもロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が激怒した。といっても、相手は選手ではなく某公共放送。前夜のスポーツニュースでロッテが取り上げられず「日本一なのに」とプリプリだ。一方、練習中は超ご機嫌。新人の柳田将利投手(18)=青森山田高=に打撃練習を指示するなど積極的に動いた。

気温26度。雨は上がり、青空ものぞいた。選手達は気持ちよく汗を流し、グラウンドには笑い声も響き渡った。しかし、そんな雰囲気とは対照的に、バレンタイン監督は怒っていた。

「1つ、言いたいことがある。日本一の我々の取材に、日本を代表する放送局が来ていない。非常に残念。日本一のペナントだって、あそこにあるのに…」。メーン球場の左翼後方で揺れる旗を指差したボビー。実は前夜、事件が起きていた。

宿舎のテレビで唯一、日本のニュースを見られるのが某公共放送局の衛星放送。スポーツニュースで他球団の動向を知ろうとみていたら…。オーマイガー!!なぜかロッテの豪州キャンプは最後まで出てこなかった。「キヨハラ、フルタ、ノムラ…デシタネ〜」。 頭にきたボビーはこの日、球場で報道陣に逆取材。テレビ局の民放各社に某公共放送局だけが取材にきていないことを確認していた。

“口撃”の理由はもちろん、ファンのためだ。「ここに来ている報道の方には感謝します。日本のファンは、マリーンズがどうしているか気にしているはず」。海外キャンプのため、多くのファンは来られない。それならば、メディアを通じて元気な姿を見てもらいたい。積極的にマスコミサービスに努める監督だからこそ、露出なしが許せなかった。

怒ってはいた。しかしそれは、“今年もみんなで盛り上げよう”というボビーの提言でもある。これでまた、受信料を払わないなんて人が出なければいいが…。

◇柳田パワフル3発!投手なのに打もすごい

ボビーが突然、高校生ドラフト1巡目のルーキー投手を呼び止めた。

「こちらで20分間打ちなさい」。なんと、柳田が野手組に交じっての打撃練習だ。「打てるかな。たぶん無理っす」とつぶやきながら打席へ。ところが、ビックリ仰天の大パフォーマンス。その体形からは想像できない鋭いスイング。20スイングでサク越え3発だ。能力の高さを証明する快打ショーを演じた。

獲得直後からバレンタイン監督が「投打で成長して欲しい」と二刀流指令を出していた柳田。本人は投手だと思い込んで、このキャンプにバットを持ってこなかった。黒木から「これ、持ってけ」とバットを手渡され、野手顔負けのセンスとパワーを披露した。

「思ったより打てた。よかったです」と柳田。バレンタイン監督も「高い能力を持っている」と絶賛した。豪州キャンプ中は夜間も含めて打撃練習を続ける予定。投手でいくか、打者でいくか。2週間で見極められる。

◇福浦が腰痛で早退

福浦和也内野手(30)が腰に痛みを訴えて早退した。昨年11月にヘルニアの手術を受けており、練習復帰は今後の様子を見て決める。

◇清水が開幕投手を直訴…WBC決勝投げれば中2日も

清水が3年連続の開幕投手に立候補した。バレンタイン監督はWBCで決勝進出した場合、帰国から中2日で公式戦開幕を迎えるため「(開幕投手は)豪州組になるかもしれない」と話したが、これに猛反発。「WBCがあっても関係ない。ボクは40歳になっても開幕投手をめざします」と3・25ソフトバンク戦(ヤフードーム)に照準を合わせる。

◇渡辺俊が手応え100球

渡辺俊がキャンプ2日目にして、早くも100球を投げ込んだ。投球を中断してゴム製のバランスボールに乗って体重移動をチェックしながら、球速を10キロアップするという新投法を試した。「100球投げられたのも、フォームのバランスがよかったから。現時点では満足です」と大きな手応えをつかんだ様子。

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ボビー怒った「NHKなぜ来ない」[報知]

◇日本一チームもっと取り上げて

ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が、NHK批判を展開した。第1キャンプ地の豪州に、NHKが取材陣を派遣していないことに言及。「日本一チームのキャンプに来ないのは非常に残念」と不満の色をにじませた。一方、2軍キャンプ地・鹿児島で調整するWBC日本代表の渡辺俊介投手(29)は、ブルペンで100球の投球練習。フォーム固めも完了し、順調な仕上がりを見せた。

ボビーがNHKに物申した。キャンプ2日目終了後の監督会見。取り囲む報道陣に「もう1つ、言いたいことがあります」と切り出した。「ここにNHKが来ていないのはどうしてですか。日本一チームのキャンプに日本を代表する放送局が来ていないのは非常に残念です」無念の表情を浮かべながら、バレンタイン監督はNHK不在の大誤算を嘆いた。

ファンへの思いと日本一の自負から、異例の声明に踏み切った。ロッテは昨年、交流戦、パ・リーグ、日本シリーズ、アジアシリーズ全てを制覇。左翼ポール奥にたなびくチャンピオンフラッグを振り返り、ボビーは語気を強めた。「日本中の皆さんが、我々がどうしているかを知りたがっているはずです」。日本との距離は約8000キロ。日本一で注目度も上がり、メディアを通じてファンに雄姿を届けたいと考えていた指揮官は、落胆の色を隠せなかった。

NHKクルーの不在に気づいたのは、1日夜だった。チーム宿舎はNHKのBS放送が受信可能。スポーツコーナーを見ようと、バレンタイン監督はブラウン管にかじりついた。各球団のキャンプインの様子が流される中、ロッテの映像は放送されず終了。この瞬間、取材班が豪州に来ていないことを察知した。

「日本の公共放送に、もっと(ロッテを)取り上げて欲しい」と懇願したボビーは、最後に日本語で「キヨハラ、フルタ、ノムラさんは映ってましたネ!」とまくし立てた。他球団が放送され、王者がまったく取り上げられないジレンマも“異議申し立て”につながったようだ。

ボビーとメディア
バレンタイン監督はメディアに協力的な監督として知られる。試合後は監督室にマスコミを招き入れて会見を行うが、会見拒否は1度もない。カメラの向こう側のファンの存在を意識して、場所と時を問わず、常に笑顔を振りまいている。11月下旬に帰国予定だった昨オフも「インタビューや取材があるなら、もっと日本に残っても構わない」と発言。時には担当記者と懇親会も実施するなど、メディアへの協力姿勢は抜群な監督だけに、今回のような“注文”は極めて珍しいといえる。

◇「今後必ず行く」NHK約束も、トリノ五輪間近で大丈夫?!

ロッテのバレンタイン監督から、豪ジーロング・キャンプの取材に来ないことを批判されたNHKでは2日、橋本元一会長(62)の定例会見が行われ、スポーツ担当者がコメントした。

同担当者は「12球団全部に担当記者を張れず、1人が複数の球団を担当している」と苦しい台所事情を説明。さらに「今回はスタート時点では記者を出せなかったが、今後必ず取材に行かせる」とコメントしたが、現時点で豪キャンプに記者を派遣する予定はなく、鹿児島での2次キャンプからとなりそうだ。

NHKでは報道局スポーツ報道センターがスポーツ関連番組全般を担当しているが、各球団に専任の記者を配置するだけの人員が足りないのが実情。現在のロッテ担当記者は、パ・リーグの連盟担当とスキー担当を兼ねており、トリノ五輪が間近に迫っていることも重なって豪州入りすることが出来なかった。10日にトリノ五輪が開幕するが、しばらくはスキー取材に追われることになり、ロッテにまで手が回らない状況だ。

しかし主力投手陣が参加している鹿児島キャンプには鹿児島放送局のスタッフを派遣し、1日のスポーツニュースでも報じた。またパ・リーグ公式戦は偏りなく中継しており、昨年のロッテ戦は14試合中継。さらに予算的な事情から例年、海外キャンプには記者を派遣しないケースも多いという。担当者は「ロッテはチャンピオンチームでもあり、もちろん軽視している訳ではない。今季は中継カードを増やすことも視野に球団と交渉したい」とボビーに理解を求めている。

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渡辺俊、WBCフォーム完成[報知]

王JAPANのエースが、大会1ヶ月前にして早くもWBC投法を完成させた。2軍キャンプ地・鹿児島の鴨池球場に隣接するブルペン。報道陣約30人が見つめる中、100球の熱投を披露した渡辺俊介投手(29)に、平岩時雄トレーニングコーチが叫んだ。「歴史的記念日だ!」。

確かな手応えをつかんだ。「昨季が終わってから、ずっと取り組んできたことを初めてブルペンで試した。面白いように投球につながった」と背番号31。見た目に大きな変化はないが、投球時に体の軸の位置を「安定させたいとき」と「力を入れたいとき」とで使い分ける感覚を、この日のブルペンで完璧にマスター。軸を安定させられれば制球力がさらに増し、力を入れれば球速が10キロ近くアップするという“新投法”は、世界屈指のサブマリンにとって鬼に金棒だ。

秘密兵器もある。その名は「ボス」。バランス感覚を鍛えるためのゴムボール「バランスボール」を、半分に切ったような半球形のトレーニング器具だ。渡辺俊はボスをブルペンに持参し、約30球投げるごとに左右交互に足を乗せ、体の軸の位置を確認。直後の投球は地を這うような伸びを見せ、球を受けた吉鶴2軍バッテリーコーチが「おい、何でこんなに違うんだ」と目を丸くするほどだった。

ブルペンでは15分で50球程度が基本だが、志願して2倍を投げた。「記念日?今季が終わった後に振り返って、そう思えるようにしたい」と渡辺俊。日本のエースがさらに進化した。

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野球協約改定委員会の作業部会が改定項目などを協議[サンスポ]

野球協約改定委員会の作業部会は2日、都内で改定項目などについて協議した。コミッショナーの権限や親会社、球団の上場などについて各球団の意見書を叩き台として討議した。

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作業部会が協約改定項目などを協議[ニッカン]

野球協約改定委員会の作業部会は2日、都内で改定項目などについて協議した。日本プロ野球組織(NPB)と社団法人日本野球機構の在り方を検討することで意見がまとまったほか、コミッショナーの権限や親会社、球団の上場などについて12球団から提出された意見書を叩き台として討議した。協議内容は今月中に開催する協約改定委員会で報告される。

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日本代表・西岡が居残り特打[ニッカン]

WBC日本代表のロッテ西岡剛内野手(21)が2日、居残り特打を行った。全体練習でのフリー打撃後も、高橋コーチと共に室内練習場でフォームを入念に確認。左打席の時の右ひざの使い方をチェックし「監督にも同じことを言われた」と汗を流した。バレンタイン監督は「できるだけいい選手になって欲しいと伝えている。WBCで早くチームを離れるけど、心身共に成長してチームに帰ってきて欲しい」と期待していた。

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福浦、腰痛で早退[ニッカン]

オーストラリア・ジーロングでのキャンプ2日目、ロッテ福浦和也内野手(30)が腰に痛みを訴えて、練習を早退した。昨年11月にヘルニアの手術を受けており、練習復帰は今後の様子を見て決める。

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小林雅2日連続でブルペン投球[ニッカン]

ロッテの守護神、小林雅英投手(30)が2日、2日連続で、ブルペンで50球の投球練習を行った。チームの選手会長はオーストラリア・ジーロング市で行われている1軍キャンプに参加。捕手を座らせて、力のこもったボールを投げ込んだ。「体調を見ながらだけど、これからも毎日ブルペンに入りたい。ユニフォームを着て野球をやるのはやっぱり楽しいですね」と充実した表情で話した。

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俊介、理想へ手応え100球

2月2日がサブマリンの記念日になった。ロッテ渡辺俊介投手(29)が100球のブルペン投球で、新投法に手応えを覚えた。鹿児島キャンプ2日目の2日、連日の投球練習を見守った個人トレーナーの平岩氏から「歴史的記念日だね」と声を掛けられ、ニッコリ。「軸がつながってきた。トレーニングでやってきたことが、ピッチングにつながったということです」と説明した。

俊介流の言い回しだ。詳細は明かさないが、探してきた投球する際に中心となる軸の位置が明確になったとみられる。2段モーション対策で、上げた左足を止めないフォームはキャンプ前に既に完成している。この日は理想のフォームへの大きな1歩となった。

WBCに向け、調整は順調だ。「ムキになって100球と考えていたんじゃなくて、確認作業をしていたら100球になっていた」。日本代表の王監督から投手陣の軸として指名されている。自分の軸も、ハッキリした。

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清水「中2日でも」開幕投手こだわる

清水は開幕にこだわる。バレンタイン監督がWBC組以外から開幕投手を選ぶ可能性を示唆したことを伝え聞き「こだわりはあります。『それでいい』とは絶対思わない」と話した。「自分の中では『オレが投げる』と思っている。(WBCから)中2日、中3日でも行きたい」と意欲を見せた。

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柳田、昼も打者

投打二刀流に挑むルーキー柳田将利投手(18=青森山田)が、昼も打者になった。バレンタイン監督が前日に「昼間は投手、夜は打者として練習させる」と話していたが1日で撤回。この日は、昼の練習でも急遽野手に交じってフリー打撃を行う指令を受けた。柳田は「ホテルにバットを置いてきた」と話しながらも、代わりのバットで3本の柵越えを放っていた。

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福浦、腰に違和感

福浦がリタイア第1号になった。持病の腰に違和感を覚えて、この日の練習を早退。「(昨年11月に)手術をしてから初めてピリッときた。明日の練習は状態を見て決めます」。バレンタイン監督も「これ以上、悪くならないようにして欲しい」と慎重。

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王JAPAN「ツイン先発制」

国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の日本代表監督を務める王貞治監督(65=ソフトバンク)が2日、1次リーグで「ツイン先発制」を導入する意向を示した。この日、投手コーチを務める武田一浩氏(40=元巨人)がソフトバンクの宮崎キャンプを訪問。投手陣の今後の調整方法などについて意見交換を行った。

1次リーグ(アジア地区予選)は、3月3日から東京ドームで3試合が行われる。同リーグでは65球の球数制限があり、王監督は「先発といっても3回くらいまでしかいけない。2人の先発でリリーフという形になるだろうから、最低でも(3試合で)6人の先発がいるだろう」と話した。

先発6人については「投手は3月3日から逆算して調整しなきゃいけないし、15日くらいまでには決めて本人に伝えてあげたい」と、今月中旬にも決定する方針で、登板日だけでなく、登板順まで決定した上で通達する意向だ。さらに「24日から練習試合が3試合あるし、そこで投げた投手が3、4、5日に投げるようになると思う」と話した。24日からの練習試合で登板した投手が、それぞれ中6日でアジア予選に登板することになりそうだ。

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