わたしはかもめ2006年鴎の便り(2月)

便

2月3日

ロッテWBC戦士、アタマ数揃って球数足りず[夕刊フジ]

◇うち5人が投手「早く感触に慣れたいが…」

タマタマもらえたから良かったものの…。WBC球に苦戦中のロッテ清水ら5人の投手陣。週明けにもフリー打撃登板を予定しているが、ここで問題があった。

鹿児島でハイペース調整中のWBC戦士。「縫い目の山が高くて滑って抜けやすい」(清水)と、苦戦中のWBC球を使ってのフリー打撃登板となるが、WBC球の絶対数が足りないのだ。

球団関係者によれば、WBC球は代表選手1人につき1ダース(12球)、各球団には10ダース(120球)がNPBから支給されたとか。いずれも国際規格の感触に慣れるためと実戦練習での試投&試打に使うため。

だが、ロッテの場合、12球団でも最多8人が選出され、うち5人が投手。彼らから「フリー打撃で投げるときに試したい」と要望が上がったから、たまらない。

「ヨソのチームなら(選出選手は)1人か2人。何とか支給分で間に合うかもしれないけど、ウチは投手が5人だからね。みんなが1度に打撃投手に入ったら120球じゃとても間に合わない」(球団関係者)

そのため、球団がNPBへ粘りの陳情を行い、25ダース(300球)の支給となったという。が、「300球ならボールケースで1箱半くらい。何とかなる。でも1回使えば球はゆがむから2、3回投げたいとなったらシンドイかな」(同関係者)と苦笑い。

それでも、「ボクはフリー打撃登板はしないタイプ。入っても1回。別になくても大丈夫。昨年の11月まで試合で投げてたから打者との感覚は忘れてないんです」と渡辺俊。球団にはありがたい申し出!?

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来年も来て!“25億円大改修計画”[デイリー]

ロッテが1次キャンプを行っている豪州・ジーロング・ベースボールセンターを、来年以降、ジーロング市が総工費25億円をかけて大改修することが3日、分かった。プールやウエートトレーニング場を造る計画もあるという。ロッテ側に今後もキャンプを続けてもらうための巨大投資だ。

ジーロングが、超豪華なキャンプ施設に生まれ変わる。ジーロング・ベースボールセンターの責任者ティム・カイザー氏は「2、3年のうちに、この施設は大きく変わるよ」と明言。改修計画の全容を明かした。

まずメーン球場すぐ横のグラウンドにウエートトレーニング場、プール、メディカルセンターを建設。現在のウエート場は、球場から車で15分ほどの施設にしかないが、その不便を解消させる。メディカルセンターには医者を駐在させ、故障などにもすぐさま対応できるようにする。

さらに、現在は草野球場になっているグラウンドを整備し、サブグラウンドを計3面にする。サブグラウンドとメーン球場の間を横切る川には橋をかけ、スムーズに行き来できるようにする。

総工費は25億円。だが、ロッテがキャンプを張ることで、ジーロング市のイメージはアップ。観光などの収入が見込める。ロッテが長期的にキャンプを張ってくれるならば、市にとって引き留めのために投資する価値はあると見ている。カイザー氏は「アリゾナやピオリアにも負けない施設になる」と胸を張った。

最初はトラブルがあったものの、選手はジーロングを「野球をやるにはいい場所だ」と評価している。ロッテは今キャンプ中に、来年以降も豪州キャンプを行うかどうかを決めるが、豪華施設改修計画は引き留めの重要なポイントとなりそうだ。

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ロッテ黒木がチェンジアップ解禁[ニッカン]

ジョニーことロッテ黒木知宏投手(32)が3日、封印していたチェンジアップを解禁した。投手陣の大トリとして今キャンプ初のブルペン入り。捕手を座らせて48球の投球を行った。「晴天が僕を後押ししてくれたんですよ」と充実した表情を見せた。

チェンジアップは、97年にも投げていたというが、直球がシュート回転してしまうという理由で封印した。ブルペンでも「去年はほとんど投げていない」という。だが、打席に立ったサブローは「ソフトバンクの和田みたい。すごく落ちる。あのチェンジアップは怖い」と証言。黒木も「今年は使っていこうと思っている」と手応え十分だ。

度重なる手術で、昨年のキャンプ前は15メートルのキャッチボールが精一杯の時期もあった。比較すると、今季の充実ぶりは際立つ。豪州入り直前には頭を自らバリカンで丸めた。「ソフトモヒカンにしてもらった後に、自分ではさみを入れたら収拾が付かなくなったから」と苦笑いするが、今季にかける思いは、外伝わってくる。

バレンタイン監督は、開幕投手は豪州組から選ぶ可能性が高い、と話した。同監督は「今の段階で候補のトップではないが、可能性がないとも言えない」と期待する。黒木も「力のある選手と争うのは楽しみ。争うことができる今は幸せ」と、完全復活に手応えを感じている。

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ロッテ柳田、愛称に「どすこい」浮上[ニッカン]

ジョニーこと黒木知宏投手(32)が、今キャンプ初のブルペン入り、封印していたチェンジアップを解禁した。丸刈り頭で気合十分「今年は使っていこうと思っている」と話した。話題のルーキー柳田将利(18=青森山田)のニックネームには「どすこい」が浮上。真夏の大陸で、ナインは夜間練習にも汗。NHKがこなくたってロッテは元気です!

「ベーブ」のあとは「どすこい」?ロッテ高校生ドラフト1巡目の柳田将利のあだ名が「どすこい」になりそうだ。園川コーチがグラウンドですれ違う度に「どすこい、どすこい」と連発。1日にはバレンタイン監督が投打二刀流に挑戦することから「ベーブ・ルースみたいですね〜」と話していたが、園川コーチは「どすこいで決まりだろ」と1歩も引かない考えだ。

103キロの巨体からこれまでも選手達から「横綱」などと呼ばれていたが、本人も苦笑いを浮かべるばかり。巨大なオージービーフもペロリと平らげる大食漢で、同部屋の浅間も「見たまんま、いつも何か食べてばっかりですよ」と証言。食べて、寝て、練習する姿は、まさに「お相撲さん」そのものだ。

この日は初めてブルペンで捕手を座らせて30球の投球。ポール間ダッシュでは定位置?の最下位を疾走していた。「体がボロボロです」と、本人は初めてのキャンプにお疲れ気味だが、思わぬ「あだ名争い」に巻き込まれるなど、注目度はますます上がる一方だ。

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ロッテキャンプ地、ジーロング無料だった[報知]

◇来年以降も使用を検討

順調に進む練習にご機嫌のバレンタイン監督  ロッテが第1次キャンプを行う「ジーロング・ベースボール・センター」の施設使用料が無料であることが3日、分かった。ロッテ・瀬戸山球団代表は「来年以降も使用するか、市と話し合います」と明言。13日に再渡豪し、市側と交渉に入ることになった。

ジーロングは太っ腹だった。国内では数百万から1000万円の使用料が発生するが、天然芝のグラウンド3面など、全ての練習施設を“タダ”で提供。さらに球場の土の入れ替え費用も市が全額負担した。

気候は温暖で、雨量も少ない豪州。紫外線の強さなど短所もあるが、ロッテ最大の懸案事項は経費だった。打撃マシンの輸送にかかる費用は3000万円。一部は市が負担したが、チャーター便も数百万円の出費となる。だが、継続開催となれば、マシンは現地で保管して大金を浮かせる方針。来季以降は国内とほぼ同経費で海外キャンプが実施可能となる。

瀬戸山代表は「現場の感想を聞いて(継続利用の是非を)決めたい」と慎重な構えだが、日本でのジーロングの認知度向上による観光客増をもくろむマクマリン市長は「ずっと使って欲しい」と長期契約を懇願。同市長は「他にもロッテが望むことがあれば検討する」とさらなる投資を覚悟で、日本一チームを引き留めにかかる。

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黒木、チェンジアップ解禁[スポニチ]

ロッテの黒木が、オーストラリア・ジーロングキャンプで初のブルペン入り。バレンタイン監督が見守る中48球を投げ、97年以来封印していたチェンジアップも5球試して「直球だけじゃなく肩に刺激を与えようと思った。今年は使ってみるよ」。打席で球筋を見たサブローは「ものすごく落ちていた。和田(ソフトバンク)みたい」。完全復活を目指す右腕は「七分の力で80球いけるようにして鹿児島へ入りたい」と気合十分だった。

◇バレンタイン監督、柳田を称賛

今キャンプ2度目のブルペン入りとなった高校生ドラフト1巡目の柳田は初めて捕手を座らせて30球。「高校の時と違って周囲に見られるからプレッシャーがある」と最初は力んだが、徐々に安定。「体が開いて直球がシュート回転していた」と本人は反省も、バレンタイン監督は「投手としても打者としても素晴らしい才能だ」と二刀流の18歳を褒めちぎっていた。

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ロッテ・黒木が初ブルペン48球!照準は3・26開幕第2戦先発[サンスポ]

3・26はジョニーに任せた!?ロッテの黒木知宏投手(32)が大トリでブルペン入り、魂の48球を投げ込んだ。いきなりチェンジアップを披露するなど、リハビリ最優先だった昨年のキャンプとは別人の仕上がりに、ボビー・バレンタイン(55)も絶賛。照準は開幕2戦目、3・26ソフトバンク戦(ヤフードーム)にピタリだ。

気温27度、南半球の夏の陽気に誘われてジョニーが突然、ブルペンに向かう。キャンプイン初日から投手陣が続々とブルペンに入るなか、1人マイペース調整だった黒木が大トリで登場、いきなり捕手を座らせた。

黒木
「これまで思い通りに体が動かなかった。今日は天気もよくて、やっと野球ができる状態になったと思ったから、ブルペンで投げました。」

昨季のブルペン入り初日は2月8日。右肩の故障明けとあって、カメラのシャッター音が気になるほど神経質になっていた。しかし、この日は自分の投球に集中。周囲は全く気にならなかった。

打席に立ったサブローは「ものすごく落ちていた。ソフトバンク・和田のイメージ」とチェンジアップを絶賛。初ブルペンから変化球を試すなど余裕はタップリだ。

そんな黒木が掲げる目標は開幕からの先発ローテ入り。今年は特にWBC組の決勝が日本時間3月21日という過密日程もあり、バレンタイン監督はWBC組以外から開幕投手がでる可能性さえ示唆している。黒木についても「現時点でトップ候補ではないが、可能性がない訳ではない」とボビー。さすがに開幕投手は現実的ではないが、2戦目3・26ソフトバンク戦(ヤフードーム)は決して夢ではない。

生活面でも日本で使用しているベッドに比べて豪州での宿舎のベッドは柔らかいため、マットレスの下にベニヤ板を入れるなど、体のケアを忘れず、万全の状態で開幕に備える覚悟だ。

「他の投手と争えるところまできている。汗をかきながらライバルと競えるのは幸せなこと」。確かな手応えと自信を感じている32歳はいまから開幕が待ちきれない。

◇来年以降のキャンプ地は未定…瀬戸山球団代表

瀬戸山球団代表は来年以降のキャンプ地について「今のところ天気もいいけど、最後までやってみないと」とジーロングで行うかどうかの明言を避けた。ジーロング市は今キャンプの球場使用料を無料にし、2日には同代表を食事に招待するなど猛アピール。4日に帰国する同代表は「13日に戻ってきたときに話し合いたい」。同市とは1年契約で、2次キャンプ地の鹿児島も“再誘致”に力を入れている。

◇今江「状態100%」

今江がバレンタイン監督を「エネルギッシュ」と絶賛させる精力的な動きを見せている。「100%の状態にしてきた」との言葉通り、フルスイングした打球は飛距離十分。「体の使い方がよくなってきたと思う」と手応えも上々のようだ。

ランニングの練習に向かう36歳の堀
「こんな年寄りを走らせていいのか。でも、40歳(小宮山)が走ってるしなぁ。」

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日本野球規則委員会が06年の改正内容をあらためて発表[サンスポ]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会は3日、2006年の改正内容をあらためて発表した。スクイズプレーの際、打者が見破られたと判断し、打席を踏み出してファウルにするなどの反則打球をした場合、三塁走者ではなく打者アウトで統一することが主な改正点で、1月12日の同委員会で決定していた。

◇NPBが講習会

今季からドーピング検査を導入する日本プロ野球組織(NPB)が巨人の宮崎キャンプ宿舎などで講習会を開催した。キャンプ中に12球団を巡回する。

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NPBがドーピング講習会を開催[ニッカン]

今季からドーピング(薬物使用)検査を導入する日本プロ野球組織(NPB)は3日、宮崎市でキャンプを張る巨人の宿舎などで同検査の講習会を開いた。野球の国際化に対応する試みで、キャンプ中に全球団を巡回する予定。薬物検査は3月の国別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシックでも行う。

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小野、今季は先発専念に[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(30)が先発専念を言い渡された。3日、オーストラリア・ジーロングの1軍キャンプでバレンタイン監督と会談。昨季はシーズン中盤から中継ぎに回りながらも10勝を挙げ、チームの日本一に貢献した。「契約交渉の時に球団からは言われていたけど、監督と話してすっきりした」と安堵の表情を見せた。この日は3日連続でブルペン入り。「この時期にこれだけ投げられるのは今までにないぐらい」と話すほど好調なようだ。

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ジョニー黒木「手応え感じる」[ニッカン]

オーストラリアの気温27度の陽気に誘われ、ロッテのジョニー黒木が3日、初めてブルペンに入った。故障に泣いてきた右腕はこの2日間、長時間移動による背中の張りなどを理由に投球練習を自重。宿舎ではベッドを好みの硬さに調整し、万端整えた上で48球を投げ込んだ。チェンジアップの習得にも励んでいる32歳は「競争できるという手応えを感じている」と完全復活に挑む。

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野球規則委員会が改正内容を発表[ニッカン]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会は3日、2006年の改正内容をあらためて発表した。スクイズプレーの際、打者が見破られたと判断し、打席を踏み出してファウルにするなどの反則打球をした場合、三塁走者ではなく打者アウトで統一することが主な改正点で、1月12日の同委員会で決定していた。

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豪州でハワイアンパワー炸裂[ニッカン]

ロッテの「ハワイアンパンチ」が快音を連発だ。ベニー・アグバヤニ外野手(34)が3日、フリー打撃で豪快な当たりを繰り返した。30日に故郷ハワイから直接オーストラリア入りした。温暖な気候が体に合うようで「調子はいいね。グラウンドも大好きだし、暖かいのが最高」と陽気な笑顔で話した。同じく外国人勢のフランコ、パスクチも豪快な打撃を見せていた。

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来季もGO豪!?

瀬戸山球団代表が、来年以降もジーロングキャンプを継続するかは、再びオーストラリアに戻る13日以降に方向性を決めるとした。4日に1度日本に帰国。2日には同市のマクマリン市長らと会談した。「向こうは継続して欲しいと言っていた。現場とも話をして決めたい」と話す。同地では球状使用料が無料で、日本からの荷物運搬費なども一部負担してくれるという。同代表は「暑過ぎないし、気候はいい」と話していた。

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ボビーがっかり、あきらめムード!!

バレンタイン監督が、NHKのテレビクルーがオーストラリアキャンプには来ないという一報を受けて「向こうが残念なのでは。また、見ている人達も残念だと思う」と話した。前日には「日本を代表する公共放送が来ないのは非情に残念」と話していたが、ボビー、諦めムードだった。

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