2月9日2月9日WBC日本代表のロッテ清水は巨人上原、西武松坂が真のエースであるとした。9日、鹿児島キャンプで初のフリー打撃に登板し、直球のみ51球。同じ年で親交の深い上原が同日に打撃投手を務めたこともあり「日本代表のエースは上原であり（松坂）大ちゃんだと思う。これまでもずっと代表で戦ってきたし、負けてないしね」と話した。
上原は04年のアテネ五輪で2試合を投げ、1勝0敗で防御率2.08。松坂はシドニー、アテネの2大会で5戦を投げ1勝2敗も、防御率2.09。日本代表の王監督が軸に指名しているロッテ渡辺俊も00年のシドニー五輪に出場しているが、清水は国際大会には、より経験が重要であることを力説した。
ロッテの鹿児島2軍キャンプに参加している清水直行投手（30）が9日、“王JAPAN構想”に異議を唱えた。巨人・上原がフリー打撃に登板したと伝え聞いた直後のことだった。「オレが最近気になっているのは何でWBCのエースが渡辺（俊）なのかということ。渡辺で日本が負けたとして本当に誰もが納得できるんっスか？オレは日本代表のエースは上原であり、大ちゃん（松坂）だと思う」。
世界的にも珍しいサブマリン投法の渡辺俊に対し、日本代表の王監督は昨年9月「WBCは君を中心に考えている」と本人に通達。早々にエースに指名した。しかしその一方で上原は大体大時代から国際大会で無傷の10連勝。清水にとってはアテネ五輪でも共に戦った大親友の戦歴が軽視されているように映り「ヤツ（上原）は“別にいいよ”って感じで何も言わないから、オレが代わりに文句を言うしかないでしょう」と憤慨。「上原とは野球観が似ているし、野球人として僕を引っ張ってくれる存在。今日もランニングで苦しかった時、上原の顔が浮かんだ」と熱いエールを送っていた。
大リーグの公式サイトは8日、WBCに出場する日本代表を紹介した。特に取り上げられたのは渡辺俊（ロッテ）と松坂（西武）の2投手。「WBCには日本のトップ級の投手が登場」と題された記事の中で、投球スタイルや成績も紹介されている。大リーグ入りを熱望している松坂については、複数の球団が興味を示しているとした上で、大会中にさらに注目を集めると指摘。「日本選手はWBCを凄く重要な大会ととらえている。世界のトップになることが大事」という渡辺俊の談話も掲載された。
ロッテ・小野が3・25ソフトバンクとの開幕戦（ヤフードーム）で開幕投手を務める可能性が出てきた。オーストラリア・ジーロングキャンプでフリー打撃に登板し、今江のバットをスライダーとシュートで2度折るなど好調な仕上がり。65球で安打性の打球は9本だった。昨季は先発、中継ぎでフル回転し、4年ぶりの10勝をマーク。3日のバレンタイン監督との話し合いでは、渡辺俊、清水らのWBC日本代表組がアジアラウンドを突破すると想定し「開幕投手もある。しっかり準備して欲しい」との指示も受けた。01、02年に本拠地開幕の経験があるプロ13年目は「開幕も1度投げてみたい」と心の準備を整えていた。
黒木がフリー打撃に登板しサブロー、西岡らに58球を投じた。1日を通して晴天だったが投球中だけ雨。「朝起きた時は気持ちよく投げられると思ったが…。でもチェンジアップは収穫だった」と97年以来、封印してきた“新球”をチェックしていた。また昨年の新人王・久保は田中雅、井上らに69球。「2年目のジンクスは気にしてないし、ここまで調整は順調ですよ」とこちらも笑顔だった。
ロッテのバレンタイン監督が9日、2年目の捕手・青松に一塁守備を直接指導した。「ウチには素晴らしいキャッチャーがたくさんいるが、全員が同じ試合に出ることはできない。違うポジションを守ることで、チームを多様化させることができる」。突然、監督から声をかけられた青松は「急に一塁の守備が見たいといわれた」と目をパチクリ。李、小坂が抜けて内野の層が薄くなったが、そこを出場機会に恵まれない控え捕手で補うという緊急“捕強”だ。ボビー・マジックも動き出した。
米大リーグの公式ホームページは8日、野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）」に出場する日本代表を紹介した。
「WBCには日本のトップ級の投手が登場する」と題した記事では、主に渡辺俊介（ロッテ）と松坂大輔（西武）の2投手を取り上げている。
投球スタイルや成績にも言及し、渡辺の「日本の選手はWBCをすごく重要な大会としてとらえている。世界のトップになることが大事」といった談話も紹介。
大リーグ入りを熱望している松坂については、既にいくつかの球団が興味を示しているとした上で、WBCではさらに注目を集めることになると指摘している。
米大リーグは8日、3月に開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）」の全試合のビジター（先攻）、ホーム（後攻）が決まったと発表した。1次リーグA組の日本は、中国戦（3日）と台湾戦（4日）がビジターで先攻、韓国戦（5日）がホームで後攻となっている。
国際オリンピック委員会（IOC）は9日、イタリア・トリノで総会を開き、12年ロンドン五輪の実施競技から外れた野球とソフトボールの復帰について討議したが、共に投票で否決された。両競技は08年北京五輪では実施される。この日の総会前に再考を求めるIOC委員45人分の嘆願書が提出され、緊急議題として取り上げられた。しかし「今総会で再検討すべきか」を問う投票で否決され、実施競技復帰を諮る次の投票へ進めなかった。
国際野球連盟（IBAF）は昨年10月にスイス・ローザンヌで「五輪野球サミット」を開くなど、野球の五輪復帰に向けた働き掛けをしていたが、実らなかった。長谷川一雄プロ野球コミッショナー事務局長は「不利な状態だとは聞いていた。我々としては、復活するときがあると信じて今後も働き掛けていくしかない」と話した。
国際オリンピック委員会（IOC）は9日、トリノで総会を開き、2012年ロンドン五輪の実施競技から外れた野球とソフトボールの復帰について討議したが、共に投票で否決され、ロンドン五輪の実施競技は08年北京五輪より2つ少ない26となることが確定した。両競技は北京五輪では実施される。
野球、ソフトボールについて、この日の総会前に再考を求めるIOC委員45人分の嘆願書が提出され、緊急議題として取り上げられた。しかし「今総会で再検討すべきか」を問う投票で両競技とも否決され、実施競技復帰を諮る次の投票へ進めなかった。野球は賛成42票−反対46票、ソフトボールは賛成43票−反対47票だった。
ロゲIOC会長は「総会が2度とも同じ決断を下したことは尊重しなければならない」と述べ、今回が最終決定との見解を示した。
両競技は昨年7月の総会（シンガポール）で、共に存続に必要な過半数の賛成を得られなかった。しかし、新たな実施競技が採用されなかったこともあり、賛否同数の52票で除外されたソフトボールが「再投票」を求める運動を開始。賛成50票−反対54票だった野球も追随した。
国際オリンピック委員会（IOC）は9日、トリノで総会を開き、2012年ロンドン五輪の実施競技から外れた野球とソフトボールの復帰について討議したが、共に投票で否決され、ロンドン五輪の実施競技は08年北京五輪より2つ少ない26となることが確定した。両競技は北京五輪では実施される。
野球、ソフトボールについて、この日の総会前に再考を求めるIOC委員45人分の嘆願書が提出され、緊急議題として取り上げられた。しかし「今総会で再検討すべきか」を問う投票で両競技とも否決され、実施競技復帰を諮る次の投票へ進めなかった。野球は賛成42票−反対46票、ソフトボールは賛成43票−反対47票だった。
ロゲIOC会長は「総会が2度とも同じ決断を下したことは尊重しなければならない」と述べ、今回が最終決定との見解を示した。
両競技は昨年7月の総会（シンガポール）で、共に存続に必要な過半数の賛成を得られなかった。しかし、新たな実施競技が採用されなかったこともあり、賛否同数の52票で除外されたソフトボールが「再投票」を求める運動を開始。賛成50票−反対54票だった野球も追随した。
国際オリンピック委員会（IOC）は9日、トリノで総会を開き、2012年ロンドン五輪の実施競技から外れたソフトボールと野球の復帰を検討したが、両競技とも認められなかった。2競技は昨年7月のIOC総会（シンガポール）で存続に必要な過半数の賛成が得られず、除外が決まった。その後ソフトボールは賛否同数の52票で除外されたことが判明し、両競技とも今総会で「再投票」を求める動きが起きた。
ロッテが1軍キャンプを行うオーストラリア・ジーロング市で9日、「うどん説明会」が行われた。山梨県に本社を置く「株式会社はくばく」の現地法人「はくばくオーストラリア」の関係者が球場に訪れた。練習日の昼食では同社が製造した乾麺を使用するうどんとそばが、毎日選手達にビュッフェ形式で提供されている。オーストラリアにいながら日本の味を楽しめると評判も上々。この日は同じ山梨県出身の選手会長、小林雅英投手（31）が代表して試食し「美味しいですよ」とPRに一役買っていた。
ロッテ1軍キャンプ（オーストラリア・ジーロング）で9日、青松敬鎔捕手（19）が一塁の守備に挑戦した。全体練習後に、付きっきりで指導したバレンタイン監督は「うちにはいいキャッチャーがたくさんいる」と理由を説明。昨年も併用された里崎、橋本の正捕手組は揺るぎないだけに、3年目の田中捕手も内野練習をしている。「全員が試合に出たいと思ってもポジションは1つ。チームをより多様化させたい」と若手を複数のポジションに挑戦させている。