2月11日2月11日お口の恋人は“ボビーのガム”！ロッテのボビー・バレンタイン監督（55）が、ロッテ本社からの依頼で、フーセンガムをプロデュースする。
ボビーは試合中、ベンチでフーセンガムを膨らましている。しかし本社関係者によると「あのガムは実は米国製なんです」。ロッテ本社は対抗して、ボビー好みのフーセンガムを開発することを決めた。
この日、ロッテ本社のスタッフ数人がキャンプ地を訪れ、監督に試作品を手渡した。スタッフは「最初は開幕までに監督用を製作して、その後は市販も視野に入れている」と力を入れている。
バレンタイン監督も「フーセンを膨らまして、リラックスできるんだ」と効果を力説。完成すれば、千葉マリンで無料配布もされるという。
今季41歳のシーズンを迎えるパ・リーグ最年長投手が、フリー打撃に登板した。ロッテ小宮山悟投手（40）が、今キャンプ初めて打者を相手に59球のピッチング。すべての変化球を投げ込み、安打性の当たりは12本。年々、肉体の衰えとの戦いだが「気持ちに張りのあるうちは大丈夫。若い連中に負けないように、気持ちはピリピリしている」と順調な調整ぶりを見せた。
サブローら4人の打者と対戦し、2巡目になると変化球も多投。最後は青松に、昨季編み出した球速80キロ台の揺れて落ちる遅球「シェイク」も1球試した。「1歳ずつ年を取って体力が低下する中で、どうやっていこうかと考えている。毎日色々と試している」と話す。
今キャンプでは「それが当たり前」と初日からブルペン入り。温暖で日照時間が長い環境に「メジャーのキャンプ地と比べても遜色はない」と好印象を口にする。野球に取り組む姿勢など、球界屈指の理論派に対して、バレンタイン監督も厚い信頼を寄せている。ベテラン投手といえば巨人工藤がクローズアップされることが多いが、パの最年長も負ける訳にはいかない。
ロッテ・小宮山悟投手（40）が11日、オーストラリア・ジーロングでフリー打撃に初登板し、早くも自分の持つ全球種を投げ分けた。サブロー、大塚らに59球。53球がストライクで「シェイク」も1球披露した。キャッチボールのようにフワリと投げる独特の投法だが、今季は魔球のバージョンアップを狙う。その名も「フェイク」だ。
シェイクはフォークのように人さし指と中指の2本でボールを挟み、ゆったりとしたフォームからユラユラと揺れる80キロ台の遅球を投じるが、今季は同じフォームから120キロ前後の直球を投げ分けるつもりだ。
シェイクはフォームで球種が分かる欠点があった。それを“フェイク”で逆手に取れば、魔球は無敵となる。昨年4月5日の西武戦（インボイス西武）でフェイクの直後に110キロ台の直球で和田を見逃し三振に仕留めた実績もある。
「シェイクは3月になってから本格練習する。打者も立たせず風も吹かないブルペンで練習していても意味はない。色んなことを試しているよ」と小宮山。これにはバレンタイン監督も「彼なりにいいプランを描いている。監督としては見守るだけ」と全幅の信頼を置く。9月で41歳。頼りになるベテランは、まだまだ進化を続けていく。
日本からバレンタイン監督に秘密兵器が届けられた。本社が開発中のバブルガムでコーラ、グレープフルーツ、ミックスフルーツなど5種類。自社商品のガムはほとんどチューインガムながら、米国出身の指揮官にとってガムといえばバブルガム。練習中に“味見”した指揮官は「風船を膨らますとリラックスできる」とご機嫌だった。今後は試供品として千葉マリンなどで配る予定。
フリー打撃に登板した守護神・小林雅は橋本、パスクチらに54球。安打性の打球は13本と全て直球で打たせることを心掛けた。「ストライクを入れることをテーマにして投げた。ボールだと打者の練習にもならないですからね」と笑った。13、14両日にはオーストラリア代表とジーロングで親善試合を行うが「登板予定はありません。変化球は鹿児島入りしてからですね」とマイペースだった。
“ボビー・ガム”で連覇を狙う。ロッテ本社がオリジナル風船ガムを製作していることがわかった。既に5種類の味を用意。この日、担当者が豪州入りし、ボビー・バレンタイン監督（55）に味見を依頼した。今季はベンチにズラリと並んだ風船ガムで、V2の夢を膨らませる。
大きな風船をつくりながら、選手の動きを目で追いかける。と思ったら、今度は手元のガムを要チェック。真夏の豪州で、バレンタイン監督は練習中、選手とガムに目を光らせた。
ロッテ本社から準備されたフレーバーは全部で5種類。グレープフルーツ系3種類、コーラ味、ミックスフルーツ味。最終的には監督が気に入ったものを選択する。広報担当者は「開幕戦のベンチには、用意するつもりです」。商品名は未定だが、何らかの形で監督の名前が使われる可能性が大。千葉マリンでファンに配布するプランもあり、その後商品化される見込みだ。
シーズン中のベンチには、ガムが用意されている。大塚が「噛んでいると集中できます」と話すとおり、アスリートにとって噛むという作業は、大切なこと。ロッテでは他にも福浦、西岡、今江、堀らほとんどの選手がガムの恩恵を受けた。31年ぶりの日本一を支えたのは、ガムのおかげ！？といわれるほど、ガム愛好率は高い。
今ではすっかり有名になったバレンタイン監督がガムを膨らませている姿。ロッテ本社にとってもそのシーンがテレビで露出することは嬉しい限りなのだが、監督はこれまで米国製のガムを好んで口にしており、日本のガムの本家であるロッテ本社としてはあまり望ましくなかった。そこで試合中に噛んでもらえるガムの製作に乗り出すことになったのだ。
「ミックスフルーツ味が気に入りました。美味しいデス」とボビーは早くもPR。
昨年末に3年14億円（推定）で契約を延長したバレンタイン監督。だがV2だけでなく、ボビー・ガムが大ヒットすることになれば、大型契約も決して高い買い物ではなくなるはずだ。
新加入のバーンがフリー打撃に登板。ベニー、フランコらを相手に56球を投げた。バーンは「最初にしては上出来。初めてだから当てないように投げたよ」とチームメートに気を遣っていたが、投球を見守ったバレンタイン監督は「まだ、どこで使うか分からない。じっくり見極めていきたい」と先発、中継ぎ両方の可能性を示唆した。
WBC日本代表のロッテ・渡辺俊介投手（29）が11日、ブルペンで“イメージトレーニング投法”を実施した。球数が80球に差しかかると、左打席に打者を立たせて叫んだ。「バッター松中！」ソフトバンクの主砲をイメージし、ひざ元へのカーブなどで追い込むと、外へのシンカーで“見逃し三振”に。「WBCでオープン戦に出られないので、今からシーズンを意識した」と話した。
その後もソフトバンク・川崎、昨年のプレーオフで先頭打者アーチを許した西武・栗山、WBC対策でメジャーのレッドソックス・ラミレスなど次々と想定。キャンプ2度目の100球超えとなる105球を投げ込んだ。12日にシート打撃に登板予定で「第3クールに入ったので（状態を）上げていきたい」と意気込んだ。
渡辺俊が開幕2戦目となる3月26日のソフトバンク戦（ヤフードーム）先発に意欲を見せた。開幕投手は「いつかは経験したいけど、今年やりたいという気持ちはない。ロッテのエースである（清水）直さんが相応しいと思う」と“辞退”したが、「ソフトバンクには早い段階で勝って、苦手意識を持たせたい。（2戦目に）行けと言われれば投げます」と話した。
ロッテの“球団専用ガム”が製造される。ロッテ本社関係者が11日、試作品のフーセンガムを携えてキャンプ地を訪問。バレンタイン監督が試作品の味見を行い、ミックスフルーツ味が採用された。
ボビー・プロデュースの専用ガムが決定した。試食したのはグレープフルーツ味、コーラ味、ミックスフルーツ味など5種類。バレンタイン監督は「どれも美味しかったね」と振り返ったが、ミックスフルーツ味を選んだ。
「開幕までには十分、製造も間に合います」と本社関係者。3月下旬には千葉マリンのベンチにオリジナルガムが並ぶことになる。当面、一般発売の予定はなく、あくまでチーム専用。ガムは脳の血流を活性化させ、集中力がアップすると言われており、試合でも効能を発揮しそうだ。
バレンタイン監督は大のフーセンガム好き。本社関係者は「最近、フーセンガムが少なくなってきたので作ることになりました」と経緯を説明した。「フーセンを膨らませてリラックスするのはいいよね」。ボビーのチョイスで06年の“お口の恋人”が決まった。
ジーロング市がキャンプ地継続利用を祈念して「ボビー接待旅行」をセッティングした。12日の練習後、バレンタイン監督と3選手を「世界で1番美しい海岸線」と呼ばれるグレート・オーシャン・ロードに招待する。通常はジーロングから車で3時間かかるが、時間短縮をするために、小型ジェット機とヘリコプターを乗り継ぐ豪華な旅となる。ジーロング市関係者は「日本の観光客へのアピールも必要ですし、もちろん来年も来ていただくためでもあります」と説明した。
ロッテの新外国人、バーン投手（32）が11日、初のフリー打撃に登板した。オーストラリア・ジーロング市で行われている1軍キャンプで、変化球を交えて56球の投球。「とても調子はいい。カーブもストレートも問題ない。体の感じも良かった」と笑顔で話す。昨季まではオリックスでプレーし、新天地で心機一転。先発に加えて、中継ぎ以降での役割も期待されている。バレンタイン監督も「まだどこで使うか分からないけど、しっかりと適材を見極めたい」と話した。
ロッテの守護神、小林雅英投手（31）が11日、今キャンプ初のフリー打撃に登板した。オーストラリア・ジーロング市で行われている1軍キャンプで、ストレートのみで56球の投球を行った。「気持ち良かったです。ストライクが入って良かった。体はできていると思うし、後は鹿児島に入ってからは、向こうの気温に合わせて調整したい」と話した。バレンタイン監督も「若い選手の手本になっている」とたたえていた。
スロースターターの藤田が急ピッチで仕上げている。WBC代表に選ばれたことで「例年より2週間以上も仕上がりが早い。その2週間のために12月から動いていますから」と代表の責任感を口にする。大会使用球も練習により指になじんできたようで「速いスライダーは効果的」と実戦投入への自信を深めていた。
残留キャンプに思わぬ弊害？薮田がWBC代表組のトップを切ってシート打撃に登板した。延べ13人を相手に許した安打は詰まった左前打1本のみ。「イメージ通りのラインで投げられた」とファームの若手選手を寄せつかなかった。ただ相手は全て左打者。1軍の豪州組が帰国するまで、実戦形式で右打者を相手にできないことが分かった。「内角攻めをイメージしたいので、1軍が合流したら右打者を多めにリクエストしないと」と苦笑い。
渡辺俊がソフトバンクとの開幕シリーズをイメージした投球練習を行った。今キャンプ最多となる105球をブルペンで投げ込み、途中から松中、川崎のホークス勢を想定し、打者を立たせて左打者の内角を集中的に突いた。「ソフトバンクに限らず、僕は左打者を並べられることが多いので」と、WBCと並行してシーズン準備にも抜かりはなかった。
バレンタイン監督が風船ガムの新商品をプロデュースする。これまでロッテに風船ガムはなく、同監督は他社の製品を愛用していた。この日、ロッテ本社の関係者が豪州入りし、試作品を5つ持参。バレンタイン監督が実際に噛んでみた。「風船を膨らませてリラックスするにはいい」と話し、選んだ商品は「バブルガムの味」とコメント。いずれは一般発売していく方針だという。