わたしはかもめ2006年鴎の便り(2月)

便

2月13日

今江&西岡、WBC豪代表に快打[ニッカン]

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千葉ロッテ1220100006
オーストラリア33200061014

今年も、ロッテはボビー・チルドレンが引っ張る−。ロッテが、06年「初戦」として「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」オーストラリア代表候補と練習試合を行った。若手投手陣が打ち込まれて6−14の黒星発進となったが、WBC日本代表の今江敏晃内野手(22)と、西岡剛内野手(21)は好スタート。今江は先制打を含む2打数2安打1打点。西岡は3打数1安打。イケイケコンビは、今年も健在だ。

やはり今年のロッテにも、2人の活躍は欠かせない。初回。1死三塁から3番に入った今江が打席に立つ。フルカウントから、フルスイング。しかし、ボテボテの当たりが三塁前へ。それでも必死に走ってセーフ。内野安打で先制点を奪った。決して華麗でも、いい当たりでもない。だが今江の感想は違った。「僕が求めているもの。何が何でも打点を稼ぎたいという気持ちが出た」。泥臭くてもいい。打撃3冠の中で最もこだわっている打点を今季初戦の第1打席で挙げた。「今シーズンの始まりとしては、最高の形でスタートが切れた」と胸を張った。

西岡も元気だ。初回、先頭打者でいきなり「06年初球」を強振。三塁ゴロに倒れたが、「初球から振れたのが大きい。そういう気持ちを大切にしたい」。昨季の結果におごらず、今季もチャレンジャー精神は忘れない。3打席目には左前にクリーンヒット。今江は2打席目はジャストミートで左前打。2人とも試合の中でしっかりとアジャストした。今江は3回、西岡は4回でお役御免となったが、守備に打撃に日本野球をアピール。球場中にビッシリと詰め掛けた約1000人の豪州ファンからも、大きな声援を浴びていた。

例年のオープン戦開幕より10日ほど早い実戦。ここまでチームは紅白戦すら行っていない。さらにオーストラリア代表候補チームは、04年アテネ五輪準決勝の日本戦で西武松坂から右前決勝適時打を放ったキングマンら強打者を揃える強豪。2人にとっては目先の結果以上に、収穫のある試合だった。

バレンタイン監督も「もっと生きた球を見て、タイミングを見極めていくことが大切だけど、2人はいい選手。必要な時までには間に合わせるはず」と話す。WBCに続き、シーズン連覇の大目標もある。昨年躍り出たニューヒーローの2人が、今年もロッテを引っ張っていくことは間違いない。

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相原「二投流」で1軍見えた[ニッカン]

ロッテの大学・社会人6巡目ルーキー「二投流」相原勝幸投手(22=富士大)に1軍昇格の可能性が出てきた。13日、初のシート打撃に登板し、190センチの長身からの上手と下手を使い分ける「3D投法」で打者を幻惑した。2軍首脳は1軍が帰国後、バレンタイン監督への昇格の進言も示唆した。

上手は190センチの長身から投げ下ろす最速148キロの本格派。下手は地上20センチから最速139キロで浮上する。「これは自分にしかない武器。プロでも挑戦したいと考えていた」。

シート打撃に初登板した相原は、打者5人と対戦し全打者に上手と下手をミックスさせて投げた。左足を上げるまでフォームは一緒。そこから未体験の3D立体攻撃だ。ただ1人の1軍メンバー里崎も、下手から内角への直球でバットをボキッ。「いいんじゃないですか」と新戦力に一目置いた。のべ12人に対し、安打は1本だけ。四球はなし。

大学2年秋から1年間、制球力を付けるため下手に転向。3年秋から「肩を強くするため」と上手に戻した。ロッテは上手1本の育成方針で指名。だが古賀2軍監督は「人が持ってないものを持っているなら、ぜひ生かすべきでしょう」と二投流挑戦を言う。

ブルペンでは上で7割、下で3割の配分で練習時間を割く。相原は「どれだけ通用するか試合で試してみたい」と、実戦投入を待ち切れない様子だった。

相原勝幸(あいはら・かつゆき)
1983年(昭和58)7月24日、埼玉県上里町生まれ。賀美小1年時より野球を始め、以来投手一筋。沖縄水産高2年時に県大会準優勝。富士大では2年秋に北東北大学リーグ戦デビュー。4年時の春、秋リーグ戦で優秀選手賞を獲得。通算成績は27試合16勝6敗、防御率1.89。好きなプロ野球選手は中日川相。家族は両親と姉。190センチ、87キロ。血液型O。

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不安なし!今江&西岡 好調アピール[デイリー]

WBC日本代表に選出されているロッテの今江敏晃内野手(22)、西岡剛内野手(21)が13日、キャンプ地の豪州・ジーロングで行われた豪州代表戦に出場した。試合はロッテが6−14で敗れたが、3番・三塁でスタメン出場した今江は先制打を放つなど2打数2安打1打点。西岡も1番・遊撃で3打数1安打と、順調な調整ぶりを見せた。

大敗の中でも、王JAPANの2人は輝きを放った。初回、1死三塁で今年初めて実戦の打席に立った今江は「緊張した」と言うものの、フルカウントからしぶとく当てた打球は、三塁前に転がり先制適時打となった。

今江が立てた今年の誓いは“打点を稼ぐ”こと。「形は悪くても、今年最初の打席でそれができて本当に良かった」。オフに母校のPL学園を訪れた際、セの打点王、阪神・今岡にアドバイスをもらった。母校の大先輩が大きな励みになっている。

王JAPAN最年少の西岡も、3打席目に右打席で会心の左前打を放ち「最高のスイング」と満足げ。バレンタイン監督は「2人ともいいスイングを見せてくれた。今後はボールの見極めとタイミングが重要になるが、彼らなら調整できる」と自信を持って答えた。

そんな両者が口を揃えたのは「世界は強い」。今回の豪州代表はWBCに向けて招集されたメンバー。現役メジャーリーガーに加え、04年アテネ五輪準決勝で日本に苦杯をなめさせる決勝打を放ったキングマンらが名を連ね、本番さながらの戦いぶり。指揮官も「非常に攻撃力があり、高めの球は確実にとらえる」と警鐘を鳴らす。

世界のレベルを実感した今江は「他国もこれ以上のレベルだと思う。しっかり調整していきたい」。西岡も「早く試合の感覚を取り戻さなければ」。3月に始まる大きな戦いへ向け、気を引き締めていた。

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ボビーが小学生を相手に熱弁[デイリー]

ロッテのバレンタイン監督が13日、豪州ジーロングキャンプの練習後、野球に馴染みの薄い地元の小学生約200人を前に約1時間の講演会を開いた。「野球は何人でプレーするか」「フェンスを越えた打球は何というか」などのクイズを出題しながら基本を説明。ボビースマイルに軽妙なトークと派手な身ぶりを交え、児童たちの心をつかんだ。最後は、選手達に求める責任、敬意、現実の3つを学校生活に置き換え「ルールを守るように宿題をする責任を果たす。チームメートや友人に敬意を払い、現実や自分の立場を知った上でベストを尽くそう」と熱弁した。

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日本の天敵キングマン140メートル弾[報知]

JAPANキラーが目を覚ました。ロッテは13日、豪州代表と親善試合を行い、6−14で大敗。豪州代表のブレンダン・キングマン内野手(32)が、140メートル特大弾を含む3安打3打点と猛打を振るった。アテネ五輪では西武・松坂から決勝打を放った男。WBCで再び日本の天敵となりそうだ。

悪夢が呼び起こされるシーンだった。アテネ五輪準決勝の日本戦。キングマンは松坂から右前に決勝適時打を運び、日本の金メダルの夢を阻んだ。「松坂のことはよく覚えているよ」2年の時を経ても、日本人投手への相性は抜群。初回に左腕・加藤から2点適時打を放つと、8回には神田の直球を右中間へ放り込んだ。

「今はトラックの運転手が本業なんだ。野球は地元クラブチームで日曜日に練習してるだけだよ」。練習不足の中、ロッテ投手陣を軽々と粉砕。ロッテ・バレンタイン監督は「いい打者だ。高めは全てとらえてくる」と警報を発令した。

豪州が属するD組はドミニカ、ベネズエラとV候補がそろい1次リーグ突破すら容易ではないが、アテネ五輪でも番狂わせの連続で銀メダルを獲得。「豪州は能力と可能性があるチームだからね」と色気十分。日本投手陣にとって、最大の敵となる可能性が出てきた。

WBC日本代表の西岡と今江が、揃って安打を放ち、順調な調整ぶりをアピールした。「1番・遊撃」で出場した西岡は4回に左前安打。「生きたボールを見られたことが1番の収穫ですね」と笑顔を見せた。「3番・三塁」で先発出場の今江は2打数2安打1打点。初回にはボテボテの内野安打で打点を挙げ、「今年は何が何でも打点を稼ぐのが目標ですから、よかったと思います」と前向きだった。今後の課題については、「天然芝への対応です」と口を揃えていた。

ブレンダン・キングマン(Brendan Kingman)
1973年5月22日、豪州ブランクストン生まれ。32歳。三塁手として92年にマーリンズに入団、98年にはマリナーズ移籍、2001、02年は米独立リーグでプレーしていたが、メジャー歴はない。04年豪州代表でアテネ五輪銀メダル獲得。現在は豪州リーグ、カンタベリー・バイキングス所属。185センチ、112キロ。右投右打。

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今江、西岡、今季初の実戦で快打[スポニチ]

ロッテは13日、オーストラリア・ジーロングでオーストラリア代表と今季初の実戦となる親善試合を行った。WBC日本代表の今江敏晃内野手(22)は先制適時打を含む2安打1打点、西岡剛内野手(21)も1安打を放つなど、20日に招集される日本代表合宿(ヤフードーム)に向けて順調な仕上がりを披露した。試合はロッテが6−14で敗れた。

アジア王者・ロッテの今季初戦。中でも世界を目指す今江と西岡にとってアテネ五輪銀メダルのオーストラリア代表は最高の練習相手だ。真夏の夜のジーロングで持ち味をしっかりと発揮した。

まずは今江だ。06年初打席は初回1死三塁で回ってきた。しかし、いきなりの好機に力んだのか、左腕アンダーソンのチェンジアップに崩され、打球は力なく三塁前へ。これが切れそうで切れない。幸運な内野安打で先制点を叩き出した。

「何が何でも打点を稼ぎたい。僕らしい形になってくれた」。気分良く3回の第2打席に立つと今度は同じチェンジアップを左前へはじき返した。

9日のシート打撃では小野に2本のバットを粉砕された。「練習で大振りしていたので、試合ではゆっくりボールを見ていこうと思った。速い球なら打てなかったけれど、技巧派タイプで良かった」。今季初の実戦で結果を残したとあり、自然と笑みがこぼれた。

1歳年上の先輩が打てば、西岡も負ける訳にはいかない。1番・遊撃で先発すると初打席の初球をフルスイング。3塁正面の痛烈なゴロながら「1球目を振れたことに意味がある。これで大丈夫と思った」と4回の3打席目に“今季初安打”を右打席から放った。

「西岡、今江の2人はいい選手。もっと生きた球を見てタイミングを合わせていけば、WBCにキッチリと間に合わせられるだろう」。アジア王者が誇る2枚看板。バレンタイン監督も秘蔵っ子の順調な仕上がりに太鼓判を押していた。

◇投手陣崩れ完敗

先発・加藤が2回を5安打5失点。5番手・浅間は1回で6安打を浴びるなど投手陣が崩れて今季初戦に完敗した。それでもバレンタイン監督は「ほとんどのプレーに満足している。相手はうちよりも試合をこなしている。今やっていることを出してくれればいい」。オーストラリア代表が8日から台湾代表と5試合連続でこなしていることもあり、点差は気にしていなかった。

◇豪州爆発17安打

17安打と爆発したオーストラリア代表打線で5番に座ったキングマンが本塁打を含む3安打3打点の活躍。銀メダルを獲得したアテネ五輪の準決勝では西武・松坂から決勝打も放った。32歳の現在はトラック運転手で日曜日にクラブチームで練習しているだけという異色のスラッガー。「我々の能力は高い。WBCでも勝つチャンスはある」と声に力を込めた。

◇ボビー小学生に特別授業

バレンタイン監督がキャンプを訪れた約200人の地元小学生に特別授業を行った。練習後、バックネット裏で1時間。バットとボールを手にして、野球のルールをクイズを交えながら説明した。「選手は毎日1000本ノックを受けるんだよ」と驚かせると、最後はガムやボールをプレゼントして子供達の心をつかんでいた。

◇小林雅ブルペン“皆勤”

守護神・小林雅が初日からのブルペン入り“皆勤賞”。スライダーを交えて50球に「直球とシュートだけの投球に飽きたので、ちょっと練習に変化をつけたかった」と今季初投げとなった決め球を披露した。14日がオーストラリアキャンプ最終日でオーストラリア代表との親善試合のみで練習はない。ジーロング最後となる投げ込みに「故障もなく終わってよかった」と笑顔。

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WBC組の仕上がり順調!ロッテ、豪州に“収穫あり”の1敗[サンスポ]

ロッテは豪州代表と親善試合を行い、6−14で大敗したものの、3月開催の国別対抗戦『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』日本代表の今江敏晃(22)、西岡剛(21)両内野手は順調な仕上がりを印象づけた。14日も豪州代表との試合が行われる。

V2に向けた06年の初戦。大敗にもボビーの表情は明るかった。

「プレーには満足している。相手は何試合もこなしているし、状態は向こうの方がいい」。

序盤に投手陣が豪州打線につかまった。「とても攻撃力があり、高めの球をしっかり捕らえてくる」とボビー。日本と対戦するとすればWBC決勝で当たる相手。豪州をこう評価、警戒した。

ロッテ側もスタメンに名を連ねたWBC組は順調な仕上がり。1安打して軽快な守備を見せた西岡は「抑えにきた球を見られてよかった」。2安打1打点の今江は「(代表)合流前にしっかり感覚を養いたかった」と手応えを感じていた。

「2人とも素晴らしい選手。必要な時期にしっかり調整してくる」とバレンタイン監督も太鼓判を押した。1次キャンプも残り1日となって準備は着々。マリーンズの若き核弾頭が、本番に向けて視界良好だ。

◇32歳トラック運転手が大爆発!

14点の猛攻を演じた豪州打線の中でも、アテネ五輪の準決勝で松坂から決勝打を放ったキングマンは1本塁打を含む3安打3打点。32歳のトラック運転手は、日曜日にクラブチームで練習しているだけというが「我々の能力は高い。WBCでも勝つチャンスはある」と力を込めた。

◇ボビーが200人のちびっ子指導

バレンタイン監督が練習後、野球に馴染みの薄い現地小学生約200人を前に約1時間の講演会を開いた。「野球は何人でする?」「フェンスを越えた打球は何というか?」などとスマイルとトーク、派手な身ぶりを交え、クイズ形式でで基本を説明。最後は「ルールを守るように宿題をする責任を果たす。友人に敬意を払い、自分の立場を知った上でベストを尽くそう」と訴えた。

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上原&松坂&渡辺俊がWBC最有力先発トリオ[報知]

野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で指揮を執るソフトバンクの王貞治監督(65)が13日、宮崎キャンプを訪れた鹿取義隆WBC投手コーチ、弘田澄男同外野守備走塁コーチと会談。24日からの練習試合3連戦(福岡ヤフードーム)の選手起用について意見を調整した。これに伴い、アジア予選(3月3日〜・東京ドーム)の先発陣の輪郭が見えてきた。初戦の中国戦は巨人・上原浩治投手(30)、台湾戦は西武・松坂大輔投手(25)、韓国戦はロッテ・渡辺俊介投手(29)のローテが有力視される。

王監督は鹿取投手コーチらの訪問を受け、「(練習試合の)登板日を(各投手に)伝えておいてくれと話した。ピッチャーのことは任せてある」と会談の内容を説明した。24日と25日の日本選抜チーム戦は、それぞれ上原(巨人)、松坂(西武)の先発が有力。26日のロッテ戦は渡辺俊(ロッテ)を基本線に、調子を上げている和田(ソフトバンク)も候補に入る。

もちろんアジア予選の先発ローテーションを見越したもので、順調なら3月3日の中国戦が上原、台湾戦が松坂、韓国戦が渡辺俊になる。王監督がこの日、練習試合の先発順をアジア予選に当てはめるか否かについて「21日の(代表合宿での)状態を見てみないと分からない」と流動的であることを強調したのは、短期決戦ではギリギリまで選手の仕上がりを把握する必要があるからだ。

先発候補8人に対して試合は3つ。上原らのほかにも清水直(ロッテ)、黒田(広島)、杉内(ソフトバンク)、和田、小林宏(ロッテ)がおり、実力は伯仲。アジア予選は65球の球数制限があり、ロングリリーフが必要なことから、王監督は先発陣を1試合2人ずつ起用する方針。誰が先発に回ってもおかしくない。

鹿取コーチは「皆さんが考えている名前でしょう」と語った。国際大会を含めた実績を考慮すると上原、松坂。そこに王監督が「日本のエース」と名指しした渡辺俊が入るのが妥当だ。代表合宿まで、あと1週間。まずはキャンプでの順調な調整が条件になる。

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豪州代表候補に大敗[ニッカン]

ロッテは13日、ジーロング市で今季初実戦となる豪州代表候補と練習試合を行ったが、加藤や手嶌ら若手投手陣が失点を重ね、6−14で大敗した。バレンタイン監督は「攻撃力がある。高めの失投を逃さない」と相手の猛打を評価した。中でも、アテネ五輪の準決勝で松坂から決勝打を放ったキングマンが1本塁打を含む3安打3打点の活躍。32歳の現在はトラック運転手で、日曜日にクラブチームで練習しているだけというから驚き。「我々の能力は高い。WBCでも勝つチャンスはある」と声に力を込めた。

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今江、西岡らが豪州で初の実戦[ニッカン]

ロッテ豪州組が13日、豪州代表候補と対戦し、WBC代表の今江と西岡が揃って先発出場した。

今江は第1打席でどん詰まりの打球が適時内野安打となり「何が何でも打点を稼ぐという気持ちが出た」。ただ、振りの鈍さを痛感したようで、第2打席で変化球を左前に運んでも「速球なら打てていない」と話した。

西岡は第1打席で三ゴロに倒れたが、初球を振り抜けたことで「今季も積極的にいくという姿勢を実践できた」と満足げ。その後には左前打を放ち「いいスタートが切れた」と喜んだ。

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WBC組に嬉しい差し入れ[ニッカン]

ロッテのWBC代表組に陣中見舞いが届いた。2軍は13日から薩摩川内市に場所を移して第2次キャンプに突入。WBC組も1軍が帰国する15日まで、僅か2日間だがここで汗を流す。練習前には市役所で歓迎レセプションがあり、地元名産の川内牛、黒豚、うなぎがそれぞれ20キロ贈られた。森卓朗市長は「昨年は1軍も2軍も日本一。今年はそれ以上の活躍を期待しております」と挨拶した。

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ボビーが小学生相手に熱弁[ニッカン]

バレンタイン監督が13日の豪州ジーロング市での練習後、野球に馴染みの薄い当地の小学生約200人を前に約1時間の講演会を開いた。「野球は何人でプレーするか」「フェンスを越えた打球は何というか」などのクイズを出題しながら基本を説明。ボビースマイルに軽妙なトークと派手な身ぶりを交え、児童達の心をつかんだ。最後は、選手達に求める責任、敬意、現実の3つを学校生活に置き換え「ルールを守るように宿題をする責任を果たす。チームメートや友人に敬意を払い、現実や自分の立場を知った上でベストを尽くそう」と熱弁した。

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どすこい君、順調な調整[ニッカン]

ロッテの「どすこい君」が順調な調整を続けている。高校生ドラフト1巡目の柳田将利投手(18=青森山田)が13日、オーストラリア・ジーロング市で行われている1軍キャンプでブルペン入り。変化球を交えて、キレのあるボールを投げ込んだ。キャンプ中に右太もも裏を痛めたために、この日から2試合行われる対豪州戦には登板しない予定だ。「投げたい気持ちもあったけど、ピッチングがまだばらばらなので」と、マイペースで調整を続けていく。

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再生工場スタート

ボビー「再生工場」も始まった。昨季限りで広島を自由契約となった国木剛太投手(22)が13日、ロッテの2軍キャンプに合流した。18日までテスト生として参加し、バレンタイン監督が最終的に合否の判断を下す。オフのトライアウトで同監督の目に留まったもので「左腕でまだ若いし、いいフォームをしている」と入団テストを打診した。国木は骨折で左手首を3度手術しており「暖かくなれば全く心配はない」と、回復具合さえクリアされれば入団の可能性は高そうだ。

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若手投手ボコボコ、打撃陣は10安打

アジア王者のロッテの今季初戦は、黒星スタートになった。若手を中心として投手7人が、松坂を打ったこともあるキングマンらオーストラリア代表候補に計17安打を浴びて14失点。5番手の浅間は1回で6点を失い、続く神田はクングマンに右中間に飛び込む特大ソロ本塁打を浴びた。既に台湾代表と5試合行っているオーストラリア代表候補に対して、ロッテは全くの初戦。バレンタイン監督は「キャンプもまだ中盤だし、(投手は)全ての球種が出来上がっている訳ではない。オーストラリア代表候補はとても攻撃力があった」と調整過程であることを強調した。一方で打撃陣は小刻みに選手交代をしながら、計10安打を放ち6得点。同監督は「思ったより多くのヒットを打ってくれた」と話した。

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4番橋本1号

4番に座った橋本が、今季のチーム第1号本塁打を放った。3回無死一塁から、ライトゲンス際に運ぶ2点本塁打。「今1番力を入れているのが打撃。打つことで試合に使ってもらえる。最高のスタートになった」。昨季は里崎との併用で、チームの日本一に貢献。WBC日本代表のライバルが鹿児島キャンプに参加している中で、存在感を見せた。

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野球は何人でやる?即席野球教室

野球を知らない子供達に、世界のボビーが、即席の青空野球教室を行った。この日、練習見学に訪れた地元の7〜12歳までの小学生約200人を前に講演会を開催。当初は軽い挨拶程度の予定だったが、そこはファンを大切にするエンターテイナー。真剣な話はもちろん、クイズあり、ジョークありで1時間以上にわたって子供達を楽しませた。即席野球教室は「野球の試合は何人でやるでしょう」などの基本的な質問から入り、監督自身の球歴も披露。「経験もあってお金ももらっているけど、ほとんど奥さんが使っちゃう」と笑わせた。オーストラリアと米国では発音が微妙に違うため、子供達に突っ込まれる場面も。最後は全員にサインし、ロッテガムをお土産に渡した。楽しいひとときを過ごした子供達は、満足そうに球場を後にしていた。

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雅、初スライダー

守護神小林雅が、ブルペンで今キャンプ初めてスライダーを投げた。この日は計50球の投球。「流れの中で投げたくなっただけ。肩にも少し変化をつけたかった。全て予定通り」と順調な調整を続けている。

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俊介、最多207球

ロッテ渡辺俊介投手(29)がこの日、今キャンプ最多となる207球を投げ込んだ。「自分を追い込む日」とキャンプ恒例の多投日に挑戦。シート打撃準備に34球、シート打撃で40球、ブルペンで133球と3つのメニューを合わせて大台を突破した。「ヤマはできました。次のクールで疲れがドーンとくる。さらにヤマをもう1つつくり、WBCまで調子を上げる」とした。本大会でも投球の理想型もできている。65球の球数制限は「9回を120球で完投するイメージ。そうすれば(先発として)5回の任務をまっとうできる」。まだ日本代表首脳陣から具体的な指示はないが、「自分の登板日を早く知るに越したことはない。3チームを研究する余裕はないし、モチベーションも上がる」と話した。

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