わたしはかもめ2006年鴎の便り(2月)

便

2月17日

根深い“遺恨”…ボビーまたキレた!![デイリー]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)が、またまた王ジャパンにキレた!キャンプの視察に訪れたWBC日本代表の辻守備走塁コーチが、日本代表の今江に、二塁を守る可能性があることを伝えた。これに対しボビーは「今江に(本職の)三塁を守る準備をさせないためだ」と、“練習妨害”だと訴えたのだ。

辻コーチは、今江に二塁を守らせるメリットを「二遊間は宮本、川崎、西岡の3人だけ。1発勝負だし、勝っていれば守る、負けていれば攻める。オプションを増やしたい」と説明した。

しかしバレンタイン監督には、シーズンで今江を三塁以外で起用する考えはない。貴重なキャンプの時間が、二塁の練習に費やされるのに、納得いかなかった。豪州キャンプ中には「ウチから5人の投手を選んで、開幕戦でソフトバンクが有利になるのが王さんの狙い」とも語っており、日本代表・王監督との“遺恨”は根深い。

もっとも、今江本人は「頑張ります」と前向き。早速、バレンタイン監督に指導を願い出て、二塁の居残り特守を行った。渋々付き合ったボビーは、苦虫をかみつぶしたような表情だった。

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WBC用攻撃型布陣、ロッテ今江二塁挑戦[ニッカン]

WBC用の攻撃型布陣が誕生だ。ロッテ今江敏晃三塁手(22)が17日、今キャンプ初めて二塁の守備に挑戦した。この日、視察に訪れたWBC日本代表の辻発彦内野守備走塁コーチ(47)から、今江は「『二塁も守れるかなー?』ぐらいの感じで言われた」。同コーチは「二遊間は3人しかいないし、勝っていれば守る。負けていれば攻めなくちゃいけない」と「二塁今江」を攻撃型のオプションにする可能性を示唆した。

言われたからにはすぐに実行する。午後4時過ぎからは、現役時代に二塁手として活躍したバレンタイン監督が約30分間付きっきりで指導。今江は高校時代も遊撃手だったため、最初は「サードとセカンドは動きが逆なので辛い」と漏らしていたが、徐々に順応。「ステップや体重移動を教えてもらったら思ったよりできた。ボビーに教えてもらえて楽しかった。やれと言われればやるしかない」と前向きに話した。

昨季はプレーオフ第5戦で、1試合だけ二塁手を経験。定位置の三塁はヤクルト岩村とポジションを争うため、もちろん複数のポジションをこなした方が試合出場の機会は増えることになる。既に二塁手用のグラブも発注済み。持ち前の打撃力を最大限に生かす「二塁今江」が、王ジャパンの切り札になるかもしれない。

◇シーズン中はない

バレンタイン監督は「二塁今江」は、あくまでWBC限定であることを強調した。「どのポジションをやってもいい選手ということに変わりはない。WBCでセカンドを守ることになるなら、彼のために最高の準備をさせてあげたい」と話したが、シーズンでの起用については否定。2塁での起用は「シーズン中にサードを守る準備をできないようにするためでは」とチクリ。

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ロッテの2次キャンプがスタート…25日オープン戦へ準備[サンスポ]

ロッテは17日から2次キャンプがスタート。バレンタイン監督は自らノッカーを務めるなど、精力的に動いた。豪州で1次キャンプを張ったことで、ボビーは日本のよさを再認識。「おいしい食事と、美しい女性に会えて嬉しいです。温泉も大好き。昨日(16日)は2度も入りました」。今後は実戦練習を増やし、25日にキャンプ地で行うオープン戦(対楽天)に備える。

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今江が二塁特訓[報知]

WBC日本代表のロッテ・今江敏晃内野手(22)が、鹿児島2次キャンプ初日の17日、WBC用に二塁の守備練習を開始した。

この日、視察に訪れた日本代表の辻内野守備走塁コーチから「二塁は守れるのか」と聞かれ、「頑張ります」と答えた今江。鴨池市民球場で、いつもの三塁ではなく二塁の位置で、西岡と共に、バレンタイン監督の指導を受けながら居残り特訓。併殺処理の反復練習を行い、ボビーが「今江はどのポジションでもいい選手」と目を細めるほどの動きを見せた。

昨年のソフトバンクとのプレーオフ第2ステージ第5戦で“急造”二塁手を経験した。小飛球をスライディングキャッチで好捕し、「王さんはあの守備を見て、僕が二塁もできると思っているかも」と笑った。既に二塁手用グラブも発注済みだ。「三塁は一段落ついた。二塁もできた方が、何かあったときに役に立つ」。昨年の日本シリーズMVP男は、大舞台での出番を増やす努力を欠かさない。

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渡辺俊「2段」問題なし[報知]

WBC日本代表のロッテ・渡辺俊、清水、小林宏、薮田、藤田の5投手が17日、初めて日本代表の鹿取、武田両投手コーチが見守る中、鹿児島・鴨池市民球場に隣接するブルペンで揃い踏みした。

65球を投げた渡辺俊は、懸念された2段モーションについて中村審判副部長から「全く問題ない」と保証され、「安心しました」。清水、小林宏は共に80球。しかし、制球が定まらず、言葉少なだった。薮田は73球、藤田も日本代表の里崎を相手に74球を投げ、切れ味鋭いスライダーなどを披露した。

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WBC仕様のロージン届く[ニッカン]

鹿児島で行われているロッテキャンプに17日、WBCで使用するロージンバッグが届いた。ブルペンで試した渡辺俊介投手(29)は「もう少し粘りがある感じで予想していたんですが」と話した。WBC使用球は、日本のボールに比べて表面が滑りやすいとされる。「実際に向こうの気候の中でボールと合わさないと分からないけど、これぐらいの感じだったら日本のボールでも使いやすいかも」と感想を語った。

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鹿児島で第2次キャンプ開始[ニッカン]

ロッテの第2次キャンプとなる鹿児島キャンプが17日、スタートした。鹿児島に残留したWBC組の5人の投手と里崎捕手に、オーストラリア組が合流して、主力選手が全員集合。投内連係など入念にチームプレーを確認した。バレンタイン監督は「やりたかった練習は全部できた。ここまで2週間ぐらい基本的な練習が多かったので、これからは実戦により近い形での練習をやっていこうと思う」と話した。

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3塁手今江がWBC用二塁練習[ニッカン]

昨季、三塁で定位置をつかんだロッテ今江が17日、鹿児島キャンプで二塁の居残り特守を行った。視察に訪れたWBC日本代表の辻・内野守備走塁コーチから試合の展開次第で二塁を守る可能性を示され「ただでさえスターの中で不安なのに、どれだけ僕を不安にさせるんですか…」。それでも、既に二塁手用のグラブは発注済み。練習でも併殺プレーを無難にこなし「シーズンでも何かあったときに役立つはず」と笑顔で手応えを口にしていた。

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もしかしたら俊介対M打線

ロッテキャンプに17日、WBC日本代表の鹿取、武田の両投手コーチも視察に訪れた。渡辺俊、清水、小林宏、藤田、薮田の5投手は揃ってブルペン入り。「日本のエース」に指名されている渡辺俊は、1次リーグの球数制限と同じ65球の投球を行った。その後は審判室にこもり、両投手コーチが5人を呼び寄せ、ミーティングを行った。鹿取投手コーチは「これだけ勢揃いすると迫力がある。(渡辺俊は)去年のいい状態のまま」と太鼓判を押した。26日には日本代表対ロッテの壮行試合が行われる。日本代表のロッテ勢が登板する可能性について「20日に合流してから決めるけど、5人いれば誰かは投げる可能性がある。嫌だろうねー」と話していた。

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主力組が合流

ここまで鹿児島組とオーストラリア組での“分離”キャンプを行っていたが、この日初めて主力選手全員が合流。鹿児島組だった里崎は「やっぱり近交換が違う。人が多いし楽しい」と話す。バレンタイン監督は「美味しい日本の食事があって、美しい日本女性も見られる。昨日は温泉に2回入った」と話していた。

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元プロ審判員、高校大学OK

日本学生野球協会は17日、都内で評議員会を開いて日本学生野球憲章の規定を改正し、元プロ野球審判員を高校と大学の審判員として委嘱することを認めた。都道府県高野連と各地区大学野球連盟はプロ野球を円満退職し、日本学生野球協会の承認を得た審判員に限って委嘱できることになる。

元プロ施主の大学特別コーチ就任や現役プロ選手の母校での練習参加を要にしてきたプロ、アマ交流拡大の一環。元プロ野球審判員の学生野球への参加は審判のレベルアップにつながるとして、期待が寄せられていた。

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