わたしはかもめ2006年鴎の便り(3月)

便

3月12日

千葉ロッテ15−7ヤクルト(千葉マリン)

ロッテの久保はスタミナ切れから制球を乱し、5回0/3で9安打4失点だった。打線は井上が1本塁打を含む3安打でアピール。ヤクルトのガトームソンは制球難に拙守が絡んで12失点。打線はユウイチ、宮出の積極的な打撃が光った。

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77年3Aで兼任経験、ボビーが慰め!?

バレンタイン監督は選手兼任監督の難しさを口にした。古田ヤクルトに、序盤に2 ケタ得点を挙げて快勝。同監督は77年にパドレス傘下3Aで選手兼任監督を経験しており「チーム全体を見ながら手中しなければならないし、選手としても集中しなければならない。難しいことだと思う」と話した。古田兼任監督に対しては「頭のいい人なんで、成功して欲しい」と、エールを送っていた。

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ボビー“先輩”、古田監督にエール[デイリー]

ロッテ・バレンタイン監督の目には、古田選手兼監督が若き頃の自分とダブって映っていた。試合後に「古田には選手兼監督として成功して欲しい」とエールを送った。

ボビーの監督生活の始まりは古田と同じく、パドレス3A時代の77年、選手兼監督を務めたのがきっかけ。「あの時は監督が病に倒れて、急遽6月から8月まで自分が指揮を執ったんだ」。

その経験から「監督としてチーム全体を見なければならないし、選手として集中もしなければならないので非常に難しい」と理解を示し、「でも古田は日本で有数の捕手だし頭も良いから大丈夫」と太鼓判を押した。

試合でも15安打15得点と手荒い洗礼を浴びせたボビーだが、「77年はチャンピオンシップ、デシタネ〜!」とニヤリ。格の違いをアピールすることも忘れなかった。

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4・2ロッテの試合後に笑ッテ!! [デイリー]

4月2日に千葉マリンスタジアムで行われるプロ野球・ロッテ対西武の試合後に、史上初のお笑いライブが開催されることが12日、分かった。「4・2 千葉ロッテお笑いライブ」と銘打たれ、球場正面の「Eステージ」で無料で行われる。女性芸人・林家まる子(33)が立案し、球団が快諾した。当日はまる子のほか、猫ひろし(28)、ナイツら約10組が参加予定。ロッテの選手も興味を示し、当日勝利なら飛び入り参加の可能性もある。

企画したまる子は、WBC日本代表で奮闘中の清水直行投手(30)や里崎智也捕手(29)らと親交が深い大のロッテファン。今回のライブは昨年9月に千葉マリンで試合を観戦した際に思いついたという。仲のいい里崎がパフォーマンスした「Eステージ」を見て、芸人の血が騒いだ。その場で球団関係者に提案したところ快諾された。

約1時間のイベントとなる当日は猫ひろし、人気芸人・はなわ(29)の弟で野球好きの塙宣之(27)と土屋伸之(27)のコンビ「ナイツ」などが参加予定。可能な限り「野球」ネタに挑戦する。まる子は三味線で球団応援歌「WE LOVE MARINES」を披露する。出演者はノーギャラ。代わりに内野指定席での試合観戦と、選手食堂での食事がつくという。

選手のサプライズ出演も浮上する。西武戦の勝利が条件となりそうだが、“主催”のまる子の元にはロッテ球団関係者から「選手にも出てもらえば」と話があった。清水、里崎らも興味を示しているそう。“大喜利”などに飛び入り参加すれば、ファンにはたまらないプレゼントとなる。

日本一球団の日本一熱烈な“サポーター”が試合後も集結する歴史的ライブ。まる子は「今後も継続したい」と早くも大張り切り。好評ならば今後も定期的に開催される可能性は高い。

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今年もマリンガン15安打15点[報知]

千葉マリン名物の強風に乗って、ロッテのマリンガン打線が今年も大爆発だ。オープン戦最多タイの15安打で、もぎ取った得点は最多の15点。初対決の新生・古田ヤクルトに日本一軍団の強さを見せつけた。

初回1死一、二塁から、4番・サブローが左前へきっちり適時打。ベニー、橋本も連続適時打で主力の役割を果たし、あっさり3点を先制すると、もう止まらない。2回には3点を追加してなお無死一、二塁。フランコの打球は左翼への平凡な飛球だったが、風で左翼線へ大きく流されるラッキーな適時打。自然をも味方につけ、その後も満塁から塀内に走者一掃の三塁打が飛び出し、一挙8得点で試合を決めた。

層の厚さも見せた。主力が退いても、途中出場の井上が1本塁打を含む3打数3安打。バレンタイン監督は「みんなが集中し、しっかりつなぐ攻撃ができた」とニンマリ。西岡、今江がWBCで不在なのを忘れるくらいの大勝だった。

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ロッテ、強風味方に15点[スポニチ]

千葉マリンの強風を味方にしたロッテ打線が15安打15得点と爆発した。この日は中堅からホーム方向へ風速13メートル。バレンタイン監督は「ここでプレーするには風に慣れることが不可欠。対策は集中すること。2回の攻撃は本当に集中できていた」と胸を張った。

打者12人攻撃で8点を奪った2回は“地の利”を生かした。福浦の中前に上がった飛球が風に押し戻されて2点適時打となると、左翼ファウルゾーンへ上がったフランコの飛球もフェア地点へポトリ。逆に、1死満塁から塀内が放った中越えのライナーは「高く上がらなかったので逆に伸びた」と三塁打となった。

試合前には打撃マシンを空に向けて内外野の飛球を発射。捕球の練習も繰り返した。「公式戦でもこういう日はある」と西村ヘッドコーチ。連覇を実現させるには本拠地・千葉マリンを味方につけなければならない。

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ロッテ・久保、4失点にも納得の表情…最終仕上げに意欲[サンスポ]

5回0/3を4失点の結果にも、ロッテの久保は「この風の中で、変化球でカウントを取れるように修正できたのは収穫。順調です」と納得の表情だった。風速10メートル超の悪条件に加え、味方の猛攻によりベンチで待機する時間も長かったが、「自分の投球よりも、相手より先に崩れないことを意識した」と説明。「次は低めに球を集めたい」と最終仕上げに意欲を見せた。

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久保、納得の6回途中4失点[ニッカン]

先発したロッテの2年目右腕、久保が6回途中まで投げ4失点の結果を納得顔で振り返った。この日は中堅から本塁方向へ10メートルを超える強風が吹き荒れる悪条件下でのマウンドだった。「この風の中で、変化球でカウントを取れるように修正できたのは収穫」と手応えを口にし、シーズン開幕へ「順調です」と話した。

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清水いつでもいく

米国戦で2番手で登板予定の清水が、同い年の先発上原に「飛ばせ指令」だ。「米国ですから力が入るだろうし、スタミナもロスするはず。早くから用意しておきます。コーチも『良くなかったら、すぐ代える』と言っているし、どんどんいって欲しい」。憧れのエンゼルスタジアムで汗を流し「大好きな球場。すごく嬉しかった」と感激した。

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