わたしはかもめ2006年鴎の便り(3月)

便

3月18日

千葉ロッテ2−5東北楽天(千葉マリン)

楽天は新人左腕の松崎が先発入りをほぼ確実にした。打者の懐を攻める強気の投球に適度な荒れ具合も重なり、6回2失点(自責1)と粘った。ロッテは久保が要所での制球の甘さを解消できずに5失点。サブローが2安打と復調気配。

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東北楽天0001400005
千葉ロッテ1100000002

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2イニングなら上等、黒木復調3K

ロッテ黒木が復調の兆しを見せた。楽天戦。オープン戦初登板で8回から1回2/3を投げ、被安打1、無失点で3三振を奪った。復活へキャンプからハイペース調整を続けた。だが持病の右肩痛の不安が出て、3月4日から2軍で調整。この日1軍に合流して、2月14日オーストラリアでの練習試合以来となる登板だった。

速球主体の投球で最速は143キロ。内容はともかく、投げられたことが収穫だった。黒木は「思ったよりも真っ直ぐは良かった。昔ほどではないですけど。肩の疲労感もないですから、2イニングなら大丈夫。短いイニングで力が必要ということになれば、どこれも投げたいです」。かつてのエースが中継ぎ、敗戦処理もこなす意欲的な姿勢を見せた。

だが首脳陣はあくまで先発で起用する方針で、開幕1軍は厳しい状況。先発陣が崩れた場合の「スペア」の立場となるが、黒木は「(出番を)待ってる状況になりますが、チームに貢献したい」と連覇への力になることを誓った。

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5回1/3、5失点でも久保を信頼

先発久保が5回1/3を投げ、5失点。4回から新球のカーブを試す投球でリズムを崩した。だが、バレンタイン監督は「シーズンが開幕したらやってくれる。彼が実力を発揮すればNO.1の投手ですから」と信頼は揺るぎなかった。井上投手コーチが「WBC組(清水、渡辺俊、小林宏)の帰国によって先発ローテが変わることもある」と話すなど流動的だが、現時点では昨年の新人王の久保が中6日で25日の開幕ソフトバンク戦先発が有力だ。

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“誤審男”今度は二塁塁審!![デイリー]

“誤審男”のボブ・デービッドソン審判員が、18日の準決勝・日本−韓国で二塁塁審を務めることになった。同審判員は12日の日米戦で日本の勝ち越し犠飛を取り消したことに続き、16日のメキシコ−米国でもポール直撃本塁打をフェンス直撃二塁打と判定し、大ブーイングを浴びている。

大一番を控えた王監督は「3Aの若い審判はきびきびしていていいが、彼のジャッジには真剣さが足りない」と同審判員の“仕事ぶり”をばっさりと切り捨てた。根強い不信感が、指揮官はもちろん、選手達にも残っている。

立て続けの米国寄り判定で物議を醸す中、今回は“第三国”同士の戦い。公正なジャッジを期待したいが、日本のメディアや代表選手から痛烈な批判を浴びていることを同審判員が承知している可能性は高い。また、あまりにも不可解なジャッジに「本当に見えているのか」という声も、囁かれている。

同審判員は準決勝第1試合のドミニカ−キューバにも登場し、球審を務める予定。準決勝2試合の中で3度目の“誤審”が起こる可能性もあり、ファンにとっては気掛かりだ。

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WBC敗退、米国ションボリ…[デイリー]

野球の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球の母国・米国が敗退。翌17日、米国内各紙は、驚きと、不甲斐なさを伝えた。米大リーグのスター選手が初めて参加し、米国主導で、かつ米国に有利な仕組みの中で、「米国の、米国による、米国のための大会」とも皮肉られた上の屈辱に、落胆は広がっている。

「WBCはエキシビション」との認識があった米メディアが、皮肉にも敗戦が決まった瞬間、大々的に報道を始めた。ニューヨーク・タイムズ紙など一般紙は「(日本が韓国に敗れ)生き残る幸運を与えられながら、ものにできず」と格下のメキシコに敗れたことを強調。また、米国に有利な“誤審”を連発するデービッドソン審判員にも非難は集まった。

投球数制限や物議を醸した審判員の問題。ルールや運営に関しては一方的に米国側で決められた。大会を盛り上げるには「米国優勝」が必要だった。そのための“工夫”だったのか?組み合わせは昨年夏には決定。公開の抽選会はなく、米国はドミニカ共和国やキューバの強豪と決勝まで対戦せずに済む組み合わせだった。

無様な結果に、A・ロドリゲスは「米国のユニホームを着て敗れるのは屈辱的。十分な準備が必要だ」と話した。「米国は3月はナンバーワンではなかった」と時期の問題を取り上げる声も出てきた。米国の敗戦で準決勝、決勝のスタンドで多数の空席が懸念される。日本プロ野球機構の幹部の1人は「今回で赤字が出れば次はないのでは」と漏らしていた。

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久保6回途中5失点[報知]

◇清水あるぞ「3年連続」

楽天は昨年、クリーンアップを任された礒部、山崎武、吉岡の3人以外は、松崎−河田のルーキーバッテリーなど新戦力をスタメンでテスト。鉄平、草野が2安打とアピールした。ロッテは黒木が初登板で最速143キロと復調をアピール。井上が7打席連続安打で好調。

開幕まで1週間を切ってなお、日本一軍団の先発ローテーションが見えてこない。開幕投手が濃厚だった久保が、6回途中5失点。2年目にしての栄えある大役は“条件付き”となった。

この日の楽天戦までは、首脳陣はWBC組の帰国日程に関係なく、国内組で25、26日のソフトバンク戦(ヤフードーム)に挑む方針を固めていた。ところが、久保の不安定な投球を見て、井上投手コーチは「開幕ローテ?WBC組の帰ってくる日程で順番が変わることはある」と話した。

決勝進出なら日本代表の帰国は22日(日本時間)となり、中6日で久保が25日の開幕マウンド(対ソフトバンク戦)に立つが、準決勝敗退なら帰国は20日。国内組は小野、加藤らもオープン戦での結果が今1つとあって、清水の3年連続開幕投手の可能性もここにきて浮上してきた。世界の頂点を目指す戦いの裏で、首脳陣にとってヤキモキする日々が続く。

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久保5失点も淡々[スポニチ]

2年目右腕・久保が先発し5回1/3を7安打5失点。4、5回に失点を重ねたが、新球カーブなどを試したためで「結果は重要視していない」と淡々と話した。現時点で開幕投手が最有力だが、井上投手コーチは「(WBC組の)帰国日によって変わることもある」と明言。準決勝敗退で帰国すると、渡辺俊が中8日で開幕を迎えられるため。

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黒木、初登板で3K[スポニチ]

黒木がオープン戦初登板。8回から1回2/3を最速143キロの直球で1安打3奪三振無失点に抑えた。「初投げにしてはよかった」と笑顔。2月14日のオーストラリアとの練習試合に登板したハイペース調整で疲労がたまり、今月4日に2軍調整を志願。1軍に再合流した黒木は「先発でも短いイニングでもどこでもいい。監督やコーチに相談します」と近日中に今季の起用法を話し合うことになった。

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千葉マリン行きバスでボビーらの音声案内…28日から[サンスポ]

ボビーがバスガイドになる!?千葉マリンスタジアム行きの京成バスの音声案内をボビー・バレンタイン監督(55)らが務めることが18日、分かった。幕張本郷駅、海浜幕張駅から球場に向かうバスで、本拠地開幕となる28日(日本ハム戦)からスタートし、渡辺俊、里崎、今江のWBC組が日本語を、バレンタイン監督、ベニー、フランコが英語を担当する。

アナウンスは「次は〇〇、終点です」「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」「このバスはゼロイチ系統〇〇行きでございます」など。もちろん「ボクたちのゲームをどうぞ楽しんでください」というメッセージ、さらに選手の自己紹介も含まれる。今後は他の選手の起用も予定されており、球場までの道のりが、より楽しいものになりそう。

◇黒木イケてるMAX143キロ!

2軍調整していた黒木がファンの声援を背に8回からオープン戦初登板。「いい反応で嬉しかった」と気分も乗って、1回2/3を1安打無失点と好投。ストレートは黒木本人もビックリのMAX143キロをマークして3奪三振。バレンタイン監督も「長い間ああいう投球は見たことがなかった」と高く評価した。

◇バレンタイン監督が慰問へ

ロッテのボビー・バレンタイン監督(55)は19日、千葉県長生郡の社会福祉法人・児童愛護会『一宮学園』を慰問する。

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誤審にも根来コミッショナー「仕方がない」[サンスポ]

日本は誤審が続いているWBCの審判問題について、準決勝以降に向けた働きかけを特に行わない方針を固めた。

2次リーグの日本−米国戦(12日=日本時間13日)で球審としてタッチアップの際に判定を覆したボブ・デービッドソン審判員は、一塁塁審だった16日(同17日)の米国−メキシコ戦でも右翼ポール直撃の本塁打を二塁打と“誤審”。視力の衰えも指摘され、直前に変更される可能性もあるものの、準決勝の日韓決戦では再び球審を務めることが予定されている。

「ちゃんと判定して欲しいだけ。あんなことばかりしてたら、ちゃんとした判定をしても、何かやっていると思われてしまう」とは王監督だが、コミッショナー事務局の長谷川一雄事務局長は「まだ質問書の返事も来ていないくらいだから」と特に事前の働きかけは行わない方針を示唆している。

またNPBの根来泰周コミッショナーはこの日、米国に到着しサンディエゴ入り。王監督や選手を激励したが、WBCの抱える諸問題で今大会期間中に大リーグのセリグ・コミッショナーと話し合うことについて「1回目の大会だから試行錯誤はある。不平不満があるのは仕方がない。長い目で見るしかない」と否定的な姿勢をみせた。

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WBCでの幸運は尽きた…米国2次L敗退で米各紙が冷めた見方[サンスポ]

地元米国が2次リーグで敗退したニュースは、WBC自体に関心が低いせいか、17日付の米各紙は冷静に伝えていた。ニューヨーク・タイムズ紙は「WBCでの幸運は尽きた」と冷めた見方で、USAトゥデー紙も「韓国の後押し(日本戦勝利)と、クレメンスの右腕をもってしても、米国は準決勝に進めなかった」と、試合経過中心の内容だった。むしろ、ロジャー・クレメンス投手(43)=前アストロズ=がこの大会限りで引退するのではという話題が中心で、大衆紙は軒並み、メキシコに敗れたことに引っかけ「アディオス(スペイン語でさよなら)」の大きな見出しが並んだ。

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二塁塁審はあのデービッドソン審判[スポニチ]

あの男がやってくる。準決勝前日。大会本部が発表した審判員リストには「ボブ・デービッドソン」の名前があった。日本−韓国戦は二塁塁審。ドミニカ共和国−キューバ戦では球審を務める。

米国が敗退した今、どんな判定をやらかしてくれるのかは現時点では想像するべくもない。2次リーグ日本―米国戦では日本の勝ち越し点を盗み、米国−メキシコ戦ではバレンズエラの本塁打を力業で二塁打にした。王監督が「彼はジャッジに対する真剣さがない。メキシコ戦でも“何でオレばかりが…”という顔をしていた」と厳しく批判するのも当然だった。

それだけでなく米国内でのデービッドソン審判員批判の声は高まるばかり。ESPNの名物記者ピーター・ギャモンズ氏は「(デービッドソンは)米国の恥だ!全部、米国の絡む試合ばかり。まるで米国がズルをしているみたい」と怒り、名物アナウンサーのジョン・ミラー氏も「過去最低の判定」と悲しんだ。

大会本部は2次リーグでの8人の審判員から6人を準決勝の審判員に選出した。選考方法は明らかにされないが、準決勝以降は線審を加え6人制となり、決勝でもいずれかの位置で審判を務めることになる。日本サイドは大会本部に対し、同審判員と直接面会し、弁明を受けたいと要求したが回答は「NO」。本人の「アウト、セーフを判定することだけが審判員の仕事」とのそっけないコメントが伝えられただけだ。

日本の敵は二塁ベース付近にいる。今大会6戦全勝の韓国よりもある意味で危険な男が、だ。

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誤審男デービッドソン二塁塁審か[報知]

◇WBC準決勝

2次リーグで“誤審”を連発したボブ・デービッドソン審判員(53)が18日、ペトコ・パークで行われる準決勝第2試合の日韓戦で二塁塁審を務める可能性が高いことが明らかになった。

関係者によると、今大会は、計32人の審判員を起用したが、サンディエゴでの準決勝、決勝では、アナハイムで行われた2次リーグ1組の8審判がそのままジャッジする模様。デービッドソンを含んだクルー(4審判)は日本−米国戦、日本−メキシコ戦、米国−メキシコ戦に続いて準決勝第2試合の日韓戦になる見込みだ。なお、同審判員は決勝の塁審も務める予定だという。

デービッドソン審判は12日の米国−日本戦でタッチアップの場面で三塁走者・西岡の離塁が早かったとして、日本の勝利を遠ざける“世紀の大誤審”を犯し一躍クローズアップ。16日の米国−メキシコ戦でも右翼ポール直撃の本塁打を二塁打に格下げにする判定をして、関係者をあきれさせた。

とはいえ、試合の行方に大きくかかわる球審ではなく日本関係者は一安心。西岡は「前回のことは切り替えていますし、関係ないです」と話していた。

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ロッテの2軍調整の黒木が登板−「球威戻る感触があった」[サンスポ]

2軍で調整していた黒木が8回からオープン戦に初登板した。打者8人に1安打、3三振の41球に「昔ほどではないにしても球威が戻る感触があった」。課題の直球は143キロを記録。新球チェンジアップを絡めてフェルナンデスと吉岡の主軸からも三振を奪ったが、2四球に「下半身の粘りとスタミナに強化の余地がある」。1軍定着に向け、反省も忘れなかった。

サブロー
「初対戦でうまく対応できた。チャンスで打つことができて良かった。」(先制打を含む2安打1四球)
久保
「内容重視なので結果は気にしていない。新しい変化球も試せたし、ベストの状態に仕上がってきた自信はある。」(5回1/3で5失点)
バレンタイン監督
「(黒木に)ここ長い間、見たことがないような投球を見せてくれた。」

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黒木が復調の兆し[ニッカン]

2軍で調整していたロッテ黒木が復調の兆しを見せた。オープン戦初登板で8回から1回2/3を投げ、1安打無失点で3三振を奪った。「思ったよりも真っ直ぐは良かった。肩の疲労感もないですから、2イニングなら大丈夫。短いイニングで力が必要ということになれば、どこでも投げたいです」。かつてのエースが、中継ぎ、敗戦処理もこなす意欲的な姿勢を見せた。

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