3月27日3月27日WBC余波はWBC組が止める。ロッテの清水直行投手（30）、渡辺俊介投手（29）、小林宏之投手（27）が27日、休日返上で千葉マリンで調整した。ソフトバンク相手に、まさかの開幕連敗。日本ハムとの本拠地開幕を前に、3人は緊張感を漂わせていた。第1戦に清水、第2戦に渡辺俊とWBC組が先発するが、本来なら第3戦に先発すべき小林宏は、WBC期間中に股関節を痛め、凱旋登板は未定で、小野が先発する予定だ。
この日、小林はキャッチボールなどで汗を流したが、井上投手コーチは「1回（下で）投げてからになる」とイースタンでの調整登板を示唆。12球団最多の8代表を送った影響は深刻だ。だが、ここは同じWBC組の踏ん張りどころ。「このままでは足をすくわれかねないということを、投球で示していきたい」と清水。渡辺俊も「続けて負けるのはよくない」と巻き返しを誓う。球団史上初の連覇へ、これ以上のつまずきは許されない。WBC余波は、世界を経験した両右腕が止める。
王者・ロッテの役者がついに揃い、“真の開幕戦”からV2ロードをスタートさせる。WBCのため、開幕の福岡遠征に帯同しなかった清水、渡辺俊、小林宏の先発3本柱が27日、千葉マリンで調整。清水は28日の本拠地開幕となる日本ハム戦、渡辺俊は29日の先発が決定し、2連敗スタートとなったチームの巻き返しに意欲を見せた。
必ず勝つ。エースナンバー「18」を背負う清水は「チームが連敗していようが、マリンの試合では勝つんだ、という気持ちでいる」と表情を引き締めた。3年連続の開幕投手はならなかったが、3年連続の本拠地開幕投手。25日に2軍で志願登板し、最速147キロを計測するなど、約1ヶ月半ぶりの日本のボールの対応にも不安はない。「世界一の誇りを持って、最初から飛ばしていく」。WBCと同じく救援陣の薮田、藤田を信じ、行けるところまで全力投球するつもりだ。
日本の先発3本柱を務めた渡辺俊は、ブルペンで約40球。「2連敗くらいじゃビクともしないが、負け続けるのはよくない」と、昨年3勝無敗と相性のいい日本ハム戦に闘志を燃やした。
小林宏はWBC参加中に米国で右足内転筋を痛めて登板機会がなかったこともあり、2軍で調整登板後、早ければ31日からの西武3連戦（千葉マリン）で先発する。地元の大声援をバックに、昨年のアジア王者が、その実力を見せつける時がやってきた。
WBC日本代表のロッテ・清水直行投手（30）、渡辺俊介投手（29）、小林宏之投手（27）が27日、千葉マリンスタジアムで自主練習。ソフトバンクとの開幕カードで連敗スタートとなった昨季の日本一軍団だが、28日からの日本ハム戦（千葉マリン）では清水、渡辺俊が先発。反攻をかける。
ついに日本代表トリオが合流。WBCで金メダルを獲得した3投手の表情は引き締まっていた。
「どこで先発するかは、アメリカにいる頃からボビーと話していた。チームに初白星をもたらしたい」。28日の本拠地開幕戦を任せられた清水が意気込む。チームはソフトバンクに開幕2連敗。WBCに参加した8選手のうち清水、渡辺俊、小林宏は開幕ベンチから外れていただけに、その分を早く取り戻したい。清水は25日に志願の2軍登板。最終調整を行った。
この3人と、既に1軍帯同している藤田、薮田、里崎は豪州1次キャンプも不参加。鹿児島2次キャンプで合流したものの、一緒に練習できたのは3日間だけだった。早くチームと融合するためには、合流即快投が近道なのだ。
日本ハムとの2戦目に先発予定の渡辺俊も「（開幕から）続けて負けるのは、あまりよくないね」。小林宏は少し調整が遅れているが、この3本柱が連覇を狙うロッテの中心であるのは誰の目にも確かだ。ようやく役者が揃ったマリーンズが、ここから連勝街道を突き進む。
3人の中で小林宏だけは、ランニングやキャッチボールなど軽めの練習を行った。体調不良で調整が遅れているためで「まだ、どこで先発するかは分からない」という。井上投手コーチも「1度投げさせて様子を見たい」と2軍での調整登板を示唆。先発ローテに加わるのは、4月4日からのオリックス戦（京セラドーム）以降になりそうだ。
31年ぶりの日本一、そして初代アジア王者を記念して製作されたチャンピオンリングが、29日の試合後のセレモニーで贈呈される。この指輪はバレンタイン監督の発案によるもの。また、28日の本拠地開幕セレモニー出演者は、始球式がロッテ元監督の金田正一氏、国歌独唱は歌手の大黒摩季さんと優勝した昨年の開幕と同じ顔ぶれ。球団関係者は「縁起を担ぎました」と説明した。
“世界一捕手”里崎の公式ホームページ『里崎サイト』が開設された。「インターネットを通じてファンにメッセージを発信したい」という意向に球団が応じた。“ＷＢＣ日記”では、舞台裏や作戦、イチローとの会話などに触れ、“女房役の料理コーナー”では、オリジナルレシピなどを紹介する。「昨オフから考えていた。週2、3回更新したい」と語った。アドレスはhttp://www.satozaki22.jp/。
ロッテは、NTT東日本が提供するフレッツ利用者専用サイト「フレッツ・スクウェア」で、「千葉ロッテマリーンズ on フレッツ」を無料で提供する。『ボビーのマネジメント成功術』や『マリーンズ珍プレー好プレー』など様々なコンテンツを含む。28日から開始。
ロッテは千葉マリンで巻き返す。ソフトバンクに開幕2連敗したアジア王者は28日の日本ハム初戦に清水、2戦目には渡辺俊を投入する。
右内転筋痛で調整が遅れていた小林宏を含めたWBC組は千葉マリンで自主練習。清水は「ボビーから先発を伝えられたのは米国最終日（現地時間21日）。連敗とか関係ない。千葉マリンで絶対勝つという気持ちでやってきた」とキャッチボールなどで汗を流した。
22日の帰国後、1日休むと24日から浦和の2軍練習に合流。清水は「無理言って自分のペースで調整させてもらった」と25日には巨人とのイースタン開幕戦に志願登板（2回を5安打1失点）し、12日の米国戦以来の実戦で感覚をつかんだ。
キューバとの決勝から中7日となる渡辺俊はブルペンで40球。「疲れはない。刺激はプラスになってもマイナスになることはない。イチローさんもそう言ってました」。アジア王者の自信に、清水も渡辺俊も世界一の誇りが加わった。「2連敗ぐらいじゃウチはビクともしませんよ」とサブマリン。連覇への道は本拠地から再スタートする。
コミッショナー事務局はWBCの優勝トロフィーを12球団の本拠地を巡回させることを発表した。既にパ・リーグの開幕カードではヤフードームに展示されたが、29日から2日間は千葉マリンで披露される。3球団目以降は次の通り。
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）優勝トロフィー巡回提示の日程が27日、コミッショナー事務局から発表された。展示の利用方法は各球団に一任されている。既にソフトバンクは終了している。期間は楽天が2日間で、その他は3日間。
福岡遠征に帯同しなかったWBC日本代表のロッテ清水直行投手（30）渡辺俊介投手（29）小林宏之投手（27）の3投手が27日、千葉マリンで練習を行った。連覇を狙うチームは、ソフトバンク相手に開幕連敗スタートを喫した。28日からは日本ハム、西武を相手に本拠地6連戦が始まる。心機一転巻き返しを狙う。
清水−渡辺俊で連敗を止める。27日、WBC日本代表で、福岡遠征に帯同しなかったロッテ先発3本柱、清水、渡辺俊、小林宏が揃って千葉マリンで練習を行った。ここまでソフトバンク相手に開幕2連敗を喫したが、28日からは本拠地6連戦。日本ハム戦の初戦は清水、2戦目は渡辺俊を当てて、まずは確実に勝敗を五分に戻す。
本拠地開幕戦に登板する清水はこの日、軽めの調整で汗を流した。WBC2次リーグ以降は日本時間13日の米国戦で28球の投球を行っただけ。25日には2軍戦で2イニング調整登板した。例年と比べて実戦は少ないが「ペナントの中で感覚を取り戻していく」と自信を見せた。
本拠地開幕戦の先発は、WBCの決勝後に言い渡された。「勝って帰ってこようが負けてこようが、マリンの開幕は勝つつもりだった」。昨季まで2年連続で開幕投手を務めたエースが連敗ストッパーになる。
そして2戦目は渡辺俊。この日は、ブルペンで約40球の投球。「2連敗ぐらいじゃびくともしないんで新しい気持ちでやれる」と話す。共に世界一を獲得した勢いをロッテに持ち込む。連勝で、仕切り直しだ。
先発3本柱の一角、小林宏は2軍戦で1度登板してから先発復帰する。WBCでは2次リーグ以降、登板機会がなかった。この日はブルペンで捕手を立たせて投球練習。「明日ボビー（監督）と話して、いつ（2軍で）投げるか話し合う。実戦から遠ざかっているし、まだ長いイニングは難しい」と慎重な姿勢だった。
WBCでベストナインを獲得した里崎が公式ホームページ「里崎サイト」を開設した。WBC秘話に加え、WBCで使用したグラブ、リストバンドなどお宝グッズのプレゼント、さらに得意な料理を披露するコーナーなど盛りだくさんの内容だ。
ロッテは28日の本拠地開幕戦で金田正一氏（71）が始球式を行う。打席にはロッテCMに出演する「DHよしこ」が立ち、君が代独唱は歌手大黒摩季（36）が行う。
ロッテは今月28日から京成バスアナウンスにバレンタイン監督と選手が登場すると発表。対象路線は幕張01系統（幕張本郷駅〜海浜幕張駅〜千葉マリン）。料金案内などをアナウンスする。