わたしはかもめ2006年鴎の便り(4月)

便

4月3日

始球式に馬

千葉マリンに馬が登場!11日のソフトバンク戦の始球式に、柴田善臣騎手がサラブッドに乗って入場する。皐月賞のPRも兼ねてだが、球場に馬とは、異色のコラボレーション。斬新な企画で、ライバル球団から先手を奪う。また6月4日に広島で行われる交流戦にはベースボールドッグのエルフちゃんが初遠征。広島の「先輩」ミッキーくんと初対面し、球場を盛り上げる。

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千葉マリンに競走馬!?11日ソフトバンク戦に“出走”予定[サンスポ]

ワンちゃんの次はお馬さん!?ベースボール犬のエルフちゃん(ラブラドールレトリバー、雌、9ヶ月)がデビューしたばかりのロッテが3日、今度はサラブレッドに白羽の矢を立てた。11日のソフトバンク戦(千葉マリン)に登場予定で、始球式を務めるJRAの柴田善臣騎手(39)が騎乗する。競走馬がマリンの風を切って疾走する!?

ファンファーレが鳴り響き、大観衆が拍手を送る。そしてサラブレッドがスタート!!ここは競馬場、ではなく千葉マリンスタジアム。ロッテの本拠地に競走馬が現れることになった。

「昨年からタイアップをしていて、競馬場の大型ビジョンで試合日程などを流しています。サブロー選手達にも、何度か(場内に)足を運んでもらっています」とは球団職員。16日に千葉・中山競馬場で開催される『第66回皐月賞』の宣伝のため、実現したプラン。馬がオリジナルユニホームを着た柴田騎手を乗せ、通常リリーフカーが出てくる右翼ポール際から登場。ファンを横目に見ながら、マウンド近くの一塁線まで進むという寸法だ。

ベースボール犬エルフちゃんのデビュー戦は大爆笑を誘ったものの、興奮しすぎてうまくマウンドまでボールを運べず結果は失敗。しかし、今回は3日現在32勝で関東首位の名手・柴田善臣の手綱さばきで、成功はまず間違いなしだ。

「特別席やグッズのプレゼントも考えています。楽しみにしてください」と球団関係者。対戦相手は開幕2連敗を喫したソフトバンク。リベンジを狙うマリーンズがまずは奇策イベントで、ライバルの度肝を抜く?

◇エルフちゃんに広島からラブコール

デビュー戦を飾れず、傷心(?)のエルフちゃんに朗報が舞い込んだ。広島・松田オーナーから電話を受けたロッテ・瀬戸山球団代表は「“犬はええじゃろ。心が和む”と言われた。交流戦でぜひ、というお話でした」と、広島戦での登板に向けて再度ラブコールがあったことを明かした。かねてから6月の交流戦(広島)に呼ばれていたが、デビュー戦での失敗で白紙撤回されていた。今後は2軍でみっちり調整して、本番に備える。

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エルフ、6・4ミッキーと共演[スポニチ]

3月30日の日本ハム戦(千葉マリン)でデビューしたロッテのベースボールドッグ・エルフちゃん(雌9ヶ月=ラブラドルレトリバー)が6月4日の広島との交流戦(広島)で、ミッキー君(雄8歳=ゴールデンレトリバー)と共演する。広島・松田オーナーの要請に瀬戸山球団代表が快諾。デビュー戦でグラウンドを大暴走するなど大失態を犯したエルフちゃんだが、吉田球団広報は「2軍で徹底的に鍛えます」と“ミニキャンプ”を敢行。敵地での名誉挽回に期待を寄せた。

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WBC代表選手にボーナス200万円[ニッカン]

実行委員会が3日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した選手へ特別報奨金を出すことが決まった。大会前から出場選手に200万円、監督、コーチに150万円の出場手当が約束されていたが、優勝により、それぞれ同額が加えられることになった。さらに球宴前の7月20日には都内で大々的に祝勝会の開催も決定。ペナントレースも始まったが、優勝熱はまだ続いている。

実行委員会の豊蔵一議長(セ・リーグ会長)は「素晴らしい優勝に報いたいということです」と語った。選手それぞれが球団親会社から報奨金を受けるなどしているが、球界としてもお祝いを形にした。WBCでは優勝チームに大会収益の10%が分配されるが、まだ大会を統括するWBCIからは報告がきていない。今回の特別報奨金は、日本プロ野球組織(NPB)として出すものになる。 また現在、各球場を巡回している優勝トロフィーは、様々なイベントに登場させていく方針が確認された。長谷川コミッショナー事務局長は「夏休みなどにも飾りたいという要望がありました。大変いいことだと思うので、どんどん披露することになった。具体的には各球団から企画が出てくると思います」と話していた。

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WBC報奨金、倍額の400万円に[スポニチ]

NPBは第1回WBCで世界一に輝いたイチロー(マリナーズ)ら日本代表30人に対し、200万円の“報奨金”を贈ることを発表した。参稼報酬として200万円(監督、コーチは150万円)が支給されるが、長谷川事務局長は「世界一になった努力に少しでも報えれば」と特別出場手当として200万円を追加したもの。合計400万円は銅メダルに輝いた04年アテネ五輪の日本代表に支給された300万円を上回る形となった。

また球宴前日の7月20日に都内で祝勝会を行うことも発表。長谷川事務局長は「せっかく世界一になった訳だし、プロだけではなくアマチュア関係者も集めて盛大に行う」と語った。現在、各球場を巡回し好評を博している優勝トロフィーが夏休み中に再びお披露目されることも決まった。

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来季セパ合同プレーオフへ本格協議[デイリー]

プロ野球実行委員会が3日、東京都内で行われ、セ・パ両リーグ合同のポストシーズンゲームの来季実施に向けて、本格的な協議に入ることで意見が一致した。近日中に両リーグの在京球団を中心にした作業部会を開き、具体的な実施法、試合数などを煮詰める。

セは午前中の理事会で

(1)
現行146試合の公式戦を維持
(2)
公式戦の勝率1位球団がリーグ優勝

を前提として、パに合同実施を働きかけることを決定。実行委でパも具体的な協議入りを了承した。ただしパは現行136試合制で公式戦を実施しており、単純な試合数増に否定的な選手会との折衝も含めて、セ案の実現には多くの課題が残されている。

また実行委はグループ再編で西武の親会社がコクドからプリンスホテルに変更された件を大筋で了承。今季のファーム日本選手権を9月30日に山形県野球場で開催することも決定した。ハワイ、台湾から要望されているウインターリーグへの選手派遣、野球協約改正問題なども議論された。

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プレーオフ協議、半歩前進[スポニチ]

実行委員会(議長=豊蔵一セ・リーグ会長)が3日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、来季導入を目指すセ、パ両リーグ合同のプレーオフ制度(ポストシーズンゲーム)について専門委員会を設けて討議することを決めた。またワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表の祝勝会を7月20日に開くことなどを決めた。

ポストシーズンゲーム(プレーオフ制度)がようやく半歩前進した。3月7日の理事会で来季導入を決めていたセ・リーグ側から正式な提案があった。前提条件の

(1)
公式戦146試合の維持
(2)
公式戦勝率1位を優勝と規定
(3)
形式はセ、パ統一

を基に、パ・リーグ側に打診を行った。

セ、パ合同で検討する専門委員会を設けることで12球団が一致。理事長を務めるセ・中日、パ・日本ハムを中心に在京球団で構成する委員会で「早急に相談する。近々に集まりたい」(豊蔵議長)。セの伊藤理事長(中日代表)によると17日にも初会合を開く。

一昨年から独自にプレーオフ制度を実施するパも基本は前向きだ。小池会長は「パで2年間行った制度もメリット、デメリットがある。セと調整していきたい」と柔軟な姿勢を示した。また2年連続、公式戦1位ながらプレーオフで敗れたソフトバンクの角田代表は「勝率1位が優勝は従来の球団姿勢と通じる」とセの提案に同調する。

2、3はともかく、問題は1。過重労働に反対する選手会とは次回10日の労使事務折衝で打診する。選手関係委員会副委員長の楽天・井上オーナー代行は「選手会は反対姿勢でいる。曲折があるだろう」と話した。

◇ウインターリーグ参加へ

台湾、ハワイで今オフ開かれるウインターリーグの報告があった。12〜1月、台湾で初開催するアジア・ウインターリーグ(仮称)は台湾で事務折衝を行った巨人・清武代表が報告。台湾代表の若手、日本、韓国の2軍級に加えオーストラリアも参加の方向。「日本からは2チーム編成」(楽天・米田代表)と、セ、パ各リーグ選抜での参加を検討する。9年ぶり復活のハワイ・ウインターリーグにパは各球団2〜4選手派遣を確認。セも前向きに検討する。

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セが来季実施予定のプレーオフでパに同条件を要望[サンスポ]

プロ野球の実行委員会が3日、都内で開かれ、セ・リーグが来季の実施をめざす「ポストシーズンゲーム」について、146試合のレギュラーシーズンの試合数の確保と、レギュラーシーズン1位=リーグ優勝とすることを、パ・リーグ側にも要望した。

両リーグは近く小委員会を設置し、具体的な協議に入る。しかし現在136試合でシーズンを行っているパからは「現状が理想。セにも同じ試合数でやって欲しい」(日本ハム・小嶋オーナー代行)との声が上がった。選手会も試合増に反対しているだけに、協議は難航しそうだ。

その他では西武鉄道グループの再編により、西武球団の親会社がコクドからプリンスホテルに変更になり、株主構成の変更も含めて報告され、了承された。また今季のファーム日本選手権は9月30日に山形県野球場で開催される。

◇WBC代表選手に特別報奨金

初開催のWBCで優勝した日本代表選手に「特別報奨金」が手渡されることになった。NPBは選手への出場料として、五輪と同額の200万円(監督・コーチは150万円)を支払うが、この日の実行委で特別報奨金として、さらに200万円(監督・コーチは150万円)が追加されることが決まった。

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WBC出場手当が倍額の400万円に[ニッカン]

実行委員会が3日、東京都内で行われ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)初代王者に輝いた日本代表選手への出場手当を、予定の200万円から倍額の400万円へ増額することを決めた。監督、コーチも150万円から2倍となる300万円支給することも決定した。

また西武の親会社がコクドからプリンスホテルに変更されることを条件付きで了承した。西武グループの再編によるため、実質的な支配は変わっておらず、球団譲渡にはあたらないという見解でまとまった。

このほか、今季のファーム日本選手権を9月30日に山形県野球場で実施することや、WBC優勝の祝勝会をオールスター第1戦の前日に催すことで合意した。

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セ、パがポストシーズンゲーム協議へ[ニッカン]

セ・リーグが来季から導入する日本シリーズ出場権を争うためのポストシーズンゲームについて、優勝をプレーオフで決めているパ・リーグ側と具体的な協議に入ることになった。3日の実行委員会で話し合われた。セ、パ統一の方式も視野に入れながら、両リーグの理事長を含めた複数の球団代表者らを中心に具体案などの調整を重ねていく方針。

セ側は導入の条件である「レギュラーシーズンは146試合制で実施」を136試合制のパ側に同調を求めた。パの小池会長は「初めて条件を付けて提案があった。セはセの要望があり、パには2年の実績がある。その経験を踏まえ、お互い話し合っていこうということ」と話した。

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セ来季「146試合+プレーオフ」提案…パに同調求める[報知]

セ・リーグ理事会が3日、東京・銀座の連盟事務所で行われ、来季から導入することで具体的検討に入ったポストシーズンゲームについて、公式戦146試合を維持した上での同時開催をパ・リーグに提案し、議論していくことが決まった。今後は両リーグから数球団の代表が出席する作業部会などで検討を重ね、開催方法などを詰めていく。

セ理事会では、公式戦の優勝チームはあくまでシーズン1位と認定し、ポストシーズンゲームは日本シリーズへの出場権をかけたものとすることを改めて確認。パ側にもこの統一見解を示し、公式戦146試合を維持した上でポストシーズンゲームを行うことを求めていくことになった。

理事会後に東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われた実行委員会で、セの考えが正式に示され、パも具体的な検討に入ることを了承。セからは理事長を務める中日・伊藤一正球団代表を始め、巨人、ヤクルト、横浜の在京4球団、パからは理事長の日本ハム・小島武士オーナー代行を中心に数球団が参加する検討委員会を近日中にも設置し、話し合っていくことになる。

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