4月6日4月6日オリックスのルーキー平野佳がロッテ打線を110球5安打8奪三振2四球無失点に抑え、プロ入り初完投を完封で飾った。オリックスのルーキーとしては、05年7月13日に光原が楽天戦で完封して以来。オリックスは2回、日高の適時打で先制。3回には谷、中村の連続適時二塁打、さらにガルシアの2号2ラン、その後も追加点をあげた。一方、ロッテは先発・小野が3回5失点でKO。昨年から続いた自身の連勝は4で止まった。なお、ロッテは今日も適時打が出ず、44イニング連続適時打なしとなった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| オリックス | 0 | 1 | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | x | 8 |
ロッテがターニングポイントになる重要な試合を落とした。打線が相手先発ルーキー平野佳に、わずか5安打で早くも2度目の完封負けを喫した。前日5日の試合では9回3点差から逆転劇で連敗を脱出。その勢いからバレンタイン監督は珍しく前日と同じオーダーで戦ったが、一夜にしてチームは暗い雰囲気に逆戻りした。
バレンタイン監督は「相手投手は真っ直ぐも変化球もいい球を投げた。思ったよりいい投手だた」と脱帽するしかなかった。先発小野が4回途中5失点KOで試合をブチ壊し。その悪い流れが、野手にも波及した。6回には西岡、今江、7回には里崎とWBCに参加した選手を途中交代させた。5回には西岡がタイムリー失策を犯し、今江は2打席連続三振と精彩を欠いた。バレンタイン監督は「3人はまだ最高のコンディションになっていないから」と説明した。7日から最下位の楽天相手でチームの立て直しをはかりたいところだ。
USENはインターネットの番組配信サービス「GyaO（ギャオ）」を使い、ロッテの今季主催55試合を無料中継すると発表。7日のロッテ−楽天戦を皮切りに、試合開始からゲームセットまで生中継する。テレビ中継される試合は対象にならない。ネットでは楽天戦を楽天グループ、ソフトバンク戦をヤフーが無料中継している。
抵抗すらできなかった。新人右腕・平野佳に手も足も出ず、5安打完封負け。ロッテから王者の風格が消えていた。「平野は真っすぐも変化球も素晴らしかった。思っていたよりいい投手だった」バレンタイン監督は白旗を掲げるしかなかった。
タイムリー欠乏症は深刻さを極めている。本塁打以外の適時打は44イニング出ていない。快勝した前日と同じオーダーで臨んだが、6回には無死二、三塁で無得点。「力強さが足りないから休ませようと思った」と指揮官は西岡、今江、里崎を途中交代させた。2三振の今江は「はっきり言って不調です。1本出てもダメだと思います」と弱気な言葉を並べた。
2割5分8厘の打率に加え、4.78の防御率もリーグ最下位。頼みの投手陣も不振にあえぎ、悩みは尽きない。「どん底だとは思っていない」と気丈に話したボビーだが、トンネルの出口はまだ見つからない。
USENは6日、インターネットの番組配信サービス「GyaO（ギャオ）」を使い、千葉ロッテマリーンズが今シーズン中に主催する55試合を無料中継する、と発表した。
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でパ・リーグの選手が活躍したこともあり、リーグ人気も盛り上がってきているが、テレビの全国中継は少ない。
ネットでは、楽天イーグルスの試合は楽天グループが、福岡ソフトバンクホークスの試合はヤフーが無料中継しており、パ・リーグファンはネット観戦で応援するのが主流になりそうだ。
USENは7日に千葉マリンスタジアムで行われる対楽天戦を皮切りに、試合開始からゲームセットまで生中継する。終了後も、ダイジェストを好きなときに見ることができるようにする。千葉ロッテの主催試合でも、テレビ中継される場合は対象にならない。
ネットによる無料の試合中継はソフトバンクが昨シーズンから開始。昨シーズンは有料だった楽天も今シーズンから無料に切り替えた。いずれもコマーシャルを試合の冒頭に流すなどの工夫で無料にしている。
連敗が前日に止まったことで、ロッテのバレンタイン監督は珍しく前夜と同じ打順を組んだが、わずか5安打。新人・平野佳に初完封を献上した。「昨日と同じ？気づかなかったよ」とボビーはおトボケ。終盤には疲労の見える西岡、今江、里崎を途中交代させ、休養を与えていた。
USENは6日、インターネットの番組配信サービス「GyaO（ギャオ）」を使い、千葉ロッテマリーンズが今シーズン中に主催する55試合を無料中継する、と発表した。すでにネットでは楽天の試合は楽天グループが、ソフトバンクの試合はヤフーが無料中継している。
USENは7日の楽天戦（千葉マリン）を皮切りに、試合開始から終了まで生中継する。終了後もダイジェストを好きなときに見ることができるようにする。ロッテの主催試合でもテレビ中継される場合は対象にならない。
バレンタイン監督が得意とする日替わりオーダーを封印した。逆転勝ちした前夜と同じ打順を組んで臨んだが、ルーキー・平野佳の前に散発5安打で零敗。平野佳を「想像以上に良い投手だったね」とぶっきらぼうに評した指揮官。1日の西武戦（千葉マリン）の2回に西岡が中前打してから、44イニングで適時打なし。「チーム状態がどん底とは思っていない」と話す声も通路にむなしく響いた。
ロッテは打線が相手先発のルーキー平野佳に、わずか5安打で今季2度目の完封負けを喫した。前日5日の試合では9回3点差から逆転劇で何とか連敗を脱出。その勢いをかい、バレンタイン監督は珍しく前日と同じオーダーで戦ったが、一夜にしてチーム内は暗い雰囲気に逆戻りした。バレンタイン監督は「相手投手は真っすぐも変化球もいい球を投げた。思ったよりいい投手だった」と脱帽するしかなかった。
ボビーマジックを捨てても結果は無残だった。オリックスの新人・平野佳の前に5安打完封負け。何をやってもうまくいかないロッテ・バレンタイン監督は「（チーム状態は）どん底だと思っていない」と強がったが、その表情はやつれていた。
5日とまったく同じオーダーで試合に臨んだ。昨年、指揮官が2試合連続で同じスタメンを組んだのは1度だけ。それでも打線が機能することはなかった。6回に無死二、三塁の好機を作ったものの、本塁は遠かった。
気が付けば44イニング連続で適時打なし。チーム打率もリーグ最下位（.258）に低迷したままだ。かつて「前日と違うオーダーにしようと思って、意図的に変えたこともあった」と話したことがある指揮官は、試合後「昨日と同じ打線だとは気付かなかった」と、とぼけるしかなかった。