わたしはかもめ2006年鴎の便り(4月)

便

4月7日

千葉ロッテ0−13東北楽天(千葉マリン)

楽天が先発全員安打で今季最多得点、今季初の完封勝ちで連敗を4で止めた。楽天の完封勝ちは昨年9月6日以来3度目。先発・一場は被安打4、奪三振8に抑え、プロ2年目で初完封を飾った。楽天は1回にリックの犠牲フライで先制。2回にカツノリの犠飛などで4点、5回にはフェルナンデスの去年の5月以来となる4試合連続5号2ランなどで7点を追加した。一方、ロッテは今季最多失点で2連敗。打っても2試合連続完封負けで完封負けは早くも3試合目。なお、ロッテ打線は53イニング連続適時打なしとなった。

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東北楽天14007010013
千葉ロッテ0000000000

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「ひどい試合」ボビー怒った[報知]

惨敗後のベンチで、ロッテ・バレンタイン監督は、ナインに怒声を浴びせた。「ひどい試合だ!」放送禁止用語も飛び出し、いつものスマイルは消えていた。

どっちが王者なのか分からなかった。最下位を独走する楽天との今季初対決で、16安打を浴びて0−13の完封負け。楽天戦初の2ケタ失点だ。先発の加藤は2回でKOされ、清水、渡辺俊、小野以外の「裏ローテ」は、開幕から勝ち星なしの6連敗。平均失点は9点に増えた。打線も53イニング連続で本塁打をのぞく適時打なし。チーム打率、防御率共にリーグワーストをさまよっている。

監督室に戻り、冷静さを取り戻したボビーは、4月に入って6試合全てで先に点を取られていることについて、「打者が打席で色々と考え過ぎてしまっている」と悪循環を指摘した。王者の意地を見せるためにも、がむしゃらに先制点を取りに行く。

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ボビー怒声!打線52イニング適時打なし[ニッカン]

大敗後、一塁側ベンチが静まりかえる。ロッテバレンタイン監督が顔を紅潮させ、ナインに何やら大声で叫んだ。怒りとやるせなさが入り交じった声を残し、ベンチ裏へ引き揚げる。2戦連続の完封負け。52イニング適時打なしで、最下位の楽天に13失点では無理もない。

直後の監督室では、報道陣を前にして静かに試合を振り返った。「(打線は)いい当たりも出ていたけど(野手の)正面を突いていた。(覇気のなさは)全く感じません」。2回裏2死満塁では9番塀内が空振り三振。8回裏2死一、二塁でも途中出場の辻が空振り三振。あと1本は、どうしても出なかった。

西岡、福浦ら主力打者を途中交代させてまで、自軍の奮起を施した。だが昨季日本一の勢いは取り戻せないまま。適時打欠乏症の打線に、指揮官は「多分、今は打線が考えすぎていると思う」と思い切りを失っていることを原因に挙げた。

前を向くしかない。試合後、観客のいなくなった球場に今江が出てきた。ネクスト打席から打席に向かい、球場整備員が土をならす横でスイングした。悔しさが、トンネルを抜け出す活力になる。

◇契約

ロッテは昨季まで在籍した長崎紳一氏(26)と打撃投手として契約。

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バレンタイン監督、選手怒鳴る[報知]

試合後のバレンタイン監督の顔は真っ赤だった。「最低。ひど過ぎる」。選手を怒鳴り上げる声がベンチに響いた。連夜の零敗。さらに楽天相手に13失点。取り囲んだ報道陣に「いい当たりが正面を突き、相手の打球は野手の間を抜けた」と切り出したが、徐々に怒りが込み上げてきたのだろう。覇気がないのではとの質問に「同意できないね」。攻撃が淡泊ではと聞かれると「どういう作戦を取れば満足なんだ」と語気を荒らげた。チーム打率、防御率共にリーグ最下位。試練が続いている。

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バレンタイン監督、怒り爆発!大敗に“禁断の4文字”絶叫[サンスポ]

熱狂的なサポーターがあきれるほどの大敗だった。聞こえてくるのは声援ではなくブーイング。最下位を走る楽天にボコボコにされ、バレンタイン監督も怒り心頭だ。

バレンタイン監督
「打球が野手の正面をついていた。逆に相手チームは野手の間を抜いていた。それほどいい当たりが多かったとは思わない。」

“ツキ”の違いを強調したボビーだが、試合直後に怒りはピーク。選手全員を集めるとベンチで絶叫。あまりのひどい試合内容に、この原稿では書けないほどの?英語でまくしたてた。いつもは温厚な指揮官の“禁断の4文字”に、選手の顔は青ざめた。

打線は一場にわずか4安打。とにかく打てない。タイムリー欠乏症は、ついに『52』イニングに達した。一方の投手陣も13失点で、昨年の記録的大勝の“半返し”をされてしまった。

「結果的に一方的になっただけ。楽天は昨年よりいい打者が揃っていると思う」。相手を称えたボビーだが、ただの1敗ではない。ここまで1勝9敗の楽天に0−13。そこにアジア王者の姿はなかった。

◇加藤5失点KO

先発の加藤が楽天打線につかまり、2回持たずに5失点降板。左腕は「投げるボール全てが甘かった。それを逃さず打たれてしまった。悔しいし、申し訳ない」と下を向くばかり。2番手の小宮山も5回に打者一巡の猛攻で7失点。昨季は12球団一の防御率3.21を誇ったロッテだが、現在はワーストの5.49と苦しんでいる。

◇採用

ロッテは長崎伸一氏(26)を打撃投手として採用した。同氏は昨季までロッテでプレーしていた。

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ロッテ、連続零敗にボビー大荒れ[スポニチ]

オリックス・平野佳に続き一場と、2日連続でプロ初完封を献上。これで借金4。試合直後の緊急ミーティングでバレンタイン監督は放送禁止用語を交えながら「最低試合だ」と荒れた。会見では、覇気がないのではとの質問に「同意できないね」。それでも「いい打球が野手正面に飛び、相手は間を抜けた。それで一方的な試合になっただけ」とニヤリ。全てを胸に押し込んだ指揮官の笑みが逆に怒りの大きさをうかがわせた。

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選手怒鳴るバレンタイン[ニッカン]

試合後のロッテ・バレンタイン監督の顔は真っ赤だった。「最低。ひど過ぎる」。選手を怒鳴り上げる声がベンチに響いた。連夜の零敗。さらに楽天相手に13失点。取り囲んだ報道陣に「いい当たりが正面を突き、相手の打球は野手の間を抜けた」と切り出したが、徐々に怒りが込み上げてきたのだろう。覇気がないのではとの質問に「同意できないね」。攻撃が淡泊ではと聞かれると「どういう作戦を取れば満足なんだ」と語気を荒らげた。チーム打率、防御率共にリーグ最下位。試練が続く。

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先発加藤が2回途中で降板[ニッカン]

ロッテ加藤康介投手(27)が序盤のKOを悔しがった。先発も、1回にいきなり1点の先制を許した。さらに2回にも連打などで4失点し、この回の途中で降板。「投げるボール全てが甘かったです。悔しいし、申し訳ないです」と話していた。

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