わたしはかもめ2006年鴎の便り(4月)

便

4月10日

WBC組の先発ローテで浮上へ勢いつける

清水、渡辺俊のWBC組の先発ローテで、ソフトバンクを叩き、浮上を狙う。10日、全体練習は休日の中、両投手が千葉マリンで汗を流した。11日には清水、12日は渡辺俊が先発する予定。清水は昨季のソフトバンク戦では2勝5敗と負け越しているが、ここまで防御率0.60と好調を維持する。「チームもまだ勢いに乗り切れていないし、とにかく頑張るだけ」。チームはソフトバンク相手に開幕2連敗を喫しているが、2人ともWBC帰国直後だったため、登板はなかった。渡辺俊は「同じ相手に負け続けるのは良くない」と話す。ソフトバンク戦の後は首位西武との3連戦が控える。

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ロッテ・渡辺俊、鷹の「倍返し」に“WBCの恩返し”で対抗[サンスポ]

倍返しされたお返しは恩返し!?ロッテ・渡辺俊介投手(29)が11日からのソフトバンク3連戦(千葉マリン)の第2戦に先発する。WBCに出場したため出番がなかった3月25、26日の開幕カードでは、宿敵が実施するキャンペーン通りに昨年プレーオフの“倍返し”を食らっただけに、WBC日本代表監督だった王貞治監督(65)に感謝の意を込めて、こちらは“恩返し”で対抗する。

開幕カードで連敗し、昨年プレーオフ第2Sで破ったソフトバンクに“倍返し”されたロッテ。倍返しの借りは4倍返し?いやサブマリンは交戦的ではなく、感謝の気持ちをテーマに揚げた。

渡辺俊
「倍返しって言われても、ウチは(シーズン)2位(通過)でしたからね。それより王監督には日本代表に選んでもらって本当に嬉しかった。恩返し?そうですね。」

ソフトバンクは今季、ロッテをターゲットにした“倍返し”キャンペーンを展開している。福岡からバレンタイン監督のいる千葉マリンにボールを打ち込む内容の映像をテレビなどで流し、チームとファンが一体となって打倒ロッテに燃えている。

実は渡辺俊も監督の後ろでチームメートと共に友情(?)出演。もっとも開幕戦で映像の通りに打ちのめされ、チームはリズムを崩して、いまだ借金2。このままではシャレにもならない。

「得意なチームはいくらでも歓迎ですが、苦手チームは作りたくないですからね」と渡辺俊も雪辱に燃える。

感謝の気持ちはあっても今はライバル。エースが恩をきっちり返すことからロッテの反撃は始まる。

◇始球式

相沢進氏(75)が13日のソフトバンク戦(千葉マリン)で始球式を務める。同氏はかつて毎日オリオンズなどでプレー。引退後の1957年に、母親の出身地であるミクロネシアに渡り、酋長となった人物。通算成績は93試合で8勝17敗。

◇調印式

ロッテが千葉大学と包括的連携協力を行うことになり、11日に同大学で調印式を行う。地域密着が目的で、今後は学生のインターンを受け入れるなど、連携していく。

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ソフトバンク&ロッテが苦戦、金メダルで出遅れ[報知]

パ・リーグは各球団がライバル5球団との対戦をひと通り終えた。開幕前、プレーオフ進出間違いなし、と思われていたロッテ、ソフトバンクがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に選手を多数、送り出した影響があったのか苦戦している。

日本のWBC優勝は、皮肉にもロッテの開幕ダッシュを阻んだ。強行日程を考慮し、久保、バーンを開幕カードに当て、柱となる清水、渡辺俊は2カード目に先発。その結果、他球団のエース級相手に“裏ローテ”で臨む構図が生まれてしまった。裏ローテ先発時は2勝6敗。小林宏もWBC後、2軍調整が続いており、井上投手コーチは「宏之がいない、という意味では(WBCの)影響はある」と話した。

ロッテの日本代表組は11月までアジアシリーズを戦い、3月にWBCを迎えた。疲労の蓄積という不安もある。本調子を欠く藤田、薮田についても、井上コーチは「最近を見ると疲れがあるのかな、とも思う」と心配する。6日のオリックス戦では里崎、西岡、今江の野手陣も途中交代させる場面があり、バレンタイン監督は「彼らは最高の状態にはなってない」と説明した。開幕直後に比べれば、打撃陣は上向き。今週のソフトバンク、西武との6連戦で、ロッテの真価が問われることになる。

一方、ソフトバンクは得点力不足が深刻。昨季は1度も4連敗以上がなかったが、5日の日本ハム戦(東京ドーム)から4連敗中で、その間に零封負けが2度ある。9日のオリックス戦(福岡ヤフードーム)も13安打しながら拙攻の連続の2点止まり。引き分けに終わった。

「今年は打てないと思っていたけど、ここまでとは思わなかった」と王監督も頭を抱えこむ。WBCの決勝戦で負傷した川崎の戦線離脱も響いたが、こちらはWBCというよりも城島、バティスタの抜けた穴が大きいようだ。また、送りバントの失敗も目立ち、目標に掲げたスモールベースボールは機能していない。

投手陣は斉藤に新垣、WBC組の杉内、和田も実力通りの力を発揮。貧打線をカバーし、何とか白星を1つ先行させている。新外国人のカラスコは期待を裏切ったが、高橋秀、寺原、田之上、倉野とローテ入り候補は豊富。現状では守り勝つ野球でしのぐ方針だ。

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選手会、146試合+プレーオフに難色[スポニチ]

日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)による労使事務折衝が10日、都内で行われ、来年からプレーオフ開催を予定するセ・リーグの試合数について、選手会側が現行の146試合にプレーオフを追加する案に難色を示した。松原事務局長は「ファンが楽しめる試合増であれば協力するが、146試合にプラスするのは難しい」と語った。また選手会側はあらためてFA資格取得期間の8年への短縮を要望。機構側は5月に12球団による改革協議会を開く方針を示した。

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選手会が「146試合維持」反対…来季セのプレーオフ案[サンスポ]

NPB(日本プロ野球組織)と労働組合日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われた。セ・リーグが来季からの「ポストシーズンゲーム」導入を前提とするレギュラーシーズン146試合の維持について、選手会が反対を表明した。「ファンの楽しみが増す試合には協力するが、146試合自体が交流戦導入による暫定的な数字」と松原事務局長は主張した。

また選手会はドラフトやFA取得期間短縮など、構造改革協議が停滞している現状の打開を要望。NPB選手関係委員会の野崎委員長(阪神球団取締役)は5月8日の実行委員会で、構造改革を集中討議する実行委員会開催を提案することを約束した。

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セのプレーオフ案に労組が否定的見解[報知]

日本プロ野球組織(NPB)と労組・日本プロ野球選手会による事務折衝が10日、東京都内で行われ、セ・リーグが来季から導入を決めたプレーオフ制度が146試合制の維持を前提としていることに関し、選手会の松原事務局長は「暫定的だと考えている。146試合プラス、プレーオフは考えていない」と否定的な見解を示唆した。

セは日本シリーズ出場権を懸けたプレーオフ制度について17日に136試合制のパ・リーグ側と協議を開始し、具体案の検討を始める。原案が固まってから選手会側との正式な調整に入る見込み。

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15日の湘南−ロッテ戦は「お菓子の日」[ニッカン]

横浜のファーム湘南は、15日に行われるイースタン・リーグのロッテ戦(横須賀スタジアム)を「お菓子の日」として実施すると発表した。午後1時プレーボール。当日、先着1000人にロッテ提供のお菓子をプレゼント。また先着1000人に抽選券を配布し、抽選で800人に「2006シーレックスマグネットスケジュール」、抽選で200人にロッテのガムをプレゼント。

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