わたしはかもめ2006年鴎の便り(4月)

便

4月11日

雨天中止もハレバレ、ボビーシメシメ、清水もホッ![夕刊フジ]

◇WBC組も裏ローテ組も疲労ピーク

雨、雨、降れ降れ、もっと降れ−の心境だろう。11日、千葉マリンでのソフトバンク戦は雨で中止。開門直前の午後4時45分に決定するや、ロッテ・バレンタイン監督の顔は明るかった?

バレンタイン監督
「今日の中止が良かったか悪かったか?そんなの分からないよ。自然の現象、コチラはどうにもできないしね。こんな雨の日が今日で最後になるわけじゃない。雨は付き物だからね。」

人知を超えた自然現象には勝てぬ−と強調した指揮官だが内心はシメシメのはず。この日は福岡向けのテレビ中継が予定されていたことから、球団サイドの中止決定は開門ギリギリとなったが、バレンタイン監督はひそかにフロント首脳へ“プッシュ”していたほど。

その理由は選手の疲労度。特に苦投モードにハマっている投手陣の再整備のためだ。

今回のソフトバンク戦には清水、渡辺俊、小野が先発する予定だったが、今回の中止を受け、「投手は全員スライドする予定」と指揮官。おかげでソフトバンク2戦には清水、渡辺俊、首位西武には小野を初戦に。最もマークする2チームに表ローテをブツけることができるからだ。

休養は実にありがたい。ロッテがWBCに送り出した8選手は“戦後”の疲労から抜け切れず。その穴を埋めるべく今春オープン戦で“代投”した加藤、バーンら裏ローテ組も疲労のピーク。復帰が待たれる小林宏も、12日のイースタン・ヤクルト戦に登板するが、右内転筋痛のリハビリで試合から遠ざかっていた“後遺症”から試合勘を取り戻すのに苦労している状態。昨季王者の低迷の理由はここにあるだけに、再整備する時間があればあるほどありがたいワケだ。

が、当事者達は大変。「スライドはスライド用に調整がある。できれば明日(12日)投げられるにこしたことはないんだけど」とは、13日にスライドする渡辺俊。それでも「調整で気をつけて欲しいことはないよ。プロなんだからね」と、指揮官の口調は厳しかった。

ページトップ

清水、珍し?スライド

ソフトバンク戦が雨天中止となり、12日は清水がスライドで先発する。昨年は1度もスライド登板経験がないが「しっかり調整したんで、大丈夫です」と自信を見せる。今季初の雨天中止になったが、今後のローテーションについてバレンタイン監督は「みんなスライド」と話した。清水については「全く経験がない訳ではない」と信頼していた。

ページトップ

ロッテがジェフ&千葉大とタッグ[デイリー]

ロッテと千葉大、サッカーのJ1千葉による包括連携協定の調印式が11日、千葉大学で行われた。今後は、千葉県のスポーツ文化の形成などに連携協力する。

連携事業の目玉になるのは、千葉大の客員教授に内定しているロッテ・バレンタイン監督と、千葉・オシム監督による討論会だ。「まだこれから話を進めていくことになるが、パネルディスカッションなんかやれたらいい。一緒に千葉を盛り上げていきたい」とロッテ・瀬戸山球団代表は話した。

バレンタイン監督は昨年、チームを率いて31年ぶりの日本一、初代アジア王者を奪取。オシム監督もタイトルに無縁と言われた千葉を、05年のナビスコ杯優勝に導いた。そんな名将同士の討論会は、盛り上がること間違いなし。ほかにも学生のインターンシップ受け入れや、一般向けの公開講座も検討中だ。

千葉大の古在学長は「昨年、千葉が(野球、サッカーで)日本一になったこともあり、この連携は学生の教育、教員の研究に大きなプラスになる」と大歓迎した。両球団がスポーツの垣根を越え、千葉を盛り上げる。

ページトップ

清水、渡辺俊スライド登板[スポニチ]

バレンタイン監督が雨を味方につける。午後4時40分に中止が決まると1、2戦目の先発予定だった清水、渡辺俊のスライドを即決。「以前もやったことはあるだろうし、同様のことをしてもらうだけ」。清水は2年ぶりのスライド登板となるが「しっかり調整できているので問題ない」とランニング、キャッチボールで汗を流し、余裕の表情だった。

ページトップ

ロッテ&ジェフが夢の『イ“チバ”ン』合体!千葉大と協定調印[サンスポ]

ロッテとサッカーのJ1千葉は11日、千葉大と地域交流のための連携協力を行う協定に調印した。具体的な事業は今後協議するが、千葉マリンスタジアムでの公開講座などを行う予定。ボビー・バレンタイン監督(55)と、イビチャ・オシム監督(64)が、タッグを組む可能性も出てきた。

地元を愛するファンにとっては、たまらないツーショットとなりそうだ。西千葉キャンパスで調印式に出席した瀬戸山球団代表は、今後のプランについてアイデアを披露した。

「ジェフと一緒に千葉を盛り上げていきたい。(両監督の)パネルディスカッションもできたらいいね」。地域密着に力を入れているロッテとJ1千葉を率いるのは、バレンタイン監督とオシム監督。ともに“名将”といわれる外国人監督2人の討論が実現したら、これはファンでなくても興味がわく。

ロッテをアジア王者に導いたバレンタイン監督はもちろん有名だが、オシム監督も昨季ナビスコ杯を制覇。これまで無冠だったチームに初タイトルをもたらした。勝てなかったチームを頂点に導いたことで、共通する部分がある。

「具体的にはこれからだが、継続的に話し合って考えていきたい」と瀬戸山代表。野球とサッカー両方のファンのためにも、両監督の“合体”を実現させて欲しい。

◇ボビーが雨天中止に苦笑い「我々にはどうにもできない」

ロッテが開幕カードで2連敗を喫したソフトバンクを本拠地に迎えた3連戦。その第1ラウンドは雨天中止となった。バレンタイン監督は「雨は自然の現象。我々にはどうにもできない」と苦笑い。12日にスライド先発することが決まった清水は「状態はバッチリ。明日がんばります」と気持ちを切り替えていた。

ページトップ

ロッテがJ1千葉と共に千葉大と連携[ニッカン]

ロッテは11日、千葉大と連携協定を結ぶ調印式を行った。同大は同時にサッカーのJ1千葉とも連携する。この日行われた調印式にはロッテ・瀬戸山隆三球団代表と、千葉・淀川隆博社長が出席。今後は大学とプロ球団が協力して、さまざまな企画を考えていく予定だ。千葉大の古在豊樹学長は「学生の教育や、教員にとっても大きなプラスになる」と話した。

ページトップ